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桜と絵本と豆乳と

長月十番勝負その八

2023年09月24日 | 雑記帳
 今回は「絵本」カテゴリーには入らない。地元の中学校でのビブリオバトル集会に参加し話をする。昨年も同時期に開催し招かれたが、感染拡大時だったので代表3名の発表を聞き、リモートで講評という貴重な体験をした。今年は無事に全校300名が一同に会し、11名の発表⇒投票という本来の形で行われた。





 各学級での予選を経て選ばれた本は、今どきの恋愛モノ、部活モノあり、斉藤孝あり、太宰治ありでバラエティに富んでいて、楽しめた。学級数の多い2年が5つ、他学年は3つで、計11が披露された。生徒が行う投票はchromebookを使って行われた。確かに効率的だ。多勢の場合の即時評価として役立つなあ。


 集会の時間が押すのは宿命的なものかなあ。講評は当初5分以上話せる予定だったが、既に終了時刻を過ぎたので2分に留めた。語ったのは、審査の二つの要素「本の魅力」「発表の魅力」。「発表」はスピーチの仕方以外に本の要約・引用・自己との比較にあること。その点で3年生のレベルが高かったことだ。


 しかし、実は話したいことは別にあった。紹介文コンクール応募作文に、率直に「読書嫌い」を綴った生徒がいて、それをネタ「本を好きになる(かもしれない)方法」を短く語るつもりでいた。その点に触れて「来月の図書館だよりで…」と締め括った。勝負という観点でみれば、「おぼえてやがれっ」で去った形か(笑)。


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