記念日
□クリスマス
キリストの降誕の日とされる。紀元400年頃から行われるようになったといわれ、クリスマス
ツリーを囲み、プレゼントの交換などをして喜びを分かち合う。日本には宣教師フロイスによ
って1565年頃、京都に伝えられたという。
●昭和改元の日
1926年のこの日、大正天皇が崩御し、皇太子であった裕仁親王が践祚[せんそ]した。
東京日日新聞(現在の毎日新聞)は、早くから「新しい元号は『光文』になるらしい」という情
報を得ていたため、政府の公式発表の前に「元号は『光文』に決定」と報じた。しかし、政府
は元号を「昭和」と発表したため、この「大徳ダネ」は「大誤報」となってしまい、編集主幹の
木戸元亮[もとすけ]は責任をとって辞任した。
「光文」は新元号の候補の中にあったが、政府内では既に「昭和」と決定していた。しかし、
東京日日新聞の報道から政府の公式発表までの時間があまりにも短かったことから、「元々
『光文』に決定していたものが、新聞に先に報道されてしまったため『昭和』に急遽変更した」
という噂が生まれた。
●スケートの日
日本スケート場協会が1982年に制定した。
1861年のこの日、函館に滞在していたイギリスの探検家トーマス・ライト・ブラキストンが、
日本で初めてスケートをした。
これとは別に、1792年にロシアの使節ラクスマン一行が根室で一冬を過ごした時に、結氷
した根室湾内で滑ってたのが日本で初であるという説がある。
□終い天神
1年で最後の天神の縁日。
※蕪村忌、春星忌
俳諧師・画家の与謝蕪村[よさぶそん]の1783年の忌日。
「菜の花や月は東に日は西に」
「春の海終日のたりのたりかな」
「夏河を越すうれしさよ手に草履」
□降誕節(クリスマス節)12月25日~1月5日
「クリスマス」から「顕現日」の前日まで。
セイヨウヒイラギ(西洋柊)Christmas holly
【花言葉】「将来の見通し」「神を信じます」「慎重」
【概要】
セイヨウヒイラギ(西洋柊、学名:Ilex aquifolium)はモチノキ科モチノキ属の常緑小高
木。別名、セイヨウヒイラギモチ。英名は「English holly(イングリッシュホーリー)」など。
ヨーロッパ西部、アフリカ北西部、アジア南西部の原産。
クリスマスホーリーは春先に白い花を咲かせ、クリスマスの頃に赤い実を付ける。正確には
クリスマスホーリーは、セイヨウヒイラギの別名で、日本では別種の[ヤバネ]ヒイラギモチ(
[矢羽]柊黐、Chinese holly、Ilex cornuta)がヒイラギモチとして出回っている。ヒイラギ
モチの葉は四角張った長楕円形で先端には鋭い棘があるのが特徴であるが、セイヨウヒイ
ラギは、比較的大きめで光沢のある濃緑色の葉を持ち、若葉のころは鋸歯があるが年輪を
経るにつれてトゲが取れて、丸い葉形となっていく。ヒイラギの葉に似るためにセイヨウヒイ
ラギの名がある。日本在来のヒイラギは、モクセイ科モクセイ属に属する種で、葉は対生し
、実が黒紫色に熟す、全く別の植物である。
属名のIlexはholly(セイヨウヒイラギ)の古代ラテン名から来ている。種小名aquifoliumは
「凸頭葉の、葉先が尖っている」の意味である。
【特徴】
樹高は約6~8mで、葉は長さ5~12cm、幅2~6cmで、若い枝や下の枝では葉の縁が
鋭く尖るが、古い枝や上の枝では刺の数が少なく、葉先のみ尖るが、縁はしばしば全縁にな
る。葉は互生する。
雌雄異株。花期は4月中旬~5月中旬。花は虫媒花。小型で花弁は白く、4枚ある。果実は
径6~10mmの核果で赤く熟し、4個の種子を含む。晩秋に熟すが、非常に苦いので、冬の
間も鳥に食べられることは少ない。
・葉と熟した実
http://www7a.biglobe.ne.jp/~flower_world/images/200512/Ilex%20aquifoli
・雄株の雄花(上)と雌株の雌花(下)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/ce/Hollyflowers.jpg
。園芸品種’アルゲンティア・マルギナタ’
葉が乳白色の覆輪jになる。
http://zmchip.com/kew/mag/rosa/aia4325.html
【詳しい育て方】
■主な作業
剪定:1年に1回は剪定が必要。生垣は年2回、3~4月と9月頃に刈り込みをすると美しく
保てる。
■栽培環境
斑日陰地も好むが、実つきをよくするためには日当たりの良いところが適する。西日にも耐
えるが、乾燥する場所は嫌う。湿り気のある腐植質の多い土や砂質を多く含む土で、深くま
で根が張れる土地を好む。
■水遣り・肥料
庭植えはよほど乾く以外は水遣りは必要ないが、鉢植えは夏の水切れに注意する。
鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと与える。夏は1日に1回程度、冬は2~3日1回程
度を目安に少し乾かし気味に。
寒肥として冬(1月)に堆肥と油かすなどを混合したものや緩効性の固形肥料を、広がって
いる枝先の下あたり数か所に、穴を掘って施す。
■ 用土
黒土に腐葉土などを混ぜた、肥沃で通気性と保湿性の優れた土を用いる。または赤玉土7:
腐葉土2:川砂1の配合土などを用いる。鉢の大きさは7号鉢が目安。
■植え替え・植え付け
鉢植えは2~3年に1回植え替え、用土の通気性を改善する。適期は3~4月。
■ふやし方
挿し木:挿し穂には、3月中旬~5月上旬は前年枝、6月中旬~7月、9月は半成熟の当年
枝を用いる。長さ10cmくらいに切って、数時間水揚げしてから赤玉土や鹿沼土に挿す。こ
れらの用土に水ゴケを半分程度混ぜて用いることもある。発根促進剤を使用したり、挿し床
をビニールフィルムで覆う密封挿しにするのも、発根をよくする効果がある。
■かかりやすい病害虫
病気:黒斑病、班点病、すす病
著しい被害はないが、葉に黒い点が現れる黒班病や斑点病が発生することがある。また、
吸汁性昆虫の排泄物によるすす病も発生する。
害虫:カイガラムシ類(ルビーロウムシ、ツノロウムシ)、ハダニ類など
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/byougaityu/901-20100105-30.html
■まとめ
水切れに弱い
日光が不足すると実が付かなくなる
寒さに強いが、夏の暑さに若干弱い
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