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12月11日「国際山岳デー」 誕生花:カランコエ

2014-12-11 00:32:16 | 雑記

 記念日・年中行事

▲国際山岳デー(国際山の日)International Mountain Day)
2003(平成15)年の国連総会で制定。国際デーの一つ。
国際社会が山岳地域の環境保全と持続可能な開発について考える日。

○ユニセフ創立記念日
1946(昭和21)年のこの日、国連児童基金(ユニセフ)の前身・国連国際児童緊急基金が創立された。
1953(昭和28)年に改組され、現在の名称・国連児童基金(United Nations Children's Fund)になったが、UNICEF(United Nations International Children's Emergency Fund、ユニセフ)という略称は一般に普及しているということで、そのままになった。
当初は、戦後の緊急援助のうち子供を主に対象とした活動であった。日本は、1949年から1964年にかけて、主に脱脂粉乳や医薬品、原綿などの援助を受けた。当時は日本も主要な被援助国の一つであった。
緊急援助が、行き渡るのにしたがって次第に活動範囲を広げて1953年に正式名称が現在のものに変更された(略称はUNICEFのまま)。開発途上国・戦争や内戦で被害を受けている国の子供の支援を活動の中心としているほか、「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」の普及活動にも努めている。 
かつては、物資の援助中心の活動であったUNICEFであるが、生活の自立がなければ無限に援助しても状況は変わらないとの発想のもと、親に対する栄養知識の普及などの啓発活動にも力を入れている。

○胃腸の日
師走にこの一年間を振り返ったとき、大切な胃腸に負担をかけてきたことを思い、胃腸へのいたわりの気持ちを持ってもらいたいと、薬局、ドラッグストアなどで販売されているOTC医薬品(一般用医薬品)の団体である日本OTC医薬品協会が制定。
胃腸薬の正しい使い方や、胃腸の健康管理の大切さなどをアピールする日。日付は12と11で「胃にいい」と読む語呂合わせから。

○百円玉記念日
1957(昭和32)年のこの日、それまでの板垣退助の肖像が描かれていた百円札に替って、鳳凰デザインの百円玉が登場した。
発効当時の百円玉は銀貨で紙幣と併用されたが、その後、銀相場の変動により、銅75%、ニッケル25%の合金になった。

※沢庵忌
江戸時代の臨済宗の僧・沢庵の天保2(1646)年の忌日。
沢庵漬けは、江戸時代
に沢庵宗彭[たくあんそうほう、1573~1646年)が考案したという言い伝えがある。沢庵宗彭が創建した東海寺では、「初めは名も無い漬物だったが、ある時徳川家光がここを訪れた際に供したところ、たいそう気に入り、『名前がないのであれば、沢庵漬けと呼ぶべし』と言った」と伝えられている。異説として沢庵和尚の墓の形状が漬物石の形状に似ていたことに由来するという説もある。なお東海寺では禅師の名を呼び捨てにするのは非礼であるとして、沢庵ではなく「百本」と呼ぶ。百本は「百本漬け」(干した大根100本を、糠[ぬか]1斗、麹[こうじ]4升、塩3升5合の割合で四斗樽に漬けた漬物)の百本である。
また別の説によると、元々は「混じり気のないもの」という意味の「じゃくあん漬け」、あるいは、「貯え漬け(たくわえづけ)」が転じたとも言われている。
この大根の漬物は、18世紀に江戸だけではなく京都や九州にも広がり食べられていた。

□御会式御法難読誦会[おえしきごほうなんどくじゅえ](千葉県鴨川市・鏡忍寺、12月11日~12日※法要は12月11日のみ)
日蓮聖人を法要する行事で、境内を稚児行列が練り歩く。
2日間、境内に暮れの市として植木、花など露店が立ち並ぶ。数々の伝説や逸話が残る日蓮聖人ゆかりの寺でもある。
 

 カランコエ kalanchoe

【花言葉】「とっておきの」「柔軟性」「幸福を告げる」「あなたを守る」「おおらかな心」「たくさんの小さな思い出」 

【概要】
カランコエ(Kalanchoe) とは、ベンケイソウ科の1属。リュウキュウベンケイ属ともいう。 
原産地はマダガスカル島、南アフリカ、東アフリカ、ソコトラ島。他、インド、マレー半島、中国などにおよそ100種が分布する。分布域は広いが、大半はマダガスカルと東アフリカに集中している。種によって姿形は様々で、鉢花として栽培されるものもあれば、ユニークな姿の葉を鑑賞する多肉植物として扱われるものもある。
一般的に鉢花として親しまれているのは、ブロスフェルディアナ種〔K. blossfeldiana〕から改良された園芸品種で、それらを指してカランコエと呼ぶことも多い。日本には昭和6(1931)年に入ってきた。乾燥に強く、強靱な花であることから「ベニベンケイ(紅弁慶)」と呼ばれる

ドイツで改良が始まり、次いでオランダやアメリカ、日本でも育成され、様々な園芸品種が生まれた。 
属名の Kalanchoe は、中国名の「加籃菜」の音に由来するという説がある。
種小名の blossfeldiana は「(品種改良をした)ブロスフェルト商会の」という意味である。

【特徴】
ベニベンケイ(紅弁慶、Kalanchoe blossfeldiana)
草丈は20cmくらい。葉は長い楕円形で、対生する。葉の縁には丸い鋸歯がある。葉の質は肉厚で、明るい緑色をしている。
本来の開花時期は3月から5月だが、今では一年中出回っている。茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな花をたくさんつける。花弁は4枚である。花の色は赤、ピンク、黄色、オレンジ色など多彩である。矮性種、高性種、斑入り種、などさまざまな変種がある。
http://www.indoorflowers.net/gallery/kalanchoe-blossfeldiana/kalanchoe_blossfeldiana_3.jpg
カランコエ・ウェンディ(Kalanchoe ‘Wendy’、Kalanchoe miniata cv. Wendy) 
マダガスカル原産のミニアタ種と別の野生種・マンギニー種(K.manginii)との交配によって作出された。どこかピンクがかった、淡い緑色の多肉質の葉を密につける。這うように茎が伸び、花茎を細かく枝分かれさせ、先端を少し絞った濃い赤紫色で、花弁の先が黄色の釣り鐘状の花をたくさん咲かせる。
http://www.wondersquare.net/flo05/03f037.jpg
http://www.botanic.jp/plants-ka/kalwen_1.jpg
 
カランコエ・テッサ(Kalanchoe ‘Tessa’) 
テッサK. ‘Tessa’は、ウェンディK. ‘Wendy’と共にオランダのワゲニンゲン大学でJ.J.Karper氏らが作出した品種で、マンギニーKalanchoe manginiiとグラキリペスKalanchoe gracilipes (グラシリペスと読む人もいる)の交配種である。 
花を多数ぶら下げるタイプ。花は茎の先端付近にたくさん着き、細長い円筒状鐘形をしている。花色は朱赤色で、先端がやや淡色になっている。花着きの良い鉢物用矮性種で、しなやかな感じの草姿をしており、吊り鉢にも適している。
http://www.visionspictures.com/image/VISI/visi37230.jpg
http://www.thegardenerseden.com/wp-content/uploads/2010/03/Kalanchoe-Tessa-©-2010-Michaela-TGE.jpg

リュウキュウベンケイ(琉球弁慶、Kalanchoe integra)
別名ヘラバトウロウソウ。日本では琉球諸島に、日本国外では台湾、中国南部、東南アジアに自然分布するが、日本では伊良部島以外の現状は不明であり、伊良部島の個体群も栽培個体が逸出した可能性がある。
草丈は30~100cmで、茎は斜上または直立する。葉は対生、へら状長楕円形で、長さ5~20cm、多肉質、葉縁には鈍い鋸歯があり、3裂することがある。葉柄がある。
花期は1~4月。花序
は散房花序で茎の頂端に付く。花弁は4枚あり、花冠はつぼ型あるいは高杯形、色は黄色~橙色だが基部のみ緑色。
http://kasugak.sakura.ne.jp/images/ryuukyuubenkei2007-01-20-01.jpg

セイロンベンケイ(トウロウソウ[灯籠草]、Kalanchoe pinnata)  
原産は南アフリカだが、現在では熱帯地方各地に帰化している。日本では沖縄や小笠原諸島に帰化している。道ばたなど日当たりの良い場所を好み、ときには隆起珊瑚礁の岩の上などにも出現する。
全体に多肉質の多年生草本。茎は直立し、葉を対生につける。葉は短い柄があって葉身は楕円形から卵形、はじめは単葉だがよく育つと三出-単羽状複葉となる。
土の中に埋めたり水がある皿につけると葉から芽が出る無性生殖の性質を持つ植物である。そのため俗称「はからめ(葉から芽)」といわれている。
http://kijimunaa.cocolog-nifty.com/mikke/images/benkei.jpg
http://dp.idd.tamabi.ac.jp/bioart/wp-content/uploads/2009/08/cimg1802.jpg

ツキトジ(月兎耳、Kalanchoe tomentosa)
マダガスカル中部原産。 学名のtomentosa(トメントーサ)は「細かい綿毛がびっしり生えた」というニュアンスの意味で、葉や茎が細かいうぶ毛で覆われている姿に由来する。そのせいで、葉自体は緑色ですが、全体の草姿は白っぽく見える。
葉は楕円形でふっくらと厚みがあり、先端がゆるくギザギザになっていて、そこが点々と黒~茶褐色に色づく。 和名のツキトジは葉の姿をウサギの耳に見立てて付けられた名前。 5
、6cm足らずのミニ鉢植でもよく流通するが、育てていくと茎が上に伸びて下の方の葉は落ち、枝分かれして上部に葉を茂らせ、地面に近い株元の茎は木の幹のようにごつごつになる。
ツキトジは個体の変異が多く、いろいろなバラエティーのものがある。代表的なものに。縁にクリーム色の斑のはいるツキトジニシキ(月兎耳錦)、普通種より葉が長い毛に覆われるチョウモウツキトジ(長毛月兎耳)、やや毛並みが細かく葉の色が黒っぽいクロトジ(黒兎耳)などが知られている。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/79/Kalanchoe_tomentosa_a1.jpg

センニンノマイ(仙人の舞、Kalanchoe orgyalis)
マダガスカルの中央高地原産。たかさ1~1.5m。葉は乾燥に耐えるために多肉化している。本種は低木状になるもので、卵形の葉はびっしりと微細毛に覆われている。新葉は褐色に色づく。質感が変わっているので観賞用として栽培される。生長は遅い。
http://kiyanti2008.files.wordpress.com/2014/04/copper-spoon-kalanchoe-orgyalis.jpg

カランコエ・プミラ(シロガネノマイ[白銀の舞]、Kalanchoe pumila)
マダガスカルの中央高地が原産。高さは15cmほどですが、這うようにして広がる。葉は淡いピンクがかった白粉を被る。1月~2月ごろ、円錐花序をだして赤紫色の花を咲かせる。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/52/Kalanchoe_pumila_4.jpg

【詳しい育て方】
■主な作業
花がら摘み:1月~5月に行う。花茎が伸びてその先にまとめて花をつける。次々と花茎が出てくるので、花が3割くらい枯れてきたら思い切って花茎の付け根から切り落とす。
また、鉢植えを購入する際は全体的に間延びしていないがっしりしたものを選ぶ。

摘心夏に新芽の先を摘んでおくとワキから新たに芽が伸びてきて枝数が増えて結果、花数が増える。室内で育てていると葉にホコリがたまりやすいので、ときどき上から水をかけて洗い流してあげるとよい。
切り戻し:5月~6月と、9月に行う。春の切り戻しは、花後の花茎の切り取りを兼ねる。
開花は冬以降が多い開花期間は秋から春であるが、自然の環境下で育てていると花が咲くのは冬以降になることが多い。また、つぼみができたあとに気温が10℃以下になるとつぼみの動きが鈍り、春に暖かくなるまで花が咲かないこともある。逆に暖かければ晩秋にできたつぼみは冬から花を咲かせる。秋頃から花を楽しみたい場合は夏に短日処理を行う。
短日処理:7~8月頃に夕方の5時頃から翌朝の7時頃までダンボールなどをかぶせて意図的に日照を調整し短日の状態を作る。この作業はつぼみが確認できるまで毎日繰り返し行う。目安としては30~40日間ほどになる。

■栽培環境
花後の春~秋は戸外の日当たりがよく雨の当たらない場所で育てる。強い直射日光に当たると葉が焼けてしまうことがあるので、真夏は直射日光を避けた明るい日陰で育てる。また、高温多湿時期は蒸れないように風通しにも気を使う。
10℃以下になると花つきが極端に悪くなり5℃くらいで生長が止まる。冬は室内の暖かいよく日の当たる場所で育てる。逆に夜は人工照明の光に当たり続けると花が咲きにくい状態になるため、できれば蛍光灯の光などの当たらない場所で管理する。
カランコエは一日の日の長さが短くなると花芽を付ける短日植物。夜にも照明が当たる場所では、植物自身が日長が長いと判断して花芽が付きにくくなる。

■水やり
葉が多肉質で中にたっぷり水が詰まっているため乾燥には大変強い植物。根が細く根ぐされを起こしやすいので水のやりすぎには気を付ける。5~9月の生長期は鉢土の表面が乾いてからたっぷりと水を与える。冬は鉢土の表面が乾いて2~3日たってから水を与える。

■肥料
肥料は新芽が動き出す5月頃~秋まで、液体肥料を10日に1回与える(ただし夏の高温時期は根ぐされを起こしやすいので肥料は与えない)。開花中は原則として肥料を与えなくてもよいが、リン酸分の多い肥料を与えることにより長く花を楽しむことができる。 

■用土
とにかく水はけをよくすること。市販の多肉植物用培養土のほか、赤玉土(中~小粒)5:ピートモス2:川砂3など。 

■植え付け・植え替え
5月~6月と、9月が適期。2年に1回ぐらい、切り戻しと同時に植え替える。根鉢をくずし、古い土と根を半分程度落として、深めに植え付ける。
植え替え直後は1週間ほど明るい日陰でに置いて、その後通常の管理に戻す。植え替え直後は一度たっぷりと水を与えて、その後はやや乾かし気味に保つのがコツ。
市販の株はピートモス主体の用土で植えられていることが多く、家庭では過湿、過乾燥になりやすく管理が難しいので、入手した株の花が終わりしだい、赤玉土や軽石を主体とした水はけのよい用土に植え替えるとよい。

■ふやし方
挿し芽:4月~7月、9月が適期。用土は酸度調整済みピートモスや、さし芽用の土など、肥料分が少なく清潔なものを用いる。一部の種類は葉に子株ができるので、子株を切り離して植え付ければ簡単にふやすこともできる。

■病気と害虫
病気:うどんこ病、灰色かび病
うどんこ病は、春と秋に、風通しが悪いと発生する。
灰色かび病は、11月~5月に、低温多湿時に発生する。無加温フレームで冬越しさせると、低温多湿になりやすいので特に注意が必要。
害虫:カイガラムシ、アブラムシ 
カイガラムシは、3月~11月に、風通しが悪いと発生する。発生の初期にこすり落とすとよい。
アブラムシは、通年、新芽と蕾に多く発生する。

■まとめ
寒さに弱いので屋外で育てている場合、冬は室内に取り込む
夜も明るい場所では花が咲きにくい
過湿に弱いので、水をやりすぎないようにする
 
https://www.youtube.com/watch?v=0Rx3uZNanUg


12月10日「世界人権デー」 誕生花:シャコバサボテン

2014-12-10 00:57:07 | 雑記

 記念日・年中行事

▲世界人権デー(World Rights Day)
1950(昭和25)年の国連総会で制定。国際デーの一つ。
1948(昭和23)年のこの日、パリで行われた第3回国連総会で「世界人権宣言」が採択された。
「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。」で始る全30条と前文からなっている。
日本では、この日までの一週間を「人権週間」としている。

◇ノーベル賞授賞式
スウェーデンの科学者アルフレッド・ノーベルが1896(明治29)年に亡くなった日。ノーベル賞は彼の遺言により創設された。
物理学・化学・医学・文学・経済学の各賞はスウェーデンの首都・ストックホルムで、平和賞はノルウェーのオスロで授賞式が行われる。賞の選考はノーベルが生まれたスウェーデンの研究機関が行い、平和賞だけは、創設当時スウェーデンと連合王国だった関係でノルウェーで選考される。賞ごとに選考委員会を作られ、世界中の大学や専門家に推薦依頼を送って、その返答をもとに受賞者が選ばれる。

○三億円事件の日
1968(昭和43)年のこの日、東京・府中市の東芝工場で支給されるボーナスを積んだ乗用車が、白バイ警官に扮した犯人に強奪される「三億円事件」が起きた。
多くの物証がありながら捜査は迷宮入りし、1975(昭和50)年に時効を迎えた。この事件以降、多くの会社が給料の支給を口座振込に切替えるようになった。

○アロエ・ヨーグルトの日
日本で初めてヨーグルトにアロエ葉肉を入れて発売した森永乳業株式会社が制定した日。
日付けの由来は身体の内側からきれいに、健康になってもらおうとの想いで開発し、発売した1994年12月10日にちなんで。
 

○歴史シュミレーションゲーム『三國志』の日
神奈川県横浜市に本社を置く株式会社コーエーテクモゲームスが制定。
同社が開発・販売を手がける人気の歴史シミュレーションゲームソフト『三國志』シリーズが、2015年に発売から30周年を迎えることを記念したもの。
日付は『三國志』シリーズの第一作目が発売された1985年12月10日から。

○ごめんねの日
外食産業の株式会社すかいらーくが、2009年12月10日に「すかいらーくガスト」の新メニュー「ハミ出るビーフステーキ」を登場させたことから制定。
お皿からハミ出してしまうほどのボリュームを「ハミ出してごめんね」と逆説的にアピールして、コミュニケーションをはかるのが目的。関連サイトの「謝り美人」などのプロモーションも人気。

□納めの金比羅
毎月10日は金毘羅(金毘羅権現、金毘羅神社)の縁日であり、1年最後の縁日は「納めの金比羅」と呼ばれる。 

○年末年始の輸送等に関する安全総点検(12月10日~1月10日)
国土交通省が実施。
大量の輸送需要が発生し、輸送機関等に人流・物流が集中する年末年始は、ひとたび事故・事件等が発生した場合には大きな被害となることが予想される。
国土交通省では、12月10日~翌年1月10日までの期間を、「年末年始の輸送等に関する安全総点検実施期間」と定め、各事業者等の方々による自主点検を通して、安全性の向上と、輸送安全等に対する意識の高揚を図っている。

○【サッカー】FIFAクラブワールドカップ(モロッコ、12月10日~20日)

○ 天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド(東京都渋谷区・東京体育館、12月10日~14日) 

□おおさき恵比寿講祭・えびす市(栃木県真岡市・大前恵比寿神社、2014年12月10日〈水〉、2015年1月10日〈土〉)
恵比寿様と大国様のご神像が年2回一般公開され、拝観できる。12月10日(水)は「納め恵比寿祭り」、1月10日(土)には「初め恵比寿祭り」が開催され、福銭の配布が行われる。

□長良神社恵比寿講祭(群馬県館林市・長良[ながら]神社、12月10日~11日)
商売繁盛の熊手を売る露店が立ち並ぶ。長良神社で恵比寿講が行われはじめたのは大正時代。毎年たくさんの人で賑わう。

□大湯祭[だいとうさい](埼玉県さいたま市大宮区・氷川[ひかわ]神社)
300年以上の伝統をもつ武蔵一宮・氷川神社の大湯祭神事にあわせて、十日市とよばれる市が盛大に開かれる。
この日、神社で授与される開運、家内安全の御神徳の福熊手を求めて大勢の参拝者で賑う。
福熊手の初穂料は小1500円、大3000円。神社では11月30日~12月9日まで前齋が行われ、19時30分からかがり火が焚かれる。この火にあたると無病息災・火防の御利益があると伝わる。
 

□大頭祭[だいとうさい](長野県千曲市・武水別[たけみずわけ]神社八幡宮、12月10日~14日〈日〉)
氏子から選ばれた頭人[とうにん]とよばれる人が主宰する新嘗祭[にいなめさい・しんじょうさい]。
記録に残るだけでも400年を超える歴史と伝統がある。
斎ノ森から神社までの練り行列にはお祝いの宝船が加わり、沿道の拝観者に縁起物が振る舞われる。国の選択無形民俗文化財となっている。

□御竃木神事[おかまぎしんじ](和歌山県田辺市・熊野本宮大社) 
子どもの健やかな成長を祈る祭り。
お供えを煮炊きするのに用いる薪を町内氏子少年たちから献納する特殊神事。約1100年前の清和天皇の時代を起源とする。15歳になると持納めとして直径9cm長さ40cmの薪を1本奉納するならわし。

 シャコバサボテン(蝦蛄葉サボテン)holiday cactus/Chistmas cactus

【花言葉】「美しい眺め」「冒険心」「勝利」「有能」

【概要】
シャコバサボテン(蝦蛄葉サボテン)
とは、サボテン科スクルンベルゲラ属(Schlumbergera)に属するサボテンの園芸種である。ブラジルリオデジャネイロ州の高山を原産とするサボテンが改良されたものである。冬場(北半球ではクリスマスの時期)に開花することから「クリスマスカクタス(Christmas cactus)」とも称される。
茎の節とに一対の突起が隆起しており、これがシャコの身体を彷彿とさせることからこの名が付いた。
様々な種が元になっているが、スクルンベルゲラ・トルンカータ(Schlumbergera truncata)が最も重要な原種であり、形態もよく似ている。
他の原種としては、スクルンベルゲラ・ルッセリアナ(Schlumbergera russelliana)も知られている。ルッセリアナの特徴が強く出たものは「カニバサボテン」と呼び、ギザギザの少ない小判型の茎節が特徴である。
スクルンベルゲラ・オプンティオイデス(Schlumbergera opuntioides)を交配されたものは春咲き傾向が強く、スプリングカクタスと呼ばれる。
花が大型で、四季咲き性のスクルンベルゲラ・オルシキアナ(Schlumbergera orssichiana)を交配されたものも存在する。
属名の Schlumbergera はフランス人の園芸家「シュルンベルジェ(F. Schlumberger)さん」の名からきている。
種小名の truncata は「切られた形の」という意味である。  

【シャコバサボテンの仲間と特長】
冬咲き系(従来品種) 主な交配親…トルンカータ種 開花期:11月~12月 
一般にシャコバサボテンと呼ばれる。
多肉質で小判形の茎節が連なり、四方に垂れ下がる。 茎の縁に棘がある。
花は茎先に段々になって咲く。 花径は7cmくらいである。 花の色は赤やピンクのほか、白や黄色のものもある。 花びらはたくさんあり、反り返る。 花冠からたくさんの雄しべが飛び出す。
秋咲き系 主な交配親…オシチアナ(オルシキアナ)種 開花期:9月~12月 
秋に2~3回咲く。
カニバサボテン系 主な交配親…ルッセリアナ種 開花期:2月~3月 
昔からある系統。
スプリングカクタス系 主な交配親…オプンティオイデス種 開花期:12月~2月
比較的小型のものが多い。

【原種】
スクルンベルゲラ・トルンカータ(Schlumbergera truncata)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/06/Schlumbergera_truncata_BlKakteenT25.jpg
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/21/Schlumbergera_truncata_%281%29.jpg

スクルンベルゲラ・オルシキアナ(Schlumbergera orssichiana)
http://cactus-epiphytes.eu/Photos/zygocactus_orssichiana_2_p1560h.jpg

スクルンベルゲラ・ルッセリアナ(Schlumbergera russelliana)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/24/Schlumbergera_russelliana_%28Epiphyllum_russellianum%29_Bot._Mag._66._3717._1839.jpg
http://site.tanalahy.com/img/articles/big/planta_schlumbergera.jpg

スクルンベルゲラ・オプンティオイデス(Schlumbergera opuntioides) 
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/63/Schlumbergera_opuntioides.jpg

【主な園芸品種】
スクルンベルゲラ ‘ダーク・マリー’ 〔Schlumbergera ‘Dark Marie’〕
濃赤花の代表品種。分枝が少ないが、大型で大鉢仕立てに向く。中生。
http://2.bp.blogspot.com/_HP9kXFD02vE/SR2PqERmt1I/AAAAAAAAEto/wbwuMlu_qRU/s320/IMG_3694.JPG

スクルンべルゲラ ‘ゴールド・チャーム’ 〔Schlumbergera ‘Gold Charm’〕
薄黄花の代表品種。分枝が少ないが、大型で大鉢仕立てに向く。晩生。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3c/Schlumbergera_truncata_Gold_Charm.jpg

スクルンべルゲラ ‘スーパー・ケーニガー’ 〔Schlumbergera ‘Super Königer’ 〕
薄オレンジ花の品種。強健な大型品種。大鉢仕立てに向く。晩生。
http://hanazukan.sakura.ne.jp/aki-0082.html

スクルンべルゲラ ‘エバ’ 〔Schlumbergera ‘Eva’〕
11月上旬から咲く、ピンク花の品種。分枝が多く、小葉で多花性。小鉢に向く。早生。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/72/Schlumbergera_%27Witte_Eva%27_04.JPG
http://livedoor.blogimg.jp/lamiumrosea817/imgs/c/e/cea5ed5c.jpg

スクルンベルゲラ ‘ピンク・ローズ’ 〔Schlumbergera ‘Pink Rose’〕
珍しいバラ咲きの立ち性品種。晩生。

スクルンベルゲラ ‘パール・ウェーブ’ 〔Schlumbergera ‘Pearl Wave’〕
白い花弁にフリンジが入る。美しい立ち性品種。晩生。
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/kajoen/cabinet/nae3/img57270014.jpg

スクルンベルゲラ ‘チバ・ルビー’ 〔Schlumbergera ‘Chiba Ruby’〕
S.オプンティオイデス(S. opuntioides)と S.オルシキアナ(S.orssichiana)の交配種。棒のような茎節が特徴。

スクルンベルゲラ ‘コンペイトウ’ 〔Schlumbergera ‘Konpeitou’〕
葉が丸く巻き込み、蕾がピンク色で赤花のものをコンペイトウと呼ぶ。蕾のうちから赤いもの、白花やピンク花のものもある。開花期のも早生から晩生までさまざま。 
http://greenpark.up.seesaa.net/image/RIMG0333.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業
切り戻し:春に、各枝の茎節を2節程度ひねり取る。分枝が促され、同時に背丈を小さくする効果がある。
芽摘み:秋になっても茎葉が生長し続けている場合は、先端の赤く柔らかい新芽を摘み取ると、花芽がつきやすくなる。

■栽培環境
鉢植えで管理する。4月~10月は屋外でしっかり日に当てて締まった株に育てるが、梅雨明け~9月上旬は真夏の直射日光が当たらない半日陰で管理する。涼しくなって、さらに日も短くなる秋に花芽をつけるので、秋以降は夜遅くまで明るい場所に置くと、花芽がつきにくくなる。
晩秋の霜が降りる前に室内に取り込み、窓辺など日当たりのよい場所で管理する。蕾がついた株を移動させると落蕾、落花することがあるので、蕾の大きさが1cm以下のうちは、できるだけ移動させないようにする。冬は5℃以上を保つが、暖房の効きすぎも落花の原因になるので注意する。 

■水やり
4月~9月の生育期は、用土の表面が乾いたらたっぷり与え、10月~11月の蕾が大きくなる時期は、用土の表面が乾いたら1~2日待ってから、たっぷり与える。12月~3月の厳寒期は乾かし気味に管理する。花後、5℃程度の寒い場所で冬越しさせる場合は、水をほとんど与えない。

■肥料
生育を開始する春から梅雨までは肥料が必要。4月~6月は緩効性化成肥料(N:P:K=12:12:12など)を、3月~6月は液体肥料(N:P:K=6:10:5など)を施す。梅雨明け以降は肥料を施さず、花芽ができ始める9月上旬までには肥料が切れているようにする。 

■用土
水はけと通気性のよい用土が適している。バーミキュライト、パーライト(または軽石)、酸度調整済みピートモスなどの等量配合土などに、リン酸分の多い緩効性化成肥料(N:P:K=6:40:6など)を規定量混ぜて植え付ける。

■植え付け・植え替え
1~2年に1回、4月に、根鉢をくずして植え替える。茎節が赤くなって茎節の継ぎ目から根が出ているような場合は、根腐れを起こしているかもしれない。鉢から抜いて根がほとんど腐っていたら、完全に用土を落として植え替えるが、そのまま枯死する可能性が高いので、しおれていない茎節を使ってさし芽を行い、新しい株を用意しておく。

■ふやし方
挿し芽:適期は4月~7月。木質化していない茎節を2~3節に切り取り、3.5号程度の鉢に10~12本挿す。挿し芽用土は、植え付け用土と同じ、バーミキュライト、パーライト(または軽石)、酸度調整済みピートモスなどの等量配合土など。挿し芽後もそのまま育てるので、同心円を描くように挿すと自然に丸くまとまった姿になる。

■病気と害虫
 害虫:ナメクジ、ケムシ、ヨトウムシ
ナメクジ、ケムシ、ヨトウムシが4月~10月に発生する。柔らかい新芽を好んで食害する。ナメクジやヨトウムシは夜行性なので、夜に見回って捕殺するか、薬剤で防除する。ケムシは近くに食害を受けた部位の近くにいることが多いので、見つけしだい捕殺するか、早めに薬剤で防除する。

■まとめ
夏の暑さが多少苦手
葉摘みが大事な作業
生育段階に応じて水のやり方をこまめに変える
https://www.youtube.com/watch?v=DHVT00vg2Ds
https://www.youtube.com/watch?v=qgQGOffKz2Y
https://www.youtube.com/watch?v=bGYj-bM3iVA


12月9日「障害者の日」 誕生花:ツワブキ

2014-12-09 02:52:18 | 雑記

 記念日・年中行事

○障害者の日
障害者の日は、1975年12月9日国際連合の第30回総会において「障害者は、その障害の原因、特質及び程度にかかわらず、市民と同等の基本的権利を有する」という障害者の権利に関する決議(国連総会決議3447)が採択された日である。1980年11月28日に日本の厚生省国際障害者年推進本部が12月9日を障害者の日とすることを決定した。
2003年12月3日公布された障害者基本法においても12月9日を障害者の日とすることが法律上定められたが、2004年の同法改正による障害者週間法定化に伴い条文から「障害者の日」の名称は消えた。

国際腐敗防止デー(International Anti-Corruption Day
2003(平成15)年のこの日、「国連腐敗防止条約」が調印された。
公務員等による贈収賄・横領などの汚職・腐敗行為の防止のための日。

※漱石忌
 小説家・夏目漱石[なつめそうせき]の1916(大正5)年の忌日。
代表作:『我が輩は猫である』『坊っちゃん』『こゝろ』『三四郎』

*(旧)身体障害者福祉週間(12月9日~15日) 
「障害者の日」からの一週間。
1995(平成7)年、「障害者週間」(12月3日~9日)制定とともに廃止され、この週間に行われていた行事も障害者週間に行われるようになった。

□関のボロ市(東京都練馬区・本立寺境内および門前、12月9日~10日)
日蓮聖人の命日をしのび行われる本立寺のお会式の日、12月9日。19時からの万燈の行列が有名である。
また、9日と翌日の10日には、本立寺の門前で「関のボロ市」が開かれる。
昔は草履の鼻緒の布のことをボロとよび古着を扱う市が多かった。今でも多少残っている。
 

□仏名会[ぶつみょうえ](奈良県大和郡山市・矢田寺)
過去・現在・未来の三千の仏に1年間の罪を懺悔し、仏の名前を読みあげる。矢田寺境内には石仏が多く、本尊と同じスタイルの「みそなめ地蔵」をはじめ、江戸以前のものだけでも50体を超すという。

□鳴滝大根炊き(京都市右京区・了徳寺、12月9日~10日、9時~16時、法要11時~)
親鸞聖人[しんらんしょうにん]を偲ぶ報恩講として開催される。
親鸞聖人来訪の折、大根を煮てもてなした故事にちなんでいる。大鍋で炊き上げ、参詣者に振る舞う。中風除けになると伝えられている。

 ツワブキ(石蕗、艶蕗) [green] leopard plant,Japanese silver leaf

【花言葉】「いつも笑顔で変わらない」「愛よ甦れ」「謙遜」「困難に負けない」

【概要】
ツワブキ(石蕗、艶蕗、学名:Farfugium japonicum)はキク科ツワブキ属の多年草。
本州の東北地方から沖縄にかけて、海外では、台湾、朝鮮半島、中国などにも分布し、岸の岩場や崖地などに生える。
「蕗」という文字を用いるがフキの仲間ではない。 「蕗」の名がつくのは葉の形がフキに似ているところから来ている。 「艶蕗(つやふき)」ないし「艶葉蕗(つやばぶき)」が転訛して「つわぶき」になったと言われている。
葉は塩ゆでなどにして食することができる。 また、九州名産のキャラブキは本種を原料としている。 昔は薬草としても用いられていた。 葉を火にあぶって湿布薬にしたという。 なお、津和野という土地があるが、この地名は「つわぶきの野」という意味をもつ。
属名の「ファルフジウム(Farfugium)」は、「farius(列)」と「 fugus(駆除)」という意で、フキタンポポの古名によるとされる。種小名の japonicum は「日本の」という意味である。

【特徴】
草丈は50cm程度。地下に短い茎があり、地上には葉だけが出る。葉は根生葉で葉身は基部が大きく左右に張り出し全体で円形に近くなる。長い葉柄を持ち、葉柄は大きく切れ込んだ葉身の中心につく。これらの点はフキによく似ている。その葉は厚くて表面につやがあり、緑色が濃く、若いときには綿毛が多い。
開花期は10~11月。葉の間を抜けて花茎
を伸ばし、その先端に散房花序(主軸が短く、それより長い柄をもった花が間を詰めて生じるもの)をつけ、直径5cm程度の黄色い花(頭花)を数輪~10輪咲かせる。筒状花も舌状花も黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/58/Petasites_japonicus02.jpg

【変種・原種】
リュウキュウツワブキFarfugium japonicum var. luchuense
奄美大島、沖縄島、西表島に分布する琉球諸島固有変種。渓流植物。ツワブキとは葉の形が極端に異なり、円形からハート形をしているツワブキに対し、本変種は扇形からひし形をしており、葉面積が狭くなっている(狭葉現象)。これはツワブキが渓流環境に適応した結果であると考えられている。沖縄島と西表島では比較的多いが、奄美大島では2つの河川に少数個体が点在するのみである。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/~shoyaku/photo/Japan/Okinawa/030115tuwabuki.jpg
http://www.plantsindex.com/plantsindex/jpg/hb57850_ep.jpg

オオツワブキFarfugium japonicum var. giganteum
九州や四国の海岸に分布する。ツワブキよりも大きくなり、葉身の幅が45cm、長さが35cmにもなり、花茎も1mになる。花期は12~1月。葉柄は食用となる。
http://www.geocities.jp/noziaoi/s-ootuwabuki51.jpg

カンツワブキFarfugium hiberniflorum
小型で屋久島と種子島の湿った森林に生える。花は主に12月に最盛期を迎える。直射日光と乾燥に弱く、日陰で育てる。冬は最低5℃は保つ。 
http://www7a.biglobe.ne.jp/~treedoctor/imege/DSC_3555.jpg

【園芸品種】
ツワブキ‘牡丹獅子’Farfugium japonicum ‘Botan jishi’〕
葉の縁が激しく波打ち(獅子葉)、全体に綿毛が多い園芸品種。この品種をもとにいろいろな獅子葉の園芸品種がつくられている。
http://cdn.engei.net/images/73/73959.jpg

ツワブキ‘竜頭’Farfugium japonicum ‘Ryuzu’〕
葉の表面にしわが寄り、突起を出す園芸品種。花もやや変形する。株が小さいときや根詰まり気味の時は特徴が出ないので、庭植えや大鉢に向く。
http://www.nihonkaki.com/shop/item/nihonkaki/picture/goods/7865_1.jpg

ツワブキ’浮雲錦’Farfugium japonicum ‘Ukigumo nishiki’〕
古くからある白覆輪の園芸品種。栽培環境に慣れると直射日光下でも大丈夫なので使いやすい。冬には葉の縁が紅色を帯びる。
http://img.yaplog.jp/img/14/pc/a/n/x/anxnail/0/110_large.jpg

キモンツワブキ(黄紋石蕗、Farfugium japonicum ‘Aureomaculatum’〕
ホタルツワブキとも呼ばれる。黄色いヒョウ柄のような斑が入る園芸品種。斑の部分が日焼けしやすいため、明るい日陰に向く。斑の密度や株の大きさに個体差がある。
http://www.rgplantcollections.com/img/species/39282_full.JPG

ツワブキ‘鏡獅子’Farfugium japonicum ‘Kagami jishi’〕
葉の縁が激しく波打つ獅子葉で、黄色い斑が入る園芸品種。株が小さいと本来の性質を発揮しないので、庭植えや大鉢に向く。
http://auctions.c.yimg.jp/img383.auctions.yahoo.co.jp/users/8/8/7/5/zososhihakata-img600x450-14011908735mre1l89339.jpg

ツワブキ‘金冠’Farfugium japonicum ‘Kinkan’〕
葉の縁が黄色く縁取られる園芸品種。府の現れ方は不規則で、ほんのわずかなときから、葉の半分ほどが黄色くなるときまである。春の肥料を控えると斑が出やすくなる。
http://pics.davesgarden.com/pics/2007/12/11/mgarr/df0426.jpg

ツワブキ‘残雪’Farfugium japonicum ‘Zansetsu’〕
葉全体に白く細かい斑点が散りばめられた白散り斑の園芸品種。 
http://www.ishidaseikaen.com/webshop/upload/save_image/TW-008-m.jpg 

【詳しい育て方】

■主な作業
枯れ葉取り:枯れ葉は取り除いて美観を保つ。
花茎切り:タネをとる目的がないときは、花が咲き終わったら花茎を切り捨てる。 

■栽培環境
日なたか明るい日陰で育てる。土質は問わないが、水はけのよい土地を好む。斑入り葉の園芸品種のなかには明るい日陰のほうがよいものもある。

■水やり
鉢植えは、表土が乾いたら十分に与える。庭植えは、よほどの干ばつでもないかぎり水やりは不要である。

■肥料
鉢植えは、植え替え時に元肥として、草花用のチッ素、リン酸、カリが等量の配合肥料や、油かすと骨粉の配合肥料などを5号鉢で三つまみほど施す。
4月~9月は月1回、草花用のチッ素、リン酸、カリが等量の配合肥料や、油かすと骨粉の配合肥料を施す。ただし、斑入り葉の品種のなかには、春に肥料が効きすぎると斑が現れにくくなるものがある(特に曙斑のもの)。最初の新葉が生長している間は肥料を控える。
庭植えは、追肥を少なめにするか、または元肥のみで問題ない。

■用土
 一般的な花壇用の草花培養土でよく育ち、特別のものを用意する必要はない。庭植えは、10~20cmほど土を盛ってから植えると、生育がよくなる。

■植え付け・植え替え
鉢植えの場合は、芽出し前の4月に、毎年か1年おきに植え替える。鉢から地面に植え替えるだけなら、真冬を除けばいつ行ってもかまわない。 

■ふやし方
株分け:植え替えと同時に行う。古くなった根茎を、自然に分かれる部分で分ける。もしつながっていても、それぞれの芽に十分に根がついているのならナイフなどで切って分けてもかまわない。
タネまき:2月~3月にタネをまいてふやすこともできる。自然に実ったタネからは、親と変わり映えがしないか、劣ったものしか生まれない。好みの親を選んで交配する。豆盆栽としてつくるなら小鉢にまくとよい。
根茎伏せ:葉のない古い根茎でも、生きていれば、植えておくと芽を出して新しい株ができる。

■病気と害虫
病気:うどんこ病、斑葉病、褐斑病
うどんこ病は5月~8月に発生し、葉の表面に白い粉をかけたようなカビが生える。あまり重症化はしないが、気になるようなら発生した葉を切り捨てて再生させる。斑葉病と褐斑病はどちらも灰白色の円い病斑ができ、斑葉病では病斑の縁が褐色、褐斑病では病斑の縁が暗褐色で、のちに黒い点が現れる。どちらもあまり大発生しないが、気になるなら発生した葉を切り捨てて再生させる。
害虫:キクスイカミキリ(シンクイムシ)
成虫は小さなカミキリムシで、4月~7月に葉柄に卵を産みつける。幼虫が地下の根茎に向かって葉柄の内側を食い進み、最後には根茎の内部を食いつくす。春から夏にかけて、元気な葉の中にしおれたものが交じっていたら、その葉を根元からねじ切って幼虫を取り除く。念のため、葉柄を裂いて中に幼虫がいるか確認し、いなければ根茎に入り込まれた可能性が高いので、株を掘り上げて根茎を割り、中にいる幼虫を捕殺する。完全に防ぐ方法はなく、周囲にキク科の雑草を生やさないことである程度少なくできる。

■まとめ
明るい日陰でよく育つ。強い直射日光は避ける
腐葉土や堆肥など有機質のたっぷり入った土でよく育つ
肥料はさほど必要としない 
https://www.youtube.com/watch?v=djGqxWEO65g


12月8日「針供養」 誕生花:ヘンルーダ

2014-12-08 00:32:38 | 雑記

 記念日・年中行事

◇針供養
針仕事を休んで古針や折れ針を供養し,裁縫の上達を祈る女性の行事。
用の済んだ針を豆腐やこんにゃく、餅などに刺し、川へ流したり近くの社寺へ持ち寄って供養してもらうのが一般的で、全国の広い地域で2月もしくは12月の8日(こと八日)
に行われている。
これら両日を厄日と考え、一つ目小僧
や厄病神の来訪を説いて、山へ入るなとか仕事を早く切りあげて家で静かにしていよとする伝承が東日本を中心に各地にあるが、針仕事を休むというのも、これらの日が仕事を避けて忌籠(いみごもり)すべき日であったからだと思われる。 

◇事納め
その年の農事等雑事をしまう日。
江戸時代には、里芋・こんにゃく・にんじん・小豆を入れた「御事汁」を食べた。
農事を始める「御事始め」は2月8日である。

対米英開戦記念日(太平洋戦争開戦記念日)
1941(昭和16)年12月8日午前3時19分(現地時間7日午前7時49分)、日本軍がハワイ・オアフ島・真珠湾のアメリカ軍基地を奇襲攻撃し、3年6か月に及ぶ大東亜戦争対米英戦(太平洋戦争)が勃発した。
「12月8日午前零時を期して戦闘行動を開始せよ」という意味の暗号電報「ニイタカヤマノボレ1208」が船橋海軍無線電信所から送信され、戦艦アリゾナ等戦艦11隻を撃沈、400機近くの航空機を破壊して、攻撃の成功を告げる「トラトラトラ」という暗号文が打電された。
元々は、ワシントンで交渉していた野村・来栖両大使がアメリカ側に最後通牒を手渡してから攻撃を開始することになっていたが、最後通牒の文書の作成に時間がかかったため、事実上奇襲攻撃となってしまった。アメリカ軍は「リメンバー・パールハーバー」を戦争遂行の合言葉とした。 

○Cyber Monday(サイバーマンデー)
アメリカでは、感謝祭(11月の第4木曜日)の休暇明けの翌月曜日は「Cyber Monday」(サイバーマンデー)と呼ばれ、オンラインショッピングの売上が急増する。
日本では12月が冬のボーナス時期でもあり、多くの通販サイトでセールが行われることから、日本版の「Cyber Monday」(サイバーマンデー)を目指して、アマゾンジャパン株式会社が制定。
日付はAmazon.co.jpでも、多くの企業でボーナスが支給される12月の第2週に年間で最も多くのお客がサイトを訪れていることから12月の第2月曜日とした。
 

○ジュニアシェフの日
「ジュニアシェフ」とはこどもを対象とした料理の教授、教室の企画・運営・開催を指すもので、福岡県久留米市に本社を置き、食品卸売業・レストラン事業・旅館業・農業などを手がけるベストアメニティ株式会社が有する登録商標。
記念日は食育の一環として、食文化、作法、食材などの知識を広めるめに同社が制定。
日付は12と8で「ジュニアシェフ」と読む語呂合わせから。

□成道会[じょうどうえ]
釈迦の成道(悟りを開くこと)を記念する法要。
日本では臘月(ろうづき:12月)の8日に成道したと伝承されており、12月8日に行われる。
上座部仏教では降誕・成道・涅槃が同じ日であったとして、5月の満月の日に「ウェーサーカ祭」として祝われる。

聖母マリア無原罪の御宿りの祭日
「無原罪の御宿り」とは、聖母マリアは原罪の穢れなしにキリストを受胎したとするカトリックの教義のことである。
1854年のこの日、ローマ教皇ピウス9世が無原罪の御宿りをカトリックの教義として公認したことから、この日がその記念日となっている。
 

※レノン忌
1980年のこの日、ビートルズのメンバーだったジョン・レノンがニューヨークの自宅アパート前で熱狂的なファン、マーク・チャプマンにピストルで撃たれて死亡した。

□針供養(京都市西京区・法輪寺、13:00~14:00)
折れた縫い針や使い古した針を大きなこんにゃくにさして、これまで一生懸命に働いてくれた針に休んでもらい、同時に裁縫の上達を祈ろうということ。当日には、甘酒の接待や、日本舞踊などが行われる。  
法輪寺では、毎年2/8と12/8の双方で行われる。

□田代の風流(福岡県八女市・八龍神社)
福岡県の無形民俗文化財に指定されており、太鼓打ち、大名行列が行われる。化粧をし派手な衣装に身を包んだ男衆が大名行列に加わり、ユーモラスな奴踊りを披露する。神前では太鼓を打ちながら舞い踊る風流(歌舞芸能)を奉納する。
https://www.youtube.com/watch?v=Enf-bRv_fkM 

 ヘンルーダ common rue

【花言葉】「悔恨」「軽蔑」「同情」

【概要】
ヘンルーダ(オランダ語:wijnruit、英語:rue、学名:Ruta graveolens)は、ミカン科ヘンルーダ属の常緑小低木。地中海沿岸地方の原産。江戸時代にオランダから輸入された。
和名のヘンルーダはオランダ語のwijnruitが、転訛したものと言われ、蘭説弁惑[らんせつべんわく](大槻玄沢[おおつきげんたく]著1799年)に「ヘンルウダはウウィインルウダなり」とある。
漢字では芸香(うんこう)と書き、しおりに使うと本の虫食いを防ぐと言われた。古くは書斎を芸室(うんしつ)ともいった。
属名のルタ(Ruta)はギリシア語のレウオ(reuo:自由にする)に由来し、高い薬効に起因するとされている。
種小名のグラベオレーンスは「強い香りがある」の意で、全体に強い香りのあるところから来ている。

【特徴】
樹高50~100cm。生長すると株元の茎は木肌のようになり、低木のように茂る。
葉は2~3回羽状複葉で、対生する。 羽状複葉というのは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるもののことである。 さらに1~2回枝分かれをさせて、それぞれの先に羽状複葉をつけて1枚の葉となる。 小葉の形は楕円形ないしへら形である。 葉の色は粉白色であるが、青灰色を帯びたものと黄色みの強いもの、斑入り葉のものなどがある。 葉には「山椒」のような甘い香りがある。
初夏~夏(5~6月)に、枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、黄色い小さな花を咲かせる。 花弁は4(~5)枚で、フチが波打って内側に少し巻く。 雄蕊は8本である。 雌蕊のつけ根を取り巻くように蜜腺がある。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。 
http://yasashi.info/image/photo/c00729c.jpg
・葉
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/rutaceae/henruda/henruda04.jpg
・花
http://yasashi.info/image/photo/c00729b.jpg
・実
http://yasashi.info/image/photo/c00729a.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業
性質が丈夫な植物であまり手間はかかりません。梅雨頃になると密生している部分が蒸れて、葉が枯れ上がって見た目が悪くなってしまう。混んでいる部分の枝を切り落として風通しをよくする(透かし剪定)。あるいは葉を間引いてもよい。作業の際、茎葉からでる汁に触れると人によっては皮膚炎を起こす場合もあるので長袖、手袋で防護した方がよい。
株を形よく整えるために先端の枝を切り落とす(摘心する)とワキから枝がでてきてボリュームのある草姿になる。そうすると葉の数も増えるので収穫量も増える。

■栽培環境 
日当たりのよい場所が一番適しているが、半日陰の場所(午前は日が照るが午後から日陰になるような場所や比較的明るい日陰)でも育つ。地植えにする場合は日陰の場所を除けばさほど場所を選ばずに育てられる。鉢植えの場合は移動が可能であるのでできるだけ日のよく当たる場所においてあげる。
寒さには比較的強く、関東より西の地域であれば冬でも葉が緑色のまま生育する。ただ、霜に当たったり寒風にさらされると葉先が傷んでしまうことがある。鉢植えの場合は霜の当たらない屋根のある場所などに移動させた方が無難である。地植えの場合は株元を腐葉土などで覆ったり寒風よけを行う。

■水やり
やや乾燥気味の土を好むので、土の表面が乾いてから水を与えるようにする。

■肥料
肥料は植え付ける前に土にあらかじめ有機質の肥料(牛フンや鶏フン)を混ぜ込んでおく。
鉢植えにする場合も同様に肥料を混ぜ込んでおく。鉢植えの場合は粒状の化成肥料を使用する。
追肥として2週間に1回くらい液体肥料を水やり代わりに与える。追肥の時期は生育中の春から秋で冬には与える必要はない。

■用土
 水はけの良い土が適している。
酸性の土を嫌うので地植えにする際はあらかじめ植え付ける予定の場所に苦土石灰を混ぜ込んで酸性を中和しておく。

鉢植えの場合は赤玉土小粒7:腐葉土3の配合土を使用する。

■植え付け・植え替え
一度植えつけを行うと株分けを行うとき以外は植え替える必要はない。苗の植え付け適期は4月。
鉢植えにした場合はできれば毎年植え替えた方がよい。植え替えの適期も4月頃で一回り大きな鉢に新しい用土で植え替える。
 

■ふやし方
タネまきと株分けと挿し芽でふやすことができる。
タネまき:タネまきの適期は3月下旬~4月。庭や鉢に直接まいて間引きながら育てるのが一番管理が楽である。ある程度大きくなるので鉢植えの場合は6~7号鉢(直径18~21cm)に1株が目安になる。
地植えの場合は最終的に株と株の間隔を50cm程度開ける。
タネを自家採集する場合は秋に熟したら色の黒いものを選んで保存しておく。

株分け:株分けは掘り上げて大きくなった株を2~3つに分ける。根を傷めるとその後の生育に影響するのでていねいに扱う。適期は4月。
挿し芽:挿し芽は元気のよい枝を選んで10cmほどの長さに切り取り土に挿す部分の葉を取り除き、切り口から水を30分ほど吸水させてから土を入れた鉢に挿し、根が出てくるまでの1ヶ月乾かさないように管理する。その後根が出てきたものはそれぞれを小さめの鉢に植え替えて通常通りの管理を行います。適期は4~6月。

■病気と害虫
特にない。アゲハ蝶が卵をうみつける。香りが強くその虫よけ効果で大抵の害虫は発生しないのであるがアゲハだけは寄って来て、アゲハチョウの幼虫があっというまに丸裸にしてしまう。

■収穫・利用方法
葉に強い香りがあるために料理の薬味として利用されていたが、食用として適さない成分が含まれていることが判り現在では食用として利用せずに、根を染色の材料にしたり、花をドライフラワーとして楽しむ。
殺虫、殺菌作用があるので乾燥させた葉を細かく粉末にして草花に散布することもある。葉の収穫は開花以前に行い、いったん乾燥させてから利用する。花は咲き始めてきたら刈り取って吊して乾燥させて利用する。

■まとめ 
酸性の土を嫌う
茎葉からでる汁に触れると皮膚炎(発疹)を起こすことがある
乾燥に強く過湿に弱い。水をやりすぎないように注意する
 


12月7日「国際民間航空デー」 誕生花:シクラメン

2014-12-07 00:56:03 | 雑記

 記念日・年中行事

国際民間航空デーInternational Civil Aviation Day)
1992(平成4)年の国際民間航空機関(ICAO)の総会で制定し、1994年から実施。国際デーの一つ。
1944(昭和19)年のこの日、ICAOの設立を定めた「国際民間航空条約」の署名が行われた。
国際民間条約(Convention on Internatinal Civil Aviation)は、第2次世界大戦後の民間航空の基本条約。 1944年 11月シカゴで開催された国際民間航空会議で採択され、シカゴ条約ともいう。4部からなり、第1部「航空」は国際航空の一般原則と条約の適用について、第2部「国際民間航空機関 ICAO」は同機関の設立・目的・機構などについて、第3部「国際航空運送」は空港などの航空施設や共同運営組織・共同計算業務について、第4部は「最終規定」で他の航空協定や航空取り決めのほか紛争および違約などこの条約自体について、それぞれ規定している。

○神戸開港記念日
1867(慶応3)年12月7日(新暦1868年1月1日)、神戸港が外国船の停泊地として開港した。
新暦に換算した1月1日も「神戸港記念日」となっている。

○クリスマスツリーの日
1886(明治19)年のこの日、横浜・明治屋に日本初のクリスマスツリーが飾られた。
ところで、1860年、日本との修好通商条約を結ぶために来日したプロイセン王国(現在のドイツ)のオイレンブルク伯爵が、滞在先の公館でクリスマスツリーを飾った。それが日本で初めてのクリスマスツリーだと言われている
クリスマスツリーの原型は、北欧に住んでいた古代ゲルマン民族の「ユール」という冬至の祭りで使われていたモミの木。冬でも青々と葉が茂るモミの木は、ドイツ人にとって生命力の象徴で、冬至のころに部屋に置き、長く厳しい冬を乗り切る精神的な支えにしていた。それが、クリスマスに飾られるようになったという。

☆大雪[たいせつ]
12月7日頃(2014年は12月7日)。および冬至までの期間。
太陽黄径255度。
小雪から数えて15日目頃。
山岳だけでなく、平野にも降雪のある時節ということから大雪といわれたもの。この頃になると九州地方でも初氷が張り、全国的に冬一色になる季節。冬の寒さが日ごとに加わる。スキー場がオープンしたり、熊が冬眠に入るのもこの頃。
鰤(ぶり)など冬の魚の漁も盛んになる。
・風花[かざはな]・・・晴天の青空の中をハラハラと舞うように降る雪のこと。本格的な冬の前触れとされている。 

○【陸上競技】福岡国際マラソン(福岡県福岡市・平和台陸上競技場
平和台陸上競技場をスタート及びゴール地点とし、福岡市西南部を周回し、福岡市東区香椎[かしい]を折り返し地点として42.195kmを走破する。
12月最初の日曜日
に行なわれる。かつてランナーの間では「非公式の世界選手権大会」とみなされ世界のトップランナーの集うハイレベルのエリートマラソン大会であった。近年は参加資格を緩めて参加者の門戸を広めている(ただし、一般市民参加にはいたっていない)。 

○かもん!かもネギまつり(新潟県新潟市・潟東[かたひがし]体育館、9時30分~14時30分) 
潟東地区で盛んなカモ猟をテーマに1996年より開催しているイベント。冬の味覚「カモ汁」のほか、けんさ焼きやもちなどが味わえる。
仕掛け縄を使ったカモ猟の実演ショーや、ネギやハクサイなど農産物の即売、フリーマーケットなども行っている。
 

○第5回ファイナルよさこい2014 Continue(埼玉県坂戸市・聖天宮[せいてんきゅう]、10:00~16:00※雨天決行・荒天中止)
観客の投票により「よさこい龍王」を決める一年の集大成ファイナルよさこいが今年も開催。多くの、よさこいチームが熱い競演を見せる!
今年は、ふるさと祭り第10回記念として、「天空うまいもの市場」が同時開催されるほか、和太鼓アトラクション、妖怪ウォッチダンスコンテストなど見どころ食べ処が盛り沢山。2014年最後のイベント、今年の「よさこい龍王」を決めるのは貴方!
https://www.youtube.com/watch?v=SU73CZuKgdo

○パティシエールが贈る♪クリスマス スイーツビュッフェ(東京都千代田区・ゼンカフェ・マリーナ)
『スイーツで子供たちに夢を与えたい』という思いで、ホテルやケーキ屋で腕を磨いたパティシエールたちが、スイーツブッフェを開催致する。可愛い・美味しい・夢のあるスイーツを作って、皆様をお待ちしている。

○第15回掛川ひかりのオブジェ展(静岡県掛川市・掛川駅から掛川城を結ぶ駅前通りから城下通りまでの街路樹脇、12月7日~2015年1月23日、開催日当日の17時~ 掛川駅北口サンクン広場にて【点灯式・開会式】を開催。毎日17時~24時まで点灯。雨天決行。)
掛川駅から掛川城までの駅前通りをギャラリーにして、市民・企業・生徒学生・地元商店街等による「手作りのひかりの造形」で彩り、まちのあたたかさを演出するイベントである。
みんなに街なかを「自分の居場所」として身近に感じてもらい、掛川のまちを好きになってもらうきっかけにしていこう。是非、ゆっくりと観賞しながら街なか散策をお楽しみください。
 

□貴々念仏[とうとうねんぶつ](長野県長野市・善光寺、12月7日~9日) 
約1400年前に創建されたと伝えられる善光寺。宗派を問わず、万人に極楽往生を約束していることで有名だ。
貴々念仏は別時念仏(一定の日を定めて念仏する)法要で、善光寺を護る寺院の中に、かつて時宗があったころの名残の行事といわれている。経蔵は建物の保全管理工事のため当面の間拝観不可。

□太郎坊お火焚大祭(滋賀県東近江市・太郎坊宮[たろうぼうぐう])
約10万本の護摩木が焚き上げられ、奉納者の罪と穢れを祓い清め、新たな気持ちで新年を迎える祭り。また、火の勢いが弱まると修験者や一般参拝者による火渡り神事もある。また、山伏問答も行われる。

□釈尊成道会・大根だき(京都市左京区・妙満寺、11:00~、大根だき 500円)
お釈迦様がインド・ブッタガヤの菩提樹の下で悟りを開かれたことを喜び、感謝する法要。
法要後には、今年一年の無事を感謝し、除厄招福と健康を祈り、「大根だき」がふるまわれる(有料)。

□成道法要と大根炊き(京都市上京区・千本釈迦堂、12月7日~8日、成道会 8日10:00~
大根焚き授与 両日10:00~16:00、大根焚き1000円)
釈尊が悟りを開いた日を記念した恒例行事。
鎌倉時代に茲禅上人が大根の切り口に梵字を書いて魔除けとしたのが始まり。

□しまい大国祭(京都市東山区・地主神社、14:00~)
しまい大国祭は、えんむすびの神様として有名な地主神社の1年間のしめくくりのお祭りで、ご利益を感謝し、来る年の開運招福を祈願する。
祝詞(のりと)奏上の後に、新年のしめ縄お祓いや、恋占いの石と恋の願掛け絵馬のお祓いなどが行われる。

□ねんねこ祭(和歌山県串本町・木葉[このは]神社)
串本町田原、木葉神社の祭典。6時ごろから神事が始まり、昇子旭の礼拝、子守の神事、行事稲穂播きに終わる。
子守神事は、神功皇后の皇子愛育の故事に由来すると伝えられ、乳幼児の守り神として近隣から参詣者を集めている。

○第38回年末たすけあい石見神楽共演大会(島根県益田市・島根県芸術文化センター「グラントワ」大ホール)
収益金の一部を社会福祉に役立てる大会で、市内を中心とする12社中が30~35分の持ち時間で上演する。石見神楽はテンポが速く、衣装が豪華で勇壮な舞である。
入場券の番号で抽選を行い、神楽面などの豪華賞品が当たる。
 

 シクラメン cyclamen

【花言葉】「内気」「遠慮」、赤のみの花言葉:「嫉妬」、白のみの花言葉:「清純」

【概要】
シクラメン(学名:Cyclamen persicumはサクラソウ科シクラメン属に属する多年草。
地中海地方原産で、花期は秋から春。冬の花として有名。
和名は「豚の饅頭(ブタノマンジュウ)」と「篝火草(カガリビバナ)」の二種類がある。前者の『豚の饅頭』は、植物学者大久保三郎
がシクラメンの英名:sow bread(雌豚のパン=シクラメンの球根が豚の餌になることから命名)を日本語に翻訳した名である。後者の『篝火花』のはシクラメンを見たある日本の貴婦人(九条武子だといわれている)が「これはかがり火の様な花ですね」と言ったのを聞いた植物学者牧野富太郎が名づけた。前者は球根を、後者は花を見て名づけている。尚、現代ではシクラメンに対しては滅多に和名を用いる事が無い。 
シクラメンの仲間は地中海沿岸を~小アジアにかけて十数種類が分布します。その中でも一般に鉢花として栽培されているのはシクラメン・ペルシカム〔Cyclamen persicumから改良された園芸品種で、単に「シクラメン」と言うとそれらを指すことが多い。
シクラメン(Cyclamen)の語源はギリシア語のキクロス(kiklos)からきている。キクロスは「旋回」「らせん」という意味。花後にゼンマイのようにくるくる巻く花茎に由来する。
種小名ペルシカムpersicumは「ペルシャの」という意味である。

【特徴】 
草丈10~40cm。根際から生える葉には長い柄があり、心臓形ないし円形である。 葉の表面には斑が入り、縁には鋸歯がある。
開花期は11月~4月で、花は茎先に1輪ずつ咲く。 花の色は、赤、白、紫色、ピンクなどのものがあり、クリーム色のものも作出されている。 花冠は5つに裂ける。 萼片は5枚である。 雄蕊は花冠のつけ根の部分に合着していて短い。 園芸品種では、グラデーションのかかるものや多弁咲きのものなどが開発されている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

【園芸品種と歴史】
ペルシカムは18世紀にトルコのキプロス島からイギリスに導入され栽培が始まった。それから、野生種とは異なる花色のものが作られたが、花の大きさ自体は小さいままであった。
19世紀後半に現在のシクラメンの元となる大輪の品種が次々と作られた。代表的な品種に「ギガンテウム」「ユニバースム」などがある(残念ながらこれらの品種は現存しない)。
それまで存在しなかった赤色やサーモンピンクのシクラメンが20世紀初頭にできた。縁が細かく波打つフリンジ咲きの「ヴィクトリア」はこの頃作られて現在まで栽培されている。繊細かつ豪華な雰囲気を持つ花である。これ以外にも当時作出された品種の多くが現在でも栽培されている。
1960年にオランダでパステルカラーの品種群「バッハ」「ハイドン」「シューベルト」などの音楽家シリーズがつくられ、日本でも鉢花向きに広く普及している。
ミニシクラメンはペルシカムに他の園芸品種を掛け合わせてつくられた小型の品種で、様々な系統がある。ガーデンシクラメンはミニシクラメンの中から耐寒性の強いものを選んで育種された品種。ベランダや屋外でも冬越しできるので、春の草花の寄せ植えなどに広く利用されている。
また、八重咲きや芳香性の品種も知られている。日本ではヨーロッパほど普及していませんが切り花用の品種も作られている。

【主な園芸品種】 
シクラメン‘ビクトリア’Cyclamen persicum ‘Victoria’)〕 
花弁の縁に細かい切れ込みが入るフリンジ咲きの代表品種。本種から多くの八重咲き品種が生まれた。
http://hanashige.net/img_2011/pot_31.jpg

シクラメン‘ピアス’Cyclamen persicum ‘Pierce’〕
咲き始めは白色で、しだいに花弁の先端にかすり状のピンクのグラデーションが入る。日によく当てるとピンクがよく発色する。
http://www.shuminoengei.jp/ec/upimages/001/003/item2079p2.jpg 

シクラメン‘ヴェスタ’Cyclamen persicum ‘Vesta’〕
ビクトリアから生まれた品種で、覆輪花。高温に強く、夏越ししやすい。
http://cdn.engei.net/images/25/25227.jpg

プラチナリーフ 
葉全体が銀色で、日が当たるとキラキラと輝き、美しい。花色には白やピンクがある。
http://cdn.engei.net/libimg/55590i1.jpg

シクラメン‘ネオ・ゴールデン・ガール’、‘ネオ・ゴールデン・ボーイ’Cyclamen persicum ‘Neo Golden Girl’, Cyclamen persicum ‘Neo Golden Boy’〕
珍しい黄花。'ガール'は口紅を差したように、花弁の基部が赤く色付く。
http://shopping.c.yimg.jp/lib/kajoen/img35931870.jpg

シクラメン‘パピヨン’Cyclamen persicum ‘Papillon’〕
濃いピンクの縁が白く刷け込む。丸みを帯びた花は蝶が飛んでいるかのように見える。 
http://homepage3.nifty.com/plantsandjapan/img731.jpg

シクラメン‘メティス・シリーズ’Cyclamen ‘The Metis series’〕
フランス・モレルディフュージョン社のミニシクラメン。早咲きで、丈夫で育てやすい。寒さに強く、次々に花が咲き、開花期間が長い。
http://www.cyclamen.com/images/identites/cyclamen-metis-4590-zoom.jpg

シクラメン‘フェアリー・バンビ’Cyclamen persicum ‘Fairy Banbi’〕
八重咲きのシクラメンで、花もちが抜群によい。咲き進むにつれ花色が淡いピンクから濃いピンクへと変化する。 
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【詳しい育て方】

■主な作業
花がら摘み、枯れ葉取り:株を片手で押さえながら、咲き終わった花梗(球根と花の間の茎)を手でつまんで軽くねじるように引き抜く。同様に枯れた葉も抜き取る。
葉組み:球根の頂部にある芽に日光を当てて生育を促進するとともに、花を中央に集めて株姿を整える目的で行う。株の中央にある葉を、外側のほうの古い葉の下方へ移す。葉柄が交差すると株の中央に日光が当たらないので放射状に広げる。この葉組み作業は、生育おう盛で葉のふえる秋に行う。また開花中も随時行うと、形よく、小さな蕾まで咲くようになる。

■栽培環境
冬は室内のよく日の当たる窓辺で管理する。ガーデンシクラメンは、耐寒性があり戸外で育てることができるが、直接霜に当たると株が傷み、ひどい場合には枯死することがあるので、木の下や軒下などで育てる。
3月中旬からは日中、日当たりのよい戸外で雨に当てないように管理し、徒長気味になっていた株を締めて育てるが、最低気温が10℃以下になるときは室内に取り込む。
梅雨時期からは、戸外の雨のかからない風通しのよい明るい日陰で管理する。休眠させた場合は日陰へ移す。
9月中旬からは春の方法に準じて育て、最低気温が5~10℃になったら室内に取り込む。

■水やり
底面給水鉢で育てている場合は、夏に休眠させないかぎり、受け皿の水がなくならないように適宜補給する。普通鉢で育てている場合は、鉢土の表面が乾いてきたら、葉をめくって球根の頂部に水がかからないように、株元にたっぷりと水やりする。夏に休眠させるときは、6月~8月の間、一切水を与えないようにする。ガーデンシクラメンは非休眠法で育て、土が乾いてきたら株元にたっぷりと水やりする。

■肥料
9月~5月上旬までは、1週間に1回程度、液体肥料を施す。夏の間は、非休眠株には2週間に1回程度、薄めの液体肥料を施すが、休眠株には一切施さない。 

■用土
市販の鉢花・草花用培養土を用いるのが簡単である。自分で配合するときは、赤玉土小粒4:腐葉土4:日向土細粒2の割合でつくる。また、元肥として緩効性化成肥料を1平方メートル当たり3g程度用土に加える。 

■植え付け・植え替え
9月上旬から中旬に植え替えを行う。非休眠株の場合、根鉢をあまりくずさず、表土を軽く落として一回り大きな鉢に植え替える。休眠株の場合は、根鉢を抜いたら土をすべて落とし、根を半分くらい切って同じ大きさの鉢、あるいは一回り大きな鉢に植える。いずれも、球根の頂部が土に埋まらないように浅く植える。

■ふやし方
球根は分球しないので、子球を分けてはふやすことはできない。同じ形質のものは得られないが、タネでふやすことができる。開花時に好みの株を2株用意して人工受粉を行えば、結実して3~4か月でタネがとれる。採取したタネは冷暗所で保管し、11月ごろにまく。

■病気と害虫
病気:灰色かび病、軟腐病
気温が低くて湿度が高く、葉や花にかかった水が乾かないとき、灰色かび病が多発する。また、高温期で通気が悪いときには、軟腐病が発生することがあり、球根が腐って悪臭を放つ症状が見られる。水やりのときに株に水をかけないように注意し、風通しをよくして予防する。
害虫:シクラメンホコリダニ、スリップス
高温乾燥時に、シクラメンホコリダニとスリップスがつきやすく、葉や蕾が萎縮したり、花が奇形になったりする。

■まとめ
花が枯れてきたら付け根から取り除く
暖房の効いた部屋では花や葉の茎が伸びて倒れる
夏越しの方法によって管理法が少し異なる 
https://www.youtube.com/watch?v=HfXvF4V_HBc
https://www.youtube.com/watch?v=X-63EXUWOK8
https://www.youtube.com/watch?v=705Ni2oprCs