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生姜の日

2012-06-15 09:57:33 | 雑記

 6月15日は生姜の日です。

「はじかみ」は生姜の古くからの呼び方で、古事記にも登場している。 「はじかみ」の語源はその姿から

「はし赤み」がなまったもの、或いは「歯でかんで、辛いもの」が由来。現在では「はじかみ」は「生姜の芽を酢

漬けにしたもの」を指す。湯に通して軽く塩をふり、冷ました後甘酢に漬ける。酢と生姜の色素が反応し、より

美しい淡紅色となる。主に魚なの付け合わせに使う。その形から「筆生姜」とも呼ばれる。

 生姜は熱帯アジアが原産で、2-3世紀ごろに中国から渡来し奈良時代には栽培が始まっていた。

ところで、石川県金沢には、日本で唯一の香辛料の神様「波自加弥神社」がある。奈良時代に加賀の国で

干ばつが起こり、そこでこの神社で雨乞いの祈願を行ったところ、満願の日に霊水が湧き出した。そこで神

様に感謝のお供えをしようにも干ばつのためにめぼしい作物が見当たらず、やっと見つけた「生姜」をお供

えをして感謝の祭り行った。この日が6月15日で、以来毎年「はじかみまつり」が行われている。

 

 6月、梅雨時の旬な食材として葉しょうががあげられる。葉しょうがといっても葉の部分は食べない。一

般的な食べ方として、まずは包丁で葉しょうがの根茎部の皮をこそげとってそのまま味噌をつけて噛り付

くだけ。そのまま噛り付かないで薄くスライスしたものに味噌をつけて食べるのもいいかな。お酒、ビール

のおつまみとして最高。ところで私の住んでいる近くの静岡市南部、久能地区は全国有数の葉しょう

がの産地です。平成20年の葉しょうがの静岡県の収穫量は847トンで全国1位。第2位が千葉県で

663トン。  

 


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