もずの独り言・goo版

半蔵ともず、gooでも独り言です。『もずの独り言』はこれからも戦い続けます。

【みんな生きている】海外口座編

2010-07-29 19:02:22 | 日記
《ルクセンブルク政府、北朝鮮口座の徹底監視を決める》

ルクセンブルク政府が北朝鮮による海外口座を利用したマネーロンダリング(資金洗浄)等、違法行為を徹底的に監視する方針を決めたことをアメリカの自由アジア放送(RFA)が7月28日に報じた。
ルクセンブルク財務省の報道官はRFAに対し

「国連とアメリカの対北朝鮮制裁にともない、北朝鮮が海外口座を通じて行う違法行為に徹底的に注目している。問題が明らかになれば適切な司法措置を取る方針だ」

と述べた。また、

「ルクセンブルク政府は海外口座を利用したマネーロンダリング等の違法行為を処罰出来るよう、国際法規に則り国内法を定期的に改正している。違法行為の種類や規模によって様々な法的措置が準備されている」

と強調した。
イギリスの日刊紙『テレグラフ』は今年3月、

「金正日(キム・ジョンイル)総書記が海外逃亡等の緊急事態に備え、スイスの銀行に預けていた40億ドル(約3,500億円)規模の秘密資金をルクセンブルクの銀行に移した」

と報じた。だが、ルクセンブルク首相府は当時「北朝鮮の金融資産についての手がかりは把握していない。事実関係の調査も不要」との立場を表明していた。
一方、北朝鮮向けラジオ放送・開かれた北朝鮮放送は7月28日、北朝鮮内部の消息筋の話を引用し

「駐スイス大使を務めていた李哲(リ・チョル)氏が今年3月に北朝鮮に帰国した理由は、金総書記の三男・ジョンウン氏に金総書記の海外秘密資金を段階的に移管するための措置」

と報じた。



※北朝鮮のマネーロンダリングについては
【みんな生きている】
北朝鮮資金洗浄編
(au版、ライブドア版、goo版・2009年11月15日掲載)
【みんな生きている】
古屋圭司編
(5月18日掲載)
【みんな生きている】
金融制裁編
(7月28日掲載)
【みんな生きている】
金総書記秘密資金編
(7月28日掲載)
も合わせてご覧下さい。
また、李哲氏については
【みんな生きている】
ウラン濃縮編
(au版、ライブドア版・2009年9月5日掲載)
【みんな生きている】
李哲編
(3月20日掲載)
も合わせてご覧下さい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【みんな生きている】ミサイル販売編

2010-07-29 15:07:39 | 日記
《北朝鮮、アフガニスタン反政府勢力にミサイル販売》

北朝鮮が2005年11月、アフガニスタンの反政府勢力にミサイルを販売したことを記録したアメリカ情報機関の報告書が公開された。この種の内容が公開されるのは今回が初めてだ。
当時、北朝鮮は6ヶ国協議を通じてアメリカと核交渉を行なっていたが、その一方でアフガニスタンの反政府勢力を支援していたことが最終的に確認された場合、今後の対北朝鮮政策に影響が及ぶのは避けられないものと見られる。
アメリカの『ワシントン・ポスト』紙は7月26日、

「機密情報暴露ウェブサイト・ウィキリークスが公開した9万件以上のアフガニスタン戦争関連文書の中に、アフガニスタン反政府勢力実力者グルブディン・ヘクマティアル氏(ヘズブ・イスラミ党指導者)とアルカイダのアミン博士が北朝鮮から地対空ミサイルを購入したことについて記載されていた」

と報じた。
この報告書にはさらに、2005年11月19日にヘクマティアル氏とアミン博士がイランを経て北朝鮮に向かい、12月3日にアフガニスタンのヘルマンド州に戻ったことも記録されている。
報告書によると、2人は北朝鮮滞在中にアメリカ軍と同盟軍の航空機を撃墜するのに使用する遠隔操縦ロケットの購入契約を結んだという。
北朝鮮で購入契約が結ばれたミサイルは2006年初めに船積みされる予定だったが、具体的な契約条件や日時は記載されていなかった。
この契約から18ヶ月後の2007年、アフガニスタンのヘルマンド川近くでアメリカ軍のCH-47ヘリ1機がミサイル攻撃を受けて撃墜されている。
報告書によると、このヘリは携帯用の地対空ミサイルによって撃墜されたものと推定されるという。



※北朝鮮製の武器が今日もどこかで誰かを不幸にする。

北朝鮮製武器については
【みんな生きている】
兵器秘密取引編
(au版、ライブドア版、goo版・2009年12月4日掲載)
【みんな生きている】
貨物ロンダリング編
(2月5日掲載)
【みんな生きている】
武器輸出・密売編
(3月10日掲載)
も合わせてご覧下さい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする