継続、そして、ちょっとだけがんばる。

トレーニングでも、減量でも、稽古でも、継続する事が一番だ。

最初は軽めでも、それを毎日続ける事で少しづつ成果が出て、もう少し内容をハードにする事ができるようになる。
そうすると、更にその分の成果が出てくる。（それまでできなかった事ができるようになる）

でも、成果が出てくるまでにかなりの時間がかかる。
その時間が最初の関門だ。

そこであきらめてしまったり、やり方を変えてしまうと、またゼロに戻ってしまう。
そういう人は、結局どんなやり方に変えても、すぐゼロに戻すことになってしまう。

だから、「続ける事」、それが大事だ。

相撲界の話でよく言われるのが、「稽古を１日休むと、取り戻すのに３日かかる」
言い換えれば、この３日分の遅れは取り戻す事は不可能だ、と言う事だ。
つまり、休まずに続けなさい、と。

身近なところで、筋トレも、１日休むと前の日、つまり２日前の状態に戻ってしまう、という。
だから、軽いメニューでも毎日続ける事が大事。

もうひとつ大事なのが、「ちょっとだけがんばる」と言う事。

無理をすれば、体を痛めたりして、逆に続ける事が不可能になってしまうけど、今現在できる事に、「ちょっとだけがんばる」を足して少しづつ、回数や、負荷を増やしていく。
それがトレーニングの効率を上げるコツだろう。

毎日腕立てを３０回できるなら、今日から３５回に増やして見る。
続けては無理でも、３０回やったら少し休んであと５回やってみる。
それを毎日やっていけば続けて３５回できるようになる。
そうしたらまた５回増やして見る。

そのうち、最初の３０回なんて、軽くこなしてしまえるようになる。
それが筋トレの面白み、でもある。
その面白みを一度味わってしまうと、時間をかけてレベルアップすることが苦ではなくなる。

減量もそうだろう。
最初に体重が減ってくるまでにかなり時間がかかる。
その時間に負けてしまうと失敗する。
少しだけ減った体重が安定してくるまでが最初の関門だ。

それを過ぎると、また少し減って、こんどはなかなかそれ以上減らなくなってくる。
そこを乗り切るのが次の関門かな。

そのあとはやり方次第でどんどん減ってくる。
それが楽しくなる。
でも、目的を間違うと、変な減り方をする。
何のために体重を落とすのか。
体重を落とすのか、出っ張った腹を引っ込めたいのか。
スポーツに役立てたいのか。
しっかりした目標を持って望む事が大事だろう。

目標があれば、多少の苦労は乗り切ることができる。

目標に向かって、継続、そしてちょっとだけがんばれば、いつかはたどりつける。
がんばろう。

ちょっとくらい、寄り道したって大丈夫。
目標さえ間違えなければ。