すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

生き物感あふれる日常

2014年06月24日 | 雑記帳
 今週は「授業を見合う週間」と位置付けられていて、昨日から一時間じっくりと各学級の授業を参観している。改めて、一人一人の子どもや教師の個性が見られるものだ。教師の指示通りにぱっとすばやく動ける子も素敵だが、問いかけにうーんと唸る子、すぐ口を出す子…と様々な姿にこそ生き物感があると思う。


 今週は出張する職員の後補充やら、六年生の俳句作りの手伝いやらで少し授業する。それ自体は楽しみだが、なんせ「忙殺」状態で準備ができない。気が小さい私はなんとなく不安になる…ああ,これも一つの生き物感か。某先生が言う「勤め始めて23年間、一度も忙しいと思ったことがない」の声が、恨めしく響く。


 今日は久しぶりに徒歩通勤をした。車で2,3分の移動よりはるかにたくさんの情報量があるはず、なんてことを考えながら歩いた。時間的に5,6倍あるのだが、書き出してみれば10倍以上は軽くあるのではないか。これは理解に属することでなく、行き会う犬猫、木々、そして風や匂い…皮膚感覚的な蓄えにつながる。


 初めて書く小説の題名は決めてある…「薬指の憂鬱」。三年ほど前だったか、薬指に異変が生じた。皮膚炎だろうとたかを括っていた。しかし市販薬ではいっこうに治らず、結局医者に診てもらった…そして完治したように見えたが、最近再発。以前と共通項があったことをベッドの中で気づいた。ただし書く予定なし。

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