すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

蓋然性

2014年01月26日 | 雑記帳
 【蓋然性】(がいぜんせい)

 ある事が実際に起るか否かの確実さの度合。確率。(広辞苑)



 「蓋然」の対語として「必然」が載っていた。

 ただネットで検索してみると,「偶然→蓋然→必然」という順序も挙げられているし,「可能性」との比較であれば,実現がより高いという位置づけにある。

 何かの達成を目指したい仕事においては,何事も蓋然性の高いことを選択していくことになる。

 教育であっても,子どもたちの働きかけとして私達が選択する基準はきっとそこにある。


 しかし,今対象となる子どもたちの心身が変化している。

 従来のやり方だけでは,蓋然性が低くなっているのだという自覚が必要だし,どのように生きていく姿を想定するか,その視点が問われている。




 「2014読了」11冊目 ★★★

 『隠蔽捜査』(今野 敏  新潮文庫)