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106 十六茶

2012-10-06 05:24:01 | 雑記

 十六茶(じゅうろくちゃ)

シャンソン化粧品が開発し、1985年から発売しているブレンド茶飲料の名称で、1993年から

は現在のアサヒ飲料との提携により、缶入り・ペットボトル入りの飲料として発売され、全国的ヒ

ッ商品となった。ブレンド茶市場の占有率は26%で、ノンカフェイン飲料である。

「十六茶」の商品名の由来は、東洋医学の「六臓六腑」と「四味覚」の数字の合計16にある。

16素材

アワ(粟)・・・イネ科エノコログサ属の多年草。雑穀類。五穀の一つに数えられる。

*特徴・・・東アジア原産。温暖で乾燥した風土を好む。生育期間が3~5ヶ月と短い。

*利用・・・日本では米より早く栽培が始まり、古くからヒエとともに、庶民にとっての重要な食料

 作物であった。

*栄養価・・・糖質75%、蛋白質10%を含み、穀類の中では蛋白質が多い。鉄分(4.8mg/

 100g)は玄米(1.47mg/100g)の2倍強含み、栄養価が高い。

シイタケ(椎茸)・・・日本、中国、韓国で食用に栽培される。自然界では主にクヌギやシイ、ナ

 ラなどの広葉樹の枯れ木に発生する。子実体の発生は初夏と秋。

*利用・・・旨み成分として、5’ーグアニル酸やグルタミン酸を豊富に含むので、食材としてだけ

 でなく、出汁をとるにも使われる。

*中国医学では、香蕈こうしん)として生薬ともした。益気(えっき:体にエネルギーを与え免

 疫力を高めること)、健脾、健胃、化痰(かたん:たんを除く)の作用があり、貧血や高血圧に

 効くとされる。

*その他、医療的利用として、シイタケ属から抽出されるAHCC(活性化糖類関連化合物:

 αーグルカンに富んだ植物多糖体の混合物)が健康食品として利用されている。

*栄養価・・・炭水化物、食物繊維、ミネラルが主で、低カロリー食である。

*注意点・・・シイタケ皮膚炎が発生することがあり、アレルギー体質の児童に対して注意を

 を要する。

グァバ

*グァバ(和名:ぐぁば・ばんじろう<蕃石榴>)・・・フトモモ科バンジロウ属の常緑高木。

 沖縄では「バンシルー」と呼ばれ親しまれてきた。熱帯アメリカ原産。沖縄へは台湾経由で

 導入されたという報告がある。17世紀の琉球王国時代には、すでに沖縄にグァバの木があ

 ったという記録が残されている。

*果実・・・トロピカルフルーツとして有名で、グァバジュースにするととても甘く美味しい。

*グァバ葉・・・夏に採取し、短冊に刻んで乾燥する。ほのかにハッカ風の香りがする。若干

 クセ(エグミ)があり、美味しくない。

*グァバ葉の使用法・・・約5g(大さじ1杯)を0.5リットルの水に入れ、沸騰したら弱火で5分

 間煮出す。

*グァバ茶の成分・・・クエルセチン、シオネール、ベータージステロール、ビタミンC

*効能・・・血糖降下、抗菌、収斂(収縮)、血圧降下、沈静、抗アレルギー、抗炎症

グァバポリフェ・・・糖を分解してブドウ糖に変える酵素の働きを抑制する効能が

 あるとされ、このことから血糖上昇が抑えられて、糖尿病予防に効果があるといわれる。

タンニン(ポリフェノールの一種)は、体の中の活性酸素を取り除いて、血液をサラサラに

 にする効果がある。

★グァバ茶は、アレルギー反応の原因であるヒスタミンやロイコトルエンをブロックアウトする

 効能があるので、花粉症などのアレルギーに対する効果が」あるといわれる。

ハトムギ(鳩麦)・・・イネ科ジュズダマ属の穀物。ジュズダマとは同種で、栽培用の変種。

ハトムギ粒のデンプンは糯性(だせい:もち)で、ジュズダマは粳性(こうせい:うるち)である。

中国南部からインドシナ半島にかけての原産。中国から朝鮮半島を経由して伝播したと考え

えられる。

*利用・・・漢方や民間療法では、皮を剥いだ種子を薏苡仁(よくいにん)と呼び薬用に用い

 られる。炒ってから煎じたものはお茶として親しまれている。 

*効能・・・肌荒れや乾燥肌の改善・美肌効果(保湿作用)、いぼとり効果、むくみの改善(利

 尿作用)、抗腫瘍作用があるといわれる。

*注意点・・・妊娠中は禁忌。

トウモロコシ(唐蜀黍)・・・イネ科トウモロコシ属の穀物。

米、小麦と並んで、世界三大穀物と言われるトウモロコシは、栄養価も高く、美容と健康には

欠かせない穀類である。

★コーン茶・・・大変香ばしく甘みがあって飲みやすい。韓国では特に人気があり、よく飲まれ

 ている。やかんに水1リットルをいれ火にかけ、沸騰直前に15gを投入し、沸騰後は弱火で

 10分ほど煮詰めればいい。

*コーン茶有効成分と効能

カリウム・・・高血圧予防、むくみ解消

鉄分・・・抵抗力強化作用、貧血予防

食物繊維・・・整腸作用、便秘改善、コレステロール値低下作用

リノール酸・・・高血圧予防、動脈硬化予防

オオムギ(大麦)・・・イネ科オオムギ属の穀物。中央アジア原産で、世界で最も古くから栽

培されていた作物の一つである。日本には弥生時代の3世紀ごろ中国大陸を経て伝来し、奈

良時代にはすでに広く栽培されていた。

★麦茶・・・日本や朝鮮半島では、オオムギの種子を炒ったものを煎じて麦茶として飲まれる。

 日本では冷やして主に夏飲まれるが、朝鮮半島では、温めて年中飲まれる。

★麦茶の主な成分

*食物繊維 *リノール酸 *タンパク質 *カルシウム *鉄分 *タンニン

★麦茶は天然機能性飲料といってもいいくらい、その効能が認められている。

*ガン予防 *脳卒中予防 *心筋梗塞予防 *高血圧予防 *糖尿病の合併症抑制

*動脈硬化予防 *ストレス性胃潰瘍予防 など。

発芽玄米(はつがげんまい)・・・玄米を発芽させたもの

玄米を約1~2日程度、32℃前後のぬるま湯に浸し、1mmほど芽が出た状態にしたもの。

発芽の際に眠っていた酵素が活性化し、出芽に必要な栄養を玄米の中に増やしていく。その

ため玄米より栄養価が高い。更に硬い糠も柔らかくなるため、白米と同様に炊飯できる。

★長所

(1)栄養価がアップ・・・発芽玄米の栄養価の高さは、白米をはじめ、うどん、そばなどの他の

主食に比べ群を抜いている。なかでも、ストレス軽減作用で知られるギャバは白米の約10

倍含まれている。

(2)旨みがアップ・・・発芽玄米は、甘み、旨みが豊富。これは、発芽により酵素が活性化され

ることで糖質が分解されて甘みが増すとともに、タンパク質が分解され旨み成分であるアミノ

酸が増えるためである。

(3)食べやすさがアップ・・・発芽により糠が柔らかくなることで白米と変わらない。

★発芽玄米に含まれる主な成分と効能

*ギャバ(ガンマーアミノ酪酸)・・血中コレステロール低下作用・抗肥満効果・血圧上昇抑制

 効果・アレルギーの予防・精神安定作用・ストレス軽減作用など

*ガンマーオリザノール・・・皮膚の老化防止・皮膚の血液循環促進・自律神経失調症の緩

 和など

*IP6・・・抗酸化作用・抗ガン作用

*食物繊維・・・腸内環境の調整・糖や脂質の消化吸収の抑制など

*ビタミンB1・・・糖質の代謝促進・中枢神経、末梢神経の働きの正常化、脚気の予防など

ハブ

マメ科のエビスグサの種から作ったお茶。体にやさしい健康素材として昔から親しまれてきた。

*エビスグサ(胡草・恵比寿草・夷草)・・熱帯地方に広く分布しているマメ科ジャケツイバラ

 亜科の小低木または草本。

*利用・生薬

 種子を決明子(けつめいし)といい、漢方の生薬の一つである。「決明子」とは「眼をすっきり

 させるタネ」という意味で、石決明(せっけつめい:アワビの貝殻)とともに視力を回復させる

 薬として用いられてきた。

*日本では、炒ったものを、お茶のようにお湯を注ぎ、少し蒸らした後、かすをこして飲む。

★ハブ茶のここがすごい

*滋養強壮、胃弱、高血圧予防によい。

*体を温めながら、穏やかに便秘を解消する。

*中国では「眼に活力を与える」と伝えられてきた。

*カフェインを含まない。

☆効能1「アントラキノン誘導体で滋養強壮効果」

☆効能2「肝臓を疲労回復し、眼に活力与える」

アマチャヅル(甘茶蔓)・・・ウリ科アマチャヅル属のつる性植物。日本、中国、東南アジアに

自生し、雌雄異株。葉は通常5枚の小葉に分かれ、表面は毛や凹凸がある。中国では、古く

から薬草として葉が使用されてきた。

★アマチャズル茶

高麗人参に含まれる沈静成分の「サポニン」を豊富に含んでいるので、ストレス緩和の健康

茶として有名。

★アマチャズル茶のここがすごい

*高麗人参より多種のサポニンを含む(70種以上)。

*サポニンにはストレスを緩和する沈静作用がある。

*ストレス性疾患(胃潰瘍など)、ガン、動脈硬化に作用。

*カフェインを含まない。

☆効能「ストレスの多い現代人の強い味方」

キビ(黍)・・・イネ科キビ属の一年草で、五穀の1つ。日本には弥生時代に中国から渡来

したと考えられる。生育期間が短く乾燥に強い作物で、種類はうるち種ともち種に分かれ、

現在はもち種が多く利用されている。粒はアワよりやや大きく、卵のようなコクのある味が

する。

★栄養成分の特徴

白米と比較して食物繊維を約3倍、カルシウムを約2倍、マグネシウムを約4倍、鉄分を約3

倍多く含んでいる。

★主な効能

キビたんぱく質には善玉コレステロールである血中の高密度リポタンパク質の値を高める働

きがある。

黒豆(くろまめ)・・・大豆の品種の一つ。黒大豆(くろだいず)、ぶどう豆とも呼ぶ。

★黒豆には大豆イソフラボンや食物繊維、ビタミンなどの栄養が豊富に含まれている。その

中でも、黒豆の黒い皮に含まれているアントシアニンは様々な効果・効能があると言われて

いる。

アントシアニン

活性酸素を抑えて血管を強くしたり、脂肪やコレステロールを減らして、健康な血液にする。

全身を巡るサラサラ血液は、血圧を下げたり、多様な症状を改善する。また、目の網膜の

ロドプシン再生を促す働きがあり、眼精疲労の回善や視力アップなどの効果があるといわれ

ている。

大豆イソフラボン 

体内で女性ホルモンと同じ働きをすることで、更年期障害を改善すると言われている。

また、骨粗しょう症にも有効である。コレステロールを減らすため、肥満対策にも良いと言わ

れている。

昆布(こんぶ)

 コンブはコンブ目コンブ科に属する海藻の総称。食品として指す場合は「昆布」や「こんぶ

(こぶ)」などの表記が好まれる。昆布は古くから健康茶として飲まれており、高血圧・動脈

硬化・ガンなどの予防に効果的だと言われている。

★昆布茶のここがすごい

*ぬめり成分のアルギン酸が余分な塩分やコレステロールを排出。

*ぬめり成分のフコイダンには美肌効果がある。

*動脈硬化予防に効果のある「ヨード」の含有量が食品中トップレベル。

*海藻なのでミネラル豊富。

*カフェインを含まない。

 ●発芽大麦(はつがおおむぎ)

発芽大麦は薬用にできるくらい栄養価が高い。発芽させた麦芽はビール製造などに使用さ

れる。アミラーゼやタンパク質分解酵素を含むため、中国漢方などでも消化を助けるものとし

て使用されている。発芽時の酵素の働きで、もともと含まれていた種子中のデンプンが糖化

されて麦芽糖が生成され、デンプンの糖化という有用な化学反応が容易に得られることから

酒、酢の製造や水飴の製造に古くから用いられてきた。このメカニズムは全ての種子に共

通するが、糖化酵素の量や活性は、植物の種類により大きく異なり、食用に適し、かつ安価

に容易に手に入る穀物の中では大麦が最も酵素の質、量ともにすぐれている。大麦を主食と

するため古代よりもやし状に発芽させた麦芽にし、乾燥させて砕いた粉末でパンを作る調理

法が行われるようになったと推定されている。麦芽パンを水に浸してから、食べ残したものを

しばらく放置すると甘くなり、さらに発酵してアルコール飲料になることが発見され、ビールが

作られるようになったと考えられている。

★発芽大麦の効果・効能

コレステロールの低下、免疫力の増強と解毒作用

★含まれる成分

アミラーゼ、デンプン、ペントサン、ヘキソサン、粗タンパク質、還元糖、ショ糖、粗脂肪など。

ビワ

★ビワ(枇杷)・・・バラ科の常緑高木。中国南西部原産。

☆薬用

「大薬王樹」と呼ばれ、民間療薬として親しまれている。

葉はアミグダレンクエン酸などを多く含み、乾燥させてビワ茶とされる他、直接患部に貼る

など生薬(枇杷葉;びわよう)として用いられる。葉の上にお灸を乗せる温圧療法とアミグダ  

リンの鎮痛作用により神経痛に効果があるとされる。ただし、アミグダリンは胃腸で分解され

ると猛毒である青酸を発生する。そのため、葉などアミグダリンを多く含む部位を経口摂取

する際は、取り扱いを間違えると健康を害し、最悪の場合は命を落とす危険性がある。

クワ 

桑茶 

 クワ(桑)は、日本や中国に生育するクワ科の落葉高木で、近年では栄養価の高さや、桑の

葉特有成分「DNJ」による健康茶としての効能が注目されている。

★ここがすごい

*桑の葉特有成分「DNJ」(1-デオキシノジリマイシン)を含む。

*血糖値を下げる、血圧を下げる、抗酸化作用、便秘解消などの効果がある。

*血糖値を抑制する作用から、低インシュリン状態を維持し、体脂肪を抑制するダイエット

 効果がある。

*中国では漢方として「滋養強壮・血行促進」などに用いられる。

*ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富。

*カフェインを含まない。

玄米(げんまい)

☆玄米茶

通常の番茶などをさらに火で炙って、そこに玄米を混ぜて作られる。 まず、玄米を水に浸して

から炒る。炒ることで玄米の香ばしさを味わうことができる。その炒った玄米に同じ量位の煎

茶と番茶を加えたものが「玄米茶」と呼ばれている。玄米茶は通常のお茶よりダイエット効果

が高いと言われている。

★働き

*玄米が含む効果とお茶の持つ効果という、双方からの効果・効能を得られる。

*特徴的なものとして、イライラ解消、リラックス効果など「精神的症状の解消」なども得られ

 ることも有名。

*玄米は白米に比べビタミンEが豊富なので、血行をよくする効果などが期待できる。

*ビタミン、ミネラル、脂肪酸、食物繊維などを豊富に含んでおり、またビタミンB群、ビタミン

 Eはきわめて多く含まれる。そのため、疲労回復、抗ストレス効果、動脈硬化の予防など

 の働きが期待できる。

*更には更年期障害、自律神経失調症などに有効な成分が多く含まれている。

 

 


 


 

 

 


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