前夜
1時間出遅れてきた相棒と合流。
前橋の繁華街を二人で散策。
大きめの居酒屋で腹ごしらえと、久しぶりのビールを2杯飲んだ。
ビール効いたなぁ。
1杯目でボーっとしてきた。
相棒から「群馬の名物料理は何か?」と聞かれたので「おっきりこみというかぼちゃの入っていないほうとうみたいのがある」と教え、たまたまメニューにあったので注文。
まあまあ美味しかった。
群馬だけど、海鮮料理の居酒屋だったが新潟も近く海産物の流通は盛んだ。
刺身なども食べて満足。
その後は相棒が惹かれたお姉さんのいるスナックでさらに満喫。
俺はもう飲めないので水だけ。
前橋あたりは、キャバクラの相場が高い。(こちらと比べて)
俺たちが行ったスナックは良心的な金額だったと思う。
スーパー料亭(セクキャバ)、ってのもあったけど、さすがに無理はできなかった。
そばを食って、23時過ぎにアパに戻り、シャワー浴びて(浴びたかな?)寝た。
夜中に「幽霊」らしき気配で何回か目が覚めたけど、比較的良く寝た。
当日
朝6時にアパを発つ。
5時起きだったけど、相棒も無事に起きていた。(部屋はもちろん別々 最近ホモ達だと噂され始めたので)
結構酔っていたのになぁ。
道はほぼ1本道。
予想通り1時間で赤城大沼着。
途中の山道も雪や、少しの凍結はあったけど、俺の軽バンスタッドレスのみ仕様で走破できた。
ビビッたけど。
大沼湖尻の「グリーン荘」に道具のレンタルを予約してある。
到着し車を降りたがものすごい風!
「大丈夫かぁ!?釣りできるかなぁ!?」
と相棒も心配していたけどとにかくグリーン荘内へ。
「予約してある○○ですが。」
「はいはい、でも、ホントに大丈夫?一度湖上に行ってみてできるかどうか確認してからのほうがいいよ。」
と親父さんに言われた。
「マジかぁ?そんなにすごいのか。」
とは言ってもこちらはやる気満々で着ているし他にもすでに釣りをしている客はいるので、念のために湖上に確認に出る。
体が持っていかれるほどの強い風。
しかも極寒。
ある程度の風は予想していたしそのためのテントレンタルだけど、そのテントも飛ばされるんじゃないかというくらいの強風。
だが、相棒と「ここまで来たんだからやるしかないだろう!」という危ない発想でグリーン荘に戻り
「やりますよ!」
と親父さんに告げるとニコニコ笑顔で
「やるの!?根性あるねぇ。がんばってよ。」
と道具一式を用意してくれた。
ソリ式になっているテントに荷物を積んで湖上のポイントまで引いて行く。
引っ張るのはスパイク長靴を履いている相棒の役目。

その効果絶大!
俺がスケートのように滑る氷上をグイグイ運んでいく。
俺もアイゼン着ければよかった。持ってないけど。今度買おう。
先客集団の少し奥にドリルで2個穴を開けテントをセット。
穴あけも相棒に任せた。
初めてにしてはうまく明けた。
テント内に入るが、結構狭い。
こりゃ、持ってきた道具すべては収まらないな。
釣りに直接関係ない物(中でカップラーメン食べようと持ってきたガスコンロなど)はあきらめテント外に放置。
狭さと、隙間(なぜか完全に閉じず、下に隙間ができた)から吹き込む風と雪に苦戦しながら釣り開始。
が、釣れない。
予想通りではある。
ここ赤城大沼は屈指の難所
名人と言われる人でも日によっては0匹のことも。
そこへ、初めての素人が来て、しかもこの悪条件。
釣れるわけもない。
さらに相棒の仕掛けも凍りつきトラブル続出。
俺は手が真っ赤で何もできない状態。
1時間くらい粘って、
「いったん店に戻って暖まろう!」
戻る途中、俺は見事に後にスッ転んだ。
あんな経験何十年ぶりだろうか。
でも、柔道やってるおかげで頭も打たず、どこも痛くなく綺麗に転んだ。
偶然だけど。
でも、手に持っていたカセットストーブが壊れた。
店でワカサギの唐揚げと、相棒はまたビールを飲み、ストーブで充分暖まると少し元気が。
「よ~し!戻ってチャレンジ再開!」
すでに、釣りがチャレンジになっている。
俺はてっきり戻って撤収だと思っていたのに。
そこから1時間ほど粘ったが状況変わらず。
結果、ワカサギは唐揚げ状態の20匹ほどを見たのみ。
アタリすらなかった。
言い訳ではないけど、他の客もたぶん釣れていない。
だって、寒いんだもん!
撤収してから店のオヤジさんに
「こんな風の日でも地元の人は釣りするの?」と聞いたら
「しないよお!こんな日にしたって釣れっこねえからぁ」と笑って答えてくれた。
「だよねぇ!」と俺も笑顔で返した。
その後、不安だった山の下りもまったく問題なく走れた。
天気が良く、帰りの頃には路面の凍結もなく、雪自体が湖畔だけだったのもある。
俺のスタッドレス、まだ行けそうだ。
もう一度、釣り用にテント作ってチャレンジ・・・・・するかなぁ。