記念日・年中行事
○ふたごの日
双子ならびに多胎児の育児がしやすい環境つくりを考える日をと、愛知県豊明市に双子グッ
ズの専門店である株式会社ベラミが制定。双子、多胎児の育児に関わる人々が交流できる
イベントなども企画している。日付は2と5を「ふたご」と読む語呂合わせから。
○笑顔の日
「ニ(2)コ(5)ニコ」の語呂合わせで、いつもニコニコと笑顔になっていようという日。
○日本語検定の日
日本語検定に協賛している東京書籍がそのPRのため制定。
日付は「に(2)ほんご(5)」の語呂合わせから。
○ニコチュウの日
エコロジーへの関心の高まりと共に、中古車に乗ることは新車の製造過程で排出されるCO
2削減に貢献できることを広くしってもらおうと、くるま雑誌「Goo(グー)」シリーズを展開する
愛知県名古屋市に本社を置くプロトコーポレーションガ制定。日付は2(チュウ)と5(コ)で中
古車によるエコロジーに貢献する活動を始めた日から。
○プロ野球の日
1936年のこの日、全日本職業野球連盟が結成された。当時は東京巨人軍(現・読売ジャイ
アンツ)・大阪タイガース(現・阪神タイガース)・大東京軍・名古屋軍(現・中日ドラゴンズ)・阪
急(現・オリックスバファローズ)・東京セネターズ・名古屋金鯱軍の7チームだった。
○長崎二十六聖人殉教の日
1596年のこの尾日、豊臣秀吉のキリスト教弾圧により、長崎西坂で26人のキリスト教徒が
処刑された。
殉教したのはペテロ・バプチスト神父ら外国人6人と三木パウロ、茨木ルドビコ神父ら日本人
20人で、この26人は1862年にローマ法王ピウス9世によって聖人に列せられた。
○ニゴロブナの日(2月5~7日)
1500年の歴史を誇る滋賀県の伝統的発酵食品で、郷土料理百選にも制定されている「鮒
ずし」は琵琶湖の固有種であるニゴロブナ(煮頃鮒)を使用している。その産地である滋賀県
高島市がニゴロブナを全国にPRし、後世に伝えていく目的のために2009年に制定。日付
(2月5日・6日・7日)は2と5、6、7で「ニゴロブナ」と読む語呂合わせと、この頃が最も美味
しいことから。
○第65回さっぽろ雪まつり(北海道札幌市 大通公園・すすきの北、2月5日~2月11日)
世界的に有名な札幌の冬の風物詩。世界の有名建築物や日本の歴史的建造物、アニメの
キャラクターなどをテーマにした巨大な雪像が立ち並ぶ。会場は大小の雪像が並ぶ大通公
園、氷像が並ぶすすきののほか、北海道の大自然の中で雪遊びが体験できる「つどーむ」が
ある。
○定山渓[ていざんけい]温泉雪灯路2014(北海道札幌市・定山渓温泉、2月5~11日)
定山渓温泉の冬を彩る光のイベント。湯煙の街をキャンドルの灯りがやさしく包み込み、幻
想的な雰囲気を醸し出す。冬の澄んだ定山渓の空気の中で、約2000個のスノーキャンド
ルの灯りが揺れる光景はこの時期でしか体験できない美しさ。
オキナグサ(翁草)
【花言葉】「心の闇は内に隠して」「何も求めない」「清純な心」「背信の恋」
【概要】
オキナグサ(翁草、学名:Pulsatilla cemua)はキンポウゲ科オキナグサ属の多年草。
日本では本州、四国、九州に分布し、山地の日当たりのよい草地や川原の堤防などに生育
する。アジアでは朝鮮、中国の暖帯から温帯に分布する。
和名の由来は、実の様子を老人の白髪に見立てたものである。古くは「ねつこぐさ」の名で
『万葉集』にも詠まれている。ネコグサ(猫草)という異名もある。
江戸時代には多くの園芸品種が育成されたいう。根を乾かしたものを生薬では白頭翁[はく
とうおう]と呼び、解熱剤などに用いられる。
属名のPulsatillaはラテン語の「pulso(鳴る)」が語源で花の形を鐘にたとえて名付けられ
た。種小名のcemuaは「前屈した」という意味で、花が咲く姿を表している。
【特徴】
草丈10~40cm、根際から生える葉は2回羽状複葉で、長い柄がある。小葉は深く裂ける。
茎につく葉には柄はない。根際から生える葉や茎には長くて白い毛が密に生える。
開花期は4~5月で、茎先に1つずつ花をつける。花弁はなく、6枚の萼片が花弁のようにつ
き、釣鐘状で下向きに咲く。外側は長くて白い毛で被われ、内側は暗い赤紫色をしている。
中にはたくさんの雄蕊と雌蕊が詰まっている。
花の後にできる実は痩果(熟しても裂開せずに、種子は1つで全体が種子のように見えるも
の)で、球状に集まったたくさんの種子がつく。種子の先の1つ1つに長い花柱が伸びる。花
柱には白い羽毛が密に生える。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d9/Pulsatilla_cernua_1.JP
・若い果実
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/ee/Pulsatilla_cernua_2.JP
・毛が開出し、飛ばされやすくなった果実
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/38/Pulsatilla_cernua_3.JP
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
枯れた花や葉をこまめに掃除する。草しないと風通しが悪くなり株が蒸れて葉が枯れ上がっ
てしまったり、茎がひょろひょろに育ってしまう。
■日当たり・置き場所
日当たりを好むが、真夏の直射日光は暑すぎるのでできるだけ風通しの良い木陰などに鉢
を移動させて栽培する。春と秋はよく日に当てて栽培する。どちらかというと涼しい気候を好
むので真夏以外でも風通しの良い場所で栽培する。特に高山性の品種は冷涼な気候を好
む。冬の寒さには強いので室内に取り込む必要はない。乾いた風に当てると花芽が傷むの
で。北風の当たる場所は避けた日陰に置く。休眠期に強い日射しに当てても花芽が傷むこと
がある。
■水遣り・肥料
過湿を嫌がるので水の遣り過ぎには注意する。土の表面が乾いたらたっぷりと与える。
肥料を与えるとそれだけよく生長して花付きも良くなる。薄めのものを切らさずこまめに与え
ることがコツである。植え付ける際に予め緩効性の肥料を土の混ぜ込んでおく。追肥として
液体肥料を10日に1回与える。冬は休眠しており、夏は暑さで弱っていることが多いので与
えない。
■用土
水はけの良い土が適している。小粒の軽石もしくは山砂7:腐葉土3の割合で混ぜた土を利
用するか、市販の山野草の土を使用する。鉢はプラスチックよりも通気性の良い深めの素焼
き蜂や山草鉢(表面がざらざらしていて釉薬のかかっていないもの)が適している。
■植え替え・植え付け
鉢植えは1年に1回植え替える。 適期は春に芽が出る直前3~4月、もしくは夏の暑さが過
ぎた9~10月に行う。細かい根は折れやすいので仕方ないが、太い根(ゴボウ根)は傷つけ
ないように作業する。ダメージが大きいと、根付きが悪くなる。地植えは基本的には植え替え
の必要はない。
また、オキナグサは毎年花を咲かせる多年草であるが、4~5年が寿命なので、株を残した
い場合はタネを採集して育てる(株の更新)。
■ふやし方
株分けとタネまきでふやすことができる。
タネは一般には市販されていないので、自分で育てている株から採集する。熟したタネは風
に乗って散ってしまうので、手で触ってポロリと採れるようなら採取してしまう。
タネの発芽温度は18℃前後で採集したらすぐにまく(とりまき)。綿毛の付いた先端の部分
は切り落としても構わない(付けたたままだとタネが浮き上がることがあるため)。すぐにまけ
ない場合は冷蔵庫に保存しておいて冬にまく。オキナグサはとりまきが発芽率がよく、タネを
乾燥させると発芽しにくくなるので気をつける。発芽2年後くらいから花を付ける。花が咲くま
で一年を通して薄めの液体肥料を付き2回程度与える。芽がたくさん付いた株は株分けで
ふやすことができる。
■かかりやすい病害虫
害虫:アブラムシ、ハダニ
アブラムシは主に新芽や茎、蕾に付いて吸汁する。ハダニは高温乾燥期、主に葉裏に付い
て吸汁い、植物を弱らせる。見つけ次第薬剤を散布して駆除する。
■まとめ
真夏を除いて生育期は肥料を切らさない
冬は寒風を避け、日陰に置く
夏は暑さを避けた半日陰へ
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