美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

仲春賦27  紫木蓮

2008年04月17日 | 風流

  となりの八重桜と競うように咲く紫木蓮。この花をみればやはり鈴木真砂女を思いだす。

  彼女の辞世句のような

      戒名は真砂女でよろし紫木蓮

             を思い出すからだ。

 

 盛りを過ぎその花弁が一枚一枚はらりと落ちるさまは、真砂女の生様のようであるからか?

 午後から予報通りの雨、明日は一層激しいとの予想。木蓮の花も今日が見納めかな?