Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
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(フィクションの世界に逃げていいます)
新しいのが来てるようですね。
ケネス・ブラナー監督・主演なんだね。
出演陣も面白そうに思ったんだけど、予告編を見るとなんだかな~なのだ。

なんとアクションがあるのだ。
ポアロですよ。
どうやらポアロ自身(ケネス・ブラナー)が活発に動き回っているっぽいんだけど、彼は非肉体派でしょ。反肉体派といってもいい。
灰色の脳細胞が命なんだからね。
おそらくテレビ・シリーズ見て来た人は、抵抗あると思うんです。
それから、ポアロの髭もおかしい。あんなガサツな髭じゃないでしょ。
あれは結構念入りに手入れしているんですよ。

配役は、1974年の映画(シドニー・ルメット)と比較すればいいのかな。
ポワロ役はどっちもピンと来てないですが、前のほうがやっぱりポワロらしいかな。
殺されるギャング役は、74年版がリチャード・ウィドマークでぴったり。今回はジョニー・デップで、まあ、これ文句ないですけど出演料が高そう。
ギャングの秘書は、アンソニー・パーキンスとジョシュ・ギャッドってキャラが違いすぎてわけはわからない。
原作に近いのは歳をとらないサイコおにいさんのほうでしょうけど。本当はまだ生きてますよ、彼は。
執事役は、74がジョン・ギールグッドで、今回はデレク・ジャコビ。
2人ともシェークスピア俳優ですね。どちらも「空騒ぎ」の舞台でベネディック役をやって賞をとってますが、この人たちのそっち方面の経歴を書くと切りがないですが。まあ、とにかく凄いのだ。
80年にBBCが作った「ハムレット」でデレク・ジャコビのハムレットを見てケネス・ブラナーは俳優になることにしたらしいですが、ケネス・ブラナーの監督作には、かなりの確率で出てきますね。
ケネス・ブラナーは「空騒ぎ」を映画化して自分でベネディックをやってますが、その時は、珍しくデレク・ジャコビさんは出てません。
関係ないけど念のために映像貼っておきますね。
Much Ado About Nothing 1993
まず、映画デビューのケイト・ベッキンセール登場。
デンゼル・ワシントンとキアヌ・リーブスが兄弟なんだぜ。
つうかこれ、映像あるのがおかしい。

話がそれまくりましたが、74のアーバスノット大佐はショーン・コネリーで、今回は医者に変わっています。レスリー・オドム・Jrという人ですね。
原作はもちろん大佐です。
メアリー・デベナム役は、74がバネッサ・レッドグレープで、今季はデイジー・リドリー。
原作の年齢に近いのは今回ですかね。
バネッサ・レッドグレープさんは当時37歳だったけど、すでに風格が漂ってますからね。
ドラゴミロフ公爵夫人は、前回がウェンディ・ヒラー、今回はジュディ・デンチ。
74ではそもそもこの役をイングリッド・バーグマンにやってもらおうとしていたようなので、あとから変えた分、たぶん影が薄くなってますね。

ハードマン役は、74がコリン・ブレイクリーで、今回がウィレム・デフォーなので活躍するのかな。
ハッバード夫人は、74がローレン・バコールで、今回がミシェル・ファイファーなので、これはそっくりですね。
宣教師役、前回は目玉予定のイングリッド・バーグマンがこっちを選んだので(監督は侯爵夫人役でバーグマンがアカデミー賞をとれると思っていたらしい)、場面を付け加えて助演女優賞をとったわけですが、今回はペネロペ・クルス。


前回はこれに、ジャクリーン・ビセットがいたので、やっぱり前回のほうがいいね。(基準が謎)

そして、やっぱりテレビシリーズのほうがいいんだよね。原作に近いし。

ケネス・ブラナーのハムレットは面白いんですが、もちろん映像はないです。
Hamlet (1996) Trailer
Trailer

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