記念日
▲世界自殺予防デー
2003年に世界保健機構(WHO)と国際自殺予防協会がストックホルムで開催した世界自
殺撲滅会議で制定。
世界自殺撲滅会議の初日。
●自殺予防週間(9月10日~9月16日)
「世界自殺予防デー」から1週間。
●下水道の日
建設省(現在の国土交通省)が1961年に「全国下水道促進デー」として制定。2001年に
「下水道の日」に変更。
この頃が立春から数えて220日目ころで台風のよく来襲知る時期と言われており、浸水対
策を役割の一つとして担う下水道を広くアピールするのに最適であることからこの時期が選
ばれた。下水道の整備の促進について、人々の理解と協力を呼びかける為に、前後1週間
にさまざまな行事が行われる。
●知的障害者愛護デー
日本精神薄弱者福祉連盟(現在の日本発達障害福祉連盟)が1964年に「精神薄弱者愛
護デー」として制定。
●屋外広告の日
全日本屋外広告業団体連合会が1974年に制定。
1973年のこの日、「屋外広告物法」改正案が可決成立し、屋外広告業が明確に定義づけ
られ、屋外広告業者の届出制度が創立された。
1982年から9月1日~10日を「屋外広告美化旬間)とした。
屋外広告物とは、屋外に出してある広告物のことで、広告看板や電柱広告・ポスターのほか
、アドバルーンやチンドン屋さんも含む。
●車点検の日
兵庫県自動車整備振興会(HASPA)が制定。
「く(9)るまてん(10)けん)の語呂合わせ。
自動車整備の大切さをアピールし、交通安全につなげる日。
●カラーテレビ放送記念日
1960年のこの日、NHK・日本テレビ・ラジオ東京テレビ(現在のTBS)・読売テレビ・朝日
放送の5局がカラーテレビの本放送を開始した。
●牛タンの日
仙台牛タン振興会が2006年に制定。
「牛(9)タン(ten))の語呂合わせ。
●Q10の日
資生堂薬品株式会社が老化防止などの効果があるとされるコエンザイムQ10(ユビキノン)
の普及のために制定。
「キュー(9)テン(10)」の語呂合わせ。
●メディキュットの日
1904年に誕生したフット&レッグケアの専門ブランドのドクター・ショール。そのサブブランド
の「メディキュット」は、イギリスの医療用ストッキングがルーツの段階圧力ソックスで脚のむく
みを改善し、履くことで脚をキュッと引き締め、軽くしてくれる人気商品。「メディキュット」の更
なるPRをと、メディキュットを展開するレキットベンキーザー・ジャパン株式会社が制定。
日付は9と10で脚をキュッと(9・10)引き締めるの語呂合わせから。
●和光堂ベビーフードの日
1937年9月に日本で最初のベビーフード「グリスメール」を発売した和光堂株式会社が、赤
ちゃんの健やかな成長を願って制定。日付は最初の発売の月が9月であり、赤ちゃんが生
後100日目に一生食べることに困らないことを祈って行われる「お食い初め」の行事と和光
堂を「おく(9)い(1)ぞめわ(0)こうどう」と読む語呂合わせから。
※去來忌
俳人・向井去來[むかいきょらい]の1704年の忌日。
「秋風や 白木の弓に 弦はらん」
「湖の 水まさりけり 五月雨」
「をととひは あの山越つ 花盛り」
エゾギク(蝦夷菊) Chaina aster
【花言葉】「信ずる心」
【概要】
エゾギク(蝦夷菊、学名:Callistephus chinensis)はキク科エゾギク属の半耐寒性一年
草。中国北部、朝鮮半島原産。かつてはシオン属(Aster)に分類されていた為、一般にアス
ターと呼ばれている。サツマギク(薩摩菊)の別名がある。日本には江戸時代に渡来した。
属名のCallistephusはギリシア語の「kallos(美しい)」+「stephus(冠)」が語源で、冠毛
が美しいことに因る。種小名のchinensisは「中国産の」という意味で、原産地に因る。
【特徴】
草丈30~100cm、茎はよく枝分れし、全体に剛毛が生える。葉は卵形で互生する。葉の
縁には粗く不規則な鋸歯がある。
開花期は5~9月(タネまき時期によって変化する)で、花(舌状花)の色は赤、ピンク、紫、
白など多彩。また、一重、半八重、八重、平弁、管状弁、糸状弁などの品種も豊富である。
花径は小さいもので3~4cm、大きなものは10~15cmくらいである。筒状花は黄色で、
総苞は緑色である。花後にできる実は痩果である。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/1d/Asteraceae9.jpg
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
花がら摘み: 花が枯れてきたらこまめに手で摘むようにする。枯れた花をつけておくと害虫
が付いたりタネができてそちらに栄養をもっていかれるので花付きが悪くなることもある。
枯れ葉を取り除く:下の方の葉が蒸れて枯れることがある。枯れた葉は取り除く。葉が枯れ
上がるのは風通しが悪いのが原因なので混み合っている部分は葉を取り除いて、株の中ま
で風が通るようにする。
■日当たり・置き場所
日当たりのよい場所で育てる。日陰で育てるとどうしても茎が間延びして倒れやすく、弱々し
くなり花付きも悪くなど生育全体に支障をきたす。十分日が当たる場所で丈夫な株に育てる
。春にタネをまいた場合、夏に花が咲いた後枯れる為冬越しは必要ない。耐寒性は比較的
強いが、秋にタネをまいて冬越しする場合は霜に気をつける。
■水遣り
やや乾燥気味を好むが苗の状態で乾燥が続くと草丈が十分伸びないうちに花が咲いてしま
う。蕾が付くまでは土の表面が乾いたらたっぷりと与えるにし、蕾が見えてきたらやや乾燥
気味に保つ。
■肥料
植え付ける際に緩効性の肥料を土に混ぜ込んでおく。その後は追肥として速効性の化成肥
料を1か月に1回株元に施すか、液体肥料を1週間に1回与える。肥料は蕾がたくさん付く
頃まで続ける。
■用土
水はけの悪い土と酸性の土ではよく育たない。庭植えにする場合は腐葉土をよく混ぜ込ん
でおいて、植え付ける10日前に石灰をまいて土の酸性を中和しておく。また、エゾギクは連
作を嫌うので一度エゾギクを庭に植えた場合、同じ場所には5~6年育てることができな
い。育てても病気がでやすく上手く育たない場合が多い。鉢植えにする場合は赤玉土小粒6
:腐葉土4の割合で混ぜた土を使う。鉢植えの場合も一度エゾギクを植えた土では上手く育
たない。
■植え替え・植え付け
一年草で花が咲いた後枯れるので植え替えの必要はない。庭に植え付ける場合、苗と苗の
間隔は15cm前後取る。
■ふやし方
タネからふやす。タネまきは春と秋に可能であるが、春の方が花の咲くまでの栽培期間が短
いので病気や害虫の被害を受けにくい。秋にタネをまいた方が少し早く花が咲くが春まきで
も気温が十分ありぐんぐん生長するためにそれほど大きく開花期間のずれは生じない。
春まきは3月中旬~5月中旬に行う。平鉢や箱に土を入れてタネをばらまきし、発芽したら
混み合った部分は間引いて、本葉が3~4枚になった頃にビニールポットに仮植えするか庭
や鉢に植え付ける。庭や鉢、プランターがまだ空いていなかったらもう一度ビニールポットに
仮植えし本葉が7~8枚の頃までに植え付ける。
■かかりやすい病害虫
病気:立ち枯れ葉 害虫:アブラムシ、ウリバエ
立ち枯れ病は苗のときに発生しやい病気で発生すると薬剤などの対処法がなく枯れる。高
温多湿と連作を避けることが大切。
ウリバエはオレンジ色の虫で花や葉を食べ荒らす。放っておくと大事な蕾まで食い荒らされ
るので殺虫剤をこまめにまいて駆除する。
■まとめ
庭植えした場合、5~6年は同じ場所にエゾギクを植えない
酸性の土を嫌うので植え付ける前に石灰を混ぜ込む
タネは春まきの方が育てやすい