記念日・年中行事
▲世界気象デー(World Meteological Day)
世界気象機関(WMO)が発足10周年を記念して1960年に制定。国際デーの一つ。
1950年のこの日、世界気象機関条約が発効し、WMOが発足した。
WMOは、加盟諸国の気象観測通報の調整、気象観測や気象資料の交換を行っている世界組織
である。日本は1953年に加盟した。
自然災害の防止や地域の気象観測にも、国際的な気象観測の協力体制は今後ますます必要不
可欠なものとなっていく。
○保険ショップの日
日本初の生命保険、損害保険の隔てなく、複数社の商品を取り扱う来店型の保険代理店「保険シ
ョップ」がオープンしたのが2003年3月23日。保険会社直販が中心の保険流通が大きく変化し
たこの日を記念して「ほけんの窓口」などを展開するほけんの窓口グループ株式会社が制定。
○第26回全日本高等学校選抜吹奏楽大会本大会(静岡県浜松市・アクトシティ浜松大ホール)
時間 / 10:00~19:00(開場9:15) ◎全席自由 / 2,800円
○アースディいわき2014inモリコロパーク春まつり(愛知県長久手市 愛・地球博記念公園モ
リコロパーク内地球市民交流センター食の広場・多目的競技場)
「手をつないで世界記録に挑戦目指せ1200人」は11:00から参加受付、14:00から多目的競
技技場にて開催予定。雨天時は屋内で開催予定。
手をつなごう!3.11震災を忘れない!1200人で世界記録に挑戦 愛知への3.11震災の影
響で県外避難した人は約1200人。その人数を目標に手をつなぎ世界記録に挑戦する。
□お身拭い[おみぬぐい](奈良市西の京町・薬師寺)
天武天皇が菟野讃良皇后(うののさらさひめみこ:のちの持統天皇)の病気平癒のため発願され
、680年に創建された法相宗の大本山が薬師寺。金堂内の薬師三尊像の御身体を浄布で拭い
浄める行事が13時から行われ、引き続き諸堂でも行われる。朝から餅つきと仏像の魂を抜く法要
も営まれる。
◇岡田屋百手神事(山口県宇部市・岡田屋公会堂、12時30分開催)
約540年前、疫病の猛威にたまりかねた若者たちが弓矢を射て悪鬼(疫病)の退散を祈願したの
が始まりとされる。現在では射手12名が古式にのっとった作法で悪鬼に見立てた的に次々と矢
を放ち、繁栄、平安を祈願する。バザー、福引き、餅まきなどがある。市無形民俗文化財。
□泥打祭り(福岡県朝倉市・阿蘇神社)
12名の子供たちが代宮司に泥を投げつける。12時~宮座(代宮司抽選)。14時~御神事(泥
うち)。お御籤で選ばれた代宮司は純白の衣に着替え、大盃で酒を飲む。約500m離れた地区の
道祖神まで神幸する間に泥うちが行われる。代宮司の体に泥が多くつくほどその年は豊作と言わ
れている。
□祈年祭(山形県鶴岡市・春日神社能舞台)
この祭りで見られる黒川能は全国的に有名で、春日神社の神事能として氏子たちの手によって5
00年以上もの間、守り伝えられたもの。神事、能二番、狂言一番が行われ、観能には一人5000
円の玉串料が必要。
デルフィニウム(オオヒエンソウ[大飛燕草])
【花言葉】「高貴」「尊大」「慈悲」「清明」「貴方は幸福をふりまく」
【概要】
デルフィニウム(オオヒエンソウ、Delphinium)属はキンポウゲ科の属の一つ。
ヨーロッパ、アジア、北アメリカ、アフリカの山岳部に200種余りが分布し、元来冷涼・乾燥地のも
ので、多年草類は高温多湿になる暖地には適さない。耐寒性のある1~多年草で、園芸品種が
多く作出され、庭植え、切り花にされる。
デルフィニウム(Delphinium hybridum)は園芸品種群の総称で、交配親はデルフィニウム・エ
ラツム(Delphinium elatum)や大飛燕草(Delphinium grandiflora)などで、400種以上の
園芸品種を生み出ししている。種小名hybridumは「交配種の」、elatumは「背の高い」という意
味である。
Delphiniumは、ギリシア語で「delphis(イルカ)」が語源で、蕾の形がイルカに似ていることに由
来する。和名は燕が飛んでいるような形の大きな花であることに由来する。
【特徴】
草丈は30~200cmで、葉は有柄で掌状に浅~深裂する。
開花期は5~6月。青色を中心とした左右対称の花を総状あるいは穂状に付ける。花弁状のもの
は萼片で5個あり、上部のものは後ろに伸びて距をなす。果実は袋果(熟すと果皮が自然に裂け
て種子を放出する)である。
・「オーロラ」シリーズ (Aurola Series)
エラータム系。長い花穂にびっしりと八重花が付き、1mを超える。
http://www.hakodate-jts-kosya.jp/shikinomori/flowergarden/gif/01/06.jpg
・ベラドンナグループ(Belladonna group)
細い茎に一重の花をまばらにつけ、よく分枝する。花色は澄んだ水色、青紫、白がある。
http://www.duoflowers.com/wp-content/uploads/2013/04/Delphinium-
・「ミストラル」シリーズ(Mistral Series)
シネンセ系、花茎が分枝し、その先にちらちらと爽やかな色の花咲かせる。草丈は50~80cm。
http://cdn.engei.net/images/43/43329.jpg
【主な種】
オオヒエンソウ(大飛燕草、Delphinium grandiflora=D.grandiflorum var.chinense)
別名オオバナヒエンソウ(大花飛燕草)、デルフィニウム・シネンセ 。中国北部~モンゴル、シベリ
ア原産。草原や灌木帯に生え、高さは15~60cmになる。葉は掌状に羽状深裂し、互生する。裂
片は線状披針形から狭線形。夏に総状花序を出し、青紫色から青色の花を咲かせる。花弁のよう
に見えるのは萼片で、錘状距がある。園芸品種も多く作出され、シネンセ系と分類されている。園
芸品種では距がないものもある。
http://www.westatic.com/img/dict/skbzk/plants-aa/oohien_2.jpg
セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草、Delphinium anthriscifolium)
中国原産で、日本へは明治時代に渡来。葉の形が芹の葉に似ていることからこの名が付いた。
現在は関東地方で野生化している。種小名のanthriscifoliumは「セリ葉の、セリ科のシャク属
(Anthriscus)のような葉の」という意味である。
葉は2、3回3出複葉で互生する。3出複葉とは三つ葉のことである。2、3回枝分かれを繰り返し
、先に三つ葉を付けて1枚の葉となる。小葉は羽状に切れ込む。
開花期は3~5月で、長さ2cmくらいの淡い青紫色をした小さな花を、1つの花柄に2~4輪くらい
ずつ付ける。花弁のように見えるのは萼で5枚ある。花の後ろに距が目立つ。花弁は萼片の内側
に4枚あるが、短くて目立たない。
http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/sueozep/seribahiensou23H.jpg
・花
http://shinshu.fm/MHz/82.40/images/wtwplxU9.jpg
【詳しい育て方】
■主な作業
花がら摘み: 一番花が終わりかけた頃、花茎を株元で切り戻すと、6月から二番花を楽しむこと
ができる。
■栽培環境
日当たりと風通しがよく、水はけのよい場所で育てる。以前に病気が出ていない清潔な場所に植
え、鉢植えの場合は古土を使用しない。暖地での夏越しはあまり期待できないが、風通しのよい
木陰などで水遣りを控えめにすると、夏越しするものもある。寒冷地では急激な地温の変化を避
けるため、冬はマルチングを行う。
■水遣り
植え付け時にたっぷり水遣りを行ったあとは、庭植えの場合、ほとんど不要である。鉢植えの場合
は、表土がよく乾いたら鉢底から水が流れ出すくらいたっぷりと水遣りする。
■肥料
用土には予め元肥として緩効性化成肥料を混ぜ込んでおく。その後3月になって葉が展開し始め
たら、液体肥料や固形肥料などで追肥を施す。
■用土
水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が適している。市販の草花培養土6:腐葉
土3:牛糞堆肥1の割合で配合する。
■植え付け・植え替え
秋または3月頃ポット苗を入手して育てるのが簡単である。株間はエラータム系の場合30㎝程度
、シネンセ系は20㎝程度が目安である。やや直根性なので、移植の際は、根が傷まないように、
ポット苗を早めに植え付ける。苗を鉢に植え付ける場合、6~8号(直径18~24cm)鉢に1株。
寒冷地で多年草として育てている場合、植え付けて3~4年経過すると大株になり混み合ってくる
ので株分けを兼ねて植え替える。2月頃に株を掘り上げて土をよくふるい落とし、芽を2~3株付
けた状態で分ける。
夏越しが困難で、一年草として扱う場合は、植え替えは必要ない。
■ふやし方
タネまき:花後自然に結実したさやが茶色になったらとって乾燥させる。タネの寿命が短いので、
秋まで乾燥剤を入れて冷蔵庫で保管する。タネまきの適期は9月中旬~10月中旬。タネは平鉢
か育苗箱にバーミキュライトや赤玉土を入れてまき、軽く土をかぶせる。発芽まで乾かさないよ
うに管理する。発芽後、本葉が2~3枚になったら根を傷めないように1つずつビニールポットに
植え替える。その後、本葉が5~6枚に育ったら鉢や花壇に植え付ける。
多年草として育てる場合、株分けのほか、春に挿し芽でふやすこともできる。
■病気と害虫
病気:うどんこ病、立枯病
春に葉や茎が白い粉をかぶったようになるうどんこ病が出ることがある。また、地際部は腐敗して
、やがて全体が枯れる立枯病が出やすいので、古土は使用しない。
害虫:ヨトウムシ、ナメクジ
ヨトウムシやナメクジが発生して、葉や花を食害されることがある。見つけ次第補殺する。
■まとめ
夏の高温が苦手
発芽温度は15℃前後
花が終わったら切り戻す
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます