記念日・年中行事
○横浜港開港記念日、長崎港の日
1959年のこの日、前年に締結された日米修好通商条約2より、それまでの下田、箱館(現在の函
館)のほか、神奈川(現在の横浜)、長崎の港が開港した。
○横浜カレー記念日
横濱カレーミュージアムが制定。
1859年の横浜開港とともにカレーも日本に入って来たとして、この日を記念日とした。
○路地の日
長野県下諏訪町の「路地を歩く会」が、路地の良さを見直そうと制定。
6(ろ)2(じ)で「ろじ」の語呂合わせ。
○甘露煮の日
甘露煮を製造する平松食品が制定。6と2で「甘露煮」の語呂合わせ。
○ローズの日
奈良県香芝市の雑貨店・フレンチレースが制定。6(ロー)2(ツー)で「ローズ」の語呂合わせ。
6月は薔薇が最も美しい季節であることから、部屋を薔薇で飾ったり、ローズ風呂を楽しもうと提案
している。
○おむつの日
大王製紙が制定。6月2日の062を「おむつ」と読む語呂合わせ。
○オムレツの日
環境にやさしい業務用鶏卵商品の研究・開発を行っている日本シュリンク包装卵協会が制定。栄
養バランスの優れたたまごで愛情を包んだ料理であるオムレツを通して家族愛と健康を育む日。
日付は6と2で「オム(06)れつ(02)」と読む語呂合わせから。
○むずむず脚症候群の日
夕方から夜間にかけて下肢に虫が這うような異常感覚を生じる睡眠障害のむずむず脚症候群。
この疾患に苦しむ人を救うため、また、睡眠医療認定病院で適切な診断が受けられるようにと、啓
発活動や正しい情報提供を行う大阪府高槻市にある「むずむず脚症候群友の会」が制定。日付は
友の会が創立した日であり、「んむずむず」の語呂合わせから。
○裏切りの日
1582年のこの日、本能寺の変で織田信長が明智光秀に裏切られて攻められ、本能寺で自害し
た。中国の毛利攻めに難儀している羽柴秀吉の応援を命じられた明智光秀は、進軍の途中で道
を変更し、本能寺の織田信長を襲った。襲撃を知った信長は近侍の森蘭丸に誰の襲撃か尋ね、
光秀と聴くと「是非もなし」と応えて自害したと、『信長公記』に伝えられている。
○イタリアワインの日
美味しいイタリアワインの認知度を高め、そのニーズの掘り起こしを目的に、2007年にイタリア大
使館とイタリア貿易振興会が制定。日付は第2次世界大戦終結後行われた共和制移行を問う国民
投票の結果を受けて1946年にウンベルト2世が退位し、イタリア共和国となった記念すべき日か
ら。
※光琳忌
江戸時代の画家・工芸家、尾形光琳[おがたこうりん]の1716年の忌日。
絵画:『燕子花図』(六曲屏風、国宝)、『紅白梅図』(二曲一双屏風、国宝)
工芸品:『八橋蒔絵螺鈿硯箱』(国宝)
○寄席の日(6月第1月曜日)
東京都内4つの定席と国立演芸場が2000年から実施。
江戸での寄席の発祥が、初代三笑亭可楽が1798年6月に、台東区の下谷神社内で「風流浮世
おとし噺」の看板を掲げた興業が始まりとされていることから。
○赤城山新緑&つつじウィーク(群馬県前橋市・赤城山大沼周辺など、6月2日~30日)
新緑やつつじが美しい時期に開催。スタンプラリーや各種体験イベントなど楽しみ盛りだくさん。
□信長忌(京都市上京区・寺町阿弥陀寺、10:00~16:00)
「信長本廟所」と認定された寺町阿弥陀寺、織田信長・信忠をはじめ、6月2日の本能寺の変で討
ち死にした110余名を祀っている。普段は非公開の本堂をこの日に限り一般公開され、寺宝も展
示される。
□御田植祭(愛媛県今治市・大山祇[おおやまづみ]神社
大山積神[おおやまづみのかみ]が木花開耶姫命[このはなさくやひめのみこと]に稲作を教えられ
た神徳を奉拝する。数々の神徳のうち農業神として五穀豊穣を祈り、当日は斎田祭場御桟敷殿に
3基の神輿が神幸する。下種祭を奉仕して大切に育てられた玉苗は神饌とともに供えられ、厳粛に
祭儀は行われる。神事一人角力が奉納される。毎年旧暦の5月5日に開催。
チャイブ(エゾネギ[蝦夷葱]) chives
【花言葉】「柔軟性」
【概要】
チャイブ(エゾネギ、セイヨウアサツキ、学名:Allium schoenoprasum)はヒガンバナ科ネギ亜科
ネギ属の多年草で、ラッキョウに似た地下茎を持つ。北半球の温帯~寒帯に分布し、栽培の歴史
は2000年以上にも及ぶと言われる。北海道~東北地方北部に分布し、山地の草原や海岸の礫
地に生える。和名のエゾネギ(蝦夷葱)の由来は、北海道に多く自生し、葱に似ていることに因む。
別名をセイヨウアサツキ(西洋浅葱)とも言い、分類上はアサツキ(浅葱)の基本種とされている。
英名はチャイブズ(chives)、フランス語名のシブレット(ciboulette)でも知られる。
属名のアリウムAllimはニンニクの古ラテン名である。またギリシアの「halium(臭う)」に由来。
種小名スコエノプラスムschoenoprasumは「ノグサ属(Schonus)のようなネギ」という意味で、
西洋ネギ(リーキ)の古いギリシア名で、葉姿に由来する。
【特徴】
草丈は20~40cmくらいである。根際から生える葉は細い円筒形で先はすぼまっており、中空で
ある。開花時期は5~7月で、茎先につく花ははじめ苞に包まれているが、やがて開いて半球状に
なる。花は淡い紅紫色で、鐘状に半開する。花被片は6枚で、長さは1cmほどで先は長く尖り、縦
に濃い色の筋が入る。雄蕊は6本で、花被片よりずっと短い。花後にできる実はさく果である。
花が咲くと葉が固くなり味が落ちるので、花を見る観賞用と食用を分けた方がよい。
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・花
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・葉
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・種子
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【詳しい育て方】
■主な作業
蕾摘み:花もきれいで観賞価値はあるが、葉の利用がメインならまだ蕾のうちに摘み取ってしまう。
そうすることで葉が堅くならず、柔らかい葉が秋まで利用できる。
収穫:葉が20cmほどの長さに生え揃ったら、株元から3~5cmの位置で刈り取る。刈り取った後
の株からは、新たに葉が伸びてきて、年に数回繰り返し収穫できる。
■栽培環境
日当たりの良い場所を好むが、暑さに少々弱い。地植えは真夏にすだれなどで少し日を遮ってあ
げた方が元気に育つ。鉢植えはコンクリートの上などに直置きせず、風通しのよい棚の上などに置
く。そうすることで鉢の中の温度が上昇するのを防ぐ。
冬は地上部は枯れてしまう。株は生きているので、霜や凍結で根が傷まないように敷きわらや腐葉
土などで株元を覆う。鉢植えはベランダなど屋根のある場所に置く。
■水遣り
土の表面が乾いたらたっぷり水を与える。真夏は乾きやすので幾分回数を多めにする。冬は地上
部は枯れるが休眠はせず、根は生きている。地植えの場合は必要ないが、鉢植えの場合は、鉢を
カリカリに乾かさない程度には水遣りをする。
■肥料
肥料は予め化成肥料を混ぜ込んでおく。それ以降は収穫ごとに同じものを少量施す。肥料を与え
ると葉は元気に育つが、太くなるので気を付ける。
■用土
有機質に富んだ肥えた土、例として赤玉土小粒7:腐葉土3:堆肥1の配合土。酸性土壌を大変嫌
うので、植え付ける前に苦土石灰を混ぜ酸性を中和する。
■植え替え・植え付け
地植えは放っておいてもよく育つ。株が混み合ってきたら株分けを行う。鉢植えは窮屈になってきた
ら、株分けも兼ねて植え替えを行う。適期は3~5月、9~10月。植え付けは4~9月が適期。
■ふやし方
株分け:適期は3~5月、9~10月が適期。掘り上げた株は株元を傷つけないように3本を1株の
目安にして分ける。その際、傷んだンrも取り除いておく。茂って横に広がることも考えて、15~20
cm間隔で植え付ける。
タネまき:タネまきも株分けと同じ時期に行える。プランター、鉢、庭などに直接まいて、間引きなが
ら育てていく。
■病気と害虫
特にない。
■まとめ
冬は枯れるが休眠はしない
酸性土壌は嫌う
暑さにやや弱い
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