記念日
●速記記念日
日本速記協会が制定。
1882年のこの日、田鎖綱紀が東京・日本橋で初の速記講習会を開催した。その年の9月
19日に『時事新報』紙上に発表された自ら考案した速記法で、その速さから田鎖綱紀は「電
筆将軍」と呼ばれた。
1888年に、講習会の7周年記念会を開いたいた時に、この日を「速記記念日」と定めた。
現在では、日本速記協会が中心となり、広く国民に速記に関する関心を啓発する催し等が
行われている。
●日本のABCの日
日本ABC協会が1988年に制定。
1952年のこの日、日本にABC(新聞雑誌部数監査機構)が誕生した。
ABCは、広告料の基準となる新聞や雑誌の発行部数を調査する団体である。
●群馬県民の日
群馬県が1985年3月30日に制定。
1871年10月28日(旧暦)、廃藩置県により「群馬県」という名称が初めて使われた。
県民一人ひとりが、郷土の歴史を知り、郷土のついての理解と関心を深め、より豊かな郷土
を築き上げる日。
●岐阜県地震防災の日
「岐阜県地震防災対策推進条例」に基き、2005年に制定。
1891年のこの日、岐阜県を震源とする濃尾地震が発生し、岐阜県に甚大被害をもたらし
た。
●透明美肌の日
美しい肌を「透明美肌」と表現して、その大切さを再認識してもらおうと「美肌の女神(ミュー
ズ)」で知られる株式会社クリスタルジェミーの中島香里社長が制定。日付は10と28で「透
明美肌」と読む語呂合わせとから。英語ではclear skin day。
●信濃町・霧下そばの日
長野県・信濃町の有限会社信濃町ふるさと振興公社と信濃町そば商組合が、地元の霧下
そばの美味しさをアピールするために制定。新そばの収穫時期であり、信濃町のそばは地
粉を10割していることから10月で、一般に手打ちそばは「二八そば」であることから28日の
この日を記念日とした。
ところで霧下蕎麦とは、秋そばが実る8月下旬~11月中旬頃、昼夜の寒暖差が大きくなり
霧が発生しやすい山裾の高原地帯(霧下地帯)で栽培されるそばのことである。そばは冷涼
な気候を好む一方霜に弱いが、霜の発生しやすい自然条件を霧が緩和し、良質なそばがで
きるとされる。長野の戸隠、新潟の妙高のものが名高い。
ケロネ(リオン、ジャコウソウモドキ(麝香草擬))lyon’s turtlehead/ shellflower
【花言葉】「秘密の生活」「田園の憧れ」
【概要】
ケロネ(Chelone)はゴマノハグサ科(オオバコ科)の多年草。和名はジャコウソウモドキ(麝
香草擬)、花や葉がジャコウソウ(麝香草、Chelonopsis moschata)に似ていることか
ら名付けられた。
属名Chelone(ケロネ)の読み方は他にチェロン、チェロネなどがある。由来は花の形が亀
に似ているところに因んで、ギリシア語の亀を意味する「chelone(ケロネ)」から名付けられ
た。別名のリオンは広く栽培されているケロネ・リオニー(C.lyonii)の種小名「リオニー」に
部分から来ており流通名である。
【特徴】
ケロネ・リオニー(Chelone lyonii)
アメリカ南西部の山地に分布する多年草。草丈は70cm~1.2m,茎は直立し、7~10月
の茎頂に総状花序を出し、3cmほどの白色や淡紅色の唇形の花をつける。葉は対生し、葉
身は5~15cmの卵形~楕円形、縁に鋸歯がある。花壇や鉢植え、切花で利用される。早
生品種にスピードリオンがある。
blog.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2013/09/03/cimg75072
ケロネ・オブリクア(C.obliqua)
アメリカ原産。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/Chelone-
【詳しい育て方】
■日当たり・置き場所
半日くらい日が当たる半日陰を好む。日陰だと育ちにくく花付きも悪くなるので避けた方がよ
い。また生育期間中(春~秋)は乾燥を嫌い、水切れさせてしまうと生育が極端に悪くなるの
で、強い西日が当たるような場所もできれば避けた方がよい。一日中日が当たる当たる場
所でも湿り気味な土壌なら問題なく育つ。ただし、葉焼けを起こすので、夏は直射日光を避
け、半日陰の場所に置く。
寒さに非常に強く、相当な低温でも枯れることはない。北海道でも露地植えが可能。
■ 水遣り・肥料
生育期は乾燥を嫌うので土の表面が乾き始めたら水遣りをする。
肥料は開花期と、春と秋に緩効性の肥料を与えて株を充実させる。
■植え付け・用土
庭植えの場合
性質は丈夫な植物であるが、乾きやすい土では極めて育てにくく、腐葉土などの腐植質が
たっぷり入った肥沃で湿度を保てる土壌でよく育つ。広葉樹の下など半日くらい日が当たり
真夏は強い直射日光が和らげられるような場所が最適であるが、植え付ける際に「湿り気を
保てる土壌」「半日以上日が当たる」の2つのポイントを押さえておけば失敗は少ない。常に
水が溜まっていてじめじめした水はけの悪い土壌は適さないが、池など水のある場所から
少し離れた場所でも土壌の湿度が高く保て乾きにくいので適していると言える。
植えつけて育ち始めれば4~5年はそのまま植え放しで毎年花を楽しむことができる。
鉢植えの場合
用土は赤玉土小粒6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使う。地植えに比べ鉢やコンテナは乾き
やすいので水遣りを怠らないようにすることが大切である。特に真夏は水切れさせやすいの
で気をつける。春~秋の生育期には土の表面が乾きかけていたらたっぷりと水を与える。
秋~冬、地上部が枯れている時期は休眠に入って生長せず土の乾きも遅いので、やや乾
かし気味で構わない。
コンクリートの照り返しが強い場所や風当たりが強い場所では、土が乾きいやすいばかりで
なく空気中の湿度も低めなので栽培には適さない。ベランダで育てる場合、そのような場所
は 避ける。
毎年植え替える。
■ふやし方
地植えは4~5年も経過すると株が大きくなる。窮屈な状態になってしまうと生育が衰えてく
るので株分けを兼ねて植え替えを行う。掘り上げて株を2~3つに分けて植え付ける。
適期は春3月若しくは秋10月(春に行う場合は芽が出る直前の時期が最適)である。
挿し芽でも簡単にふやすことができる。茎を先端から7~8cmの長さに切り取り、1時間ほ
ど水に挿して吸水させた後赤玉土や鹿沼土を入れたポットに挿す。
■ポイント
やや湿り気のある土壌を好む
半日陰の場所でよく育つ。
地植えは数年に1回株分けを兼ねて植え替える、鉢植えは毎年植え替える
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