今日も遠足日和。
たくさんの子供たちが遊びに来ていました。
丘を登りながら…鹿糞清掃をしています。
のんびりしているように見えますでしょう?
…とんでもない!
就労訓練として、パートナーとの声掛けはもちろんのこと、行く先の目印を相手に分かるように説明してからじゃないと出発できません。
スタッフいずみの声かけが続きます。
メンバー:「あの木の、こっち側」
いずみ:「あの木、というのはどの木のことでしょうか?具体的に教えてください。」
メンバー:「3本ある木の、こっち側」
いずみ:「どこから数えて3本ですか?何か他の目印はありませんか?」
…………
メンバー:「この(と指さしして、)花壇から数えて4つ目の花壇の右横に3本木があります。その3本目の木と外灯の間を目指いて進みます。」
「はい、わかりました!」
もちろん、作業スピードが求められている時は違う進め方を考えます。
話し言葉がどうしても苦手な人にはまた違う方法を考えます。
でも何よりチャレンジ。
今日は「声を出す」「相手にわかるように伝える」がテーマ。
2人とも、後半はとてもわかりやすく伝え合っていましたよ!
そして、ちょっと咳き込むメンバーに対して「大丈夫ですか?」と自然に気遣う言葉かけをするメンバー。
とても良いことですね。
お疲れ様でした~。
いずみまさこ
追記:ななかまどの赤い実が綺麗です
声かけする相手も変わるし、相手が置かれている状況も、体調も毎日違いますし、自分の状況や体調も毎日違います。
「相手を思いやりながら、伝わるように伝えること」に、ゴールは無いかなと思っています。その時にきちんと伝わることは、とりあえずのゴールではあるけれど、もっとわかりやすく、もっと的確に、もっと早く…と、キリがないのも事実。
それを諦めないことです。
私は、YSDさんの一生懸命さや思いを伝えようとする言葉の数々はとても良いと思います。でもきっと、状況によっては丁寧さよりも手早さやスピードを求められる場面もあるだろうし、両方がもっともっと大事、と言われるかもしれません。
エネルギーためて、チャレンジして、失敗もして、またエネルギーためてチャレンジし続けましょう!
でも言葉で説明する難しさいまだに克服できずにいます。