ええとまず黒川弘務がやった悪いことは賭け麻雀だけではないですからね。
彼の人物評として「本当にいい人で政治家の頼みを断れない」とか言ってる人がいたんですが、それは一番悪い検察官です。
まさに最悪ですよ。
あ、それから昨日の補足を。
「砂の女」で、「絶望に慣れてしまっていますね。その中で光明を見出そうとしている。日本ぽいかも。」と書いたんですが、ちょっと雑でしたね。
まあ、昨日も最後は端折りまくって「雑の極みで済みません」なんですが、
日本の場合、まず「砂の問題などない」がありましたね。
自然災害のようなものには「問題なくうまくやっている」ことにして
敵には「勝っている」ことにして(そもそも敵が要らないけど)、
お上の出鱈目については「受け入れる」のですよね。
まあ、完全におかしいという事ですけど。
さてそこで寿司メディアですよ。
官邸記者クラブの粗末な世界と、小学校の学級会の方がましとしか思えない国会における内閣と政府側の答弁、
「自粛」して家にいる間に初めてこれらの「凄さ」を見た人がかなり多いようですね。
とにかく凄いんですよね、あれ。
安倍君をはじめとする、無能で国民(一般市民)のことなど全くどうでもいいと思っている戦後最悪の内閣が、何故続いているかというと、記者クラブが協力しているからですね。
NHKと、読売・日テレグループ、フジサンケイグループが特に強い協力者で、毎日・TBSや朝日・テレ朝、日経、時事通信、共同通信もすごいです。
これらの「報道機関」の幹部は定期的に安倍様と食事会を行い、親睦を深めています。
世論調査で支持率が下がると、安倍様とそれらの幹部は必ず会食を行います。
よく寿司を食うので寿司メディアと呼んでいます。
するとどうでしょう。
その次の世論調査からみるみる支持率が回復していくのです。
年に1回ぐらいは、「キャップ懇」と呼ばれる懇親会もあります。
キャップ懇
欠席したのは毎日新聞だけ! 安倍総理が「キャップ懇」で官邸記者の取り込み成功
こんな感じ。これは記者クラブ全社ですよ。
このときは毎日新聞が不参加だったのですが、その後、幹部との会食では参加して、菅官房長官の会見で厳しい質問をしていた秋山信一記者も今ではすっかり官邸サイドに。
通信社は、安倍様が散歩しただけで必ずそのニュースを配信しますし、NHKに至ってはこの国は安倍様のためにあるかのような「報道」を続けていますね。
あの信じられないほど出鱈目な国会での答弁も、すさまじい神がかった編集によって安倍様が適切ば答弁を行ったかのようなNHKのニュースになっています。
黒川弘務と都の賭け麻雀で産経の2名の記者と朝日の元記者が一緒にやっていた件、おそらくああやって仲良くしているのは内部では評価されているのだろうという声があったのですが、
朝日・三輪記者
取材相手とつきあい、酒を飲み、長い時間を過ごし、信頼関係を築くことで、本音を引き出し、人柄、考え方を知る。権力の中枢で何が起きているのかを探る。政治記者のこうした努力を心から尊敬する。問題は、権力者が知られたくない事実を書くことよりも、「先に書く」ことが優先されていること。
こうなのですよ。これ、なぜか解釈が分かれていまして先(21日)の本人の前半部分は皮肉だと言う人もいるんですが、それだとあのと文「問題は、・・・」とつながらないですよね。
朝日・三輪記者
朝日の先輩が、その前半部をエクスキューズとしているんですね。
これはたぶん正しい解釈。本人はおそらくエクスキューズのつもりなのだろうと思いますよ。あとで批判するから角が立たないように、エクスキューズを入れておくと。
それこそが大問題なのですよ。そこがエクスキューズになることが。
要するに、悪くないと思っているんです。むしろ良いことだと。
取材対象と仲良くなって、「情報をもらう」ことがね。
でも実際には、「仲良くなるだけ」ですよね。
よく「~警察24時」みたいな番組がありますが、警察官頑張っている番組ですよね。
あればっかりやってたら、警察の批判できんでしょ。
仲良くなると、あれしかできないんですよ。
時々くれる餌に
賭け麻雀をやるぐらいの仲になることが新聞記者にとっては良いことだと思っていると、では女性記者はどうするの?
ってなりますよね。
そこで「枕営業」という発想になるんですよ、あほな「おっさん」は。
財務省の事務次官のセクハラ騒ぎがありましたよね、あれ結局、テレ朝の上の方に言えない(言っても対応してくれない)から週刊誌にもっていったわけですよ。
テレ朝はそういう体質だから。
報道ステーションで社会問題に真面目に切り込んでいた小川キャスターが降板して、アベマテレビだかのアホ番組で、嫌がらせとしか思えない仕事をさせらていたので彼女はテレ朝を辞めて、今はTBSのNEWS23ですよね。
ちゃんと仕事しています。なんかテレ朝は怒ったらしいですが、 バカじゃね?
現在の報ステの腑抜けぶりはものすごいですよね。
海外では、良く例として出てくるのがBBCの記者で、政治家からはコーヒー一杯ももらわないというもの。
まあ、集団で食事会をやるバカメディアは日本ぐらいです。
報道の自由度は66位でも記者の意識は世界最低れべるですよ。
海外では、圧政の下で逮捕覚悟で頑張る記者もいるのに。
ああ、大阪では維新との癒着が酷いんだけどもう時間だ。
参考ツイート。
ドイツで高校生
まともな国での話。
30日間映画チャレンジをやろうかと思っているんですが、1日目から挫折しているのです。
そのついでに、思い出した事があるので。
三島の「金閣寺」を映画化したやつを子供のころ見たんですが、これを「金閣寺」(映画)だと思い込んでいたのです。「金閣寺」(映画)はリメイクで、子供のころに見たのは「炎上」という題名のものだったのだと最近知ったのです。
これです。(全部のはない)
Enjo (1958) - fire


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