やわらか煮っ記 オレはA−KING

地震災害、豪雨被害にあわれた皆様の一日も早い復興を願っています。

時代遅れ

2021年01月20日 08時58分15秒 | Weblog
昨日の大相撲でも、立ち会いで脳震盪を起こした力士に取り直しをさせた。
立ち会い不十分だから仕切り直しで当然だけど、本人が脳震盪を起こしたのは誰が見ても明らかだった。

審判団もさすがに、これは時間をおいて本人の回復を待って意思確認の後に取り直しをさせた。

大相撲は好きだけど未だに、この人たち(協会の上の人たち)は時代遅れだなあと思うことがある。

今回の件は頭部を打っての意識障害なんだから、この一番は不戦敗とし診療所で医師の診断を仰ぐのが当然だと思う。

他の競技なら間違いなくそうするだろう場面。

今回だけでなく、これまで何回もそういうことがある。

立ち合いで顔面を強打し取り組みは勝ったけどドボドボと鼻血が出てふらついているのに普通に勝ち名乗りを受けさせ介助もなく土俵を一人で降ろさせた。

先ず、出血の時点で止めるのが現代の常識。
更にふらついている者を一人で歩かせるのも危険。
倒れてさらに頭を打って重傷を負ったらどうするのか。

先日の新型コロナ感染が怖いから引退した力士に対する協会の反応も、ちょっとおかしいんじゃないか?と思う。

たしかに本人のやる気もなくなってきていたんだと思うし辞めるいいきっかけにしたのかもしれない。

でも、「感染のリスクはみんなある」
だから引退の理由としてどうなのか?
という考え方。

仮にそういう考え方だとしてもそれを広報部長が公式にコメントして良いものか?

力士がいなければ相撲は取れない。

国技であり、神事でもある大相撲を仕切る団体としてまだまだ考え方が古臭い、危険だ、としか思えない。

いっそのこと、神事から「スポーツ」として変わっていったほうが運営しやすいと思うけどなぁ。

どちらでも相撲を見れればそれでいいし、相撲をやる本人たちもやりやすくなるんじゃないだろうか。

と、一相撲ファンとして思う。

まだまだ縦社会に固執している。

格闘技系はそういうのが多い。
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