その昔、パシフィック・ホールディングス(笑)という不動産ファンド系の会社が、IRで「特別売却プロジェクトチーム」なんてものを立ち上げた時に、おいらが「今頃かよ」とか、いちいちそんな名前つけなくてええやろとか散々こきおろしましたけど、この時、不思議なコメントが付きました。
末端の者が頑張っているのに失礼ではないか、的なコメントです。
非常に不思議でね。
おいらは経営側をこきおろしていたのであって、末端で働く人なんてむしろ被害者といってもいいぐらいです。
「素」で、コメントしたのだったら実に不思議なんですよね。
でも、他でもよくありますね。
あの太平洋戦争とか。
とにかく大本営のバカッぷリは筆舌に尽くしがたいのですが、なぜか、死んでいった兵士を「英霊」とみなして、すべて美化しちゃうので、国内では、バカ本営の罪が追及されない。
それから、第1次アホ内閣の時、教科書での沖縄戦での集団自決に関する記述をかえるように文科省から「指導」があったんですよね。
日本兵から直接自決の強要があったかどうか係争中だということで。
で、おいらは、日本軍が沖縄の人を追い込んだことにはかわりはないのだから、記述は変えなくていいだろ的なトピを立てたら、
「なんで末端の兵隊のせいにするんだ」という超不思議ないちゃもんをつけてきたのがいましてね。
「日本軍」と書いているのに、バカウヨには「日本兵」と読めるらしくて。(当時はバカウヨと呼んでました)
とにかくヘッドクォーターがバカな決定をしたことについて責めると、末端のせいにするなということになるんですね。
末端の人は頑張ったとか、そんなんで。
英霊のおかげで、バカな決定をしたやつは責任取らないで済むという不思議の国ニッポン。


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