ウラジオストク市内で最も品揃えのよいお土産物店の壁に写真のような旧ソ連時代の政府機関の紋章やポスターが壁一面に貼られていました。中でも右下のソ連のブレジネフ書記長と旧東独のホーネッカー書記長の熱烈な接吻のポスターは目を引きます(小さくて見えにくくて恐縮です)。この写真を元に作成された戯画がベルリンの壁に描かれたことは有名です。 . . . 本文を読む
昨日ご紹介した潜水艦の展示の横、戦没者の碑の壁の正面に、戦没者を祈念する「永遠の火」が燃えています。当地では、よく新婚のカップルがこの火の前で結婚の誓いをしている光景を見ることができます。 . . . 本文を読む
上の写真は、昨日ご紹介した第二次世界大戦メモリアルパークにある、旧ソ連海軍の潜水艦C-56です。潜水艦自体が博物館になっていて中に入れます。中は狭いです。閉所恐怖症の人には耐えがたい狭さでしょう。下の写真は魚雷発射室です。本物の魚雷が向かって右側に設置されています。
驚いたのは、この潜水艦がロシア西部で建造されて、シベリア鉄道でウラジオストクに運ばれたという話です。実に9,000キロ以上を陸 . . . 本文を読む
久しぶりにウラジオストク・レポートの続きです。ロシア太平洋艦隊本部の近くに、第二次世界大戦時の旧ソ連の戦死者のメモリアルパークががあります。旧ソ連の戦死者数は民間人の死者も含めると実に2400万人を超えるという説もあるそうです。この数字は日本の軍民の戦没者約310万人と比べると、いかに大きな数字かということが分かります。旧ソ連が、これほどの犠牲を出すことになった理由は、ドイツが独ソ不可侵条約を破 . . . 本文を読む