利権の小池

ニッポソのメディアでは蓮舫議員の出馬の声が上がったとたんに、猛烈な攻撃が起きていますね。
そして、突然必死な小池擁護。
昨日も書きましたけど、「月刊Hanada」の7月号は小池叩きなんですよね。蓮舫議員が出馬することを知らなかったから（笑）
で、その「月刊Hanada」の7月号がこの話。
既出ですが。
浅川芳裕氏
学歴詐称疑惑を否定する「カイロ大学声明」を出してくれたエルコシト学長に対し、お礼の表敬訪問をした小池百合子都知事と都職員10名に及ぶ大随行団の様子(動画はカイロ大学公式YouTube)。学長との会談で、都政と全く関係ない「カイロ大学に対する協力（＝無償援助）拡大」を表明。これまでもカイロ大学=エジプト軍閥への個人的な見返りとして、日本人の血税300億円に及ぶ教育援助の口利き役として暗躍。詳しくは

詳しくは、ここからの連ツイと。
浅川芳裕氏　連ツイ
小池氏の詐称疑惑についてカイロ大学に問い合わせれば済む話ではとの質問がくるが、そんなヤワでマトモな大学ではない。拙著『カイロ大学』読者はご存じのとおり、大学権力を完全に掌握しているのは軍部・情報部。カイロ大学は1954年、軍部に粛清され革命評議会下に置かれて以来その伝統は続いている

それで「月刊Hanada」の7月号はざっとこんな感じらしいです。
「月刊Hanada」7月号
小池百合子都知事の経歴詐称疑惑（証言と物証ー母親に送った手紙あり）は、背景にエジプトの権力構造がある。① カイロ大は軍事独裁政権支配下にあり「卒業」声明文を出した学長室の実権は治安局長にあり、② 「私のエジプトの父」ハーテム氏は副首相かつ文化・情報相だった。浅川芳裕さんの原稿から
一番上のリンクにあるように、東京都は「カイロ大学に対する協力（＝無償援助）拡大」を表明を行っているわけですね。東京都というか小池百合子というか。
自分が助けてもらった分を国民（都民）の税金で返しているわけです。弱みを握られている以上は、エジプト軍閥には逆らえませんね。

そしてこれがいわばまさに小池百合子なんですね。
2016年に、舛添要一が私的な非常にせこい事に都民の税金を使っているというので、テレビで連日騒がれましたね。そこに颯爽と（笑）登場したのが、小池百合子でした。もう毎日テレビに出ていましたね。実質的には選挙運動でしかないと思いますが、とにかく連日異常な露出でしたね。
小池劇場と呼ばれるやつ。
参議院選があったのに、そっちの報道はろくにしないで小池劇場をやっていたのがニッポソのテレビ。
税金にたかる利権屋さんたちにとって小池百合子は非常に好都合な存在なんでしょうね。「都合の良い女」という言い方は同かとは思いますが、しかし、まさにそんな感じ。
カイロ大の件もそうですし。

プロジェクションマッピングは電通のために都民のおカネをごっっそりと使っているわけで、これはメディア対策になりますからね。スシローとか古市とか谷原とか橋下とか数えきれませんが、そいつらがこぞって小池の味方。
他にもわらわらと利権案件がありますね。現在都内は再開発だらけ。もちろん反対運動も随分なものですが、その中でも神宮外苑再開発がすごい（褒めてない
国連の作業部会
神宮外苑再開発 “人権に悪影響の可能性”国連の作業部会 公表
国連にまで駄目出しされています。
しかし、いくら反対されてもゴリ押し。説明もろくにありません。都庁の記者クラブは元祖忖度クラブなので（石原慎太郎時代に確立した）、突っ込んだ質問は出てきませんけどね。だから何も詳らかにならない（笑）

何故ゴリ押しをするかって、それはもちろん利権です。
森喜朗登場
#神宮外苑再開発
秩父宮ラグビー場と神宮球場を入れ替える構想は2012年から、東京都が森元首相らとともに水面下で進めていた？！
日本共産党都議団の情報公開で明らかになった記録を元に質問。
JSCは「確認できない」と言いますが、JSCも積極的に関与してきた事実は明らかです
吉良よし子議員が国会で行なった質疑ですが、2012年に、東京都からわざわざ森喜朗に副知事が「報告」しているんですよ。猪瀬も当時副知事でしたが。石原が突然やめたのはこの年の12月ですね。このヒトビトはみな関わってるのでしょうね。
萩生田も一枚噛んでますね。腐敗が進んでいます。

森利権のみならず
三井不動産へ天下り
三井不動産　東京都幹部９人が天下り　外苑再開発　強行姿勢の陰で
神宮外苑の再開発は三井不動産が行なうのですが、そこに東京都から天下りラッシュ。
すごいですね、露骨ですね。

五輪も森喜朗案件ですよね。
招致は小池百合子ではないですけど、しょうもない暑さ対策とかくだらない企画ばかりやって、コロナも無視して、結局はゴリ押ししましたね。
田崎スシローによると成功らしいです。小池百合子の実績になっているんですね（笑）
腐敗しきったあのような五輪に貢献したなどとはあまり思われたくなさそうなものですが、あの界隈は違うんですかね。

豊洲もありましたね。「築地は守る　豊洲は生かす」とか面白いことを言ってましたが、築地は守りませんでした。多目的スタジアムだって。利権しか頭にないんでしょうね。これも三井不動産。鹿島建設もですけど。
日比谷公園の再開発も。

税金にたかっている人たちの界隈にとっては、小池百合子は実に頼もしく都合のいい都知事なんですね。だから必死ですよ。
アベ自民をヨイショしてきたコメンテーター（電通芸人というべき？）なんかも、そのおこぼれにあずかって飯を食ってきたわけですし、「ここで間違って蓮舫なんかが都知事にでもなったものならどんなことになるか」なんて思っているでしょうね。
もちろん少数与党ですから大変だと思いますし、都知事になっても彼らの攻撃は続くでしょう。それでも吉良よし子議員の国会質疑のように、怪しい人達の関りが表沙汰になれば、少しは風通しが良くなるんですけどね。
でも、腐敗ジャパンの首都ですから、どんどん腐敗していくんでしょうね。あまり考えたくないですけど。大阪同様に木を伐りまくるのでヒートアイランド現象がますますひどくなって都市部でゲリラ豪雨が頻繁に発生、そしてダムのあたりには雨が降らないというアホみたいな流れがさらに拡がるんですね。
それを「ひるおび！」あたりが、毎度毎度大騒ぎと。

しかしまあ、開発独裁国になり下がった国というのはきついですね。


6月1日は曲目が決まっています。
Mendelssohn - A Midsummer Night’s Dream

Beethoven - Violin Concerto

Chopin - Polonaise-Fantaisie