川獺かわうそ

昨日NHKでやってたドラマ「川獺」はよかった。

泣けた。

よかった。

言葉づかい

自分のことを棚にあげるけど、最近の大人、というかお年寄りに多い気もするけど、言葉の使い方を知らないと思えるような人が多いと思う。

先日のソフトの試合後、球場横の道(通路)で我がチームが集まって円になり挨拶などをしていた。

その通路は車も通れるが行き止まりで、主に球場利用者と、散歩などで人や犬が通るくらい。
そこにあるお年寄りが歩いてきたのでメンバーの１人が「通る人がいますから空けましょう」といった。
俺たちはもちろん広がって通れるようにした。
その時そのお年寄りは
「邪魔だ！」

こちらは試合で悔しい負け方をしたあとで少し気が立っていたけど、ぐっとこらえて「すいません。」と謝った。

確かに路上だけど、球場の横、しかも気づいてすぐ道を空けた。
そういう状況で、「邪魔だ！」って言うか？
俺だったら「悪いね。」とか「ありがとう。」といって通る。
もちろん、礼を言う必要もない。公道だから。
でも、お互い様だろう。
球場の横なんだから試合があって話をしていたんだな、とか想像つくじゃん。
ただたむろって無駄話してるんじゃないんだからさ。

そのお年寄りは両耳にイヤホンをつけていた。(音楽、ラジオ用)
それについても俺はちょっと違和感があって、しばらくむかつきがおさまらなかった。
本人は元気なつもりなんだろうけど、どうしたってお年寄りは反応が遅くなるし動きも遅い。
それなのに両耳イヤホン(絶対に補聴器じゃない)つけて歩くなんて、危ないと思うけどなぁ。

つまり、この人は自分に自信がある。
自分は正しい。
自分が優先。
そういう考え方の人かなぁ、って。

そういえば、先週の試合のときも、控えにいて首にタオルを巻いていた俺がいきなり代打で出たとき、うっかりタオルを巻いたまま打席に立った。
そしたら相手キャッチャーが
「タオルをはずせ！そんなの野球を侮辱してるだろう！」
とおっしゃった。
試合中だし俺は集中していたので大して気にもしないでタオルをはずして打席に戻ったけど。

このキャッチャーはいつもこういう感じだから別にいいけどさ。
タオル巻いてた俺が悪いんだし。
でも、やっぱり言葉でしょ？
言葉で相手に気持ちを伝えるんだったら、その言葉の使い方一つで受け取り方も違ってくるんだから。

トピックスで県庁を訪れた高校球児に対して、「一回戦負けしてしまえ」と暴言を吐いた県議がいたというのを読んでふと思い出した。

バスを止めた場所に対して怒っていたようだけど、だからといって、批判に対して「負けてしまえと言った事は二の次だ」という考え方はおかしいだろう。
こういう人が、県議会議員だぜ？
選挙の時はペコペコ頭下げて、赤ちゃんにまで握手を求めて。
議員になったら(この議員は６期目らしいけど)俺様か。
議員とか、社長とかって、自分のエリアでの立ち位置が社会での立ち位置だと思い込むんだよなぁ。
俺はお前たちより上の立場なんだ、と。
そう感じる人が多い。

とにかく、最近は言葉を選べない人が多いんだ。
自分は棚にあげるけど。