青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

慣れと経験、そして気づき ~店長の言葉から学んだこと~

2015年10月09日 | 就労訓練

先日、訓練中のメンバーのところに母校の先生が尋ねていらっしゃいました。

丁度その日は北海道サンキさんでの実習。

先生方も、サンキの実習に参加しているメンバーを見るのは初めて。

 

 

 

 

 

 

 

(※注:写真は2015年10月9日実習時の様子です。先生方がいらっしゃった日は10月2日。写真を撮りそびれておりました。)

 

 

店長にご挨拶申し上げ、しばし実習の様子を伺いました。

「問題なくやっていますよ。」

「わからないことはちゃんと聞いてくれるので大丈夫ですよ。」

…店長や従業員のみなさまから温かい言葉をかけていただきました。

 

同時に私としては、頑張っている本人もさることながら…従業員みなさんが指示だしの時に見本として実際にやってみせてくれたり、口頭指示をゆっくり話して下さる等 配慮があってのことだとわかっているので、そこは補足。

 

また、現在まだ課題であるお客様への挨拶の声について店長に聞くと、こんなお答えが。

「それは、慣れだから、やっていれば身についていきますよ。自分では声を出しているつもりでもお客様と接しているうちに『あ、この声ではお客様に届いていないんだ』と気付いていきます。そうなって初めて、『もっと大きな声』と意識していきます。」と。

 

「慣れる」ということは、ただただ回数を重ねていくという意味ではありませんでした。

「声を出すこと」に慣れるのは確か。そのこともなめらかに挨拶ができるようになるコツです。

 

でも、その後の言葉

「お客様と接しているうちに、『この声ではお客様に届いていないんだ』と気づく」

実際の現場で実習させていただいているからこそ経験できることです。

 

もちろん、お客さまにご迷惑をおかけするわけにはいきません。

お店にご迷惑をおかけするわけにもいきません。

 

しかしながら実習では、メンバーが問い合わせを受けた際は従業員の方に引き継ぎます。

ということは、そのお客様とのやりとりについては責任を負っていただいているわけで…。

 

「もっと大きな声が出せるようになるといいね。」

終了時のふりかえりで、助言および指導を受けることもあります。

 

現場で実習できることのメリットを最大限に活かして…今後も取り組んでいきましょう!!

いずみまさこ

コメント (2)
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