記念日・年中行事
○110番の日
警視庁が1985年に制定し、翌1986年から実施。
全国の警察で、ダイヤル110番の有効・適切な利用を呼びかけるキャンペーンが行われ
る。110番はGHQの勧告で1948年10月1日に、東京等の8大都市で始められた。東京
では初めから110番であったが、大阪・神戸・京都では1110番、名古屋では118番など
地域によって番号が異なっており、全国で110番に統一されたのは1954年だった。
□十日戎
七福神の一柱である恵比寿様を祀る神社の祭礼。西日本で行われる。商売繁盛を願って多
くの人々が参拝し、縁起物を飾った笹や熊手を授かる。多くの神社では前日の宵戎から翌
日の残り福まで3日間行われるが、前々日の宵々戎から行う神社もある。
・十日ゑびす大祭(通称・初ゑびす)京都ゑびす神社
午前11時~12時 東映女優による福笹の授与
午後1時~2時半 東映女優にょる福笹の授与
午後2時 祭典執行
☆夜通し開門
・蛭子社祭(本蛭子)京都八坂神社北向蛭子社
祇園えべっさん
15:00
・吉備津神社のえびす祭(9:00~21:00)
境内で奉納備中神楽、福餅まきが催されるほか、農具・植木市なども立つ。
○明太子の日
福岡の食品会社・ふくやが制定。
1949年のこの日、前年のふくや創業以来研究を重ねてきた「明太子」を初めて店頭に並
べ、福岡名産「からし明太子」が誕生した。
明太子は助宗鱈[すけそうだら](介党鱈)の卵(鱈子[たらこ])の塩辛で、元々は朝鮮半島
に伝わる家庭の惣菜だった。これを日本人の口に合うように味付けして、からし明太子が作
り上げられた。
○かんぴょうの日
栃木県が制定。
干瓢の干の字を分解すると一と十になることから。
○さんま寿司の日
三重県熊野市のさんま寿司保存会が2004年に制定。
熊野市の産田神社でこの日行われる例祭の後の直会で、熊野灘沿岸の郷土食「さんま寿
司」の原型とされる寿司が出されることから。
○糸引き納豆、糸の日
全国納豆協同組合連合会が2011年に制定。
「い(一)」と(十)」の語呂合わせから。
この日とは別に同会は7月10日を「納豆の日」としている。
○インテリア検定の日
インテリア検定を実施している日本インテリア総合研究所がインテリア検定の告知日として
制定。「イン(1)テ(10)リア」の語呂合わせ。
インテリア業界などと協力して、トーータルインテリアのキャンペーンなどを行うとしている。
□初金比羅
毎月10日は金比羅の縁日で、一年最初の縁日は「初金比羅」と呼ばれている。
・香川県・金刀比羅宮の初十日(初こんぴら)10:00~
この祭典は、暦にも「初こんぴら」と記され、起源は、250年前、江戸時代中頃の桜町天皇
の時代に遡るといわれている。御本宮前では、「開運ぜんざい」、「開運長寿もち」、「「開運
甘酒」の接待が行われる。
・京都・安井金比羅宮の初金比羅祭 10:00~
稲宝来(3500円)授与
○山形市初市(10:00~17:00)
江戸時代初期から始まり、400年の伝統をもつ山形の風物詩。
最上義光公の時代、山形には定期の市が立つ市日町があり、毎年1月10日に市神祭りと
して、十日町から七日町にかけて多くの露天が立ち並ぶようになったのが始まりとされてい
る。商業の株を象徴して「蕪」、長寿を表す「白ひげ」などの野菜、「初あめ」、「団子木」等の
縁起物をはじめ多くの露店が立ち並び、山形市内外から約20万人を超す人出で賑わう。
フリージア(アサギスイセン[浅黄水仙]) freesia
【花言葉】黄:「無邪気」「純潔」 白:「あどけなさ」 赤:「愛想のよさ」「純潔」 紫:「あこが
れ」 淡紫:「感受性」
【概要】
フリージア(Freesia)はアヤメ科フリージア属の半耐寒性の秋植えると春に開花する球根植
物の総称。南アフリカのケープ地方原産で10種程度が知られている。オランダで改良され
が進められ、150種以上の園芸品種が生まれている。その中で広く栽培されているのはフ
リージア・レフラクタ(F.refracta)とフリージア・アームストンロンギー(F.armstrongii)、フ
リージア・コリムボーサ(F.corymbosa)などに由来する園芸品種である。
属名のFreesiaはドイツ人の医師「フレーゼ(F.H.T.Freese)」の名から来ている。
種小名のrefractaは「屈折した」、corymbosaは「散房花序の」という意味である。
【特徴】
フリージア・レフラクタ(アサギスイセン[浅黄水仙]、Freesia refracta)
草丈は30~80cmくらいで、根際から生える葉の形は剣状で立ち上がる。
開花期は3~5月で、花被片は6枚で、花冠は漏斗状となる。はじめは香りのよい白いもの
が出回っていた。今では花の色も豊富で、赤、黄色、桃色、紫色のものなどがある。また、八
重咲き、半八重咲き、一重咲きがあり、ぼかしや複色などあって多彩である。
しかし、これらの花は白い花ほど香りが強くない。結実はほとんどしない。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/fc/Orange_freesias.jpg
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/9e/FreesiaRefracta1.JPG
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/81/FreesiaRefracta3.JPG
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
花がら摘み
見た目をきれいに保つことと株の消耗を抑えるために、萎れた花は順次摘み取っていき、最
終的には花茎を切り落とす。葉は花後も生長のために大事な部分なので切ってはいけな
い。
支柱たて
花茎が長く伸びてぐらつく場合は前もって支柱を立てる。花茎がぐらつくとその重みで球根が
割れてしまうことがある。
球根の掘り上げ
6月頃に葉が黄色くなって萎れてきたら球根を掘り上げる。掘り上げた球根は葉の部分を縛
って陰干しして周りの土をよく落とす。下の方にくっ付いている萎んだ球根(前年植えた球
根)と葉は取り除いて、ネットなどの通気性のよい袋に入れて雨の当たらない冷暗所で秋ま
で保管する。
■日当たり・置き場所
日当たりのよい場所が適している。耐寒性は弱めで寒風や霜が当たると葉が真っ黒に傷ん
でしまうので、冬はベランダなど屋根のある場所に置いた方がよい。霜の心配のない地域で
は露地で冬越しできる。
■水遣り・肥料
芽が出てくるまでは土が乾いたらたっぷりと水を与える。地上部で変化がなくても土中では
しっかりと根が張っているからである。葉が伸びてきたらやや控えめにする。あまり水を遣り
過ぎると葉が伸びすぎて倒れやすくなるからである。肥料は植え付ける土に化成肥料を混
ぜ込み、花が咲くまで液体肥料を与える。
■用土
水はけと水保ちがよい土が適している。赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト:1の割合で混
ぜた土など。
■植え替え・植え付け
球根の植え付けは秋であるが、秋もやや遅めに植えるのが上手に育てるコツである。9月
頃に植えると冬までに葉が大きく伸びて寒さの被害を受けやすくなる。10月下旬から11月
頃に植えると、葉があまり伸びずに寒さの被害も受けにくくなる。植え付けが遅いと冬の間
はあまり生育しないが、暖かくなると一気に葉を伸ばし花を付けるので心配ない。元々暖か
い地域の植物であるので、冬にあまり生長しないのは当然である。5号鉢に7~8個、65
cmプランターなら15~20個が目安である。植え付ける深さは球根の頭がくれる程度にす
る。葉が10cm伸びてきたら株元がぐらつかないように1cm程度の厚みで土を足す。
地植えの場合は鉢のように底がなく十分深さもあるので、やや深めに球根を植える。目安
としては深さ3cmくらいが適当である。
■ふやし方
親球の周りに小さな子球が付くので、これを手で1つずつ外して植え付ける。早いものでは
翌々年には花が咲く。
■かかりやすい病害
モザイク病はウィルスに起因する病気で葉が変形したり、斑点ができまともに育たなくなる。
他に移るのでその株は処分する。
春先からアブラムシがつく。見つけ次第早めに薬剤を散布して駆除する。
■まとめ
球根の植え付けは秋遅めに行う
葉が伸びてきたら増し土を行う
霜や寒風を避ける
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