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チャックと豆の記

50代サラリーマンの考えていること、直面していること

My Way

2011-11-21 22:54:59 | 本・音楽・映画のこと
今、頻繁にシドのマイウエイがCMで流れていますね。

高校生でピストルズを知った私には、何だかシドまで一般化されてしまったようで少し寂しい気がしています。

パンクはファッション化してはいけないと思う。


パンクはスタイルなんだと思うんだよな。


シド・アンド・ナンシー観たくなってきた。

あの映画はよくできていると思いました。

二人の破戒振りが凄い。


最後なんて、あ~というか、は~というか。

そんな嘆息しかでないけれど、映画に幻滅したわけではなく、その映し出した対象の無念さというか、残酷さというか、拙さというか、そういものに出るのですね。

ですから、映画はそれを見事に描き切っている。


最近、頭の中でよくかかるんですよね。

Holidays in the sun


歩くしかないんだ。

そして、別れる時にはEMIがかかることでしょう。

あの日にドライブ 光文社文庫

2011-11-21 22:47:50 | 本・音楽・映画のこと
まだ読み終えてませんが、買って二日目で随分読み進みました。

主人公の置かれた立場が、少し先の自分のような気がして、とてもつらかった出だしだったのですが、荻原浩さんの作品は、いつもスムーズに次の場面に移らせてくれます。

本当に自分がタクシードライバーになったような、それくらい情景が頭の中に浮かんできて、でも、昔の恋人は靄がかかったようで、この描写の使い分けは唸らされます。

女性には、あまり向かないテーマかなと思いますが、世のお父さんは、こんな風にがんばっているという所を垣間見ることができる作品だと思います。

最後は、どうなっちゃうんだろうな~。

○○座 WAVE出版

2011-11-13 18:40:49 | 本・音楽・映画のこと
12星座それぞれが一冊の本として出版されています。

※○○としたのは、そのためです。


ネガティブなことは書いてないという触れ込みだったので、疲れた私にはうってつけと思い買ってみました。

当たっている...。

心理分析でもされてしまったのではないかと思ったくらいです。

興味のあるもの、心地好い場所、好きな色、等々。


それで、チャッコの分も買って、読んでみたら、やっぱり当たっているな~と思わせる内容。

退屈しのぎや頭を休めたい時におすすめ。

家日和 集英社文庫

2011-10-04 00:22:23 | 本・音楽・映画のこと
奥田英朗さんの作品は、日常が目の前にあるような錯覚を起こすほど、すんなりと脳内に入ってくる。

イン・ザ・プールが初めて読んだ作品ですが、病んだ患者の日常がリアルなんだけど、とぼけた登場人物で中和され、面白い作品でした。

今回は短編集ですが、こんな人たち、隣のマンションにいそう~って感じですね。

読者に、最後から先を委ねるような終わり方は、好みが分かれるかもしれません。
でも、そんな劇的でないのが、日常なのだから、そういう感覚も含めての作品なのでしょう。

お薦め。