○○の社会的費用 2014年10月03日 | 時事 経済学者の宇沢弘文氏が、去る9月18日に86歳で逝去されました。宇沢氏はシカゴ大学、東京大学で教鞭を執り、成田空港問題や水俣病問題にも取り組まれ、日本人で最もノーベル経済学賞を受賞しそうな人と言われていましたが、私などが真っ先に思い浮かぶのが『自動車の社会的費用』(岩波新書 1974年初版 上の写真)です。既に40年前に初版が出た本ですが、今日に至るまでおそらく30刷以上版を重ねているのではない . . . 本文を読む