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しゅぷりったあえこお nano

ブログ版 シュプリッターエコー

ぼくらが崩壊しつつある

2008-09-07 02:47:00 | くらし、商品
 もう無茶苦茶な話ですねえ。
 強烈な発がん力をもつカビ(アフラトキシン)や猛毒のメタミドホスを含んだ輸入米(中国産など)を日本政府が大阪の食品業者「三笠フーズ」に売って、三笠フーズはそれを焼酎メーカーに転売していたというんでしょう。
 毒入りの焼酎が国民の口に入っていた。

 微量だから健康には問題ないので焼酎の銘柄(めいがら)までは公表しない、と農林水産省は言っているそうですが、その理由がまた国民をバカにしている。
 「無用な混乱を招くから」
 まるで子供扱いです。
 だれが混乱するんです?
 全国民が混乱するわけないでしょう。
 混乱するのは農林水産省と業界でしょうが。
 政府と業界がいっしょになって国民をだましたんですから、混乱して当然ですよ。

 この輸入米は食品に回してはいけないという条件で政府が三笠フーズに売却したというんですがね。
 売却したあとの米の流れをぜんぜん監視してないんですから、条件っていっても実際のところ、これはただの名目です。
 在庫をかかえて困っている政府にとって、三笠フーズは大事なお得意さんだったわけでしょう。

 三笠フーズの社長は「違反だとわかっていたが、経営も苦しかったし、もうけになるからやった」と言ってますが、利益の追求に血道をあげる経営者というのは、最後にはこんなふうに人間の心も失なっちゃう。
 それは在庫を整理したい農林水産省の役人にしても同じことで、目先の目的を遂行できれば、それが国民の中にどういうふうに流れていくか、そこまではフォローしない。
 おもてザタにならなければ両方とも、バンバンザイだったわけでしょう?

 しかし、これは政府の役人や食品業者を批判するだけでは、問題の核心にはたぶん至れないことですね。
 一過性の問題ではない。
 同じような不正がこんなにも続々出てくるわけですから。
 どうも日本人が壊れ始めているんです。

 どうやら民族が壊れつつあるけはいです。
 つまり、ぼくらが崩壊し始めているんです。

 立て直さないと、なんとか早く。
 立ち直らないと、なんとか早く。

関本選手の“一声”

2008-07-28 13:24:31 | くらし、商品
 関本選手の“一声”が効果バツグンだったそうですね。
 関本選手はおとといの試合でもゲームの勝利を決定づける一打を放って、ヒーローインタビューに立ったのですが、そこでファンに語った一言がフルってました。
 「みなさん、自分のゴミは自分で持ち帰ってください」
 
 甲子園球場の清掃はナイトゲームの翌朝におこなうことになっています。
 朝、出てきた職員がびっくりしたそうです。
 観客席にゴミがひとつも残っていなかったかったそうなのです。
 球場全体がとてもクリーンだったのです。
 こんなことはかつてなかったことでした。

 日本には昔から、きれいなところに神さまが来てくれる、という信仰があります。
 日本人はたいがいが自分の家を毎日きれいに掃除しますが、あれはただきれい好きな民族だからああいうふうにしている、というわけではないのです。
 日本の神さまはきれい好きなものですから、家をきたなくしていると自分の家には神さまが来てくれないに違いない、という大きな不安が心の底で動くのです。
 神さまが来てくれないと、家に悪霊がはびこって、病人が出たり、死人がでたり、不幸が続くに違いない、とそういう恐れがあるのです。

 神さまはきっと甲子園球場での人びとの行いを喜んでくれているでしょう。
 たくさんの神々が幸運を持ってやってきてくれるのではないでしょうか。
 チームが強くなって、ファンの心も成長しました。
 もう優勝は九分どおり間違いなさそうです。

ハウス食品さん、アンタも偽装!

2008-06-19 18:54:00 | くらし、商品
 「六甲のおいしい水」(2リットル入り)が六甲山の水ではなかったんですねえ。
 わが家では六甲山の水だと信じて、ずっとケースで買ってきてたんですけどねえ。
 ハウス食品(本社・東大阪市)にだまされ続けてたんですねえ。
 まだケースに何本か残ってますよ。
 いいツラの皮ですよ。

 昔、灘区にある「六甲の水」の取水場近くに住んでましてね。
 ハウス食品がその場所を買い取る前は、そこに小さな牛乳の工場があったんです。
 もし牛乳屋さんが、牛乳を売るより水を売ることを考え付いていたら、大もうけをしていたのに、と近所ではワイワイ言ったものですよ。

 まあ、神戸に住んでますからね、六甲の水には愛着があるんです。
 神戸市の水道水は今ではほとんどが淀川から引いてきた水ですけど、昔のコーベ・ウォーターへの郷愁はまだ強いですからねえ。
 神戸の市民のなかには「六甲のおいしい水」の愛飲者は多かったと思いますよ。
 それをいいことに、ハウス食品は取水場を西区の方へ変えてからも、まだそれを六甲の水と称していた。

 実はカミさんがだいぶん前から「最近の『六甲のおいしい水』はおかしい」と言い始めていたんですよ。
 「冷やせばおいしいように感じるけど、常温だと水道水と変わらない」というんですね。
 わが家では水道の蛇口に簡易な浄水器をつけているんですが、その水とまったく同じだというんです。
 ぼくはそんなことはないだろうと思っていたんですけど、カミさんのほうが正しかったというわけです。
 またひとつ、カミさんに頭のあがらないことがふえました。

 船場吉兆の例にも見られるように、今の時代、食品の偽装は会社の存亡にかかわりますからねえ。
 一つの商品の偽装は、その商品だけにとどまらず、そのように消費者を裏切ってももうければいいという感覚が会社全体にはびこっている、そういう社風のあかしになりますからねえ。

 ハウス食品ももうあぶないんじゃないですか。
 すぐコケることはないにしても、ゆっくり解体していくんじゃないですか。
 お客へのごまかしをやればどうしても従業員の士気も下がりますし、となると、内部告発が続かないともかぎりませんし。

VALUESTAR故障日誌

2008-03-22 12:28:00 | くらし、商品
 ぼくのたいせつなNECのVALUESTARがマタマタマタマタ、システムエラーです。(午前11時50分)
 見たくもないのに、エラー表示とNECのロゴマークを何回も見せられて、修復に40分を空費しました。
 ぼくの人生のいったい何時間をNECさんにウバわれることになるのでしょう。
 大金を払ったうえに。

JTがつぶれることを祈ります…毒ギョーザ

2008-01-31 23:02:54 | くらし、商品
 「JT」って最初に聞いたとき、何のことかと思いましたよ。
 エッ、JTって、あの日本たばこ産業のJT? とね。
 日本たばこ産業が中国から食品を輸入してるなんて考えてもみませんでしたからね。
 
 しかし専売公社が日本たばこ産業に衣替えして、ひどい会社になったものですね。
 毒ギョーザの情報はずっと前に得ていながら、これまでほったらかしにしていたっていうじゃないですか。
 営業利益をあげるためなら、人間のひとりやふたり死んでもかまうもんか。
 死人がでたら出たときで、頭ならべて謝ればいいじゃないか。
 まるでそういう態度じゃないですか。
 最初の情報ですぐ調査に入っていたら、被害もこんなにまで広がらなかったはずですよ。

 これが民営化のなれの果てですか。

 マスコミもね、中国をたたくのは当然ですけど、JTももっとたたかなきゃあね。
 なんでこんなにJTを小さく扱うのか、と首をかしげたくたる新聞もありますよ。
 編集者のニュース判断がアマいのか、JTに遠慮があるのか。

 市民のいのちを軽く見るような会社はもう壊れないといかんのです。
 そういう時代なんですよ。 
 ぶっ壊せ、と叫びたいところですが、しょうしょう言い方が不穏当なので、ぶっ壊れることを祈ります、と控えめに書きますけど。 

中国の毒ギョーザ

2008-01-30 22:13:59 | くらし、商品
 いわんこっちゃないですがな。
 中国産の食品でとうとう死にかけた人が出ましたがな。
 中国から輸入したギョーザ。
 えげつない殺虫剤がまぎれこんでて。
 えらい吐き気で救急入院があいついで、ひとりの子供さんなんか、けいれんを起こして意識がなくなったっていうんでしょ。
 
 そのうち死ぬ人が出ますよ、きっと。

 表面に出てきただけで、被害者が10人ですからね。
 ちょっとした吐き気を感じて、そのままにした人も数えたら、そうとうな人数になると思いますよ。
 それに、すぐには症状に出てこない微量な毒素がどれくらいあるか。
 これは知らないうちに体にたまって、何年かのちに障害が出てきたり命を奪ったりということになるんでしょう。
 そのときにはもう中国に責任があるなんてこともわからなくなっている。

 毒ギョーザを輸入した日本たばこ産業(JT)も同じ穴のムジナですよ。

 表向きは謝罪してますけどね、自分たちもだまされたような、そんな態度を暗に出したいといった空気がプンプン。
 けど、生産の現場のアブナイ実情を、JTの担当者が知らないわけがない。
 いずれ犠牲者が出る危険をじゅうぶん知ってて、それでもノルマをこなさないといけないから、ホオカムリしてるんですよ。
 現場を知らないとしたら、これもまた無責任なことですし。

 日本人の貿易業者が中国人と結託して、金もうけのために日本の市民に毒を食わした、それがこの毒ギョーザの構図ですよ。
 現場を知ってるJTの担当者は、このギョーザをゼッタイ食ってないと思いますね。

 食料はやっぱり国産でないと。
 自給できない食品には、こういう危険がますます大きくなりますよ。

安物買いの…

2008-01-20 19:39:00 | くらし、商品
 新神戸のダイエーで何日か前に99円祭というバーゲンのコーナーをやってましてね、そこにモモのカンヅメが出てたんです。
 2カン買いましたよ。ええ、モモが大好きなんです。
 内心、モウケタと思いましたね。
 ダイエーもええのん、やってくれるやないの。

 家に帰って、すぐ冷やして、ゴハンのあとにさっそく食べたんですけどね。
 味はね、マア、もうひとつ。
 えらくカタい実なんです。リンゴと勝負しても勝つような…。
 それにシロップ。なんだかエゲツなく甘い。
 なに使ってんのかなア、とちょっと不安になるくらい。
 いつもならシロップも、最後の楽しみで、キューッとね、いただくんですけど、これはちょっとね、エンリョしておいたほうがいいかな、っていう感じ。
 でもまあ、安いんだから、こんなもんか。
 いいとしようか。
 
 で、きょうのお昼にね、ふたカン目を開けましてね、ふとみたんですよ、カンのラベルを。
 中国産…!
 しばし絶句。
 ヤベエンじゃねえの、コレ。
 最初のカンはね、食い意地はってて、ガッツイちゃって、ストレートに胃の中へ放り込んじゃって。
 ウーン、まいったなあ。

 妄想が出てくるんですよ。
 なんか、防虫剤をバンバンまいてる果樹園とかね、化学にモノいわせてムチャどぎつい甘味料を注入している工場とかね、夜になったらゴキブリが這い回ってる床とかね、どうせ外国人に食わすんだから少々不衛生でもかまうもんか、って考えてる従業員とかね…。

 カンの中のぞいてね、ウーン、どうしよう。
 コマッタことになったなア。
 フリーズ状態、ちょっとの間。

 99円祭なんて、ダイエーも、ね。
 食い意地はってて、ラベルも見ないで買うヤツを待ってんですね、ああしてノボリまで掲げて、きっと。
 ドボンとはまっちゃったってワケ。
 まあ、こっちがウカツだったんだから、シャーナイですけど。

 けっきょく、ふたカン目は捨てました。
 けなげにリンゴと勝負してるモモさんには、なんかねえ、ツミを感じましたけど。
 
 女房は、中国産の全部が全部ワルいわけじゃないんだから、とイタク公平なケンカイをのたまうんですけど、でもねえ、今のような中国的輸出を続けられたんじゃあ、やっぱり、どうも。

 これからは生産地をしっかり見ます、ハイ。
 そうそう、安物買いのゼニ失い、ってことわざありましたねえ、日本には。
 それどころか、イノチ失いますデスよ。


コーヒー修行

2007-10-29 08:51:45 | くらし、商品
 僕はコーヒーのド素人である。が、格安でコーヒーミル(手動豆挽き機)を手に入れたのをカワキリに、ドリッパーだの注ぎ口の細いヤカンだのを購入し、最近、三日に一ぺんぐらい豆から挽いてコーヒーをいれるようになった。

 このコーヒーがマズい。

 ヘタクソなのである。

 豆は煎ったものを購入し、水もズボラをして浄水フィルターを通しただけの水道水だが、それでも何g豆を使うか、それをどのぐらい細く、あるいは荒く挽くか、蒸らしの時間は、お湯の注ぎ方は、等々、考えるべきことは思いのほか多い。

 プロの解説によると、理想はコーヒー本来の甘みだけを抽出することなんだそうな。ところが僕のコーヒーは特殊製法で苦み成分ばかりを抽出しました、という感じで、しょうがないので大量のミルクと砂糖で割って飲む。

 サイトなんかには、けっこう簡単においしくいれられるように書いてあるんだけど。

 センスないのかな。

 不器用だしな。

 しかし先日、嬉しいことに、これまでになくおいしくいれることができた。確かに、湯を注いだときの豆のふくれ方がちがった。コーヒーの色もコーヒーっぽかった。豆はグァテマラ。なるほど、「強い酸味」ってのはこのことだね。「豊かな香り」、わかるよ、いいね、リッチな感じ。いけるんじゃない僕? コーヒー・マイスター。ふふん。

 と、そんなある日のこと、実家に帰ると母が、コーヒーコーヒーとうわごとのように言っている息子のために、コーヒー特集の載った「奥さま手帳 10月号」(これは神戸新聞の購読者に配布される月刊の冊子である)を捨てずにとっておいてくれていて、もらった。

 むさぼるように読む僕。特集には、兵庫県下の評判の高いコーヒー店も何軒か紹介されていた。

 おいしいコーヒーをいれるためには、やはりおいしいコーヒーを飲まねば。

 そう思い立ち、今日、「奥さま手帳」の中で一番大きく掲載されていたお店「グリーンズコーヒーロースター」に行った。ここのご店主は「'01・'04年に、サイフォン部門でバリスタ日本一を受賞」しているのだそう。バリスタって何かわからないけど、日本一なんだからすごいにちがいない。場所は元町の高架下商店街、「モトコー2番街」。ドアをくぐり2階の喫茶室に上がると、ウッディーで洒落た室内に座席の数はそれほど多くなく、広々とした感じ。おしゃれ空間に少々引け目を感じながら小汚いリュックをおろし、イスに腰かける。ウェイトレスのお姉さんが注文を取りにくる。

 よし、ここはやはり「奥さま手帳」におすすめの品として紹介されていた「グリーンズブレンド」を。

 あと、何か食べよ。安いのは、これか。ワッフルを1枚。

 店内を見回すと、北側の壁に大きな窓。その向こうはテラスになっていて、今ごろの季節、そこでコーヒー飲むのも気持ちよさそうだなあ。

 てなこと考えてるうちに、来ましたよ。グリーンズブレンド。白いカップに、けっこうたっぷり入ってますね。それじゃ、いただきます。

 ズズ…。

 あ、おいしい。すごく飲みやすい。コクコクいけるけど、薄いなんてことはぜんぜんなくて。はー、なんか透明な感じ。それに自分でいれたのより、しっかり熱い。熱いのがおいしい。やっぱカップをちゃんとあっためて、ドリップだったらお湯の温度とか抽出の時間とかいろいろ考えなくちゃいけないなー。

 はい、ワッフルですね、どうもどうも。…えっ! いいんですか、これ250円ですよね、1枚っても思ってたより大きいし(マネケンのみたいの想像してた)、脇には生クリームとイチゴのスライス、ミントの葉っぱとベリーの実。この黄色いのはバターですよね、ほんでもってたっぷりのジェラートアイス! いいんですか、ほんとにいいんですか…(伝票チラッ)やっぱり250円! うっひょっひょっ、リッチですねー、いやー、リッチですねー。メープルシロップをかけていただくんですか、はい、おいしーです、おなかも心も幸せです。 


 よし、それじゃここで、もう一杯コーヒーを。


 …対決だ。


 ご店主、覚悟しな。オレのコーヒーと勝負だ。


 お姉さん、グァテマラを!


 店内に静かに流れるジャズが、いやが上にも勝負の緊張を高める。スターバックスとかのって、これに比べたらずいぶんボリュームが大きい。あんまり音楽が大きいとコーヒーの味もわかんなくなりそうだし、これぐらいがちょうどいいよ。

 てなこと考えてるうちに、来ましたよ、グァテマラ。対決を前に、お盆を運ぶお姉さんの手も心なしかふるえて…なかったが、とにかく目の前にカタリと置かれて。それじゃ、いよいよ、いただきます。


 ズズズ…。



 おほほほほ。



 いや、何ですか、僕がこないだいれたグァテマラ、あれがおいしかった?



 おほほほほ。



 オイ、先日の僕。



 そう、オマエだよオマエ。



 井の中のカワズってのは、オマエのことを言うんだよ! バリスタ・パーンチ! ぐはー。


 …コーヒー本来の甘みってのがね、わかりましたよ。グァテマラの強い酸味、でもね、これに比べれば僕のグァテマラの酸味はエグいです。こちらのマスターのは、しつこいなんてことはまったくありません。一方で、深いコクがあります。でもすこしも苦く感じません。甘く香るんです。砂糖を入れちゃもったいないです。この香りの芳醇さ。はー。うっとりします。

 こちらのコーヒー、一言で言えば、「上質」という感じ。二杯いただいて、カフェインという成分にも質のちがいがあるのかと考えさせられるほど、よそのコーヒーと比べてあとの感じがすっきり。百聞は一飲にしかず。機会があればぜひ。グリーンズブレンド400円、グァテマラ500円。安いよね。

 レジを打ったのはご店主。グァテマラがほんとにおいしかったですと伝えると、あ、そうですか、また寄ってください、と。はい、また来ます。

 だがしかし! 「奥さま手帳」の次のページ。阪急御影駅から南へすぐ、「御影ダンケ」。「バターブレンドコーヒー」ってどんなんだろうー。行かねばなるまい、行かねばなるまい。



自宅のコーヒーミル、「ミルミルさん」。


ラップの揚げ物はおいしいか?

2007-10-05 23:13:24 | くらし、商品
 ひどい目にあいました。
 ラップの揚げ物を食べさせられそうになりました。
 あの樹脂の包装紙です。
 のみ込んでいたら、ノドにつまって、大騒動になっていたかもしれません。
 いやはや、アブラっこい味でした。
 まだムネがムカムカしています。

 ぼくはJR三ノ宮駅近くの透析専門クリニックに通院しています。
 週3回、午後4時ごろに病室に入って、そのつど4時間ばかりベッドで機械にかかります。
 時間が長いので、途中で夕食をいただきます。
 ぼくが通院しているクリニックでは給食会社と契約していて、そこから配膳されることになってます。

 今日の夕食(10月5日)はいつも通りの白米とそれからおかずは次のようなメニューでした。
 あまり厚いとはいえないカツをメーンに、少量のキャベツ、レンコンの酢のもの、チクワの揚げ物。それに、漬物少々とデザートにカンヅメの黄桃四分の一。
 まあ、市価より安い値段で契約していますから、内容はこんなものだろうと、とくに不満はありません。
 問題は今夜だされたチクワです。

 テレビのニュース番組を見ながら、カプッと口に入れました。
 けれど、すぐに噛み切れないものが何か一つ混じっています。
 ガシガシ噛みます。
 それでもだめです。
 なにかしらアブラっ濃い汁ばかりが出てきます。
 ムカムカむかつきそうになるのです。
 いっそのみ込んでしまおうかと思いましたが、ようやく異物かもしれないと疑いが浮かびます。
 で、ギョーギ悪いな、とすこし恥ずかしく思いながら、口から取り出した次第です。

 一見、白くてアブラのかたまりのようなおもむきです。
 かたまりは、どうやら簡単にほどけそうな感じです。
 ハシでいじってみましたが、さすがにハシではラチがあきません。
 またギョーギ悪いことですが、指先で開いてみました。
 ようやくカタチが現れます。
 なんと。
 チクワといっしょに揚げられて、固くなったラップです。
 ゲッ。
 こんなエゲつないものをシュガンでいたのかと思うと、いっそうムカムカが強まります。
 もう食欲なんぞありません。

 看護士さんを呼んで、これ見てください、と示します。
 看護士さんは、スミマセン、と謝ります。
 でも、これは看護士さんが悪いわけではありません。
 給食会社へクレームをつけといてくださいと申し入れて、もうそれ以上はどうもしようがありません。
 あぁあ。
 でも、ヨシ、こいつをブログの材料にしてやろうと考えて、ちょっとリュウインが下がります。
 会社の名前をクリニックで確かめました。

 家に帰ってインターネットで調べますと、驚いたことに、けっこう大きな給食会社のようなのです。
 衛生管理もちゃんとしていると、そういうふうに書いてます。
 ホンマカイナ。

 笑い話に書きましたが、ほんとうはムカッパラが立ってます。
 神戸市の保健所に立ち入り検査をしてもらいたいくらいです。

 追伸。
 家内にテンマツを話しましたら、「そんなん、おかしい思たら、すぐ吐き出すで。ガシガシ噛むひとナンカ、おらへんわ」と笑われましたが…。

 ―――追記―――
 給食会社の弁当に異物が入っていたというこの件について、10月9日に神戸市保健福祉局から調査をするとの報告が入りました。
 当方としましても会社のイメージにあまり大きな傷をつけるのは本意ではありませんので、あとは公の機関の調査に任せて、10月10日午前零時の時点で会社名を匿名とすることにいたしました。
 この間、幾人かのかたがたから同情や共感の言葉をいただきました。
 感謝申し上げます。
 会社にもいっそうの衛生管理に努められるよう願っています。


クツシタのこと

2007-06-08 22:09:26 | くらし、商品
 新しいクツシタをおろしたんです。
 朝にはいて、昼に見たら、親指のところにもう穴があいていました。
 メイド・イン・チャイナです。
 アメリカでは中国から輸入したドッグフードで愛犬が死んだそうですから、それに比べたら、まあ、たいした話ではないんですが。
 
 とにかく、MADE IN CHAINA には気をつけましょう。