チャックと豆の記

50代サラリーマンの考えていること、直面していること

大分2-0清水 ナビスコ杯

2008-11-01 21:40:12 | フットボールのこと
大分が勝ちました。

予想は1-0で大分だったけど、結果は同じ。

大分のようなプロビンチャのクラブが優勝することは、今後Jリーグが発展していく上でも、他の弱小クラブに希望の光を与えました。

フットボールは、つくづくチームが機能するかどうかで勝敗が決まるのだと思います。大分というチームは、特にそう感じさせる。

毎年のように、優秀な選手がチームを去りますが、そんな影響が微塵もない(ように見える)。実際は、相当大変だと思いますが、チームのビジョンが明確で、全員がそれに向けて力を合わせているというのが、傍目にもよくわかります。

これまで優勝は、Jリーグの創設期又はその翌々年くらいまでに加入したチームに限られていました。これらのチームが第一世代としますと(勝手にそうしますと)、大分のような、J2から這い上がってきたチームが優勝するというのは、新しい扉を開ける出来事です。

今、J2の下位にいても、JFLであっても、数年後には優勝争いするチームになれる。
地方のクラブ同士でも、国立を満員にできる。そんな夢を描くことができます。

でもいい試合でした。

清水は、いいチームですが、若い選手が多いせいか、詰めが甘い気がします。
(若くてもしっかりしている選手もいるのですが)
一つ一つのプレーが、「もう一息行けるだろう」という感じがするのです。
ツボにはまったときは強いのに、なかなか勝てないのは、そんなところに理由がある気がするのです。
タイトルを取るのは、少し時間がかかる気がします。

大分は、これからが大変です。
優勝したことで、他チームのマークは厳しくなります。
また、優秀な選手はオフには狙われるでしょう。優勝したことによるサラリーアップもどれだけ期待できるか。プロビンチャならではの悩みが山積します。

九州発のタイトルですが、福岡県とか長崎県の人とかは、結構複雑?
意見を聞いてみたいものです。