ニッポソ人が苦手な、それも大変に苦手なものですね。
昨日、この下品な
国立公園に高級ホテル誘致へ
岸田総理 19日表明 国立公園に高級ホテル誘致へ
地方を訪れる外国人観光客を増やすため、政府は2031年までに全国、全ての国立公園で、高級リゾートホテルを誘致する事業を実施する方針を固めたことがテレビ東京の取材で分かりました。
ディスカウントジャパンのニュースをほんの少しだけ取り上げましたけど、国立公園というのはいかなる目的でそのように指定しているのか、ということを少し確認していきたいともいます。
今はですね、自然公園法というのがあるんですね。
少し見てみますと、
第一条 この法律は、優れた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図ることにより、国民の保健、休養及び教化に資するとともに、生物の多様性の確保に寄与することを目的とする。
第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
一 自然公園 国立公園、国定公園及び都道府県立自然公園をいう。
二 国立公園 我が国の風景を代表するに足りる傑出した自然の風景地(海域の景観地を含む。次章第六節及び第七十四条を除き、以下同じ。)であつて、環境大臣が第五条第一項の規定により指定するものをいう。
まず、優れた自然の風景地を保護するためなんですね。風景地ではないと駄目なんですかね。
風景地ではないと意味がないという考え方なの?ちょっとバカなんじゃないかと思いますが。しかもその利用の増進を図るって書いてますね。別にそんなに利用しなくていいですよ。ぼくらはある程度管理すべきですが、自然であれば必ずしも利用を目的とする事はないと思いますけどね。この辺の感覚がおかしいんですよ。取って付けたように生物多様性とか書いてはいますけれども。
バカ政府の悪い頭で優れた自然の風景地を利用するということになると、確かに高級リゾートになるかもしれません。何しろバカですから。
しかもおそらく高級リゾートって外資というか外国の企業がやるんでしょう。そして客の多くも外国人。さすが売国政権ですね。
まあ、これにはかなりの批判が出ていますが、これ、安倍が言い出したらここまで批判されましたかね。
岸田は何を言われてもやるでしょうけどね。忠犬ですから。
今日のテーマは公共なんですが、自然となると、公共どころかそれ以前の存在ですよね。あとに残していかなければいけないんですよ。
しかし、高級リゾートなんて誘致するとなったら、どれだけインフラを整えなければいけないんですか。それだけでそうとうの自然破壊になりますね。
自民党方面のバカたちは自然破壊なんて気にもしないんでしょうね。
高級リゾートって、私物ですよね。私有地。バカ政権は何でもこうやって日本を切り売りしていくんですよ。
そして、日本政府がどうしてここまでバカなのかという話をこれからします。
これ面白いですね(面白いとは言っていない)
民営化
75%の日本人が「公共の民営化」に賛成。逆に「国営化すべき」は9.4%で世界ワースト1位。
最大の理由は「Privatization」を「私有化」ではなく「民営化」と誤訳したことでは?
鉄道・高速道路を私有化します
電話・通信を私有化します
郵便を私有化します
保険制度を私有化します
賛成者は減るはず
グラフを見ると、アメリカとデンマークと日本が「公共の民営化」に賛成の上位3カ国。
デンマークは他の2カ国とは全く違いますね。公共の山。おそらく国民「この国には公共が多すぎる」と考えているんですね。
一方、アメリカと日本は単純にバカ。トランプに熱狂するようなバカの国ですから。
日本がどれぐらいバカかというと郵政民営化でまだ懲りていない辺りがバカなんですね。大阪は維新が好き勝手に好況を切り売りしていますけど、「改革」と言えば騙せるヒトビトがまだたくさんいるんですね。
国有化に対する異常なレベルの忌避は、反共プロパガンダが聴いているのかもしれませんね。
共産主義って、生産手段の社会化ですからね。とはいっても、そもそもそれすら知らずに、共産主義とは私有財産の否定だと思っているのが反共カルトですけど。
こういうツイートもあります。
言葉のすり替え
これ、授業で新自由主義を説明するときに必ず言う。言葉をどう「すり替える」かは現代政治/経済において非常に重要で、それらは一貫して非誠実な態度と共にある。それは実態なきイメージだけで政治経済を動かすための虚言が現代の支配と搾取の実態だからだ。言葉を取り戻し、中身を問う必要がある。
今、日本は、一般市民の税金が非常に高いんですよ。単純に税金だけではなくて、国保や年金の支払いがすごいんですね。世界で一番クラス。
一方で、法人税と所得税の累進性は日本がかつて景気が良かったころと比べて大幅に下がっています。
公共を減らすというのは、市民サービスを減らすことになるし、それは格差を生みますね。
公共を減らして来たのは「お金がかかる」という理由ですよね。じゃあ、郵政民営化でぼくらの税金は減りましたか?
行政府に納めるお金はどんどん増えています。
お金のあるところからはあまりとらないで、公共サービスは減らしているのに、一般市民の負担がすごいんですね。
これをたかまつななみたいなバカが世代間の不公平のせいにしますが、世代間の問題ではなくて上級市民と一般市民の間に横たわる格差の問題だし、そもそも長年自民党が行なってきた愚かな政治の問題です。
日本はこれ以上公共を減らすべきではないんですよね。そして、基本中の基本であるお金のあるところからたくさん取る、そういう税制に戻せばまだ少しはましになると思います。
ずっと優遇されてきたこいつ
トヨタ会長
不正に揺れるトヨタ、会長「今の日本は頑張ろうという気になれない」
一体どういう寝言ですかね。
日本の税制なんてもうずっとトヨタのために変えてきたようなものですからね。(もちろん他の大企業もあるけど)
ずっと優遇されながら、不正を行ってばれたら「やる気でない」ですか。自分の会社の在庫を大幅に削減するために下請けには負担をかけて、どれだけわがままに育ったのかと。
多くの一般市民は薄給でやってますよ。やる気でなくたってやってますよ。多くの一般市民のやる気がなくなっている原因が何を言っているのかと。
ブライアン・メイ
Queen -Liar
Queen -Keep Yourself Alive
Queen - Brighton Rock
Queen - 39
Queen - It's Late

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日本人お得意の上級国民の逆上でした。いつでもどこでもやった奴ほど被害者面しやがる。被害者になれるのは特権だもんな。
つい最近(今もか)、小池には服従するけど蓮舫怖いな人たちから、権力勾配が頭から抜けてて当を得ない蓮舫批判がネット空間を駆け巡っていました。社会の視点で考えられず世間の目線でしか感じられない人々の共通感覚なのでしょう。
本当に公共の概念がないのかと。
また「公」という字も問題あるなと。
「公共」を意味する英語の「public」は「人民」を表す「populus」というラテン語に由来する一方、日本語の「公」はそもそも「お上」の意味を持っています。
朝廷、天皇などの意味もあり、公家なんてそのまま入ってますね。
広く民衆に開かれた「public」と上位の権力を意味する「公」が果たして同じ概念を表していると言えるのか。
publicという概念でさえ日本語に表すと「上からの権力」の匂いが感じられてしまう、言葉の使い方が価値観の形成に大きく影響するというのを、言葉のすりかえという件から想起しました。
トヨタにも期間工員とか非正規、下請け、孫請けと色々あるでしょうに。かなりの人間がとりあえず今、水底に沈まないために手足を動かして水をかいているだけ、そんな状態なのに。何を頑張ろうというのか、この上何をくれとトヨタイム?
国立公園(昔郵便切手にシリーズがありましたが)、具体的国有地を貸したり売ったりするのか、また山林を伐採したり、山を崩したりするのか、補助金ジャブジャブ注入して開業後何年かは無税とかするのでしょうか。とにかく、誰でも入れる浜にプライベート・ビーチを設定しまくるようなもので、発想が堅気じゃないように見えます。誰が吹き込んだのか?
いつまでもエスタブリッシュメントはエスタブリッシュメントでいたいと。
あ、前(社長時代に)にこの会長、「どうして若者が車を買わないのだろう」とか言っていた気が。やはりポンコツでした、という結論にしかなりませんね。
>誰が吹き込んだのか?
ここに来て星野リゾートじゃないか説が浮上してきましたね。