記念日・年中行事
○姉の日
漫画家で姉妹型研究家の畑田国男が1992(平成4)年に提唱。
「妹の日」の3ヶ月後であることと、この日が祝日の聖ニコラウスにまつわる三姉妹伝説から。
○音の日
音楽、オーディオ、レコードなど「音」の文化について多くの人々に認識を深めてもらうために、日本オーディオ協会が日本レコード協会、日本音楽スタジオ協会などと協調して1994年に12月6日を「音の日」と定めた。毎年この日に記念行事を行っている。
12月6日はトーマス・エジソンが1877年に世界で初めて蓄音機「フォノグラフ」を発明した日であり、まさにオーディオの誕生日ということになる。
1996年以降は「音の日」にちなみ、音を通じて文化や生活に貢献した人を「音の匠」として顕彰している。また2006年からは12月6日の前後約2週間の「旬間(12月1日~15日前後)」を「期待する音の探求・視聴体験旬間」として、会員各社と協力しキャンペーンを展開している。
○シンフォニー記念日
1914(大正3)年のこの日、ベルリンから帰国した山田耕筰が、初の日本人の作曲による交響曲『勝鬨と平和』を発表した。
交響曲(シンフォニー)とは、ギリシャ語のシン(共に)、フォニー(響き)から由来しており、オーケストラ(管弦楽団)で演奏される、ソナタ形式を含む複数の楽章から構成されている曲のことである。
シンフォニーの基本的な構成は、ソナタ形式の第一楽章から始まり、第二楽章の歌謡形式でゆったりとしたテンポになり、第三楽章の舞曲形式(メヌエット)で軽快に、そして第四楽章のロンド形式で盛大に終わる。このようなシンフォニーは、古典派の時代にハイドンが確立し、その後、モーツァルトからベートーヴェンに至って完成する。
しかし、ロマン派時代に入ると、独自の手法を取り入れるなど様々な変化が加えられた。現在では、殆ど自由な構成でシンフォニーが作曲されている。
○ラジオアイソトープの日
ラジオアイソトープの製造にも使われるサイクロトロンを開発した仁科芳雄博士の1890年の誕生日。
ラジオアイソトープとは放射性同位体(元素)のことで、医療・農業・工業等幅広い分野で利用されている。
同じ元素で中性子の数が違う核種の関係を同位体と呼ぶ。同位体は安定なものと不安定なものがあり、不安定なものは時間とともに放射性崩壊して放射線を発する。崩壊する確率は放射性同位体によって異なる崩壊定数に比例し、崩壊定数が大きいほど高い確率で崩壊する。これが放射性同位体である。放射性同位体の例としては、水素3、炭素14、カリウム40、ヨウ素131、プルトニウム239などがあげられる。
□聖ニコラウスの祝日
聖ニコラウスは子供・結婚前の若い女性・商人・質屋・薬剤師・ロシアの守護聖人で、サンタクロースのモデルと言われている。
オーストリア・オランダ・ベルギー・スイス等では、この日に子供たちにプレゼントを贈る。
※黄門忌
「水戸黄門」で知られる水戸藩主・徳川光圀の元禄13(1700)年の忌日。
○ 【空手道】全日本空手道選手権大会(東京都千代田区・日本武道館他、12月6・7日)
全日本から手連盟は毎年12月第2土・日曜日に日本武道館などで開催している。競技は男女別の組手競技の個人団体と個人形競技の計6種目が行われ、空手道日本一を決める大会である。
○科学館天体観望会(北海道札幌市・青少年科学館)
科学館のバス専用駐車場で、天体観望会を行う。
天体望遠鏡から星を見る。天文指導員が星座のたどり方なども教える。
主な観望対象は月・秋から冬の星座の星。
暖かい服装で、直接科学館バス専用駐車場へ。
※悪天候の場合は中止となる。当日18:00以降、科学館天文係(892-5004)に問い合わせを。
□第154回関東の奇祭古河提灯竿もみまつり(茨城県古河[こが]市・古河駅西口おまつり特設会場)
江戸時代、古河藩領だった野木明神が、未明に帰社する際の寒さをしのぐために身体をもみ合ったのが始まりでその名も「おかえり」であった。
20m近い竹竿の先につけた提灯の灯を消そうと激しくもみ合う勇壮なまつりは、関東の奇祭ともいわれる。太鼓や伝統芸能の競演もある。
パレード開始は16時15分、竿もみは20時40分まで。
https://www.youtube.com/watch?v=YTmCN_RCKAg
○桜ヶ丘公園「どんぐり祭り」(東京都多摩市・桜ヶ丘公園、10:00~12:00※少雨決行※当日自由参加)
多摩丘陵にある桜ヶ丘公園は、クヌギやコナラを主とした雑木林があり、四季折々の表情も豊かで自然観察や散策に多くの人が訪れる。青空の下で紅葉に染まる園内を散策しながら、毎年恒例の「どんぐり祭り」を開催。楽しい一日を過ごそう。
○小山田緑地「晩秋の小山田緑地を歩こう」(東京都町田市・小山田緑地、9:30~14:30※少雨決行※定員60名〈多数の場合は抽選〉)
小山田緑地は町田市北西部の多摩丘陵の一角にあり、ここは山村風景が随所に残り、里山の懐かしい風景に出会える場所。コナラやクヌギの黄葉やヤマザクラの紅葉などに彩られた晩秋の小山田緑地を散策しながら、里山の季節の移り変わりを感じてみよう。
○Art Rink in 横浜赤レンガ倉庫「Narrative」(神奈川県横浜市・横浜赤レンガ倉庫イベント広場、2014年12月6日~2015年2月22日、平日13:00~22:00、土日祝11:00~22:00
※クリスマス、年末年始は特別営業有り)
横浜赤レンガ倉庫の冬といえば「アートリンク」。アートとアイススケートが同時に楽しめるアートリンクは今年で10回目を迎える。アートリンクは、コンテンポラリーアートをより身近に感じられる「参加し、体験できる」アートイベントとして、スケートリンク全体をキャンバスに毎回異なるアーティストによって幻想的な空間を演出。今年はアーティストの皆川俊平さんを迎え「Narrative(ナラティブ)」をテーマに彩る。都会の夜空の下でのスケートは、ここならでは。ロマンチックなヨコハマの夜景とアートリンクを心ゆくまで楽しもう。
□秋葉山火防祭[あきばさんひぶせまつり](神奈川県小田原市・量覚院)
荘厳な密教の儀式。七十五膳神供の式の後、修験者が大太鼓、鐘、錫杖の音、読経の声をあげ、本尊前の護摩壇の聖火を移した低地で山伏問答、宝斧式などを行う。
オキになった火の上を信者が裸足で渡る火渡りも行われる。
○アサヒ環境文化講座「水の恵みと森林の役割」(神奈川県南足柄市・アサヒビール神奈川工場 )
気象予報士の依田司氏をお招きして「水の恵みと森林の役割」をテーマにお話しいただく。
【日程】2014年12月6日(土)13:00~16:00(工場見学・試飲を含む)
【会場】アサヒビール神奈川工場(神奈川県南足柄市怒田1223)
【参加費】無料
【定員】150名(要申込み、応募者多数の場合は抽選)
【申込締切】11月17日(月)到着分まで
【応募方法】住所、氏名、年齢、電話番号(連絡先)、希望人数(2名まで)を明記の上、往復ハガキでご応募下さい。
○厄落としの大根炊き(御会式)(京都市右京区・三寳寺[さんぼうじ]、10:00~15:00)
御会式は、日蓮大聖人を偲び讃える報恩法要であり、一年の罪汚れを落とす「厄落としの祈祷」が行われる。
アツアツの「大根焚き」は、「中風封じ祈祷」をした大根と「嵯峨豆腐」で有名なおあげさんを焚いたものです。また、日蓮大聖人が冷えた身体を温める良薬として「ゆず」を珍重されたことから、ゆずを使用した三寶寺オリジナルの「ゆず御飯」も好評(中風封じの大根焚き700円、ゆず御飯800円)。
○牛深あかね市(熊本県天草市・牛深港周辺、12月6日〈土〉~12月7日〈日〉)
「あかねする(大漁だ、よかったなあといった意味の牛深の方言)」という言葉通りに、あかね市には牛深の海の幸、山の幸が一堂に集結。なかでも人気は、いきいきマーケット(農水産物展示即売会)と天草桜鯛の釣り体験(事前応募が必要)。また、ハイヤ踊り、投網大会ほか、さまざまなミニイベントも開催。
○カリコボーズの冬まつり(宮崎県西米良村、12/6〈土〉~2015/2/28〈土〉※開催日は期間中の土日 ※開催イベント内容、開催時間は日ごとに異なる)
寒さが厳しくなり、張り詰めた空気が辺り一面を覆い始める時期、各地区の神社では神楽が奉納され、笛や太鼓の音色が響く中、杯を交わし、一晩中舞いながら一年の五穀豊穣に感謝し夜を明かす。脈々と受け継がれてきた生命の営みが、今なお人々の生活の中に残る日本人の故郷西米良村で懐かしく心温まるイベントが満載! 期間中は、神楽、冬の語りと申すカッチン、カリコボーズのひなまつり、春の語りと申すカッチン等が行われる。
カトレア cattleya
【花言葉】「高貴な美人」「素朴」「品格と美」「真の魅力」
【概要】
カトレア(カトレヤとも。Cattleya)とは中南米原産のラン科植物の1つの属、あるいはその近縁属との交配品種を含む1群の植物である。美しい花を咲かせることからよく栽培され、最も有名な洋ランである。洋ランの女王とも言われる。
非常に大輪で派手な花であり、言わば洋ランの代名詞として扱われ、現在では多くの交配種があり、栽培されている。切り花としては華麗さと高級感を演出する。
名前はこの属の最初の収集者で最初に栽培で花を咲かせたWilliam Cattleyにちなみ、属の名前として献名されたものである。もともと彼が南米から送ってもらった植物の梱包材として使われていたこの着生植物に興味を持ち、栽培してみたところ予想もしなかった見事な花をつけたため、イギリスの著名な植物学者、ジョン・リンドリーが記載して献名したという逸話が伝わっている。
和名としては C. labiata に対してヒノデランというのが牧野富太郎によって与えられている。花の美しさを日の出に見立てたとのこと。
【主な種の特徴】
カトレア・ドゥイアナ〔Cattleya dowiana〕
コスタリカやパナマのカリブ海沿岸の標高250~2500m、樹冠に生える低中温性着生種。8~20cmのバルブに楕円形15~25cmの1葉をつける。夏に芳香のある花径15cmの黄色にリップが赤の花をつける。リップには黄色の筋がでる。カトレアでは唯一黄色が出る花として重要な交配親である。Dow [米国の1800年代の船長] にちなむ。
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カトレア・ラビアタ〔Cattleya labiata〕
最初に発見されたカトレアで、ブラジルに産する中温性着生種。カニ足のようなバルブがやや密に生え、1~2葉をつける。葉が開くとシースがみえるばあいがあり、シースからつぼみを出して秋に花径18cm前後の香りの良いピンクの花が花茎1本に2~5つ咲く。種小名のlabiataは「唇弁のある」という意味である。
http://www.kopf-orchideen.de/s/media/images/popup/Cattleya_labiata__8.jpg
カトレア・ワルケリアナ〔Cattleya walkeriana〕
ブラジルの標高2000mまでの大きな古木、石灰岩、流れのそばの木、湿った岩にはえる。C.nobilorを除けば唯一の新バルブの基部から数花をつける花茎が出る種。花は平らに咲き、香りが強い。背の低い丸みのあるバルブに楕円形8cm程度の1葉をつける。冬から春に咲くが、他の時期にも咲く場合がある。花径9~12cm。名の由来: Walker にちなむ。
http://www.orchidsonline.com.au/files/images/CattleyaWalkeriana04.preview.jpg
カトレア・トリアナエ〔Cattleya trianae〕
コロンビアの国花であり、コロンビアの3つの山系すべてに産する大型の中高温性着生種。黄橙色で扁平なバルブが密に生え、楕円形の1葉を頂生する。30cmの長さの花茎を伸ばし、香りの良い色の変化する3~14の花を冬につける。花径20cm。名の由来: Dr. Trianaにちなむ。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Cattleya_trianae.jpg
カトレ・マキシマ〔Cattleya maxima〕
花径 12.5cm。中低温性。ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー北部の海岸ちかくの乾いた森の標高20m~1500mに着生し、まれに岩生する。バルブは2cm程度の間隔で立ち、扁平な棍棒状20~30cm。楕円形20cm程度の葉が1まいつく。花茎には5~15の花がつく。リップに紫色の筋がはいる。花期は秋から冬。遮光50%。通常のカトレア扱いで育てる。
種小名のmaximaは「最大の」という意味である。
http://img4.wikia.nocookie.net/__cb20080523031711/orchids/en/images/b/bb/C._maxima.jpg
【詳しい育て方】
■主な作業
支柱立て:バルブが完成するころに、支柱を立てて株の姿を整える。このとき支柱をやや長めに残しておき、蕾がふくらんできたら折れないように留める。
花がら摘み:満開に咲いた花が少し茶色になってきたら、バルブは切らないように花をつけ根から切り取る。
■栽培環境
1年を通して日当たりのよい場所で栽培する。初夏から秋までは戸外の30%程度の遮光の下で管理する。このほかの季節は室内の窓辺に置き、なるべく長い時間日光に当てるようにする。
■水やり
水やりの基本はメリハリをつけること。春半ばから秋の初めまではたっぷりと与える。この期間はややぬれていても問題ない。秋の終わりから冬は比較的乾かし気味で栽培する。蕾が伸びてきたら冬でも水は切らさないようにする。
■肥料
春に固形の有機質肥料を規定量置き肥し、真夏前まで1か月ごとに取り替える。緩効性化成肥料でもかまわないが、効果が長く続くので春に1回置き肥するのみとする。液体肥料も固形肥料と同時に施し始め、9月中旬まで週1回水代わりにたっぷりと施す。
■用土
水ゴケで素焼き鉢に植えるのが一般的。植え込み材料がびっしょりとぬれたあとに、比較的早く乾いてくる状態になるような植え込み材料が最適。水ゴケのほかにヤシ殻チップやバークなども使えるが、植え込み当初は水を含みにくいので、この場合は乾きすぎに注意が必要である。
■植え付け・植え替え
植え替えは2年に1回程度、4月~5月か9月ごろに行う。植え替え時期が遅れるとその年の生育が遅れ翌年花をつけない原因にもなるので注意する。植え込む鉢は、2年後には株がはみ出すくらいのやや小さめのものを選ぶ。
■ふやし方
通常、株分けでふやす。適期は植え替え同様4月~5月と9月。春に行うのが一番望ましく、秋は春に株分けできなかったものを行う。株分けをせず、大株に仕立てることも可能。
■病気と害虫
病気:ウイルス病
花や葉に不規則な斑点が入り、株が弱る。治療方法はないので、発見しだい、焼却処分する。
害虫:カイガラムシ
カイガラムシが比較的多く発生し、葉の裏やバルブと葉のつけ根などに白い虫が付着する。特に冬の室内に取り込んでいる時期が発生しやすい季節であるが、夏でも発生することがある。放っておくと株が弱るので、注意する。
■まとめ
日射しと風通しが大切、吊して育てるのが一番よい
真夏は葉が焼けて傷むので遮光する
耐寒温度は種によって違いがあるが、目安は7℃~10℃
https://www.youtube.com/watch?v=CYswZqtfAbQ
https://www.youtube.com/watch?v=JWmRTsagX38