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煌言18~ムチも笛も

2016年01月28日 | 読書
☆ムチも笛も、一人の教師のどういう考え方と、どういう教育方法の流れや教育技術の体系(これをこそほんとは教育方法というのだが)の中に位置づけて使われているかということによって、はじめて批判の対象になるものなのである。「ムチ」だって、それ一つだけとり出して、わるいというのは、教育というものをほんとうのところで知らないしろうとだと私は思っている。
 大西忠治『授業つくり上達法』(民衆社)


 当然、「ムチ」「笛」のところには、様々な道具やまた指導言などの行為が入替可能として成立するだろう。
 「よくしたい」という願いのもとに行われる教育において、多種で万事な方法が全て認められるわけではないが、一つの流れの中で自覚的に取り扱われているなら、よくも悪くも教育的行為である。

 どのレベルで批判をするかが肝心だし、今はそのことなしに盲目的に退けられている方法が結構多い。

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