記念日・年中行事
○南予ぐるっと旬グルメ 春の旬グルメフェア(愛媛県八幡浜市・道の駅 八幡浜みなっと など全41施設、3/5(土)~13(日)※時間は店舗により異なる)
「えひめいやしの南予博2016」のプレイベントとして開催。南予地方にある道の駅を中心とした41施設で、旬を迎えたいちごと柑橘の販売のほか、それらを使ったオリジナルメニューを展開する。
「道の駅 八幡浜みなっと」では、イチゴとラスクなどを使用した7層からなる「いちごとベリーのフレッシュパフェ」や、みかんジュレとプリンの2層仕立ての「みかんまるごとムース」を販売予定。特産品が当たる抽選プレゼントもある。
○「まんが・漫画・マンガ展!2016」高知漫画集団・高知漫画グループくじらの会合同作品展(高知県高知市・横山隆一記念まんが館企画展示室、/5(土)~4/3(日) 9:00~18:00※月曜休館(祝日の場合は開館))
高知県下で活躍する2つのまんがグループ、高知漫画集団と高知漫画グループくじらの会による合同作品展。
両グループの活動紹介や各作家の個性が光る自由作品を発表すると共に、今回の合同テーマ「おきゃく(宴会)」による競作作品も出品される。また、一般参加者の作品を展示する交流コーナーも設け、高知でまんがを描いている人たちの発表の場となる。土・日・祝日にはメンバーによる似顔絵コーナーも開設される。
○土佐の「おきゃく」2016(高知県高知市・高知市中心街ほか、3/5(土)~13(日))
「おきゃく」とは高知では「宴会」のこと。期間中には、食・酒・音楽・踊り・アート・スポーツなど、高知の魅力が詰まった約40を超えるイベントが予定されている。土佐の街中で大宴会を開く「日本一のおきゃく」や、春ならではのよさこい鳴子踊りが見られる「よさこい春の舞」など見逃せないイベントが盛りだくさん。
○エヴァンゲリオン フィギュアワールド(高知県四万十町・海洋堂ホビー館四万十、3月5日(土)~5月30日(月) 10:00~18:00 最終入館17:30※期間中の開催日:火曜を除く(ただし5月3日は開館し、6日は休館))
2016年3月5日(土)にリニューアルオープンするホビー館にあわせて開催。「新世紀エヴァンゲリオン」の戦闘シーン等、印象的な場面60シーンを、照明・演出効果でダイナミックかつドラマチックに再現したボックスジオラマを展示。
展示室に隣接する体育館には大人の背丈ほどある初号機フィギュアも背景などの演出をまじえて展示。フィギュアと並んで写真撮影をすることもできる。
○第5回 クリスマスローズ&雪割草展(福岡県北九州市小倉北区・北九州市立山田緑地、3/5(土)~6(日) 9:00~16:30※6日は15時まで)
クリスマスローズと、九州では珍しい雪割草の展示・即売、パネル展示・押し花作品展示、等が行われる。かわいらしい花の様子を楽しんで。 共催:国際雪割草協会 九州支部
○スペースワールド イースターカーニバル(福岡県北九州市八幡東区・スペースワールド、3/5(土)~5/8(日) 10:00~19:00※開園時間は日によって異なるので事前の確認をおすすめ)
春のシーズンイベント「イースターカーニバル」を開催。春限定のエンタメ、参加型仮装パレード「たまパレ」はゲストが主役ゲームやダンスで楽しめる。
そして、食のイベント「うきうきイースターバイキング」では、卵料理や春らしいかわいいスイーツが充実したランチバイキングに舌鼓み。他にもカピバラカフェには、かわいいウサギが仲間入り! この春は、スペースワールドで我を忘れて楽しい時間を思いっきり過ごそう!
○黒崎宿 春のランタン祭(福岡県北九州市八幡西区・黒崎商店街・黒崎駅・ペデストリアンデッキ 11:00~20:00 飲食バザー12:00~20:00 熊手銀天街会場 11:00~16:00 黒崎駅・ぺデストリアンデッキ会場 12:00~16:00 カムズ名店街・カムズ一番街会場 16:00~20:00)
黒崎が長崎街道の宿場町として国際交流の場であったことにちなみ、中国伝統芸能が披露されるステージイベントやご当地グルメが登場。
駅から商店街にかけて中国提灯が飾られるなかステージイベントでは、北九州ゆかりのミュージシャンの音楽ステージや黒龍武術団による変面、佐賀忍者「葉隠一族」の忍者ショーが行われる他、カラオケ大会や国際バザー、雛人形の展示が行われる。
○くまモンファン感謝祭2016 in Fukuoka(福岡県福岡市中央区・福岡市役所・ふれあい広場、3月5日(土)~6日(日) 10:00~17:00)
熊本の魅力を福岡に発信する、くまモンファン感謝祭が2日間開催される。くまモン隊による賑やかなステージイベントに加え、熊本城おもてなし武将隊や九州発のアイドルグループ、LinQとくまモンのスペシャルコラボステージを披露する。
また、ブースを廻って熊本県やくまモンのクイズに挑戦することができるクイズラリーなどの体験型イベントも実施する。くまモンのフワフワも登場し、無料で遊べる(小学生以下対象・1回5分)他、観光物産展が開催され、あか牛串焼きやいきなり団子、天草大王の大手羽唐揚げなど熊本グルメを福岡で味わうことができる。
○David Bowie 追悼写真展& STORE(福岡県福岡市中央区・福岡パルコ、3/5(土)~14(月) 10:00~20:30)
2016年2月11日(祝・木)より東京・大阪同時オープン。UKより最新アルバム「★」(ブラックスター)・モチーフ公式追悼Tシャツをはじめ世界中の公式商品を取り揃え、彼が歩んできたアーティストとしての足跡を讃えるとともに、追悼の意を表し、東京・大阪にて大好評の追悼STOREを。期間限定で福岡にもオープン決定。
○第44回 花とみどりの市(佐賀県吉野ヶ里町・吉野ヶ里歴史公園・臨時駐車場、3月5日(土)~27日(日) 9:00~17:00)
多くの園芸店が出店する春の恒例イベントが23日間にわたり開催。今回は県内外から約35店が出店し、庭木や花苗、盆栽、鉢植え、園芸資材などの展示・販売が行われる。期間中は庭木の手入れを専門家がアドバイスする教室や自由参加のセリ市など様々な企画を予定。また3月12日(土)には、ヤギやウサギ、モルモットなどのかわいい動物たちと触れ合えるミニ動物園も登場する。
○小城市三里牛尾梅まつり(佐賀県小城[おぎ]市・牛尾神社境内および駐車場、3月5日(土)~6日(日) 9時〜17時※6日は16時まで))
県内外から大勢の見物客が訪れる牛尾梅林で行われる梅まつり。梅加工品などが販売されるなど、さまざまな露店も楽しむことができる。
○勝田深氷遺作展 絶筆「鏡獅子」とフラメンコ(長崎県平戸市・平戸オランダ商館、3/5(土)~21(月) 8:30~17:30)
最後の絵師と呼ぶにふさわしい画家、勝田深氷の画業を回顧する展覧会。
最後の浮世絵師と呼ばれた父、伊東深水と洋画家、小絲源太郎に師事。その画業は江戸期以降の肉筆(浮世絵)を継承するものとして高く評価され、2002年にはサンフランシスコ東洋美術館にも作品が納められた。
絶筆となった鏡獅子屏風、鬼の繁昌絵、フラメンコの踊り手をテーマに自由奔放に表現した作品三十余点を展示する。
○五島手づくり市(長崎県五島市・福江総合福祉保健センター4階ホール、3/5(土)~6(日) 10時00分から16時00分)
ハンドメイド作品やアート作品を手掛ける方によるハンドメイドマーケットが開催される。ワークショップ(小物作り講座など)やアート作品の展示など、盛りだくさんの2日間。
○第16回 なんかん古小代の里 陶器・梅まつり(熊本県南関町・古小代の里公園、 3/5(土)~6(日) 大陶器市 10:00~16:00※ステージイベント 10:00~15:00)
小代焼の古窯跡を復元した古小代の里公園一帯で開催される、初春の恒例イベント。
23窯元が大陶器市を繰り広げ、登り窯の窯出し見学も楽しめる。ランプシェードや窯元の逸品が展示される他、ろくろを使わずに陶芸を作る手びねり無料体験など、陶芸が好きな人にはお勧めのイベントが盛りだくさん。
会場では、ステージショーや飲食コーナー、焼き物が入った福袋や特産品の販売など、陶器市以外の催しもめじろ押しだ。また、当日は出店窯元で1000円購入ごとにもらえる抽選券で、1万円相当の焼き物から小鉢まで空クジなしの抽選会が行われる。
○ONE PIECE メモリアルログ 新世界激闘編(熊本県荒尾市・グリーンランド、3/5(土)~6/5(日) 9:30~17:30※メイン会場:イベントホール(グランパスジェット横)※有料 2歳以下無料 サブ会場:レインボードーム※無料)
日本初展示! ルフィのギア4を迫力有る立体造形で再現。「ONE PIECE メモリアルログ 新世界激闘編」は、新たなる旅立ちから、ドレスローザでの激闘までを再現。麦わらの一味はもちろん、メラメラの実の能力を手に入れたサボも登場!
ここでしか手に入らないイベント限定グッズやワンピースコラボメニューを楽しめるレストランも見逃せない! 園内で麦わらデジタルラリーも楽しめちゃう!
○肥薩おれんじパーク2016(熊本県水俣市・ステージ会場:水俣駅 沿線会場:日奈久温泉駅、佐敷駅、津奈木駅、水俣駅、出水駅、阿久根駅、川内駅、3/5(土)~6(日) 10:00~16:00)
肥薩おれんじ鉄道日奈久温泉駅・佐敷駅・津奈木駅・水俣駅・出水駅・阿久根駅・川内駅の7駅前で、お酒や各駅自治体自慢の逸品(竹輪焼き体験など)、農産物・海産物販売、風情ある街歩きも楽しめる。
くまモンやご当地ゆるキャラがお出迎えしたり、地元伝統芸能の披露もあったりと、7駅がまるでテーマパークの様ににぎわう。1日フリー切符もあり、おれんじ鉄道を乗り降りしながら、 たっぷり遊べるイベント。
○梅園の里 梅まつり(大分県国東[くにさき]市・梅園の里、3/5(土)~13(日))
梅園の里で梅まつりを開催。紅梅、白梅、豊後梅、しだれ梅など、12種類の梅の花を楽しめる。3月1日から3月15日頃が見頃の予定。
満開の梅を見ながらお琴の音色に耳を傾けたり、ダンスの披露を楽しもう。3月6日・13日にはイベントが開催され、両日とも10時から、梅ちらし寿司(限定50名)やおしるこ・梅茶(限定100名)の振る舞いが行われる。
○肥後ツバキ盆栽展示(大分県杵築市・大分農業文化公園、3/5(土)~6(日) 9:30~17:00※最終日は14時まで)
外部と隔絶した武士の愛好家集団である「花連」により育成され、数多あるツバキの中でも特異な花形を持つ肥後ツバキは、盆栽で楽しまれることが多い。美しい姿になるまでに長い年月のかかる盆栽を栽培している「日指椿会」会員の匠の技を間近で鑑賞しよう。
○カリコボーズの春めぐり(宮崎県西米良村・西米良温泉ゆたーと 他 村内各所、3/5(土)~5/29(日)※会期中の開催日は土日・4月29日・5月3日 ※開催日時は内容により異なる)
やわらかな日差し、草木が萌え、梅、桃、桜といった花々が芽吹く山里 西米良村。真っ青な空には手作りの鯉のぼりが登り、萌える山々には山桜が咲く。3月下旬には、桜が咲き誇る越野尾地区で「こしのお春まつり」、4/29はアケボノツツジなどの山の花が見られる「米良三山やま開き」、5/3は小川地区で、山菜料理・神楽が楽しめる「第17回カリコボーズの山菜まつり」など、週末を中心にイベント盛り沢山。
○春のフローラル祭(宮崎県宮崎市・フローランテ宮崎、3月5日(土)~5月29日(日) 9:00~17:00※期間中の開催日:5月10日(火)・17日(火)・24日(火)を除く)
様々な花で園内が美しく彩られる春の恒例イベント。今回は、「宮崎コチョウラン展 Presented by JA宮崎中央洋ラン部会」や「ラックス(ラナンキュラス)・ガーデンAYA Presented by 綾園芸」、「チューリップ・センセーション サカタのタネ Presented by サカタのタネ」、「M&B Flora バウンスの森 Presented by M&B Flora」、「京成バラ園 Premium Rose Garden Presented by 京成バラ園」、「Lily Garden~気品あるユリの協演~」の6つのスペシャルガーデンが登場。
春の花が次々に咲き誇り訪れる人を魅了する。他にも物産展やマルシェなど多彩な企画が行われる。
○春を呼ぶ加治木の「初市」(鹿児島県姶良[あいら]市・かもだ想い通り商店街・はやま通り商店街、その周辺、3/5(土)~6(日) 8:00~18:00)
鹿児島三大市の一つに数えられ、毎年多くの人で賑わう初市。姶良市の特産品はもちろん、食料品、金物、竹製品など約200店が軒を連ねる。他にも、花や苗木、盆栽などの木市も開催される。
また、地元の保育園児による川野太鼓やブラスバンドパレード、フリーマーケットなどの催し物も充実している。
○半島隅くじら元気市(鹿児島県鹿児島市・ドルフィンポート・1F なぎさタワーまわり、3/5(土)~6(日) 3月5日(土) 10:00~17:00
3月6日(日) 9:00~16:00)
南さつま市、南大隅町、錦江町、肝付町の4市町村の特産品を集めたイベント。
南さつま市からはデコポンやさつまあげやせごどんラーメン、南大隅町からはたんかんや黄金カンパチや本土最南端豚、錦江町からはいちごや田代米、肝付町からは干物やトマトや伊勢海老など、地元の特産品がずらりと並ぶ。抽選会や詰め放題イベントなどステージイベントも充実している。
○島ぜんぶでおーきな祭×那覇市・平和通り商店街謎解きラリー リアル宝探し「耳切坊主異聞」(沖縄県那覇市・平和通り商店街、3月5日(土)~31日(木) 11:00~19:00 最終スタート18:00※期間中の開催日:3月5日(土)~6日(日)、12日(土)~13日(日)、19日(土)~31日(木))
ことし4月21日(木)から開催される第8回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」の一環として、那覇市平和通り商店街を謎解きしながら回遊するゲームが期間限定で開催される。
那覇市の平和通り商店街を会場に、実際に隠された宝物を探し出す体験型の宝探しゲームで、参加者に配布される宝の地図に描かれた数々の暗号を解読してクリアを目指すというもの。
沖縄に古くから伝わる妖怪「耳切坊主」の伝説をモチーフにしたホラーストーリーで展開され、サウンドシステムを取り入れることで耳からも楽しめる内容となっている。また、ゲームをクリアした参加者には抽選で豪華賞品がプレゼントされる。
リナリア(ヒメキンギョソウ(姫金魚草)) spurred snapdragon
【花言葉】「幻想」「乱れる乙女心」「この恋に気づいて」「私の恋を知ってください」
【概要】
リナリア(Linaria)は地中海沿岸原産のゴマノハグサ(オオバコ)科の1年草・多年草で、北半球に100種以上分布している。日本にもウンラン〔海蘭、Linaria japonica〕一種が自生する。
学名の Linaria はギリシャ語で「亜麻」の意味「Linon」 という言葉が語源になっている。葉の形がアマに似ている種があるところにちなむ、とされている。
園芸で広く栽培されているのは地中海沿岸原産のビパルティータ種〔Linaria bipartita〕やモロッコ原産のマロッカナ種〔Linaria maroccana〕、そしてそれらの雑種。キンギョソウを小さくしたような花姿なので、ヒメキンギョソウ(姫金魚草)の名前でも親しまれているが、同じ仲間ではない。秋にタネをまいて春に花を楽しみ、夏前に枯れる秋まき一年草として扱うのが一般的である。
矮性種と高性種があり、宿根性のものよりも花つきがよく華やかで ある。
宿根性のリナリア・プルプレア〔Linaria purpurea〕は短命な多年草なので、3年くらいでタネをまいて更新していくとよい。こぼれダネでも自然によくふえ、2年目には立派に花を咲かせる。
【主な原種・園芸品種の特徴】
リナリア・ビパルティータ〔Linaria bipartita〕
ヨーロッパ西部のイべりア半島から北アフリカの地中海沿岸に分布している。秋まきの一年草として栽培されている。日本へは明治時代の末期に渡来し、現在は逸出したものが野生化している。
草丈は30~40cm。無毛の一年草。直立する茎に長さ2.5~5cm程の「アマ(亜麻)」に似た線形の葉が対生または輪生し、上部では互生する。
開花期は3~7月。茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青や紅紫色をした唇形の花をたくさんつける。上唇は2深裂して反曲し、下唇は卵黄色で喉部は橙色。距の先は曲がり先端は尖リ、花冠より短い。
本種やマロッカナ種(Linaria maroccana)をベースにした種間交配が盛んに行われ、園芸品種の花の色も赤、ピンク、紅紫色、黄色、白など多彩である。
和名はムラサキウンラン(紫海蘭)、別名でヒメキンギョソウ(姫金魚草)とも呼ばれ流通する。種小名 bipartita は「二つに深く分かれた」という意味である。花の上唇の形状に由来する。英名は「clovenlip toadflax(クローバーリップ・トードフラックス)」である。
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・葉
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・花
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リナリア・マロッカナ〔Linaria maroccana〕
モロッコ原産。草丈20~25cm。直立する一年草。基部からよく分枝する。下部は無毛、上部は粘毛(腺毛)がある。葉は長さ4cm程度の狭線形で下部は輪生、上部は互生する。
開花期は5~6月。多数の花を総状花序につける。花色は鮮紫紅色、下唇の喉部中央には、黄色の斑紋。距は花冠の半分の長さで先は尖る。一年草の園芸品種のヒメキンギョソウの交配親として貢献した。
流通名はモロッコホソバウンラン(モロッコ細葉海蘭)。種小名 maroccana は「モロッコ(産)の」という意味である。英名は「Moroccan toadflax(モロカン・トードフラックス)」、「annual toadflax(アニュアル・トードフラックス)」。
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リナリア‘グッピー’シリーズ〔Linaria 'Guppy'〕
矮性品種で、ポット・鉢物用に最適。草丈は15~20cmで、従来品種の半分以下の矮性種。比較的寒さに強く、冬は無加温でも栽培できる(慣らせば-3℃まで耐える)。花数は少ないが、形よくまとまり、扱いやすい。美しいパステルカラ-5品種と、コントラストのある黄目入り(イエローアイ)4品種の色別で、爽やかな香りがある。
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リナリア'リップル・ストーン' 〔Linaria aeruginea 'Ripple Stone'〕
草丈約15cm程度の矮性品種。這性のリナリア。シルバーリーフに茶・ブルー・イエロー・パープル・ローズ系などアンティークな花色がとて魅力。自由な雰囲気のボーダー花壇の縁取りとして、あるいは石垣の間などから自然な感じで咲かせるととても似合う。
ヒメキンギョソウ(姫金魚草)の名で流通する。
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リナリア・プルプレア〔Linaria purpurea、宿根リナリア〕
イタリア南部、ギリシャ、北アフリカ原産。無毛で青緑色の直立する多年草で、草丈は75~90cmの高性種。葉は線状披針形、下部では輪生し上部では互生する。
開花期は夏から秋にかけて(6月~8月)。長い総状花序をだし、輝いた青菫色の花径1cm弱の花をつけ、上唇は短く下唇が大きい。下唇喉部には白色のひげがある。距は花冠の長さより短く内曲する。
和名はシュッコンリナリア(宿根リナリア)、シュッコンヒメキンギョソウ(宿根姫金魚草)。種小名 purpurea は「紫の」という意味である。英名は「purple toadflax(パープル・トードフラックス)」
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リナリア・プルプレア 'キャノン・J・ウェント' 〔Linaria purpurea 'Cannon J. Went'〕
関東以南の暖地で戸外で常緑で越冬する。地域にもよるが毎年4月頃から開花し始め7月頃まで長期間開花する。
花は透き通るようなクリアーな色で、長い花穂を立ち上げ開花する。一般的な1年草の姫キンギョ草に比べ、花は小さいけれど、野趣あふれるナチュラルな花姿である。開花草丈は60~70cmの高性種。庭の奥の方に植えるといい。群生させると、花穂が風に揺れ、なかなかの雰囲気を醸し出す。
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【詳しい育て方】
■主な作業
花がら摘みと切り戻し:花が一段落したときに花茎のつけ根で切り戻せば、わき芽から花茎が出て、二番花が咲く。
摘心:タネから育てる場合は、早めに摘心してわき芽を伸ばすと、株が倒れにくくなる。
■栽培環境
水はけと風通しのよい日なたで育てる。耐寒性はあるが、秋に入手した一年草の苗を植えつけた場合は、不織布のべたがけなどで防寒しておくと葉が傷まない。酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰をまいておく。
■水やり
鉢植えの場合は、用土が乾いたらたっぷりと水やりする。多湿を嫌うので、水のやりすぎには注意する。 冬場はあまり水を吸収しないため、水やりの回数を減らす。
■肥料
元肥として緩効性化成肥料を土壌に混ぜておく。チッ素過多にすると倒れやすくなったり、繊細さに欠ける草姿になったりする。一年草のリナリアには追肥の必要はないが、宿根性のリナリアには、春に芽出し肥を施す。
■用土
水はけと通気性のよい土が適している。市販の草花用培養土を利用するか、赤玉土6:腐葉土3:軽石(パーライト)1の割合で配合したものを用いるとよい。
■植えつけ・植え替え
秋に一年草のリナリアのポット苗を入手したら直ちに植えつける。植えつけが遅くなると、根が張らず、寒さで傷む。
宿根性のリナリアは、晩秋の休眠に入るころ、または春の生育を開始するころに植えつける。
寒冷地では、いずれも春に植えつける。
宿根リナリアは、根が鉢いっぱいに回ったら1回り大きな鉢に植え替える。10~11月か、3~4月が適期。植え替えの手順は、植え付け時と同様。根についた土は、傷つけない程度に軽く落とす。
■ふやし方
一年草、宿根性ともに、9月下旬にタネをまく。タネは微細で光発芽種子なので、覆土は薄くし、底面給水とする。また、こぼれダネでもふえる。発芽しているのを見つけたら、早めにポットに移植する。
宿根性のリナリアは、春に株分けでふやすことができる。
■病気と害虫
病気:苗立枯病
小さい苗のときに急にしおれて枯れる苗立枯病が発生することがある。土壌が過湿のときによく発生するので、乾かし気味に管理する。また、清潔な用土で育てる。
害虫:アブラムシ、イモムシ
春に新芽や茎、葉、蕾にアブラムシがつくことがある。風通しをよくし、見つけしだいつぶすか、薬剤で駆除する。また、春に葉をイモムシに食害されることがある。早期発見に努める。
■まとめ
小苗の時はやや乾燥気味にして、立ち枯れ病に注意する
タネから育てる場合、植え付けは11月中旬までに行う
日当たりの良い場所で育てる
https://www.youtube.com/watch?v=doz-yBuo8Fc
https://www.youtube.com/watch?v=aSO-6EgkG_I
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