このブログは 中年おじさんの散策 の続編です。
20140513 東京中心北・ツツジ
東京都文京区本郷
東京大学本郷
古市公威像
古市公威(ふるいちこうい)は、幕末に姫路藩士の子として誕生し、開成学校(元は旧幕府学問所)を初めとして学業の道に進みました。20歳を過ぎて新政府派遣の海外留学生としてフランスに渡り、欧州の進んだ土木・工学を学んで帰国。内務省(建設省、国土交通省の前身)の技師として職務に就くかたわら、東大講師として教鞭を執りました。後に統合により東大工学部となる工科大学の初代学長に就任。日本の土木の技術・行政面の近代化に大きな足跡を残した。また日本初の工学博士でもあります。技師(土木工学技術者)は、技術・行政全般に通じ、兵ではなく将帥、指揮者でなければならない。将に将たる人であれ、と説いたことでも知られている。
銅像は、長年の業績を称えて製作され、1937年に建立。堀進二製作の像は、杖を持ちソファーに腰をかけた姿を描いており、穏やかな表情が印象的な像です。正門を入って左、工学部11号館横に置かれています。建立:1937年・堀進二作
東大構内にあるフレンチレストランで食事。カメリア、ランチコース1500円。
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