これぞ俳句の道しるべとなる小冊子だ!入門にも復習にも最適かなと。
0001 外にも出よ触るるばかりに春の月 中村汀女
とにでもよ ふるるばかりに はるのつき
0002 紺絣春月重く出でしかな 飯田龍太
こんがすり しゅんげつおもく いでしかな
0003 つきぬけて天上の紺曼珠沙華 山口誓子
つきぬけて てんじょうのこん まんじゅしゃげ
0004 青空の押し移りゐる紅葉かな 松藤夏山
あおぞらの おしうつりいる もみじかな
0005 雁よりも高きところを空といふ 今瀬剛一
かりよりも たかきところを そらという
0006 鶴の来るために大空あけて待つ 後藤比奈夫
つるのくるために おおぞらをあけてまつ
0007 白鳥や空には空の深轍 高野ムツオ
はくちょうや そらにはそらの ふかわだち
吉本氏がある新聞に連載したものをまとめたものの文庫本。単行本は2003年に刊行されている。
吉本氏の本は今では文庫本になってから読んでも遅くない。
本書は氏が現代詩について語った程度のもので、その入門書として読みやすい。
現代詩は一般的に難解と思われているが、氏の紹介するものは、いわゆる詩のほかに、短歌・俳句、果てはJ‐POP(中島みゆき・松任谷由美)も含まれ、その概念が広く個性的だ。
まちがっても「金井美恵子」が出てくる余地はない。
16日、2年生のあるクラスで、独楽まわしの大会?をしていましたので、お邪魔しました。みんな上手で箱の上にとばしてまわす子供もいました。
止まっているように見えますが、回転しながらガチンコです。
決まっています!
「日本のエッシャー」と称されたグラフィック・デザイナーの福田繁雄氏が11日に亡くなった。享年76歳。
ポスターから漫画までこなすデザイナーで、視覚に面白さ、楽しさをテーマにした表現で、世界に評価された我が国グラフィック界を牽引してきた方である。
謹んでご冥福を祈ります。
2年生が生活科で、昔の遊びについて、市のレクレーション協会の方々と勉強しました。
昔の少年少女(20世紀少年?か)の皆さんが、いきいきと子供たちに遊びのやり方を教えてくださいました。
ベーゴマ
こまわし
独楽まわし お手だま
こままわし
あやとり
おはじき
将棋あそび
ひも跳び
ベーゴマ
4年生とプラネタリウム(冬の部)の見学へ。今回は冬の星座についてが中心。みんな学芸員さんの質問に良く答えていました。
電車のなかで子供たちがしたがったことは、釣り輪につかまること。身長が伸び、すこしジャンプしたり、背伸びをしたりすれば指先がかかるようになったので、多くの子が挑戦したがった。これも大目に見たい通過儀礼である。混んでいればもちろん注意するのだが。
今日は「成人の日」だった。各地で成人式が行われた。そこで画像のような本がお祝いとしてでたところがあった。
『大人の常識』(東京法規出版)という本だ。これを配布した主催者の気持ちは痛いほどわかるが、とうの新成人は「今の大人に言われたくないよ!」と思っているだろう。
非常識な人は年齢に関係なく、どの世代にも同じような割合でいるものだから。
単に外見で判断しているから、このような本を厚顔無恥にも配布できるのだろうか?