【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

スチールシャフト と グラファイトシャフトの違い

2019年08月27日 21時11分38秒 | ゴルフ


アイアンの話ではありますが
「グラファイトシャフトは飛ぶ」
は真っ赤なウソと言って間違いではありません。

シャフト性能によって 距離が変る
と言うのは否定はしませんが
十派一絡げに スチールは飛ばない
グラファイトは飛ぶ は真っ赤なウソです。

現在、主流なモノはイマイチ不明ではありますが
距離の秘密は ヘッド重量にあるのです。

スチールシャフトは単一素材です。
シャフト性能や強度は 形状に依存している部分が
多くあります。

シャフトの先端部は負荷が多く掛かり
その先端部は細くなっています。

ですから スチールシャフトは
先端部に行くほど 金属の肉厚は厚くなり
シャフトそのもののバランス(重心)も先端より
になってしまいます。

一方、グラファイトシャフトは 重量バランスを
あまり変えずに 局所を剛性強化することが可能です。



それにより スチールシャフトに装着されている
アイアンヘッドは グラファイトのそれよりも
20g近く軽くなっています。

長さもグラファイトの方が長いですから
それも相まって ヘッドの重量効果は
非常に高く、同じ機種の同じ番手でも
飛距離に差が出てくるのです。

常識的なスウィングウエイトを無視し
同じ重量のヘッドをスチールに装着すると
(破損の危険性もありますが)
飛距離性能は全く同じになります。


ココが悩みの種 ではありますが
ウッドは スチール って訳には行きません。

ヘッドが10~20g重いモノが装着される
ウッド
10~20g軽いモノが装着される
アイアン

これが 双方を上手く打たせていない
ミスショットの原因になるのは
想像に難しくないと思います。

ナイスショット、ミスショットに関わらず
一球毎に アイアンに20gの鉛を
貼ったり 剥がしたりして
交互に打ってみて下さい。

その打つ順序によって
ある特定のミスになり易くなり
終いには ミスの原因が何か
タイミング取り方がどうだったのか
何が何だか
分からなくなってしまうでしょう。
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悶絶ゴルフクラブ

2019年08月27日 02時54分58秒 | ゴルフ

日本全国で 悶絶クラブで悶絶を
楽しんでいらっしゃる方がおられる
 と思います。

20数年前 年齢や体力にあまり関係なく
シャフトに表示されているフレックス…
物質的な(表示上の)硬さ というのが
  実際に打つ人にとっての
ゴルフシャフトにおける硬さ感覚
  というのと比例しない!
と言う事から 始まりました。

目隠しで 同じヘッド重量、長さのクラブ
そして 硬さだけの違いを打ち比べてみると
ほとんど 例外なく 一番柔らかいモノが
距離も振り応えも良く
フレックスの硬いモノを 「柔らかい」
フレックスの柔らかいモノを 「硬い」
と 感想を貰います。

クラブの総重量 目方…
計量器に乗せて測る その数値も
打ってみて 振ってみての感触とは大きく異なり
ヘッド重量、シャフト重量が同じだとすると
それも 硬い 柔らかい に 応じる
というコトも分かりました。




また この際 クラブの扱い方によって
硬い方を軽い! と感じる方と
柔らかい方を軽い! と感じる方に分かれ
総じて チカラやスピードでショットを解決する
脳みそ筋肉タイプのスウィングをする人は
硬い方を軽い と感じ
ヘッドの大きいモノを嫌い ロフトも少な目を選びます。
プロ並みのロフトを使うにもかかわらず
弾道が高く 故に 振っている様子ほどに
飛ばない、 労力からすれば 全然飛ばない のです。

振動数は 240cpm 位から始まったと思います。

丁度 その頃 フジクラから
ブラックスピーダー468
 と言うシャフトが生まれました。

フレックス F-0(振動数230cpm)から始まり
F-1 F-2 F-3 とあります。

ドライバーよりスプーンの方が飛ぶ
と言う実例も少なくないですし
ウッド、特にヘッドだけに関して言えば
ロフトの大きなモノほど簡単ですし
この簡単さは 素材や重心位置、などでは
とても対抗できる代物ではないコトから
出来るだけ 柔らかいシャフト&大きなロフト
と言う取り合わせを考えました。

脱落された方もいらっしゃったと思いますが
ワンフレックス 10cpm 毎に
F-0 F-1 F-2 F-3 となった訳で
多くの方のショットの結果や安定性、特に距離が
大きく伸びてきます。

それと同時に 弊社クラブ使用の方の
スウィング、クラブ扱いの変化も始まりました。

特注で ブラックスピーダーのフレックス4
そして F-5 を扱うようになってから
その変化も顕著に表れてきます。

練習やレッスンを重ねても
ショットのサマ というのはナカナカ
変るものではない と思うのですが
単に シャフトを柔らかくし ヘッドを重くする
そんなクラブを使い続けるコトによって
使わなければならないコトによって
人間の方が適応を始めた訳です。

ただ まだ その硬さ当たりでは
体力やスピードにあまり自信の無い
年齢の高い女性 とか では その変化は
大きく現れません。

・・・もっと 柔らかく
 そして もっと もっと ヘッドを重くしなければ
と 思ったモノです。
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