70's Jazz-Funk~Stanley Clarke(#480)

2009年06月21日 | Jazz-Fusion
またJazz-FUNKネタです。
今回はスーパー・ベーシスト【Stanley Clarke】。今でこそVictor Wootenとか化け物のようなプレーヤーがゴロゴロいるが、彼は当時としては驚異のベーシストであったのだ。

彼をリアルタイムで聴いたのは『School Days』('76)であった。これもNHK-FMで聴いたと思われる。当時お小遣いが5,000円だった事を考えると、LP=2,500円はいかに高価な物であったかわかるだろう。そして今のようにTSUTAYAがあるわけじゃないし、レンタルレコードと言う商売が始まるのはこの五年以上後だ。私が住んでいたのは田舎だったから中古レコード屋も無い。月に一枚が限度であったので、年に12枚+お年玉で三枚~五枚、あとはエアチェックがほとんどだった。カセットテープはかなり処分してしまったが、まだ200~300本は残っている。ただ現在カセットを再生する機器が無いが...(失笑)


今回取り上げた『Silly Putty』だが、Stanleyの通算三枚目の【Journey To Love】の一曲目を飾っているミディアムテンポのFUNKナンバーである。Steve GaddのタイトなDrs.とStanleyのスラップベースが絶妙に絡む。彼の超絶早弾きも凄いが、グルーブも凄い。そのリズムの洪水みたいなビートにGeorge DukeのFunkyなClavinet & Prophet Ⅴが絶妙な味付けを、さらにHornsのキメがバシバシ、スパイスを効かせている。

ではyoutubeにあったので、聴いてみてね。

SILLY PUTTY / Stanley Clarke (Audio Only)


Liveバージョンを発見!それもSteve Gaddとの共演。このインタープレイはまぢでやばいっす!

Stanley Clarke / Steve Gadd - My Greatest Hits



やっぱGaddは凄いなああ!

実は二人共サインをいただいたことがありますが、Steve Gaddは小柄で身長が私とあまり変わらず170cm程度しか無い。それに比べStanleyときたら190cmぐらいはある長身であった。手も異常にでかくて、指の長さは尋常じゃなかった。

もう一丁!これは1976年の作品、【School Days】からFUNKナンバー『Hot Fun』のLiveバージョン。多分メンバーからして1977年か1978年のMontreux Jazz Fes.の映像。メンバーは推定だが、GuitarがRaymond Gomez、Drs.はGerry Brown、Keyb.はDavid Sancious、Hornsはこの後Stanleyのプロデュースでアルバムも発表している【Lips】のメンツであろう。スタジオ版ではStringsでやっているフレーズをHornsがやっていて、FUNK度アップしている!またこのイントロのRay GomezのFunkyさは最高!


Stanley Clarke - Hot Fun (Live at Montreux Jazz Festival)





またJazz寄りなFUNK行っちゃいますよ~!



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2 Comments

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ezeeさん (hidekichi)
2009-06-23 12:06:54
そうなんですよ、上手い人のFUNKはB級物とはまた違ったシャープさがあります。

両方好きだなあ(笑)!
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Unknown (ezee)
2009-06-22 18:06:15
アルバム単位でスタンリー・クラークを、がっつり聴いてませんでしたが、カッコええっすな~
実にシャープ! 上手い人のファンクはやっぱ気持ちいいです。
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