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このネタは気が重いんですけどね、昨日、消費税を廃止すると金持ちの生活は庶民の10倍潤うという非常にマヌケなツイートを見かけたので、確認しておきたいと思います。
言うまでもないですが、そのマヌケなツイートをしたのは貧乏人でしょう。金持ちの生活を全く理解していない(笑)
消費税の影響は所得が低い人ほど大きいんですね。毎月使えるお金が少ない人ほど、でもいいです。
金持ちは、消費税の影響が少ないんですが。

基本的なこととして、金持ちはその所得に対して消費が少ないんですね。だから金持ちになる。
低所得者は今の日本だと所得のほとんどを消費に回さないといけないわけですね。だから消費税は痛いんですよ。
金持ちって、別に普通の人の10倍100倍飯を食うわけではないですからね。もちろん高級なものは食べるでしょうが。
気に入ったアーチストのCDなどを100枚購入するわけではないですからね。
普通の人の10倍100倍稼いでいる人が10倍100倍使うわけではないですからね。だったら金持ちにはなっていないと。江戸っ子みたいなものです。
だから、消費税は格差を拡げる悪い税なんですよ。

消費税の特に食べ物や生活必需品は少ない方がいいわけです。その分どうするかというと、法人税を元に戻したり、所得税の累進課税を上げればいいんですね。
あるいは分離課税。不労所得なんだから税率上げたって投資意欲が亡くなったりしませんよ。儲かった分に税をかけるという事で誰も困らないんですけど。(法人税も同様)

頭の悪い安倍の時代に、消費税を上げて法人税を下げたんですよね。そして結局は大企業に内部留保がたまりまくっただけですからね。しかも法人税は大企業にかなり優遇措置があるんですよね。しかもこれに開示請求をかけても開示しない。よほど都合が悪いんでしょうね。さらには消費戻し税という法的根拠のない非常に筋の悪い仕組みも。一般消費者からかすめ取った消費税を大企業に配っているわけですね。頭が悪いにもほどがあります。その結果、衰退を続けているわけですから、これほど愚かな話もないんですが、頭のポンコツな人達が、もっと消費税を上げろなどと言っているわけですね。
経団連とか。連合の会長もですね。頭がおかしいと思います。
消費税を下げるというのは景気が悪い時には当たり前だと思いますね。

それから二つのインフレですが(笑)、リフレ派あたりがアベノミクスをヨイショしている時には決して出てこなかったものですね。
突然湧いてきたコストプッシュインフレ。そして対をなすのが、ディマンドプルインフレですね。
コストが押し上げるインフレと、需要が牽引するインフレ。
アベノミクスを推していた人たちは、あの時「デフレ脱却」を掲げインフレをワッショイしていましたね。インフレなのに、「デフレ」とか言って、「物価上がってるだろ」というと「インフレ率が足りない」などと寝言をかましていましたが、「インフレ率が足りないから、もっとお札を刷るべきだ」なんてことも言っていたのですよ。

しかし、最近になって実際にインフレ率が上がってみんなの生活が苦しくなったら「コストプッシュインフレだ」と言い出したんですよね。
最近のインフレは、原油などの高騰に激しい円安が拍車をかけて厳しいインフレになったもので、それは間違いなくコストプッシュインフレですよ。確かにね。
では、アベノミクス当時はどうだったのでしょうか。

少し前に確認していますが、安倍君、政権返り咲きの前に「お札を無制限にすればいい」という発言をしていますね。さらには、
1ドル300円になれば
安倍・元首相、「1ドル300円になれば、あっという間に経済回復」なのに円安、値上げ地獄で2年前の発言に批判殺到
こういうのがありますね。
つまり、円をバンバン発行して思いっきり円安にすれば経済回復するというのがアベノミクスの狙い。
円をバンバン発行すれば円安になって輸出業がぼろ儲けということですよね。いや、そこまではその通りですよ。
ただし、それでは経済回復はしません。サルでもわかります。
輸入品がとにかく高値になってしまいますね。燃料、食べ物、生活必需品。
生活できません。

円安にして、その結果ものの値段が上がるというのは、どちらのインフレかというと、これはもう明らかにコストプッシュインフレです。
どう考えたってディマンドプルインフレではないです。
最初から、コストプッシュインフレなんですよ。
なんで、インフレ率が足りないだのもっとおカネをジャブジャブにしろなどと言っていたのかと。
おそらくは、おカネをジャブジャブにすればみんなが潤うと思ったのでしょうね。どうやったら潤うのかという事は考えもせずに。

自称反緊縮派は、とにかく「緊縮派」を目の敵にしていますが、そんな人、あまりいないんですよ。自民党は違いますよね。ただ一般市民にケチなだけ。防衛費はアホみたいに使っています。倍増してますけけど、文句言いませんね。財務省も同様です。財務省をラスボスみたいにいう人がいますが、自民党の意向に従っているだけの話です。
立憲にはいますね。野田佳彦。政府の財政が国民の生活よりも大事な野田佳彦。この人は財務真理教扱いしていいと思います。

問題は緊縮とか反緊縮とかの話ではなくて、自民党がやっている事が完全に間違っているということです。
自民党の反対をやれば、ほぼ間違いなく景気は良くなるでしょうね。
財政出動はタイミング次第ですね。いつでも政府の財政が重要だというようなことはありません。
コロナが始まった当時、世界中が不景気になりましたね。その時、各国はどうしたかというと、全力で国民に給付金を配ったのですよ。
日本も安倍晋三が一応、1回だけ10万円の給付金を出しましたね。これは悪くないです。
しかし、まともな国はもっと高額でしかも繰り返し給付金を出しましたが、日本はこの1回だけでした。住民税非課税世帯に少し出したりはしていますが、ほんとにケチですからね、自民党。
安倍の後のスガは何も出しませんでしたね。総理大臣に就任していきなり「自助・共助・公助」ですからね。アホの極みです。
ごくごく一部にはスガ待望論もあるようですが、まあ、利権屋さんでしょうね。

まともな国はいざという時(国民の生活が窮した時)には、きっちりと財政出動を行いますね。やらないのが日本。たらないのがスガ。
国民の生活をないがしろにして、政府の財政など意味がないのですが、スガにはわからないんですね。というか、利権にはいくらでもつぎ込みますから、そもそも国民の生活には興味がないのでしょうね。

昨日のですけど
Tverのザ世界仰天ニュース「安倍晋三氏射殺SP」が復活したんですが、
マザームーン
今しがた世界仰天ニュース「安倍晋三氏射殺SP」の地上波放送を見たのですけど、TVerには残されていない場面がありました

統一協会(旧統一教会)の関連団体である天宙平和連合(UPF)
その主催の集会に安倍晋三氏がビデオメッセージを送っている場面

Tverには【残されていない】💦

やはり、なくなっていた部分があるんですね。安倍がマザームーンを讃えていたところ。
自民党の圧力だという事が分かります。まあ、ナベツネが圧力をかけた可能性もありますけど(笑)


ビル・エヴァンズ
Miles Davis - Blue In Green
マイルス・デイヴィスの"Kind of Blue"より。もちろんピアノがビル・エヴァンス。マイルス・デイヴィスとの共作(らしい)。

"Waltz for Debby"から2曲。
Bill Evans Trio - My Foolish Heart

Bill Evans Trio - Waltz for Debby (Take 2)

Bill Evans Trio - Valse
前半は「シシリアーノ」がベースですね。

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