記念日
●高校野球記念日
1915年のこの日、大坂の豊中球場で第1回中学校野球大会が開会した。
地区予選を勝ち抜いた10校が参加し、京都二中が優勝した。第10回から甲子園が会場に
なり、1948年から全国高校野球選手権大会となった。
●米の日
「米」の字を分解すると「八十八」になることから。
●ビーフンの日
ビーフン協会が制定。
ビーフン(米粉)はその名の通り米の粉から出来た麺であり、「米」の字を分解すると「八十
八」になることから。
※太閤忌
豊臣秀吉の1598年の忌日。
享年61。「露と落ち 露と消えにし わが身かな 浪速のことは 夢のまた夢」の辞世を
残した。
ムラサキオモト(紫万年青)oyster plant/ boat lily
【花言葉】「旅行」「航海」
【概要】
ムラサキオモト(紫万年青、学名:Rhoeo discolor)はツユクサ科ムラサキオモト属の常緑
多年草。原産地は熱帯アメリカ。メキシコ南部、グアテマラ、西インド諸島などに分布する。
日本へは江戸時代に渡来した。沖縄では野生化している。
和名は株姿が万年青に似ており、葉の裏が紫色になることから来ているが、オモトの仲間で
はない。英名はオイスタープラント(oyster plant)、ボートリリー(boat lily)などで、いずれ
も花姿から来ている。
属名のRhoeoはギリシア神話に登場する女性「ロエオ(Rhoeo)」から来ている。種小名の
discolorは「2色の」という意味で、葉の表裏の色に由来する。
【特徴】
草丈は20~30cmくらいである。根際から生える葉は細長い披針形(笹の葉のような形)
で、肉厚である。葉は放射状に出て、先は尖る。葉表は緑色で、葉裏は紫色。
開花期は7~9月で、葉の付け根にボートのような苞が付き、その中から白色や淡い紫色
の3弁花をのぞかせる。花の後にできる実は果[さくか]である。
代表的な園芸品種に、葉表と葉裏ともに緑色の「コンカラー」、葉表に黄色いストライプ模
様の入るフイリムラサキオモト(斑入り紫万年青、ヴァリエガタ)、斑入りで背丈が低い「ナナ・
ヴァリエガタ」などがある。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/1b/Rhoeo_spathacea_S
・フイリムラサキオモト
http://toptropicals.com/pics/garden/04/1000/0538.jpg
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
草丈が伸びてバランスの悪くなった株や下葉が落ちた株は茎を短く切り詰めて仕立て直す。
切り取った茎は挿し木に利用できる。室内で葉に埃が溜まってしまった場合は湿らせたティ
ッシュで拭くなどしてきれいにする。高温多湿時期に茎の途中から根が出ることがあるが、そ
のままほおっておいて構わない。
■日当たり・置き場所
日の光をたっぷり浴びるとよく育つ。一年を通して日当たりの良い場所で育てる。半日陰程
度の場所でもよく育つが、日照不足になると葉の色艶が悪くなったり茎が間延びしたり、葉
が長く伸び過ぎて垂れ下がってしまうこともある。室内や日陰で育てていてそれらの症状が
出たら、徐々に日当たりのよい場所に移す。いきなり日陰から直射日光の当たる場所に移
動させると葉が日射しに慣れておらず、葉が焼けて傷んでしまうことがあるからである。
寒さには弱く、屋外での冬越しは少々難しいので冬は室内に取り込む。冬は日照不足でどう
しても葉色が悪くなりがちなので、できるだけ室内でも日の当る場所を選んで置く。冬越しの
目安は5℃前後で、室内の日だまりであれば特に保温をしなくても構わない。
■水遣り・肥料
春~秋の生育旺盛の時期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。真夏は特によく育
ち乾きやすいのでたっぷりと与える。冬は多湿にすると根が傷んでしまうので、秋口から
徐々に水遣りの回数を減らして真冬は土の表面が乾いて数日してから水を与える。なぜ冬
に多湿にすると根が傷むかというと、寒さで生育のスピードがゆっくりになり、根もさほど水
を吸わないからである。生育期であっても常に土がじめじめしたような多湿状態にすると茎
が間延びして株が軟弱に育つので気をつける。葉が肉厚で内部に水分が蓄えられて乾燥
に強いので、極端に乾かさなければ枯れたり弱ることは少ない。
5~9月の生育期に2ヶ月に1回の割合で緩効性の化成肥料を株元に与える。生育期以外
は肥料は必要ない。逆に根を傷める原因になるので避ける。
■用土
水はけの良い土が適している。赤玉土6:腐葉土2:川砂2の割合で混ぜた土を使う。
■植え替え・植え付け
生育が旺盛で 、鉢の中が根ですぐいっぱいになるので、2年に1回を目安に植え替える。
根詰まり状態をそのまま放っておくと下葉の色が徐々に悪くなり、枯れ込んでくる。
■ふやし方
株分けか挿し木でふやすことができる。適期は生育期間の5~7月。
作業は植え替えを兼ねて行う。鉢から抜いた株は古い土を軽く落として茎の付け根から出
ている子株を切り取る。根の出ている子株はそのまま鉢に植え付け、根の出ていない子株
は川砂に挿し木して、根が出たら根を傷まないように掘り上げ鉢に植え替える。
■かかりやすい病害虫
夏の乾燥期にハダニが発生するすることがある。ハダニは植物の栄養を吸収し弱らせ、被
害がひどい場合は葉色が抜けたように白っぽくなってしまう。葉の裏に付くので発見が遅れ
ることも多い。夏はこまめに葉の裏に霧吹きなどで水をかけて乾燥を防ぎ葉裏に何かついて
いないかチェックする。発生した場合が殺虫剤を散布して駆除する。
■まとめ
よく日の当たる場所で育てる
寒さに弱いので冬は室内で管理する
水の与え過ぎに注意し、乾かし気味に管理する
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます