記念日
○旅の日
日本旅のペンクラブ(旅ペン)が1988年に制定。
元禄2年3月27日(新暦1689年5月16日)、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅へ旅立った。
せわしない現代生活の中で「旅の心」を大切にし、旅のあり方を考え直す日。
※旅の語源: たどる日」「他日(たび)」「外日(とび)」「外辺(たび)」「飛(とび)」「発日(たつび)」「他火(たび)」「給(たべ)」のほか数多くの説があり、正確な語源は未詳である。
○抗疲労の日
2009年5月16日に日本初の疲労回復専用ウェア(リカバリーウェア)を開発した神奈川県厚木市に本拠を置く株式会社ベネクスが制定。リカバリーウェアは人間が本来持っている自己回復能力を発揮させることを目的に開発されたウェア。
日付は開発日とともに、5と16で「抗(5)疲労(16)」と読む語呂合わせから。
○HAE DAY
希少疾病で難病に指定されているHAE(遺伝性血管性浮腫)。体のさまざまな場所に腫れが起こるHAEの患者・家族などが参加するNPO法人「HAEJ」が制定。患者自身が難病に負けずに笑顔(スマイル)でメッセージを発信し、世界中の患者の人たちとつながり、笑顔の輪を広げていく日とするのが目的。また、社会にHAEのことを知ってもらうのも目的のひとつ。
日付は「HAEi」(HAE世界国際患者会)の定めたもので、隔年でハンガリー・ブダペストでHAEについての医学学会が毎回5月16日前後に行われていることから。
※血管性浮腫は、19世紀後半にドイツ人の医師クインケが最初に報告した「クインケ浮腫」という名前で広く知られるものです。そのなかで、遺伝性が明らかなものとして区別された遺伝性血管性浮腫(Hereditary angioedema; HAE)は、1888年に初めて報告された。
HAEの「浮腫」の原因は、補体第1成分阻害因子(C1インヒビター)の遺伝子異常によるC1インヒビター蛋白の減少・機能異常である。まぶたやくちびる、顔、手足などに、突然「浮腫」が出ては消えるものであるが、体のあらゆるところに症状が出る可能性がある。稀な疾患と言われる一方で、 最初の発作から診断まで10年以上かかっているという報告もある。その症状は、激しい腹痛や窒息に陥ることもあるため、発作の管理がとても大切である。
海外では5万人に1人の有病率と言われているが、日本での有病率は明らかになっていない。家系のなかで受け継がれていく場合と、家系のなかに発症がなく新たな変異が起こる場合もある。
○オリーゼの日
植物性発酵食品のオリーゼの商品化に成功した大場八治氏の誕生日を記念日として、佐賀県唐津市の株式会社オリーゼ本舗が制定した日。
※オリゼ菌:ニホンコウジカビ(アスペルギルス・オリゼ:Aspergillus oryzae)、とはユーロチウム科コウジカビ属に属する不完全菌の1つである。麹または麹菌と呼ばれる菌の仲間で醤油や味噌、醸造酒など様々なものを作るために利用される。
※aspergillus の由来について:aspergillusの語源は、ラテン語のaspergillum に由来しており、カトリックで日曜日の正式ミサの前に祭壇、司祭、会衆に聖水を振りかけて清める聖水散布式(灌水式)のことをasperges というが、この用器がaspergillumでAspergillus の梗子(胞子がつくところ)がこの散水器に似ていることから名付けられた。
※オリゼ(oryzae): 種小名が「イネの」という意味。
○性交禁忌の日
江戸時代の艶本『艶話枕筥』[つやばなしまくらばこ]に、5月16日(旧暦)は性交禁忌の日で、禁忌を破ると3年以内に死ぬと書かれていた。平安時代の代表的な医学書「医心方」に由来しているとされる。
※『医心方』とは、平安時代に書かれた全三十巻の医学書で、日本最古の医学書でもある。著者は丹波康頼(たんばやすのり)。中国の王朝・後漢を先祖に持つ大陸からの帰化人の末裔で、日本においては東洋医学の祖とされている。医心方第二十八巻に「房内編」という項目があり、そこには男女の夜の営みについて、事細かに記されている。中には「女性を“倡女”のように嬉戯させる法」「交接で得られる長寿の秘訣」のようなことや、「房中術」という現代でもHow to sexのテクニックとして引用される方法も載っている。
※透谷忌
詩人・北村透谷[きたむらとうこく]の1894年の忌日。
誕生花:ダッチアイリス(オランダアヤメ) Dutch iris
【花言葉】「使命」「伝令」「優しい心」「吉報」「よい便り」「メッセージ」
【概要】
ダッチアイリス(学名:Iris × hollandica)はアヤメ科アヤメ属の多年草。別名、オランダアヤメ(阿蘭陀菖蒲)。
スパニッシュ・アイリス(クシフィウム種) (Iris xiphium) にさまざまな種を掛け合わせて作られた園芸種。1891年に、ティンギタナ種 (Iris tingitana), ボッシエリ種 (Iris boissieri) などの種を掛け合わせて作られたのが始めという。
原産地は、地中海沿岸であるが、オランダで品種改良されて出荷されたので「ダッチアイリス」と命名された。ダッチはオランダの事。
属名「Iris(イリス)」はギリシャ語で「虹」の意味。種小名「hollandica(ホランディカ)」は「オランダの」という意。
球根アイリスといえば、一般的には、花色が豊富で花も美しいダッチアイリスをさす場合が多く、球根アイリスの代表になっている。丈夫で、寒さにも強く栽培も簡単。
【特徴】
草丈30~80cm。
4~5月に茎頂に5~10cm程の花を数個つける。花色は白、黄、青紫色などがある。ジャーマンアイリスに比べると花も葉も細い。日当たりの良い乾燥した場所を好み花壇や切り花などで利用される。
【主な原種・園芸品種】
‘ブルーダイヤモンド’〔Iris × hollandica 'Blue Diamond'〕
爽やかな青藍色。
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http://shop.takii.co.jp/shop/img/product/l1/QAR408.jpg
‘シルベリービューティ’〔Iris × hollandica 'Silvery Beauty〕
白と水色の複色花。
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‘アポロ’〔Iris × hollandica 'Apollo'〕
白と黄色の美しい複色花。
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http://www.eutopiagardens.org/latest/eutopia_biota/images/uploaded/1312737132.jpg
‘イエロークイーン’〔Iris × hollandica 'Yellow Queen'〕
濃黄色の人気品種。
http://media.americanmeadows.com/media/catalog/product/cache/1/image/2664a1c26d20ff89f08769f165108d16/i/r/irisyellowqueen3.jpg
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【詳しい育て方】
■主な作業
花がら摘み:花がらをそのままにしていると、タネを作ろうと養分を使い株が弱ることがあるので、必ず花がらは摘むようにする。
花茎切り: 花が咲いた後、傷んできたら花茎ごと根元から切り取る。傷んだ花をそのままにしてしまうと花びらが葉などに付着し、そこから傷んでくることがある。
球根の掘り上げ:花が終わり、葉が黄色く変色してきたら、掘り上げの合図である。球根を傷つけないように掘り上げ、土を落とす。
葉はつけたままの状態で、2週間~1ヶ月ほど日陰で干して球根を乾燥させる。球根が乾いたら、葉と根を取り除いて、ネットなどの通気性の良いものに入れ、冷暗所で保管する。
数年の間は、掘り上げずに植えたままの状態でも毎年花を咲かせる。ただし、数年経つと球根がふえて窮屈になり、花が咲かなくなってくるので、その場合は掘り上げて球根を整理する。10月になったら、また植えつけることができる。
■栽培環境
日照が良く、風通しの良い場所で育てる。高温多湿の環境に弱く、過湿の状態になると、球根が傷むことがあるので注意する。
植え付けた後は、必ず戸外で冬を越しする。寒さを感じることで花芽を分化させる性質があるので、寒いからと室内で管理すると、花が咲かないことがある。
■水やリ
地植えの場合、よほど雨が降らない日が続くなどがない限りは、降雨だけで十分なことが多い。ただし、土にひび割れが起きるくらいに乾燥している時は、たっぷりと水を与えるようにする。
土の表面が乾いていたら、鉢底から水が出てくるまで、たっぷりと水を与える。 必ず水を与える時は、土の状態をチェックして、乾いていたら与えるようにする。
■肥料
元肥を与えておくだけで、その後は特に追肥をする必要はない。むしろ、多肥の状態になってしまうと球根が腐ったり、突然枯れたりすることがあるので注意する。
球根を掘り上げずに、植えたままの場合は、植え付け時期と同じ10月~11月の間に、元肥と同じ緩効性の肥料を少量与えておく。 この時、周りの土と肥料を軽く混ぜておくと良い。
■用土
水はけの良い土壌を好むので、水はけが悪い場合は、腐葉土や鹿沼土などを混ぜておく。植え付ける場所の土を少し盛り上げると、排水性が高まる。
鉢やプランターに植える場合は、深めのものを使用し、用土は、市販の培養土では水はけが十分でない場合が多いので、中粒の赤玉土か鹿沼土6:腐葉土4の配合土に少量の緩効性化成肥料を混ぜたもの、もしくは赤玉土2:バーク堆肥(腐葉土)1程度に混ぜたものなどを使う。
■植えつけ・植え替え
植えつけ:地植えにする場合は、植えつける2週間ほど前までに植えつけるスペースをよく耕しておく。ダッチアイリスは酸性土が苦手なので、苦土石灰を土に加えてよく混ぜておく。また、少量の緩効性化成肥料を元肥として土に混ぜておく。
植えつける深さ、株間ともに10cm~15cmを目安にする。
鉢植えにする場合、鉢は浅鉢ではなく深めのものを選ぶ。ダッチアイリスは根が深く伸びる性質があるので、浅鉢では根の生育スペースが少なく、うまく育たないことが ある。植えつける球根の目安としては、6号鉢に4つ~6つである。
地植え、鉢植えともに植え付けが終わったら、たっぷりと水を与えておく。
植え替え:花壇に植えた場合は、毎年植え替える必要はなく3年に1回程度、分球を兼ねて植え替える。連作は避け、場所を変えるようにする。鉢やプランターの場合は、毎年植え替える。
■ふやし方
分球して増やすことができる。
■病気と害虫
病気:球根腐敗病
球根腐敗病にかかることがある。本葉が3枚~5枚出た頃に、突然葉が黄変して枯れる病気。症状が出た株は、残念ながら治すことができない。早急に土ごと掘り上げて処分する。早めに対処することで、他の株に感染するのを防ぐことができる。
害虫:アブラムシ
アブラムシはウイルス病を媒介するので、見つけ次第駆除する。
年中行事・祭・イベント
○【花・見ごろ】シャクヤク 赤城南麓 道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡(群馬県前橋市・道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡、5/16(月)~31(火)※開催日は見頃の目安 見頃5下旬頃 ※気温の寒暖差により開花状況は前後する 花木農産物直売所さんぽ道 9:30~17:30(10~2月は、16:30まで)レストランまきば 10:30~LO15:30(10~2月は、10:30~LO14:30頃))
1500平方メートルに約1300株のシャクヤクが咲き揃い、北関東最大高さ22mのオランダ型風車と雄大な赤城山との景色に彩りを添える。牧場内には羊やポニー、ウサギなどの動物が間近で見られるコーナーや複合アスレチックコーナー、簡易宿泊施設としてバンガローやバーベキューガーデンなどもあり、子どもたちに大人気の牧場。隣接する花木農産物直売所「さんぽ道」の地元の新鮮な農産物やソフトクリームも評判。
○メイアンコレクション2016(千葉県八千代市・京成バラ園 ローズガーデン ガゼボ前 13:00~13:30※雨天時はローズガーデン大温室)
世界バラ会連合が3年に1度選ぶ、「殿堂入りのバラ」全16品種のうち、5品種を作出したフランスのメイアン社。5代目代表のアラン・メイアンさんを迎え、新品種を中心に、その魅力を伝える。大人気のつるバラ、ピエール ドゥ ロンサールの枝変わりから生まれた新品種「ロゼ ピエール ドゥ ロンサール」もお披露目する。
○さつきフェスティバル(東京都板橋区・板橋区役所本庁舎・JA東京あおば赤塚支店、板橋区役所本庁舎:5月16日(月)~19日(木)※開庁時間中(16日は、12:00から。19日は、16:00まで)、JA東京あおば赤塚支店:5月20日(金)~22日(日)※5月21日(土)10:00~16:00・22日(日)10:00~15:00)
会場2カ所にて、色とりどりのさつきを展示。21日(土)・22日(日)のJA東京あおば赤塚支店では、さつきの展示会のほか、さつきや区内産新鮮野菜の直売、植木市(季節の草花・観葉植物など)、板橋ブランド野菜「志村みの早生大根」PR販売、模擬店、スタンプラリーなど楽しい催しを実施。スタンプラリー参加者(先着200名)におまんじゅう進呈。さつきの出品者・園芸教室受講者の募集については要問合せ。
○銀座街バル2016(東京都中央区・銀座エリア、5/16(月)~26(木) 17:00~23:00※会期中の開催日は5月16日(月)~19日(木)、23日(月)~26日(木)合計8日 ※参加店舗の状況により参加日・参加時間が異なる)
チケット制で複数飲食店を食べ歩き・飲み歩きできるグルメイベントを銀座で開催。対象エリアを回遊し、新しいお店や街並みの魅力を発見することができる。回遊可能店舗数は53店舗、加えて今回は文化体験と題して落語鑑賞やお茶、生花等が楽しめる文化体験を6講座を用意。銀座ならではのお店、普段は敷居が高そうなお店もこの機会に足を運んでみては?
○鈴木みえ展-being- looking you and I(東京都中央区・OギャラリーUP・S、5/16(月)~21(土) 12:00~20:00※日曜のみ11時~15時)
宮崎市在住。制作テーマ「-being- looking you and I」のもと、人と人のつながりやコミュニケーションを考える、抽象画家。「制作というと、何かを作ったり描いたりという行為を連想するかもしれません。でも私にとっては、人と出会いつながっていくこと、またそれを見つめていくこと、他者を通して自分と向き合うこと、そういう日常のすべてが(制作)だと思っています」と作者は語る。
○おちばのささやきとアニメの動物たち(神奈川県秦野市・東海大学サテライトオフィス 地域交流センター、5/16(月)~21(土) 10:00~17:00※5月16日は13:00から、5月21日は15:00まで)
昨秋拾った落ち葉を使った貼り絵や、動物をモチーフにした水彩画の展示会。子ども向けの体験教室も開催される。
展示者:さとう東吉氏、春澤幸子氏
○赤坂直生 個展「Dusk of orange」(大阪府大阪市北区・Oギャラリーeyes、5/16(月)~21(土) 11:00~19:00※土曜日の営業時間11:00~17:00)
人物や景色等、日常のなかで目にするふとした瞬間を対象に、優しさと懐かしさ、光に満ちた静謐な空間を浸透させるように描いた作品を展示。
□百万遍会(大数珠くり)・融通念仏会(大阪府大阪市平野区・大念佛寺 午前11時から 融通念仏会/午後1時から お説教 午後1時30分から 数珠くり)
念仏を100万回唱え、極楽往生、死者追善、除災与楽を願うもので、念仏の功徳によって宿福が得られると説かれている。欅の珠を連ねた大数珠を本堂の四隅いっぱいに広げ、参拝者が一連同座して、念仏を唱えながら数珠を廻すさまは壮観。毎年1月16日、5月16日、9月16日に開催される。
○瑠璃の会 七宝焼絵画展(福岡県福岡市中央区・アクロス福岡2階 メッセージホワイエ、 5/16(月)~22(日) 10:00~18:00 ※最終日16:00まで)
金属の素地板(主に銀・銅)に七宝釉薬をのせ800度の高温で焼きつけ彩色する七宝焼絵画。ガラス質の光沢ある美しい色で描かれた作品約40点を展示。
○「第19回福岡県美しい景観選」入賞作品展(福岡県福岡市中央区・アクロス福岡1階 コミュニケーションエリア、5/16(月)~22(日) 10:00~18:00 ※最終日16:00まで)
「福岡県美しい景観選」で「私のまちの好きな風景」をテーマにした絵画と写真を募集。その入選作品を通してあらためて気づく福岡県の美しい景観を楽しめる。関連イベント:5/21(土)第10回福岡県景観大会。
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