日本の原風景としての庄園 2014年01月27日 | 読書・映画 昨日ご紹介した「中世的世界の形成」は、日本における庄園(荘園とも記述)の歴史を紐解いた歴史書です。庄園は奈良時代に農地拡大のため、農民が開拓した農地の私有を認めたことから始まったとされています。私営の農場のことですね。この庄園を守るために都の有力貴族や寺院に寄進し名目上の所有者になってもらうかわりに、貴族・寺院の保護を得るということが盛んになり、所有権がどんどん錯綜していきます。また自分が開拓し . . . 本文を読む