もずの独り言・goo版

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【みんな生きている】対北朝鮮輸出規制編

2010-07-04 06:44:47 | 日記
《対北朝鮮贅沢品輸出規制の中身》

北朝鮮による2回の核実験に対する制裁のため断行された国連安全保障理事会(安保理)の対北朝鮮制裁決議第1718号・第1874号によってアメリカと欧州連合(EU)が2006年から北朝鮮に対する輸出禁止品目に指定した贅沢品が、より具体的かつ広範囲になっていることがわかった。
国連安保理で対北朝鮮制裁の実務を担当する「7人専門家調査団」がこのほど作成した対北朝鮮制裁履行関連報告書によると、国連加盟国は様々な分野で「対北朝鮮輸出禁止贅沢品リスト」を作成して履行しているという。
EUは珍しく純血種の馬を輸出禁止にしている。また、金正日(キム・ジョンイル)総書記の好物といわれているキャビアやトリュフ、高級ワインも北朝鮮への輸出が禁止されている。
ニュージーランドは蜂蜜、ロシアはコニャック、日本は牛肉とまぐろ、オーストラリアはロブスター等を輸出禁止にしている。
アメリカの輸出禁止品目は特に宝石類に関して金・銀・ダイアモンド・サファイア・ルビー・エメラルド等を具体的に明示している。電子製品も液晶テレビ・DVDプレーヤー・携帯情報端末(PDA)・個人用デジタルオーディオプレーヤー等が含まれている。
この他、切手等もアメリカをはじめ各国が輸出禁止の贅沢品に含めた。たばこ・香水・高級衣類も多くの国が北朝鮮へ流通出来ないようにした。
また、高級ピアノと豪華ヨットが輸出禁止品目に含まれた結果、北朝鮮にこれらの製品の輸入を断念させる成果を挙げたことがわかった。国連安保理の調査団によると、駐墺北朝鮮大使館は2007年に16万ユーロ(約1,760万円)相当のスタンウェイ製高級ピアノを輸入しようとして摘発・押収された。
また2009年には北朝鮮が2隻の豪華ヨットを輸入しようとしたが、イタリア税関によって阻止された。
国連安保理は2006年の対北朝鮮制裁決議第1718号の採択を受け、高価な贅沢品が北朝鮮の幹部層の手に入ることを防ぐ条項を設けた。
国連安保理の調査団は2006年の対北朝鮮制裁決議の採択後、国連加盟国が「輸出制限の贅沢品の範囲を決めて欲しい」と要請したため、「加盟国の責任で決定するものの、北朝鮮の一般住民に対し被害が及ばないようにしなければならない」と明示した。



※人道支援以外は、全部止めてしまうのが一番いいんだ。

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