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12月1日「世界エイズデー」 誕生花:ドラセナ

2014-12-01 00:33:10 | 雑記

 記念日・年中行事

世界エイズデー(World AIDS Day)
世界保健機関(WHO)が1988(昭和63)年に制定。国際デーの一つ。
エイズ問題への人々の意識を高めることを目的として制定された。
世界中でさまざまなイベントが行われ、今もなお世界中でエイズで苦しんでいる人に向けてメッセージを送り、啓発活動を通じてエイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的としてキャンペーンを行う。 日本においてもシンポジウムや学会などが、12月1日近辺に開催されている。
1988年から2004年までは、国際連合エイズ合同計画によって運営されていた。
2005年
からはThe World AIDS Campaign(WAC)によって運営されている。
シンボルは、レッドリボン。これは、感染者・患者への連帯を表す。

○鉄の記念日
1857年(安政4年)の今日、岩手県釜石の製鉄所が、洋式高炉によって操業を始めた。
鉄の近代的な生産が始められたこの日を記念して、日本鉄鋼連盟が1958年(昭和33年)に制定した日。鉄に関する展示会やイベントなどが行われる。
 

○映画の日
1896年(明治29年)11月25日から日本で初めて映画が一般公開されたことから、日付が近くキリの良い12月1日を記念日にと日本映画連合会が制定したもの。入場料の割引などが行われる。 

○デジタル放送の日
NHK・民放テレビ127局・放送関連団体・メーカー・販売店・消費者団体・地方公共団体・経済団体・マスコミ・総務省などの代表によって構成された地上デジタル推進全国会議が2006年に制定(記念日登録は一般社団法人デジタル放送推進協会)。
デジタル放送に対する理解を深めるとともに、デジタル放送の普及促進及び発展を図ることが目的。
日付は2000年12月1日にBSデジタル放送、2003年12月1日に地上デジタル放送、2006年12月1日に地上デジタル放送が全放送局で開始されたことから。

○着信メロディーの日
1999年のこの日、着信メロディの仕組みを持つ株式会社フェイスが、株式会社エクシングと共同で世界で初めて「着信メロディ」を配信したことから同社が制定した日。
着うたや動画配信など、携帯の高機能化の契機となった「着信メロディ」を通してデジタルコンテンツの充実を図り、豊かなライフスタイル創りを目指す。
 

○データセンターの日
企業のサーバーを預かり、24時間365日、監視、運用、保守を行うデータセンター。その事業内容や社会的役割を広く紹介し、データセンターの活用を促進する日として、データセンター専業会社の「ソフトバンクIDC株式会社(現、株式会社IDCフロンティア)」が制定。
日付はデータセンター(Datacenter)から語呂の似ている12月(December)と、安全第一から1日を組み合わせたもの。

○手帳の日
ビジネス手帳の元祖「能率手帳」を製造販売している株式会社日本能率協会マネジメントセンターが制定。
日付は師走に入り、手帳を活用して1年を振り返り、新しい手帳を準備する時期であることから。
書店や文具店などの手帳売り場でのキャンペーンなどを行う。
 

○カイロの日
日本使いすてカイロ同業会(現在の日本カイロ工業会)が1991(平成3)年に制定。
カイロの需要が高くなる時期である12月の最初の日。
カイロは日本生まれの日本独自の保温具。石を温めて懐に入れた江戸時代の「温石(おんじゃく)」がルーツといわれている。
明治時代には、麻殻や殿炭粉を袋に詰め、または練って容器の中で燃やす「懐炉灰」が使われるようになった。
大正時代にはいると、ベンジンの気化ガスと白金の触媒作用を使って燃焼させる「ベンジンカイロ」が登場し、一般的に使われていた。
1950~1953年頃厳寒の朝鮮半島で戦うアメリカ兵の間で水筒のような容器に鉄の粉と食塩を入れて発熱させる保温具が使われていた。それを日本人が工夫して、現在のカイロを作りだしたのである。
1978年に、袋から取り出して振るだけで温かくなる使いきりタイプのカイロが商品化されると瞬く間に普及し、ベンジンカイロに取って代わった。1981年に『貼れないタイプ』のミニサイズ、1988年に『貼るタイプ/レギュラー』が登場するとたちまち普及し、カイロの消費量は一気に拡大した。
 

○防災用品点検の日
防災アドバイザーの山村武彦氏が提唱。
関東大震災の起きた9月1日のほか、3月1日・6月1日・12月1日の年4回。

○冬の省エネ総点検の日
資源エネルギー庁が実施。
1980(昭和55)年10月24日の総合エネルギー対策推進閣僚会議で制定が決定された。
毎月1日が「省エネの日」、2月が「省エネ月間」になっている。

○いのちの日
厚生労働省が2001(平成13)年に自殺予防活動の一環として制定。
精神的危機に追い込まれ誰にも相談できずに1人で悩んでいる人たちのため、この日から1週間、無料の相談電話「いのちの電話」が設けられる。

○下仁田葱の日
伝統的な栽培方法を守って生産する群馬県甘楽郡下仁田町馬山地区の葱生産農家「下仁田ファーム」が制定。
煮たときの甘みやとろみが抜群に美味しい下仁田町認定の本場の下仁田産下仁田葱をアピールする日。
日付は「下仁田ファーム」の下仁田葱の出荷解禁が12月1日であることから。
 

○市田柿の日
長野県高森町の「市田柿発祥の里活用推進協議会」と、長野県飯田市の長野県下伊那地方事務所に事務局を置く「市田柿ブランド推進協議会」が共同で制定。
高森町が発祥の地である市田柿は干し柿の王者とも呼ばれる飯田下伊那地域が全国に誇る特産品。南信州地域の伝統風土に培われた健康食品としての存在をアピールするのが目的。
日付は12月が市田柿の出荷月であることと、12と1で市田(いちだ)と読む語呂合わせから。
 

○カレー南蛮の日
カレー南蛮を世に知らしめた東京目黒の蕎麦屋「朝松庵」2代目店主、角田酉之介氏の誕生日にちなみ、カレーうどんをこよなく愛する「カレーうどん100年革新プロジェクト」が、カレーうどんが浸透してから100年の2010年に制定。
カレーうどんはだし汁にカレー粉を加えてカレー風味にしたもの、ないしだし汁で延ばした和風カレーをつゆとして用いたうどんである。麺が蕎麦に変わると「カレー南蛮」になる。ただし最近では「カレー南蛮うどん」「カレー南蛮そば」の両方をメニューに加える店もあり、前者つまりカレーうどんと同じものを「カレー南蛮」と称する例も出てきた。
カレー南蛮の「南蛮」は唐辛子のことではなく「なんば」が転じたもので、ネギ(長ネギ)のことを指し(「鴨南蛮」「かしわ南蛮」に同じ)、元来は大阪・難波の近くで採れた長ネギを指した。現在でも「鴨なんば」「カレーなんば」など、「なんば」の名称を用いている店もある。長ネギではなく玉ねぎを使ったものをカレーうどんと区別する店もある。 

○医療安全推進週間(11月25日以降の週〈月曜日~〉、2014年12月1日~12月7日)
厚生労働省が2001(平成13)年から実施。
11月25日は「いい(11)医療に(2)向かってGo(5)」の語呂合せ。
医療関係者の意識向上、医療機関等における組織的取組の促進、医療関係団体における取組の促進等を図ることを目的としている。

※※※12月1日~12月7日※※※
「いのちの電話」フリーダイヤル週間
「いのちの日」からの一週間。
「いのちの電話」は日本いのちの電話連盟加盟の団体が実施している人生相談の電話であり、地域によって電話番号や相談時間が異なるが、この1週間は24時間いつでも代表のフリーダイヤルにかけると相談可能なセンターに転送されるようになる。

○雪崩防災週間
建設省(現在の国土交通省)河川局砂防部傾斜地保全課が1989(平成元)年に制定。 
雪崩災害による被害を軽減するため、平成元年度より毎年12月1日から7日を「雪崩防災週間」としている。
本格的な雪シーズンを前に、雪崩災害の危険性を再認識し、雪崩に関する知識の普及・啓発を推進するため、以下の取り組みを実施する。
(1)広報活動の推進(2)防災知識の普及(3)警戒・避難体制の推進(4)雪崩危険箇所等の点検・補修結果の公表(5)雪崩災害防止功労者表彰式及び雪崩災害防止セミナーの開催

食品・添加物等の年末一斉取締り(12月1日~12月28日)
短期間に多種・大量に流通する年末年始にかけて、不良食品を排除して健康被害を未然に防止するため、食品衛生監視員による一斉取締りが行われる。 
※※※12月1日~12月31日※※※ 
大気汚染防止推進月間
環境庁(現在の環境省)と公害健康被害補償予防協会(公健協会。現 環境再生保全機構)が制定。
年末は交通量が増加し、暖房機器を使用することから空気が汚れているとして、アイドリングストップや暖房温度を控えめにすることなどを呼び掛けている。

脱スパイクタイヤ運動推進月間
スパイクタイヤ対策行政連絡協議会が1989(平成元)年より実施。

地球温暖化防止月間
環境省ほか関係省庁が1998(平成10)年から実施。
19997(平成9)年12月、京都で気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)が開かれ、京都議定書が議決された。

未成年者飲酒防止強調月間
2000(平成12)年に関係省庁が設置した「酒類に係る社会的規制等関係省庁等連絡協議会」が制定。 

歳末たすけあい運動,海外たすけあい運動
援助を必要とする人やその家族が明るい正月を迎えられるよう、民生委員を始め地域の人々、関係機関・団体の協力で進められる国民全体の運動。募金の配分は共同募金の一環として共同募金会が行う。 

○年末年始の防犯運動

○【バドミントン】全日本総合バドミントン選手権大会(東京都渋谷区・代々木第二体育館、12月1日~12月7日)
日本バドミントン協会が主催するバドミントンの個人戦の全国大会。男子シングルスと女子シングルスの優勝選手にはそれぞれ内閣総理大臣杯が授与され、男子ダブルス・女子ダブルス・混合ダブルスの優勝ペアにはそれぞれ文部科学大臣杯が授与される。
本大会でのシングルスの優勝選手と準優勝選手、ダブルスの優勝ペアは日本代表選手に選出される。

□お神迎え(新潟県魚沼市・皇大神宮)
11月1日の「お神送り」で出雲大社にお送りした神様を、12月1日にお迎えする。
露天市が立ち並ぶ通りは、冬の生活用品を買い求める近郷近在の人で賑わう。

○桜山まつり(群馬県藤岡市・桜山公園)
桜山に咲く「冬桜」の満開を祝うまつり。
藤岡市観光大使の「湯原昌幸」さんの歌謡ショーや名物「とっちゃなげ汁」の販売(協力金100円)もあり。

□玉敷神社神楽(埼玉県加須[かぞ]市・玉敷神社)
例祭に際し奉納。江戸神楽の源流ともいわれるもので、歌や台詞がなく、楽のみの舞が舞われる。
神楽は13時30分頃~15時頃まで17演目の中から約7座が演じられる。主な演目にミテグラの舞、イザナギ、イザナミの連れ舞、五行の舞、オカメの舞などがある。
2月1日、5月5日、7月15日にも行われる。

□終立木[しまいたちき](滋賀県大津市・立木観音) 
年間の感謝を込めたお礼参りの日。
弘法大師が立木山中に霊木を見つけ、1本の木から造ったといわれる立木観音。
立木観音は厄除けの観音様として永く信仰されている。境内まで約800段の石段が続く。

□献茶祭(京都市上京区・北野天満宮)
豊臣秀吉公が催した北野大茶湯にちなんで、茶道4家元6宗匠が持ち回りで献茶式を行う。
当日は、拝服席、境内の明月舎・松向軒の茶室、社務所などをはじめ、上七軒の歌舞練場・西方寺で副席が設けられる予定。
また絵馬所では和菓子の協賛席が設けられ、各地からの多くの参拝者で賑わう。

□神迎祭[かみむかえさい](島根県出雲市・出雲大社、稲佐浜)
神在祭に先立つ旧暦10月10日の19時に神々をお迎えする神事。
稲佐浜から大社までは、龍蛇さまを先頭に、真っ白な絹垣の内に神々が坐して神幸する。
大社では神迎祭が執り行われ、神々は御旅(宿)社である境内東西の十九社に鎮まられる。
 

 ドラセナ(リュウケツジュ[竜血樹]) 

【花言葉】「幸福」「真実さ」

【概要】
ドラセナ属(ドラセナぞく、学名Dracaena)は、クサスギカズラ科スズラン亜科の属の一つで、原種および分布はアフリカ全土、ギニア北部を中心とした亜熱帯地域である。この属の植物の中には、葉が美しく観葉植物として栽培されるものが多くある。
アフリカ熱帯地域原産の植物で非常に多くのバリエーションを持ち、アフリカ全土に分布し自生している低木種のみでも50種類以上が分布している。
亜熱帯気候下おいての生命力は極めて強靭で、19世紀のカナリア諸島において樹齢1000年以上の樹木が発見された記録もある。
観葉植物として人気の高い種であり、人気の特徴として葉が美しいこともあるが、幹が比較的柔らかく変形に強いので、自由な形での加工販売が可能であるということもある。
 

【主な種類】
ドラセナ・コンシンネDracaena concinna=Dracaena marginata〕 
モーリシャス島原産の中型種で、日本には大正時代に入ってきた。丈は2m~3mで、若いうちは枝分かれせずに上に伸びていく。葉は細長い線形で、紫がかった赤色の縁取りが入る。クリーム色や赤色の筋がくっきり入るトリカラーや、全体的に葉が赤っぽく見えるトリカラー・レインボーなどの園芸品種がよく知られている。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/07/Starr_061231-3026_Dracaena_marginata.jpg
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f9/Dracaena_marginata_IndoorPlant_0605k.jpg
・Dracaena marginata ‘Tricolor’
http://www.botanichka.ru/wp-content/uploads/2009/11/dracaena02.jpg

ドラセナ・フラグランスDracaena fragrans
ギニア、ナイジェリア、エチオピア原産の大型種で、丈は6mに達する。葉はやや幅が広く濃緑色。多くの園芸品種がある。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d7/Starr_070906-8757_Dracaena_fragrans.jpg
Dracaena fragrans cv.‘Massangeana’ 
葉に黄色い縦縞が入る‘マッサンゲアナ’は「幸福の木」の名前で広く出回っている。
http://www.floresyplantas.net/wp-content/uploads/dracaena-fragrans-massangeana.jpg 
・花
http://www.geocities.jp/ir5o_kjmt/kigijpg/kofuk2zb.jpg
Dracaena fragrans cv.‘Golden Coast’
http://www.jardiland.com/back-office/photos/21946-dracaena-fragrans-golden-coast.jpg

ドラセナ・レフレクサDracaena reflexa〕 
インド、モーリシャス、マダガスカル原産の大型種で、丈は10m近くになる。やや幅の広い葉を放射状にたくさんだし、比較的枝分かれする。葉の縁に黄色い縁取りの入る‘ソング・オブ・インディア’や葉の内側に黄色い模様が入る‘ソング・オブ・ジャマイカ’などの品種がある。
http://www.visoflora.com/images/original/dracaena-reflexa-lam-visoflora-2993.jpg
http://www.juliusroehrs.com/album/images/DracaenaReflexa17_jpg.jpg
Dracaena reflexaSong of India’
細長い笹のような形の葉の縁に美しい黄色い斑がはいるのが特徴である(原種であるレフレクサはやや濃いめの緑色の葉で斑は入らない)。 生長していくと枝分かれして低木状になる。
http://2.bp.blogspot.com/-jAFIzax8W8E/Tcv8PU8XXHI/AAAAAAAABRU/7D0rMv4m45Y/s1600/12may%252711%252Csong%2Bms.jpg
http://4.bp.blogspot.com/-wKb4kGTTFsA/UZx4qjetfUI/AAAAAAAAAlg/538OHoVTPDs/s1600/Dracaena+Reflexa+-+Pleomele+-+Song+of+India+11.jpg

ドラセナ・サンデリアーナ(ギンヨウセンネンボク、Dracaena sanderiana 
西部アフリカのカメルーンなどに分布する熱帯性の常緑低木で、観葉植物として親しまれている。葉は笹のような形で、表面には光沢があり、ほとんど枝分かれせず上に伸びていく。元気に育てると丈は2mくらいになる。横に広がらず、全体的なボリュームがあまりないので、数本をまとめて植えた鉢物がよく出回る。
葉の縁にキレイな白い縁取りが入るので、ギンヨウセンネンボク(銀葉千年木)の別名がある。
http://dbiodbs.univ.trieste.it/quint/carso/foto/TS113811.jpg
http://flowersathome.org/pic/Dracaena%20Sanderiana.jpg
Dracaena sanderiana ‘Gold’
園芸品種のサンデリアーナ ‘ゴールド’は黄色くて太い縁取りが入り、明るい雰囲気を持つ。
http://data.unisite.sk/wobj-data/1057/obrazky/Draceana%20Sanderiana%20Gold.JPG
*ミリオン・バンブー
ミリオンバンブーの名前で出回る、緑色の棒状みたいな植物がある。これは、葉が落ちて茎だけになったサンデリアーナである。節のように見える部分は葉のくっついていた跡。生命力が旺盛で、節が一カ所でもあればそこから新芽を吹くので、細かく切って束ねたり、ぐるぐるとコイルのように曲げられたりと、色々な形で出回る。 
http://www.saita-saito.jp/plant/wp-content/uploads/2012/05/ff6959f9bda652094d48e19ca18890c81-286x266.jpg
http://www.with-on.com/_src/sc1178/28Dracaena20Sanderiana29..jpg
http://aquiya.skr.jp/zukan/Dracaena_sanderiana.jpg

ドラセナ・スルクロサ(ゴッドセフィアナ)Dracaena surculosa = D. godseffiana
コンゴ原産の低木(60cm~2m)。卵形の葉に黄白色の星のような細かい斑点がたくさんはいるのが特徴で、そこからホシセンネンボク(星千年木)の和名がある。縁の近い植物ではないが、何となくアオキに似ている。
http://zimmerpflanzen-faq.de/wp-content/uploads/2013/11/Dracaena-surculosa.jpg
http://www.hydrotip.de/datenbank/gross/IMG_5482_Dracaena-surculosa.jpg
・花
http://zimmerpflanzen-faq.de/wp-content/uploads/2014/05/Dracaena-surculosa.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業
生長が旺盛でよく上に伸びる。あまり上に伸びるのが嫌で小さくしたいなら切り戻しを行い仕立て直しを行う。
また葉の幅の広い「幸福の木」は室内で育てているとホコリがたまりやすいため、ときどき濡らしたティッシュなどで葉の表面を軽く拭くか、ベランダに出して上から水をかける。
面白い仕立て方ドラセナ・コンシンネの仲間は幹が軟らかいのでさほど苦労せずに手で曲げることができる。針金で幹を横や下向きに固定すれば芽が上にまっすぐ伸びようとするので幹が曲がったおもしろい形に仕立てることができる。

■栽培環境
真夏以外は日当たりと風通しのよい場所で育てる。室内に置く場合も窓際の明るい場所に置くようにする。ある程度の日陰には耐えるが、日照不足になると葉の色つやが悪くなり茎も弱々しくなってしまう。強い日射しに当たると葉が焼けてしまうので、夏は直射日光を避けて明るい日陰で育てる。
耐寒気温は品種によってまちまちで、5℃くらいまで耐えるものもあれば10℃以上必要なものもある。総じて10℃程度の気温があれば無難である。エアコンの風が当たる場所では、乾燥で葉が枯れるので注意する。

■水やり
春から秋は水をよく吸うので土の表面が乾いたらたっぷりと与える。冬は生育も鈍り、さほど水を必要としないので、土の表面が乾いて数日してから与える。気温が10℃以上保てるようなら少し回数を多めにする。 

■肥料
肥料は5~9月の間に観葉植物用の置き肥などを2ヶ月に1回与えます。置き肥の代わりに2週間に1回液体肥料を与えてもかまわない。冬は肥料を与える必要はない。

■用土
水もちと水はけの良い土が適している。赤玉土小粒6:腐葉土3:川砂1の配合土を使用するか、市販の観葉植物の培養土を使用する。

■植え付け・植え替え
鉢の底から根が伸びてきたり水がなかなか下に通らないような状態になると根づまりをおこしている可能性があるので植え替えを行う。植え替えは5月~8月が適期。鉢から抜いた株は古い土を3分の1ほど落として根をほぐしてから、新しい用土で一回り大きな鉢に植え替える。植え替え直後はたっぷりと水を与える。

■ふやし方
挿し木が一番簡単な方法である。仕立て直しの際切り戻した茎を新芽の付いているものは10cm程度の長さに、途中の葉のついていない茎は5cmの長さに切って川砂に挿す。乾かさないように日陰で管理すると1ヶ月くらいで芽が出てくるので、その後はひとつずつ鉢に植え替えて管理する。

■病気と害虫
空気が乾燥する時期に、葉の裏にハダニという小さな虫が付くことがある。植物の汁を吸って弱らせる害虫なので見つけ次第、殺ダニ剤(植物につくダニ類を駆除する薬。種類はいろいろある)を散布する。ハダニは湿り気のある場所を嫌いうので、こまめに葉の表裏に霧吹きで水をかけてあげると、ある程度発生を抑えることができる。

■まとめ
冬は寒さで生長しないので、水やり回数を控えめにする
室内の明るい場所でも育つができるだけ良く日に当てる
こまめに葉に水をかけてハダニやカイガラムシの発生を予防する 
https://www.youtube.com/watch?v=mSY3QLG2SeY