しゅぷりったあえこお nano

ブログ版 シュプリッターエコー

赤星さん、ムリすんな

2007-06-29 09:52:55 | 阪神タイガース
 ゆうべ、ブサイクなことに、ロッ骨を折ってしまいました。
 フロ場でスベって、バスタブに胸をぶつけて。
 深夜に救急病院で診てもらったら、左で2本折れてました。
 
 ロッ骨の骨折って、さしあたりこれといった治療はないそうなんです。
 結局、自然につながるのを待つしかない。
 胸巻きみたいなのと、痛み止めのロキソニンと胃薬をもらって、トボトボ帰ってきました。

 でも、痛くて寝れない。
 寝れないながら、赤星選手のことを考えました。
 彼はこんな状態でもプレーしてたんでしょう?
 ちょっとした震動でも響くのに、これで打って、走って、投げて。
 こいつはスサマジイ。
 なんぼ巨大な報酬をもらっているからといっても、こいつはスサマジイ。
 
 他人事でなくなると、そこのところが、イタイほど、…じゃなくって、まさにリアルにイタクわかるんです。

 赤星さん。あなたはやっぱり偉い選手や。
 今もまた首に故障をかかえて、一生懸命やっている。

 でも、もう、あんまりムリせんといて。
 できる範囲でガンばって。

 どんなに負けても、もうタイガースをアホよばわりしませんから。
 選手だってナマミの体。
 カラダが大事。
 調子の悪いときは、しゃあないもん。 

VALUESTAR恨み節

2007-06-28 10:54:23 | パソコン
 ほんとうにダメですね。
 ぼくが使っている、この「VALUESTAR」というパソコン。
 NECの機種ですよ。
 またカタカタいって、フリーズ。
 原稿はパー。

 買った最初から変だと思ったんですよ。
 新品のときから液晶画面に気泡のような小さな傷がありましてね。
 ご丁寧に、この傷は故障ではありません、という注意書きが添えられていたんです。
 傷は傷なのに、それをそんなふうに言い訳して売り出してるというところに、なんか、無理があるような気がしたんです。
 問題を100%クリアしないうちに製品として出してしまった、というようなね。
 
 そして使い始めてまもなくしたら、音声の記録システムがONになっているから、言語バー上のマイクの表示をオフにしろ、っていうメッセージが頻繁に出始めたんです。
 悩まされましたよ。
 そんなマイクの表示なんてどこにもない。
 ずいぶん時間をむだにして、結局無視することにしたんですがね。
 要するに、この「VALUESTAR」の製作にあたって、製作者の気配りが隅々まで行っていないんですね。
 中途半端なところで仕上げているんでしょうね。

 そうこうするうちに、マカフィーのセキュリティーシステムのうち、スパムキラーのインストールができなくなった。
 削除もできないし、だから更新もできない。
 で、それと連動しているのか、メールがいちいち手動でないと送受信できなくなった。
 テレビの受像機が内臓されているんですが、同じころ、テレビの画面がスムーズに動かなくなった。
 パソコンにテレビが付いている、というのがセールスポイントだったんですがね、動いているかと思ったら、だしぬけに静止して、またあわてて動き出す画面なんて、見ちゃあおられないですよ。
 神経衰弱になっちまう。

 これが、あなた、買ってまだ1年半ほどのうちに次々起こったんですよ。

 マイクロソフトの「Office2003」のCDを再インストールしたら修復できるかもしれないと思って、これもやってみたんですがね、ところが、操作の途中で「search」というプログラムを外せ、という指示が出るんですよ。
 そんなプログラムを入れたおぼえなんて全然ない。
 わけがわからなくて、googleで検索すると、これはNECが最初からこの機種に入れているプログラムらしいんですが、なんの役に立っているのか、なんか、とってつけたような鬱陶しい項目ですね。
 外せっていわれても、外し方がなんともややこしそうで、無視しましたが。
 でも結局、再インストールも効果なし。

 最近、パソコンの先達が、ソニーの機種をもう10年以上使っているが、まったく大丈夫だと教えてくれたんですがね。
 以前、ワープロが出始めたときに、東芝のルポを買って、これがたちまち液晶の故障でダメになって、あと富士通の機種が、まあ、操作はけっこう古風でしたがそこそこ長持ちしましたから、今度のパソコンはソニーか富士通にしようかな、と算段していますが。

 ヤレヤレ、この記事はなんとか無事にここまで書けました。ヒヤヒヤしながら。


あたたかい家族愛―小島のぶ江展

2007-06-24 17:10:23 | 美術
 若いころ松竹家庭劇で舞台俳優をしていた小島のぶ江さん(西宮市)が7月11日(水)から16日(月)まで梅田大丸27階のスカイ・ギャラリーで水彩画と水墨画の展覧会を開きます。

 のぶ江さんは去年、これまでに書きためた俳句や水彩画、そして父母の思い出にまつわるエッセーなどをまとめて「俳句の絵本―栄子と善平」を刊行しました。
 家族への愛に満ちた温かい本ですが、とりわけ興味深かったのは、父親の善平さんと日本のプロ野球との深い因縁。

 戦後の日本のプロ野球は昭和20年11月23日に神宮球場で行われた「東西対抗戦」で復活ののろしを上げますが、これを開催するために戦地から帰ったばかりの善平さんが全力を傾けます。
 善平さんは敗戦後の野球復活を見越して、戦時下も軍の目を盗んで用具やボールをまとめて隠していたのですが、それがあったからこそ、対抗戦もできたのでした。

 ところでのぶ江さんが所属した松竹家庭劇というのは、喜劇役者の曾我廼家十吾が渋谷天外らとともに昭和3年に道頓堀の旧角座で旗揚げした演劇活動で、曲折を経ながら昭和39年まで続きました。のぶ江さんは昭和32年の劇団再編のときに一般応募の研究生として入団、舞台に立って活躍しました。

 大丸の展覧会は「苦楽の会 五人展」と題して、のぶ江さんの作品のほか母栄子さんの遺作、そして独自の世界を開いた神戸出身の日本画家・故水越松南の3門下生の遺作が展示されます。

                   ☆
 ちなみに「俳句の絵本―栄子と善平」は朝日カルチャーセンター(大阪市北区中之島3-2-4、朝日新聞ビル)の企画・編集・制作。2000円。



イチローと桑田

2007-06-23 21:53:46 | スポーツ、オリンピック
 マリナーズのイチローとパイレーツの桑田真澄が大リーグで初めて顔を合わせました。
 6月19日と21日(いずれも現地時間)にシアトルのセーフコ・フィールドで行われた公式戦でのことです。
 33歳のイチローはいまやアメリカ球界を代表する大打者で、一方の桑田はすでに時代は終わったと見られながらも今年39歳で大リーグに挑戦、野球に夢を追い続けている投手です。

 19日の桑田は8回のピンチにリリーフ登板。イチローのひとり前のバッターで三つ目のアウトを取って、二人の直接対決には至らなかったわけですが、こんな談話を残しました。
 「ウエイティング・サークルにイチロー君がいることで重圧を感じました。彼は見えない力で攻撃もしていました。これで崩れていく投手がいっぱいいるんだな、と考えながら投げました。でもこんな場面で投げさせてもらえて、とても幸福に感じました」
 そして対戦に備えていたイチローはこういうふうに言いました。
 「長い間、時代を作ってこられたかたですから、ちょっと、こう、…ああ、いいもんだなあ、とそういう思いがありました。けれど試合ですから、ぼくらが勝つためには打ち崩さないといけません。…でも、ちょっと、やっぱり、抑えてほしいなあという気持ちもあって」

 21日は桑田は6回からリリーフ。7回についにイチローと対戦して、コントロール抜群の変化球で三振に討ち取りました。
 その後の談話です。
 「やっぱりイチロー君にはオーラがあります。対戦できるだけで幸せでした。イチロー君はさらっと水のようにしなやかだけど、そこに力が満ちているように思います。僕と求めているものが同じなのかもしれませんが、彼は実績もすごいですし…」
 そしてイチローは。
 「参りました。はっきり意図があるでしょう、どのボールにも。それをありありと感じました。フィールディングとか、やっぱり桑田さんはいいですよね。こちらではなかなか見られない動きです。もう昔の自分じゃないと、そのことをしっかりと受け入れてマウンドに立っておられる気がします。なかなかできることではないですが」

 試合は19日は5-3でパイレーツが、21日は3-0でマリナーズが勝ちました。
 ひょっとしたら1回きりで終わるかもしれない美しい男の闘いでした。 

アベさまは神サマだ

2007-06-21 10:11:52 | セイジ
 親友のゴンノサブロウエモンが怒るんだナ。
 今のセイフは数にまかせて法案という法案をゴリ押しで通しっちまう。
 ギロンもヘッタクレもあったものじゃない。
 オイラ市民たちをバカにしてるからだ、ってね。

 けど、オイラはゴンザと前からの親友だけどちょっと意見がチガうんだナ。
 セイフのやりかたはアレでいいんだ。
 まっとうなんだよ。
 だって、アナタ。
 オイラたちをバカにするからセイフはあんなスジの通らねえコトもできる、それはその通りだケンど、それは、オイラたちがほんとうにバカだからだ。
 オイラたちがもとはカシコクて、そいでバカにされてんのなら、そりゃあ、マア、怒ってもイイけんど、はじめからバカなんだから、バカにされて、ちゃんとスジは通るンだ。

 アベさんなんて、ホント、オイラたちバカにとっちゃあ神サマみてえなもんだ。
 アタマもいいし、美しいクニ、ニッポンをつくろう、なんて、アナタ、ああいう気の利いたことは、そんじょそこらのニンゲンには言えねえよ。

 ゆくゆくはオイラたちにカッコイイ軍服を着せてくだスって、戦場へ送ってくだスって、名誉の戦死をとげサセてくだすって、アガメマツッテくださるよ。
 神サマは地下深くのシェルターでつつがなく政務をとられ、オイラたちはミサイルが飛んでくるのに無防備にさらされて、そいで、クニ中を火の海にしてくだすって、オイラたちをつらい人生から解き放ってクダサるよ。
 アリガタイと思いねえ。

 ゴンザは、オイラのいうこと、まだゼンゼンなっとくしないけど。 マア、ゆっくり時間をかけてセットクするさ。
 なんてったって、アベさまは神サマだ。  

VALUESTAR恨み節

2007-06-20 12:30:24 | パソコン
 また朝からパソコン(NECのVALUESTAR)がガタついてんです。
 コトコトいって、フリーズして、勝手に再起動して、それで作った文章はおジャン。
 
 伝票調べてみたら、2007年の11月に買ってんです。
 だから、まだ2年と8か月ですよ。
 もっとも、ちょうど1年が過ぎたときから調子が悪くなったので、そのあとの1年と8か月をダマシダマシ使っていることになりますが。

 シメテ17万5500円の買い物ですからねえ、そんなに安物ってわけでもないでしょう?
 ソフマップで買ったんですが、店がよくなかったかなア。

 それとも、パソコンの常識では、これ、安物買いのゼニ失い?


バカにつける薬

2007-06-19 23:24:21 | セイジ
 シカシ、なんですなあ、年金のズサン管理ってエのは、ひでエもんですなア。
 日本の政府ってのは、てめえたちはイイ加減ナことしてて、それでカネが足らンくなると、ツケあ市民にマワすんですな。
 
 ズサン管理でわけエわかんなくなっちまったア何千万件ものヤツを、1年で確認しますってエ?
 冗談いっちゃアいけねえや。
 日本のおエラがたア、ワリ算もまともにできねえんだ。
 それも必要経費は保険庁のリストラかなんかでまかないます、って?
 バカバカしい。
 政治ではなくて、政治ゴッコ、だな、もう、これは。

 結局、オモテむきはなんかツジツマ合わせて、カモフラージュの暗号みたいな言葉で法律つくって、オレたちのカネもってクんだよ。

 でも、たぶん、あれだナ。
 いまは市民もワイワイいってるけど、マア、半年もすりゃア忘れるって、ハラん中じゃあタカくくってんだ。
 じっさい、いままでは全部そうだった。
 要するにオレンたちがまだバカで、バカだから、ブン相応にバカにされてんだナ、これは。
 なんかオレたちン頭につけるくすりアねえか。

坂東大蔵のお夏狂乱―澄んだ哀しさ

2007-06-17 19:09:02 | ノンジャンル
 坂東大蔵さんはお城の町の姫路を拠点に活動を続けている舞踊家です。ことし77歳になるという大ベテランです。大蔵さんが主宰する一門の「おどりの会」が姫路市文化センターで開かれました。

 大蔵さんは「お夏狂乱」(常磐津)を踊りました。お夏というのは、清十郎という恋人との仲を引き裂かれたために気がふれて、姫路の城下をさまよい歩いたと伝えられる商家の娘のことなのです。井原西鶴が「好色五人女」で採り上げて、近松門左衛門も人形浄瑠璃にしています。大蔵さんは坪内逍遥の台本(大正2年初演)をベースにして、もとは独舞と群舞で構成されている作品を、お夏の独り踊りに再構成して演じました。

 とてもかわいくて、そして哀切なお夏ができあがりました。お夏が清十郎との恋に破れたのは17歳か18歳のころのことといわれてますから、思えばその4倍もの年の、それも男性の舞踊家が踊ったわけですが、そんなよけいなことはいっさい考えさせない、ひたすらに哀しいお夏の世界が舞台の上に現れました。目に鮮やかな赤の衣装が、なんとういういしく見えたことでしょう。

 舞踊というのは時空を超える魔法ですね。

 もっとも大蔵お夏のその澄んだ美学は、大蔵さん生来のまっすぐな心がシンにあってのことでしょうね。計算高い世俗の風に染まっては(40年、50年、60年と、ふつうはどんどん染まっていってしまうのですが…)、あの透明な哀しみは出てきません。

 やっぱり、精神、なんですね。
 

VALUESTAR恨み節

2007-06-17 10:02:37 | パソコン
 NECのパソコンのVALUESTARを使って、えらい目に遭ってます。
 今朝も重要な文章を一時間ばかり書いたときに、とつぜん本体がコキコキコキコキいい始めて、たちまちフリーズ。やがて機械は再起動にはいったものですから、それまでの文章は全部パー。
 泣けてきます。
 まだ買って3年目なんですよ。
 保証期間の1年が過ぎるのを待つようにして不調になって、以来、暗い気分で使っています。

ビリケンさんのご利益

2007-06-16 17:02:28 | 阪神タイガース
 オリックスがビリケンさんのご利益で調子が上がってきたそうですね。
 あんなちっちゃなビリケンさんでね。
 だったらタイガースはオリックスの100倍くらい調子がよくてもいいはずなのに。
 
 だって、阪神ベンチにはいつもあんなに大きなビリケンさんが置いてあるじゃないですか。
 ほれ、アホで鳴らした藤山寛美の顕彰像みたいな、寛美そっくりのあのビリケンさん。
 海のマンボウにもよう似てるあのビリケンさん。

 けど、なんにもせえへんビリケンさんをあんなふうにベンチの真ん中に置いといて、邪魔ちゃうかなあ。
 そやから、負けるんちゃうん。
 あれはやっぱり厄払いの神さんとこへ納めといたほうがええんちゃう?

 …と、ここまで書いたときに、テレビの対ロッテ戦が9回の表に赤星の二塁打で5点目を入れて7対7の同点。
 ヤヤッ。

 もっとケナそう。
 もっと、ケナそう。

 すると、なんと、林の敬遠のあと、一死満塁から金本の2点タイムリーでとうとう逆転。
 さらに2点加えて11対7。

 イヤアッ、
 これはひょっとしてビリケンさんのご利益?
 もちろんマンボウさんのことではなくて、ホンモノのビリケンさんの。
 きっと、そやで。
 ビリケンさんとこうして字に書いただけで、もうこのご利益。
 ビリケンさん。あのマンボウのおじさんといっしょにしてゴメンナサイ。

 ああ、とうとう勝ってしもた。
 大逆転や。

 それにしても立派な選手たちやナア。
 ヘタを打つばっかあの指揮官のもとで、ゲームを救った。
 
 そうや。
 マンボウのあのおじさんはこれまで通り銅像みたいにベンチの真ん中に飾っとくとして、もうこれからはきょうのように選手同士で自主的に試合を進めていこう。
 きょうの9回の攻撃みたいに金本を中心にして選手みんなが本気になったら、まだ望みはつなげるで。
 マンボウさんではどうも本気になれんのやから、マンボウさんはほっとこう。

 もう、ほっとこう。