信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

2021晩夏・北アルプス漫遊記 ~11.エピローグ~

2021年09月09日 | 北アルプス(北部)




お早うございます、信です。
今週に入って、ようやくコロナ新規陽性者が減少傾向です。

なぜ減少に転じたのか? どこの誰も明確な回答をしてくれません。
人の流動が激減した訳でもないし、政府が何らかの効果的な策を取った訳でもありません。

お盆休みで首都圏のコロナが全国にバラまかれ、また首都圏に戻って発症。
結局、意識の低い人たちが、皆コロナにかかり自宅待機・入院待ち行列に入った?

防疫意識の高い人が「新しい生活様式」の徹底で、これ以上の広がりを抑止している。
また年寄りのワクチン接種組が、ウィルスの拡散の輪を断ち切っている・・そんなことでしょうか。


さて長きに渡ってお送りした、2021晩夏の北アルプス漫遊記も今日で完結です。
チマチマ絵を載せて書き綴ってきましたが、いよいよネタ切れです。

白馬乗鞍岳の安山岩の急坂を下って、ようやく天狗原の木道に入ります


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雨で岩が滑って、何度か足を滑らせて痛い目に遭いました。






雨で濡れて木道もツルツルに滑ります。
風吹大池への分岐です


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雨が上がったばかりの天狗原です


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こういう朝は、お花を愛でるのが一番


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セリ科のハクサンボウフウか


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今が旬の岩菖蒲(イワショウブ)
白から紅へと、昇華するような美しさで、大好きな花です


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一日中でも見ていられそうです


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ワタスゲが混じり、紅い実がなっています


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振り向けば白馬乗鞍岳


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草紅葉も進んだような気がします


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沿道に七竈(ナナカマド)


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Wikiでは「大変燃えにくく、7度竃(かまど)にくべても燃え残る」ということからナナカマドと云われるとか
でも実はナナカマドの木炭は火力が強く、これを作るには7日間炭焼きのかまどに入れておく必要があったため「七日かまど」と云われた。とも。





雨の雫を残して


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とても綺麗でした


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月曜日で誰もいない静かな天狗原
ベンチでしばらく休みます


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草紅葉が良い色になっていました


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白馬岳神社に無事帰還のお礼の参拝


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栂池高原に降りていきます


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また雨が降ってきました


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暗い雲にギザギザの戸隠山


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白馬の街は晴れているか


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ずっと雨でカメラは出せないまま
栂池自然園に戻りました


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大きなシシウド


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色づいた木々


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AM 8:55 ロープウェイ駅です


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AM 8:30の始発にゆっくり間に合うと思ったら、雨に濡れて滑る石に手こずって
随分と時間がかかりました。






下りのロープウェイから。正面の三角が白馬乗鞍岳です


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ゴンドラ駅までの道


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早起きのウメバチソウ


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ノリウツギでしょうか


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これは? オタカラコウかと思いましたが葉の形が違います。
キオンでしたね(はりさんに教えて頂きました)


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見ためはハクサンボウフウですが


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アサギマダラがやってきました


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いったいどこから旅してきたものか


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ゴンドラは暗かったですが


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白馬の街に降りたら、良いお天気になっていました。

栂池ゴンドラ駅のベンチで濡れたものを干して

日帰り温泉の場所が分からず、そのまま長野行きのバスに乗りました。

ゆっくり探して、お風呂に浸かってから帰るべきだったと少し悔いています。
 

 撮影日: 8月30日
 撮影場所:天狗原から栂池自然園


それでは皆様、ご機嫌よう。








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6 コメント

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Unknown (はりさん)
2021-09-09 08:37:18
おはようございます。
北アルプス漫遊記をしっかりと楽しませていただきました。
とくに白馬大池から白馬岳の道は圧巻でした。
私も晴れた日にあの道をもう一度歩いてみたいと思いました。
最終日は雨になりましたが本命が晴天でよかったですね。
今年は晴天が三日続くことは無かったのではないでしょうか。
最後にアサギマダラにも会えてラッキーでしたね。
花音痴の私が言うのも僭越ですが29番はキオンでは?
(立山の花を調べていた時に似た花がありました。)
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アサギマダラ ()
2021-09-09 08:48:51
はりさん>

お早うございます。
もうネタが尽きてしまいました。
次はシルバーウィークですが、休みは申請していますが行き先が決まりません。
雲ノ平、水晶岳が候補ですが、高瀬ダム・新穂高・折立、どちらから入るかで悩んでいます。
人気の山域なので、キャンプ場も混雑必至のようです。
小蓮華山から白馬岳の稜線、楽しんで頂けて私も嬉しいです。
来年以降は白馬三山周回で鑓温泉も楽しめるようになれば最高です。
この時期、栂池自然園には沢山アサギマダラが舞い降りるようです。
丁度、南下の休み場所で良い地点なのでしょう。

キオン!まさしくそうでした。
オタカラコウかと思いましたが、葉っぱの形がまったく違いました。
胸のつかえがスッキリ降りたようです。
有難うございます、早速本分も修正しましょう。
コメント有難うございます。
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Unknown (錫杖)
2021-09-09 14:23:43
わたしもはりさんと同じ思いです。

コロナ禍にあって、どうも重い腰が上がらない行動心理 その中でもアルプスにこの夏も行ってみたいという気持ちは皆が持っています。 それでも腰が上がらない。

 信さんの白馬紀行はほんとに読者にむけて元気と感動を与えていただきました。 金メダルです。

 鑓温泉で一泊するのが今のところコロナが収束した時の「私の夢」。
 
 はりさん タカヤンさん また4人でお茶したいですね 
 琵琶湖湖畔でのお茶が懐かしいです。
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ワクチン接種 ()
2021-09-09 15:17:31
錫杖師匠>

こんにちは。
いやいや我々はワクチン接種が終わりましたから、それは随分と違うでしょう。
錫杖さんも早くワクチンを打って、とりあえずは体内を武装して下さい。
ただブレークスルー感染もありますから、体内抗体濃度測定をどうするか、早く次の対策として明確化してほしいですね。

そう白馬鑓温泉の再開、やはり小屋が立っていないと
登山道がどうなのか、まったく分かりませんから、来年こそはの期待が大きいです。
若い人が山に戻って来ないと山小屋の元気が戻って来ないでしょう。
訪問者100万人超え記念がありますので、また時期を見てお願いするかも知れません。
その時はまた、よろしくお願いします。
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Unknown (takayan)
2021-09-09 16:30:40
こんにちは。
最後は雨の中での下山となりましたね。
でも雨のおかげで、可愛い花たちがより以上に綺麗に見えますね。
岩菖蒲(イワショウブ)の白い花に混じって赤い実をつける姿が可愛いです。
ナナカマドの名のいわれが面白いですね。
もうすぐ全体が真っ赤な秋色に変わるのですね。
15番の草紅葉が綺麗です。
ロープがなければもっと良かったです(笑)
雨降りでは撮影しながらの下山は無理ですね。
歩きにくい登山道の下山、お疲れ様でした。

シシウドの写りが見事です。
29番のキオンも可愛いですね。
先日の伊吹山ではキオンの花は終わってました。
アサギマダラに出会えたのはラッキーでしたね。
淡いブルーの浅葱色が本当に綺麗です。
この後も南西諸島へ向けて、長い旅を続けるのでしょうね。
晩夏の北アルプス漫遊記、毎日素晴らしい写真を楽しませてもらいました。
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岩菖蒲 ()
2021-09-09 16:39:51
takayan師匠>

こんにちは。
やはりこの山との相性が悪いのか、雨の中での下山となりました。
天狗原は岩菖蒲とワタスゲが多く、無数に白い点々が続き、これも幻想的でした。
ナナカマドも間もなく見ごろを迎えます。
ちょうど秋の紅葉への衣替えの途中で、一番綺麗な時期かも知れません。

キオンの花は、はりさんに教えてもらいましたが
シシウドやゴマナが沢山咲いていました。
あまり四葉鵯はないのですが、栂池高原は南へ渡るアサギマダラが多く飛来するようです。
今度はシルバーウィークの後ですね。
コメント有難うございます。
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