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9月15日「老人の日」 誕生花:サネカズラ(実葛)

2013-09-15 03:04:00 | 雑記

 記念日

老人の日

2002年1月1日改正の「老人福祉法」によって制定。2003年から「祝日法」の改正によっ

て「敬老の日」が9月の第3月曜日となるのに伴い、従前の敬老の日を記念日として残す為

に制定された。

国民の間に広く老人福祉についての関心と理解を深めるとともに、老人に対し自ら生活の

向上に努める意欲を促す日。

*(旧)としよりの日

1947年に兵庫県野間村門脇政夫村長がこの日に敬老会を開いたのに始まる。1950年

に兵庫県全域、1951年から全国で行われるようになった。1964年に「よしより」という名

前はひどいということで「老人の日」に改められた。

(旧)老人の日

1964年・1965年に行われたときの名称。1966年からは国民の祝日「敬老の日」となっ

た。

*(旧)敬老の日

1966年から2002年まで。「祝日法」の改正により。2003年から9月第3月曜日尼変更さ

れた。

ひじきの日

三重県ひじき協同組合が1984年に制定。

「敬老の日」に因み、昔からひじきを食べると長生きすると言われていることから。

●大阪寿司の日

関西厚焼工業組合が制定。

押し寿司などの大阪寿司は生魚を使わないことからお年寄りにも安全・安心であるとして、

長らく「敬老の日」であったこの日を記念日とした。

●スカウトの日

1974年に5月5日を含む日を「スカウト週間」として制定。1990年に「スカウト奉仕の日」

に改称して9月15日に変更し、翌1991年に「スカウトの日」に再度改称された。

奉仕活動を通じて地域社会に貢献するとともに、ボーイスカウトの活動が地域社会に根ざし

た実践活動であることを広く社会にアピールする日。

ボーイスカウトではこの日から新しい年度が始まる。

シルバーシート記念日

1973年のこの日、東京・中央線の電車に初めて老人・身体障害者優先席「シルバーシー

ト」が設置された。

1997年に「優先席」に改称された。

シャウプ勧告の日

1949年のこの日、シャウプ勧告が公表された。

シャウプ勧告とは、アメリカ・コロンビア大学のカール・シャウプ博士を団長とする税制調査

団による税制改革案で、戦後の税制の基礎となった。

国際民主主義デー(Internatinal Day of Democracy)

国際デーの一つ。2007年11月の国連総会で制定。

ペタンクの日

フランス発祥の球技で、木製の目標となる球に金属製のボール(ブール)を投げ合い、相手

より近づけて得点を競うスポーツであるペタンク。その魅力を多くの人に知ってもらい、競技

の普及と発展を目的に一般財団法人日本ペタンク・ブール連合が制定。日付は2004年9

月6日に同連合が設立された後、第1回の記念大会が開催された9月の第3日曜日に。

石狩鍋記念日

 北海道の郷土料理の石狩鍋の発祥の地である石狩市で、本場の石狩鍋を広くPRしようと

結成された石狩鍋復活プロジェクト「あき味の会」が制定。石狩鍋は鮭の身のぶつ切りを野

菜などとともに味噌仕立てにした鍋。日付は石狩で鮭が獲れる時季で、9と15で「くいごろ」

と読む語呂合わせなどから。

老人週間(9月15日~9月21日)

2002年1月1日改正の「老人福祉法」によって制定。

「老人の日」から1週間。

かつては9月15日を含む1週間(日曜日~土曜日)を「老人福祉週間」としていたが。「敬老

の日」が移動祝日になるのに伴い、老人の日とともに老人週間が制定された。

 サネカズラ(実葛) scarret kadsura

【花言葉】「再会」「好気をつかむ」

【概要】

サネカズラ(実葛、学名:Kadsura japonica)はマツブサ科サネカズラ属の常緑蔓性木

本。別名ビナンカズラ(美男葛)。

和名「実葛」の由来は、「実(さね)」が美しい「蔦(蔓性の植物)」というところから来ている。

別名の「美男葛」は、枝の皮に含まれる粘液を整髪料として用いたことに由来する。

属名のKadsuraは日本語で蔓植物を意味するカズラ(葛)に由来し、種小名のjaponicaは

「日本産の」という意味である。

【特徴】 

本州の東北地方南部から九州にかけて分布し、山地の林の中や林の縁に生える。また、庭

木や盆栽とされる。海外では朝鮮半島、中国、台湾などに分布する。 

蔓性だが絡みつくというよりは垂れる感じになる。

葉は長めの楕円形で艶があり、互生する。葉の先はやや尖り、縁には粗い鋸歯がある。葉

の表面は赤みを帯びることが多い。

開花時期は7~8月である。雌雄異株である。葉の脇から柄を出して、釣鐘形をした小さな

黄白色の花をつける。雄花の中には赤い雄蕊が、雌花の中には緑色の雌蕊が、それぞれた

くさんあって螺旋状に集まる。

雌蕊の花床は結実とともに膨らみ、キイチゴを大きくしたような真っ赤な丸い集合果(複数の

子房が集まって成熟し、全体として1個になったような果実、複果)を作る。10~12月頃熟

す。花は葉の陰に咲くが、果実の柄は伸びて7cmにもなることもあり、より目につくようにな

る。単果は径1cmほどで、全体では5cmほどになる。果実は個々に落ちてあとにやはり真

っ赤に膨らんだ花床が残り、冬までよく目立つ。

・サネカズラの雄花

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/005/243/50/N000/000/007/12191322

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・サネカズラの雌花

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/005/243/50/N000/000/007/12191323

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・サネカズラの実の原型

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/005/243/50/N000/000/007/12191324

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熟した実

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/78/Kadsura_japonica_2.

JPG

【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

基本の剪定

不要な枝を切り落としたり、混み合った枝を間引いて整理するのが基本の剪定となる。花は

短い枝に付き、勢いよく伸びる枝には付きにくいのでフェンスや支柱に絡ませる様な目的が

ない場合、長い枝は切っても差し支えない。木が大きくなりすぎた場合は思い切って枝を切

り戻す。作業の適期は2~3月、長く伸びすぎた枝を切る程度ならば9月でも可能である。

鉢植えの剪定

鉢植えの場合、蔓を絡ませるような仕立てよりも盆栽風に仕立てたほうが見栄がよく管理し

やすい。毎年3月長く伸びた枝を数芽残してすべて切り戻す。

フェンスやアーチに絡ませる場合の注意点

かなり旺盛に蔓を伸ばすが、自力で何かに巻き付きながら伸びていく力はない。放っておい

ても地面を這うようにベちゃっと伸びていくだけである。物に絡ませる場合は紐などで蔓を結

わいてあげなければいけない。蔓が太く生長するとフェンスなどに食い込んで紐がなくても

固定されるようになる。

出てくる蔓をすべて絡ませるいくと雑然とした姿になり見栄えもあまりよくないので、元気な

蔓を2~3本残して他を切って整理し、残した蔓をフェンスなどに誘引して絡ませ、その蔓から細い枝

を出させるように仕立てる。

日当たり・置き場所

日向~半日陰の場所でよく育つ。

水遣り

鉢土の表面が乾いてからたっぷりと。

肥料

適地に地植えした場合はほとんど肥料はやらなくても育つ。鉢植えは春と秋の年2回緩効

性の化成肥料を株元にばらまく。窒素分が多いと蔓は旺盛に伸びるが、花付き・実付きhが

悪くなるので気をつける・

用土

腐葉土などの腐植質がたっぷりと入った土が適しており、実際に野生のものはそのような場

所に自生している。市販の培養土でよい。盆栽用の用土は赤玉土8:桐生砂2の配合土。

■植え替え・植え付け

寒さが和らぐ4月頃が植え付けの適期。やや寒さに弱いので東北や北海道での植栽はあま

り適さないが、東北南部なら落葉するものの寒さで木自体が枯れるということはない。

豆盆栽やミニ盆栽など小さな鉢は毎年植え替えるのが基本。少し大きな鉢は2年に1回植

え替える。植え替え適期は2月下旬~4月中旬。

■ふやし方

挿し木、取り木でふやすことができる。

挿し木の適期は5~6月でその年伸びた若い枝を先端から15cmくらいの長さに切って土に

挿す。

取り木は2~3年生の蔓を用いる。環状剥皮と圧条法ができる

環状剥皮[かんじょうはくひ]

ナイフなどで樹皮をぐるりと切れ目を入れて剥しそこに湿らせた水苔を巻き、乾かさないよう

にビニールなどで覆って根が出てきたらその下の部分で蔓を切り離して土に植える。

圧条法

枝を曲げて盛り土をして地面に埋める。根が出てきたら切り離す。切り離した後掘り上げて

植え付ける。

かかりやすい病害虫

耐病性が強く、害虫が付きにくい。

まとめ

腐植質に富んだ土壌で良く育つ

寒さが厳しいと落葉する(木自体は枯れない)

自力で物に絡まないので誘引が必要

 


9月14日「メンズバレンタイン」 誕生花:フシグロセンノウ

2013-09-14 03:55:15 | 雑記

 記念日

メンズバレンタイン

日本ボディファッション協会が1991年に制定。

男性から女性に下着を贈って愛の告白をする日。

同協会では現在は特に行事などを実施しいていない。

セプテンバーバレンタイン

3月14日のホワイトデーから半年目で、女性から別れを切り出す日。

TBSラジオの深夜番組「バック・イン・ミュージック」が発祥で、紫色のものを身に付け、白色

のマニキュアを塗り、緑のインクで書いた別れの手紙を直接手渡すという。

コスモスの日

プレゼントにコスモスを添えて交換し、お互いの愛情を確認し合う日。

ホワイトデー(3月14日)から半年後で、赤いコスモスの花言葉が「愛情」であることから、こ

の日になったとか。

ファミリーカラオケの日(9月の第2土曜日)

文部省(現在の文部科学省)の呼びかけにより、日本カラオケスタジオ協議会が1992年

に制定。学校5日制が導入されたことを契機に、親子のコミュニケーションの場としてPRす

る目的で制定した。協会加盟店舗ではこの日を中心に各種の催しが実施されている。

 フシグロセンノウ(節黒千翁) 

【花言葉】「転職」「転機」

【概要】

フシグロセンノウ(節黒千翁、学名:Lychnis miqueliana)はナデシコ科センノウ属の多

年草。和名センノウは、センノウ(千翁、Lychnis senno)がかつては京都嵯峨野の千翁

寺で栽培されていたことから。フシグロセンノウ(節黒千翁)の由来は、節の色が黒褐色であ

るところから来ている。別名が「ゼニバナ」「オウサカバナ」(逢坂関に自生していたことに由

来する)。

属名Lychnisはギリシア語のluchnos(炎)に由来し、葉色に因る。種小名のmiqueliana

はオランダの分類学者で日本植物を研究したA.W.ミケルの名に因んでいる。

【特徴】

茎は直立し、高さは40~90cmになる。茎の節が黒褐色になり、茎の上部は分枝し、疎ら

な軟毛がある。葉は無柄で茎に対生する。葉身h卵形~長楕円状披針形で、葉先は鋭尖形

で基部は細まり、長さ5~14cm、幅2.5~5cmになる。葉の縁には毛が生える。

花期は7~10月、野草では珍しい色の朱赤色の花を、分枝した茎の先にまばらに数個付け

る。萼は2.5~3cmの長円筒状で5裂し、毛はない。花弁は5個で長さ2.5~3cmにな

る。花弁の付け根のほうに2つずつ鱗片がある。雄蕊は10本で、葯は紫色である。雌蕊の

花柱は5本。果は先が5裂した長楕円形となる。

・茎の先端に複数の花

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/6e/Lychnis_miqueliana_3

.JPG

・花

http://wildflowersofshimane.web.fc2.com/L1280/Lychnis_miqueliana_N11.j

pg

和名の由来である黒褐色の節

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/db/Lychnis_miqueliana_

plant_stem_in_Mount_Odugongen_2011-10-09.jpg 

・近縁種のマツモトセンノウ(Lychnis sieboldii)

阿蘇山に分布する。江戸時代より庭園に植えられてきた。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3b/Silene_sieboldii1.jpg

【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

摘心(5~6月)

茎がある程度伸びてきたら、5~6月に先端の芽を切り落としてしまう(摘心)。摘心すると複

数の芽が出て来て茎の数が増えて花がたくさん咲きやすくなる。茎が伸びる切る前に花を

咲かせるので茎が倒れにくくなる、などのメリットがある。栽培上絶対ではないが、より綺麗

に花を楽しむためにやりたい作業である。茎を斜めに切り落としたら、それをそのまま挿し

木に利用できる。

支柱立て(6~7月)

株がまだ小さいうちは、茎が細くて倒れやすいので支柱を立てる。

日当たり・置き場所

日当たりのよい場所より、やや日陰で風通しのよい場所が適している。特に真夏は気温が

高い上に土がひどく乾燥しやすいので、直射日光は避けるようにする。耐寒性はあるので、

冬の防寒対策は必要ない。

■水遣り

やや湿り気のある土壌を好み、乾燥は嫌う。鉢植えは表土が乾いたら鉢底から水が流れ出

るまで、十分に与える。気温が高い時期は特に乾きやすいので注意する。水切れさせると、

どうしてもその後の生育が悪くなってしまう。庭植えの場合はよほど乾燥しない限り、雨水だ

けで十分。

■肥料

植え替え時に、元肥としてリン酸、カリウムが多めの緩効性肥料を4~5号鉢で2つまみほ

ど入れておく。3~6月の間は月に1回、親指大の油かす・骨粉等量肥料を3個施す。7~1

0月はリン酸分の多い肥料を、暑いうちは液体肥料を2000倍に薄めて施し、涼しくなってき

たら骨粉などの固形肥料に替えて施す。

用土

水はけがよければそれほどこだわらない。鉢植えの場合赤玉土小粒3:腐葉土3:パーライト

3:籾殻薫炭1または赤玉土4:日向土4:腐葉土2の配合土で植える。 

植え替え・植え付け

植え替え・植え付けは、春に生長を始める前、3~4月が適期である。

根の生育が旺盛なので、鉢植えは1~2年に1回植え替える。

庭植えでは3~4年経つと株が大きくなって、芽の出る部分が地表に上がってくるので数年

に1回は植え替える必要がある。芽の出る部分がしっかりと地中に埋まるようにする。

■ふやし方

株分け:植え替えに合わせて行う。根茎を2~3芽つけて切り分ける。病気を予防する為、

ハサミやカッターは念のため火であぶって消毒する。

挿し木:5~6月に若い茎を2節の長さに切って、バーミキュライトや赤玉土の苗床に挿す。

天挿し(茎の先端部分を使う)がよい。比較的根付きやすく、上手くいくとその年から花を見る

ことが出来る。

タネまき:タネは乾燥させると発芽力が落ちるので、採取したらすぐまくか、乾燥しないように

保存し、2~3月に親株と同じ用土にまく。

■かかりやすい病害虫

害虫:ヨトウムシ、ハモグリバエ(エカキムシ)

ヨトウムシは主に5~6月に発生して、葉を食害する。夜間に見回って捕殺する。

ハモグリバエは比較的少ないが、葉に曲線を描くように葉の内部を食害する。線の先端に幼

虫がいるので、爪の先で押し潰す。

まとめ

日向、明るい日陰で育てる

やや湿り気のある土壌を好み、乾燥は嫌、水切れさせない

根の生育が旺盛なので、鉢植えはできれば毎年、庭植えは数年に1回は植え替える

 

 


9月13日「世界の法の日」 誕生花:ヒガンバナ

2013-09-13 02:39:57 | 雑記

 記念日

世界の法の日

1965年の9月13日から20日までワシントンで開催された「法による世界平和第2回世界

会議」出9月13日を「世界法の日」とすることが宣言された。

1961年、東京で開催された「法による世界平和に関するアジア会議」で「世界法の日」の

制定が提唱され、2年後の1963年アテネで開かれた「法による世界平和第1回世界会議」

で可決され、第2回世界会議で宣言されたものである。

この日とは別に、日本では1980年から10月1日を「法の日」としている。

乃木大将の日

1912年のこの日、乃木希典大将が、明治天皇大喪の日に、夫人とともに殉死した。

自宅のあった地に、乃木大将を祀った乃木神社が建てられた。

クリスタルジェミーの日

美肌美研究家で「美白の女神(ミューズ)」と知られている中島香里氏。彼女が株式会社クリ

スタルジェミーの社長であることを知ってもらい、より多くの女性を美しくしたいとの想いを抱

いていることを広めるために制定。日付は9と13で「ク(9)リスタルジェ(10)ミー(3))と読

む語呂合わせから。英語ではCLYSTAL JEMMY DAY。

司法保護記念日(1925年~1951年)

犯罪の予防と犯罪者の更生を見守る司法保護司や保護機関の働きについて多くの人に知

ってもらうための日。明治天皇の大喪を記念して1912年9月26日に出された恩赦の詔勅

が保釈者を保護する事業のきっかけとなったことから、これを記念日として1925年に「保護

デー」として制定された。1937年に「司法保護記念日」に改称され、1952年に「少年保護

記念日」(4月17日)と統合されて「更生保護記念日」(11月27日)となった。

 ヒガンバナ(彼岸花) red spider lily

【花言葉】「情熱」「悲しい思い出」「独立」「再会」「諦め

【概要】

 ヒガンバナ(彼岸花、学名:Lycoris radiata)はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。

クロンキスト体系ではユリ科である。リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ、マンジュシャカ、サ

ンスクリット語manjusakaの音写)とも呼ばれる。ヒガンバナ(彼岸花)の名は、秋の彼岸頃

から開花することによる。別の説には、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、というものも

ある。別名の曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来する。また、「天上の花」という意味を持

っており、相反するものがある。

属名のLycorisは、ギリシアの女神、海の精:ネレイドの一人Lycoriasからとられたもの。種

小名のradiataは「放射状の」という意味で、花弁の付き方に因る。

【特徴】

夏の終わりから秋のはじめにかけて(9月中旬頃)、高さ30~60cmの枝も葉も節もない花

茎が地上に突出して、その先端に苞に包まれた花序が1つだけ付く。苞が破れると5~7個

程度の花が顔を出す。花は短い柄があって横を向いて開き全体としては全ての花が輪生状

に外向きに並ぶ(散形花序)。花弁は長さ40mm、幅薬5mmと細長く、大きく反り返る。6枚

の花弁が放射状につき、長い雄蕊が目立つ。花弁の色は赤色で、白色もある。

【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

花がら摘み:花が咲き終わったら花首のところで花を折り取る。

日当たり・置き場所

日当たりを好むが、半日陰でも育つ。過湿を嫌うので、水はけの悪いところでは高畝にして

植えるとよい。耐寒性が強く、また病害虫にも強いので数年植え放しにできる。植え付けの

際には堆肥や腐葉土などの有機質を多めにすき込み、根が深く伸びるので深く耕しておく。

水遣り

庭植えでは不要。鉢植えの場合は、夏に花茎が現われる頃から初夏に休眠するまでの間、

鉢土が乾いたらたっぷりと水遣りをする。

肥料

リン酸分とカリ分が重要で、元肥として1㎡(平米)あたり窒素10g、リン酸25g、カリ25gくら

いを植え付ける場所に施す。鉢植えも同程度の割合で配合する。植え付けた年の追肥は不

要であるが、植え放しにしている場合は、冬に牛糞堆肥と根菜用(カリ分多め)の化成肥料

を施す(寒肥)。

用土(鉢植え)

水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適している。赤玉土小粒7:腐葉土2:牛

糞肥料1または赤玉土小粒5;腐葉土4:川砂1の割合で配合した土などを使う。

植え付け・植え替え

6月か7月に球根を手に入れたらすぐに植え付ける。花後にも植え付けることができるが、そ

の場合の開花は翌々年となる。庭植えであれば約10cm間隔、球根の底部が深さ10cmく

らいなる(球根の高さ1個分の深さ)ように植える。鉢植えの場合は5号鉢で3球が目安。

植え付け直後に一度たっぷりと水を与え、その後は乾燥気味に管理する。

植え替えは地植えの場合も鉢植えの場合も4年に1度行う。植え替えの時期は7~9月が

適期である。鉢植えの場合は、根を傷めないように周りの土は落とさずに一回り大きな鉢に

移して隙間に新しい土を足す。

ふやし方

分球でふやす。6~8月に葉が黄変したら掘り上げ、自然に分球した球根を離して植える。

かかりやすい病害虫

特にない。

まとめ

少し窮屈ぐらいの方が花がよく咲くので植え替えは4年に1度くらいでよい

過湿尼すると球根が腐りやすいので特に鉢植えの場合は水を遣り過ぎない

とにかく球根を腐らせないようにすることが大事

http://www.youtube.com/watch?v=3vp_UqZ5MvY

 


9月12日「宇宙の日」 誕生花:リンドウ

2013-09-12 00:15:13 | 雑記

 記念日

宇宙の日

科学技術庁(現在の文部科学省)と文部省宇宙科学研究所が1992年に制定。日付は一

般公募で決められた。

1992年のこの日、毛利衛さんがアメリカのスペースシャトル・エンデバーで宇宙へ飛び立っ

た。

水路記念日

運輸省水路部(後の海上保安庁水路部、現・海洋情報部)が1947年に制定。

明治4年7月28日(新暦1871年9月12日)、兵部省海軍部水路局(海上保安庁水路部の

前身)が設置された。

戦前は5月27日の「海軍記念日」に含まれていた。当初は旧暦の日付をそのまま適用した

7月28日であったが、1971年に新暦に換算した現在の日付に変更した。

水路業務を広く人々に理解して貰うために、展示会など開いている。

鳥取県民の日

鳥取県が1998年に制定。

1881年のこの日、島根県から分離して再び鳥取県が設置され、現在の鳥取県が誕生。

マラソンの日

紀元前450年のこの日、ペルシアの大軍がアテネを襲いマラトンに上陸したのをアテネの

名将ミルティアデスの奇策でこれを撃退し、フェイディビデスという兵士が伝令となってアテ

ネの城門まで走りついてアテネの勝利を告げたまま絶命したと言われる日。

1896年にアテネで第1回オリンピックが開かれるに当たり、この故事を偲んでマラトンから

アテネの競技場までの競技が加えられ、はじめてマラソン競技が行われた。

※保己一忌

国文学者・塙保己一[はなわほきいち]の1821年の忌日。 

 リンドウ(竜胆) gentian(ジェンシャン)

【花言葉】「淋しい愛情」

【概要】

リンドウ(竜胆、学名:Gentiana scabra var.buergeri)はリンドウ科リンドウ属の多年

草。 分類上はチョウセンリンドウ(朝鮮竜胆、Gentiana scabra)の1変種とされている。

リンドウは漢名「竜胆」の音読みが変化した語。平安時代には「りむたう」「りんたう」「りんだ

う」「りうたむ」など表記は一定していないが、実際は「リンダウ」に近い発音だったと考えられ

ている。漢名は、根の味が竜の胆[きも]のように苦いことから名付けられたもので、漢方で

は干した根を健胃にする。

属名のゲンティアナ(Gentiana)はイリュリア(イリリア)の最後の王、ゲンシウス(ゲンティウ

ス)に由来するといわれる。これは彼がリンドウの薬効を発見したという伝説があるため。

種小名のスカブラ(scabra)は「粗い、ざらざらした」、変種名ブエルゲリ(buergeri)は「(日

本植物の収集家)ブリューゲルの」のいう意味である。

【特徴】

本州から四国・九州の湿った野山に自生する。草丈は50cmほどで、葉は披針形で対生

し、少しざらつく。

花期は秋(9~11月)、茎の先や上部の葉の脇に青紫色をした紡錘形の花を上向きに開

く。花冠は4~5cmで、先が5つに裂ける。花は日が当たると開き、翳るとしぼんでしまう。

花の後にできる実は果[さくか]である。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/d/d5/W_rindou1111.jpg

品種(form)・・・本変種は差異が大きく、下記のいくつかのフォームに分類される。

ホソバリンドウ(細葉竜胆、G.s.var.b.f.stenophylla)

葉が細長いことが特徴。

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/011/774/61/N000/000/003/12561345

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シロバナリンドウ(白花竜胆、G.s.var.b.f.albiflora)

白い花をつけるフォーム

キリシマリンドウ(霧島竜胆、G.s.var.f.procumbens)

草丈がやや低く、比較的葉が細い。園芸品種の交雑親とすることが多い。

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/5c/8e0486dc332d862da523fd9c9

5fb97b3.jpg

アケボノリンドウ(曙竜胆、G.s.var.b.f.alborosea)

クマガワリンドウ(球磨川竜胆、G.s.var.f.saxatilis)

葉がやや細く、花の色がやや濃い。

http://img.pics.livedoor.com/011/c/1/c17fd882b1bad3160449-1024.JPG

■仲間

オヤマリンドウ(御山竜胆、Gentiana makino)

中部地方以北の亜高山帯、湿原や草原に生える。エゾリンドウに似るが少し小さい。日本の

特産種。葉の形は広披針形で10~20対互生する。根茎は太く、株から複数の茎が直立し

高さ60cm程度となる。茎の先端部に複数の濃紫色の花をつける。花は細長くすぼまった

形で長さ2~3cm、花弁はわずかに開くのみ。花期は8~9月。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/9/90/Gentiana_makinoi.jpg

チャボリンドウ(矮鶏竜胆、Gentiana acaulis)

アルプス山脈やピレネー山脈などに分布し高山の道端や草地に生える。「アルプスの三大

名花」の1つに数えられる。「矮鶏」は茎が短いことから来た命名である。ちなみに種小名の

acaulisは「茎がない」という意味である。草丈は5~10cmくらい。葉は細長い楕円形で分

厚く灰緑色をしている。葉は根際からロゼット状に輪生する。現地での開花は5~8月で、濃

い青色をした鐘形の花で、緑色の斑点がある。

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/14/7271c7d1f708d54811895165

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ナツリンドウ(夏竜胆、Gentiana septemfida)

原産地はトルコ~コーカサス。草丈は15~20cmで、8月に青いトランペット型の花を咲か

せる。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/77/Gentiana_septemfida

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【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

咲き終わって茶色く変色した花はそのままにしておくと、栄養がタネを作る方に取られて株

が疲れることがあるので、タネを採集しない場合は花茎の付け根から摘み取るようにする。

冬を迎える頃に茎葉が枯れて地下の根の状態で冬越しをする。枯れてしまった茎は地際近

くで切り戻す。

草丈をコンパクトに抑えたい場合は摘心(生長している芽の先を切り落とす)を2度ほど行

う。5月中頃に下の方の葉を4枚程残して茎を切り落とす。そうすると脇から芽が出てくるの

で、その芽が伸びたら同様に伸びた芽の先端を切り落とす。ただし、脇芽を伸ばさないエゾ

リンドウやオヤマリンドウは、摘心をしてしまうと花が咲かなくなる。また、脇芽を伸ばすもの

でも時期が遅いと花が咲かなくなるので気をつける。

日当たり・置き場所

リンドウは日射しを好む植物なので、春の芽が出る時期~秋の花が咲き終わる時期までは

できるだけよく日が当たる場所で育てる。また、日照不足になると茎葉も間延びしたようにな

ってしまうことがある。良く日に当てることで枝葉もよく伸びて丈夫な株になり、花付きも良く

なる。「葉が元気なのに花が付かない」場合、ネコブセンチュウや根詰まりなども考えられる

が、第一の原因は「日照不足」の場合が多い。

蕾も日が当たると開き、日陰では閉じてしまうので鉢植えを購入した場合もできるだけ日当

たりのよい場所に置く。ただし、暑さと乾燥にやや弱いので真夏は直射日光を避けた明るい

日陰の方が安全。特に高山性の「アルペンブルー」などは冷涼な気候を好むので、夏は風

通しのよい場所で日射しをある程度遮って夏越しさせる。

暑さに弱い反面、耐寒性は強く霜や寒風に気をつければ屋外で冬越しできる。

露地で育てる場合は、できるだけ涼しい地域が適している。

水遣り

リンドウは根の乾燥を嫌う植物である。春の芽が出る頃から花が終わる晩秋までの間、極端

に乾かさないように土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。特に真夏は乾燥しやすいの

で水切れには気をつける。水切れを起こしてしまうと葉が下の方から枯れてくる。乾燥に弱

いからといって、常に土が水でじめじめしている状態にすると、今度は湿りすぎて葉の先か

ら枯れこむことがある。草花全般の基本であるが、水遣りはメリハリをつけて、土の表面が乾

いたら与えるようにする。

蕾や花びらに水がかかると傷むことがあるので、開花中は株元から静かに与えるようにす

る。

肥料

肥料はさほどたくさん必要ないが少し与えるとよく育つ。芽の出る頃から真夏の暑さが来る

手前まで、月に2回程度液体肥料を与える。肥料のやり過ぎは葉の先から枯れ込むことが

あるので気をつける。

■用土

水はけのよい酸性土が適している。鹿沼土7:ピートモス3の割合で混ぜた土を使用する。

植え替え

鉢植えの場合、鉢の中が根でいっぱいに二なり、根詰まり状態になると花付きが悪くなるの

で、1~2年に1回一回り大きな鉢に植え替える。 

ふやし方

挿し芽(挿し木)、株分け、タネまきでふやすことができる。毎年株は大きくなっていっても、

根は年ごとに老化していきいずれは株自体が寿命を迎えて枯れてしまうので、挿し芽で常

に若い株を作っておくことがのもよい(これを「株を更新する」という)。

挿し芽は5~6月が適期で、茎の先端を5~8cmの長さに切り、土に挿す部分(2~3cm)

になる下の部分の葉を取り除き鹿沼土を鉢に入れてそこに挿す。日陰で乾かさないように

管理すると1ヶ月ほどで根が出てくる。

株分けは3~4月に行う。下部を鉢から抜いて(地植えの場合掘り上げて)傷んだ根をある

程度取り除いて、根をしっかりと手で持って裂くようにして分け、それぞれ植え付ける。

タネは花が咲いた後、2ヶ月ほどでできる。さや全体が茶色く変色するか、自然に裂けた頃

が採りごろである。採取したタネは保存しておき、3月上旬頃にまく。発芽までに1~2ヶ月か

かる上に生長した株が花を咲かせるまでに時間がかかる。

■かかりやすい病害虫

病気:さび病・害虫:ネコブセンチュウ、アブラムシ、ヨトウムシ

さび病は葉にイボのような斑点ができ、さびが付いたように見えるのでこの名前がある。葉

を枯らしてしまい、胞子を撒き散らして病気を拡大させるので、早めの処置が必要。病気に

なった葉はすぐに取り除き消毒する。

ネコブセンチュウは根に潜り込んで養分を吸い取る害虫で、被害を受けた根には小さな瘤

ができる。被害を受けた株は生育が衰えて花が咲かないこともある。一般では薬剤での対

処が困難なので、植え替え時に瘤ができた根は切り詰めて新しい用土で植え替えるか、挿

し芽で新しい株を作る。被害を受けないためにはしっかりと日光消毒した用土を用いてセン

チュウを持ち込まないことが大切である。

アブラムシは新芽や茎に付いて栄養を吸う。見つけ次第薬剤を散布して駆除する。

ヨトウムシは主に夜活動する害虫で、葉や蕾を食い荒らす。昼は土の中に潜って見つけにく

いが、株元を軽く掘ると見つかることがあるので、見つけたら捕殺する。

まとめ

真夏以外はよく日に当てて育てる

 根を極端に乾燥させると生育に支障がでるので水切れは禁物である

冬は地上部が枯れる

http://www.youtube.com/watch?v=aEYed9lz8XI


9月11日「警察相談の日」 誕生花:アロエ

2013-09-11 00:49:01 | 雑記

 記念日

●警察相談の日

警察庁が1999年に制定。

警察への電話相談番号「#9110」から。

#9110に電話すると、警察庁と各道府県警察本部に設置されている綜合相談室に繋が

り、この日に限らず1年中、各種事件の困りごとの相談に応じる。

公衆電話の日

1900年のこの日、日本初の自動公衆電話が、東京の新橋と上野駅前に設置された。

当時は「自動電話」と呼ばれていて、交換手を呼び出してからお金を入れて相手に繋いで貰

うものだった。1925年、ダイヤル式で交換手を必要としない電話が登場してから「公衆電

話」と呼ばれるようになった。

☆二百二十日「にひゃくはつか」

雑節の一つで、春分から数えて220日目。

八朔(旧歴の8月1日)・二百十日とともに天候が悪くなる三大厄日として恐れられてきた。

統計学的には台風は二百十日から9月下旬にかけて襲来することが多く、二百十日よりも

二百二十日の方を警戒する必要がある。

高齢者交通安全旬間(9月11日~9月20日)

かつての「敬老の日」(9月15日)の前後10日間。

 アロエ(蘭)aloe

【花言葉】「健康」「万能」「迷信」

【概要】

アロエ(蘭、Aloe)は、アロエ科(ユリ科、ツルボラン科)アロエ属の多肉植物。南アフリカを中

心としてマダガスカル、アラビア半島などに約400種分布する。自生地は砂漠、草原、高地

など様々である。葉の形や姿も色々あり、20cm程度に収まる小型種から10mを超す大型

種まである。

アロエの語源はアラビア語の「alloeh(アロッホ:苦い)から来て、葉から出る汁が苦いことに

因む。別名のロカイは中国名の「蘆薈(ルーホエ)」が日本で「ロカイ」と読まれたことが起源

で、沖縄では中国風に「るふぇー」と称す。

代表種アルボレッセンス(A.arborescens)

日本でよく知られているのはアロエ・アルボレッセンスでキダチロカイ(木立蘆薈)、キダチア

ロエ(木立蘭)とも呼ばれる。医者要らずの別名があり、鑑賞用のほか、やけどや胃腸などに

効く民間薬として利用されてきた。鉢植えで広く普及しており、単に「アロエ」というと本種を

思い浮かべる人が多いと思われる。日本には明治頃入ってきたとされる。「木立」の名の通

り茎が伸びて立ち上がる。暖地では戸外でも育ち冬に赤橙色の花を付ける。葉の外皮は苦

味が強いが、葉内部のゼリー質はアロエベラと変わらず苦味はない。

【特徴】

ワシントン条約によって輸出入は制限されている。

草丈は30~100cmくらいである。名の通り茎が伸びて立ち上がる。

根際からロゼット状に生える葉は剣状で肉厚である。葉の縁には三角形の棘がたくさんあ

る。開花時期は12~2月頃である。茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等に付く)を出

し、オレンジ色をした筒状花をたくさんつける。花は長さ4cmくらいあり、先は6つに裂ける。

雄蕊は6本あり、花冠から突き出る。花の後にできる実は果[さくか](熟すると下部が裂け

種子が散布される果実)である。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b9/Aloe_arborescens_C

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http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/af/Aloe_arborescens%27s_flower.JPG

■加工食品として利用されるベラ

アロエ・ベラ(バルバンシス)[A.vera=A.babadensis]も代表的な種である。ベラは「真

の」という意味でホンアロエ、ホンロカイという呼び名もある。古代エジプトの壁画にも描かれ

ており、当時から薬として利用されていたなど、非常に古くから利用されていた。ゼリー状の

葉肉はシロップ漬けなどの食用をはじめ、化粧品やその他諸々の用途に幅広く利用される。

葉肉は肉厚で苦味もなく食べやすい。

【特徴】

原産地は北アフリカ考えられている。アロエ属の植物はワシントン条約によって保護されて

いるが、本種は栽培種として例外が認められている。草丈は70~80cmで、根際から生え

てくる葉は剣状で分厚い。葉肉にはゼリー質を含む。

開花時期は5~6月頃で、50~60cmの花穂は上部で枝分かれし、黄色い筒状の花を付

ける。花披片は6枚、雄蕊も6本である。花後にできる実は楕円形の果である。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/80/Starr_030523-

0059_Aloe_vera.jpg

その他の種類

ノビリス(A.nobilis)

「不夜城[ふやじょう]」の園芸名で知られる。葉は幅がありやや短い。ノビリスは「高貴な」の

意。葉はロゼットを形成し、高さ30cmほどになる。葉は三角状で白い棘がある。6~7月頃

、長い花茎の上に橙赤色の花を咲かせる。英名はgold tooth aloe。

ストリアータ(.striata)

南アフリカのケープ地方の東部から南西部にかけて広く分布する。砂礫地に生え、無茎。葉

は長さ30cmほどで、縁はピンク色に隈取られ、細かい棘がある。冬に花茎を伸ばし、赤橙

色の筒状花を咲かす。和名ではジコウニシキ(慈光錦)と呼ばれる。

http://albino.sub.jp/db/n036/aloe_striata.jpg 

http://img4.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/b3/e2/h7a2n3a7h2a3na/folder/82135

5/img_821355_33946430_7 

ディコトマ(A.dichotoma)

園芸名「コウジニシキ(皇爾錦)」、幹の直径1m、高さ10mに達する大型種。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/fb/Aloe_dichotoma.jpg

プリカティリス(A.plicatilis)

園芸名「オトヒメノマイオウギ(乙姫の舞扇)」、細長いベロのような葉を左右交互に行儀良く

出す。葉の表面は白い粉に覆われる。

http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/s/?

@0_mall/yukei/cabinet/flower/f0532-2.jpg

【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

取り立てて季節ごとの行う手入れはない。草丈が高くなり下の方の葉が落ちてバランスが悪

くなってしまったら、仕立て直しを行う。株の上部を30cmほどの長さの場所で切り取り、取

った方は挿し木をする。頂点のなくなった下の株は脇から新芽が伸びて葉をたくさん出す。

日当たり・置き場所

一年を通して日に当てて育てた方が株が丈夫になり、耐寒性も増す。半日陰の場所でも育

つが、日照不足になると茎がひょろひょろになり、下の方から葉が枯れてくる。

多少寒さは苦手であるが、順応性が高い植物で慣れるとそれなりに耐える。無難な越冬温

度は5℃前後、断水すれば0~3℃程度まで耐える。暖地では冬でも屋外で育てることがで

きる。冬に0℃を切るような環境の場合は、室内に取り込んだ方が無難である。寒さで弱ると

葉の縁が茶褐色に変色する(過湿や根詰まりでも同じようなことが起こる)ので、そのような

場合も室内に取り込んだ方がよい。

水遣り

乾燥に強く、水が多少不足しても枯れるようなことはない。春~秋は土の表面が乾いたらた

っぷりと与える。冬はほとんど遣らなくても大丈夫。多少乾かしくらいで枯れることは少ない。

特に屋外で育てる場合は冬にはほとんど水を遣る必要はない。その方が半休眠状態になり

寒さによく耐える。室内で管理する場合は、気温に応じて回数を加減しつつ適宜水を遣る。

肥料

肥料は4~10月の生育期に10日に1回 の割合で液体肥料を与える。液体肥料の代りに

緩効性の置き肥を1ヶ月に1回、株元に置いてもよい。

用土

水はけのよい土が適している。赤玉土小粒7:腐葉土2:川砂1の割合で混ぜた土を使用す

る。市販のサボテン、多肉植物の培養土でもよく育つ。

水はけの悪い土に植えていると夏の高温時期に蒸れて茎が腐って根元から倒れてしまうこ

とがあるので気をつける。

■植え替え・植え付け

鉢植えは二年1回は植え替えが必要。5~9月の生育期ならいつでも行うことができるが、

春に植え替えると秋までに株が充実して丈夫になるので霜の心配がなくなって温度が上が

ってきた頃に行うのが一番よい・

■ふやし方

株分けと挿し木でふやす事ができる。

株分けは植え替えの際に行う。親株の周りに子株ができるので、鉢から抜いた株はナイフな

どで切れ目を入れて株を分ける。

挿し木は仕立て直しの際に切り取った茎を利用する。切り取った茎は切り口から水分がたく

さん出るので、2~3日日陰で乾かしてから用土をいてた鉢にしっかりと挿す。切り口を乾か

しておかないとそこから雑菌が入って腐ることがあるので必ず行う。挿し木直後は根も出て

いないのでぐらぐらと不安定なので、支柱を立てて倒れないようにする。 

かかりやすい病害虫

害虫:カイガラムシ、アブラムシ

まとめ

一年を通してよく日に当てる

鉢植えは2年に1度植え替える

耐寒性は0~3℃、できれば5℃以上

http://www.youtube.com/watch?v=8U3N4EeZIpo