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そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

お気に入りの器を探しに♪ ~ 新十津川陶芸まつり

2011年06月23日 | 日記
全道各地の陶芸作品が大集合、「第17回新十津川陶芸まつり」が6月18・19日に開催されました。
かつて(明治時代)この土地にあった陶器会社が、新十津川の土を使った
「新十津川焼」を作っていたというのが由来。
今は、その時代の焼き物が骨董として僅かに出回っているそうです。

札幌や旭川を始め、全道から44の窯元が出店して個性的な器を並べています。
もう素敵な器がたくさん、じっくり見ていると時間がいくらあっても足りません。




地元新十津川町にも3つの窯元がありますが、これは「登り窯 屯田陶房」。
先代の清水省次さんが、この土地に登り窯を造ったのが始まりです。粉引きの器が良いですねぇ。




前に「空飛ぶくじら」でくじらシリーズの焼き物をご紹介した「陶房 大谷」。
くじらの絵柄も進化しているそうですよ。




他には「屯田陶房」で修行をされたという「青葉陶房」も。

新十津川の窯元の作品は物産館「くじら館」でも購入できるので、
今回は他の地域の窯元をのぞいてみることにします。
旭川の「青泥窯」のお皿に目が釘付け、笠間の土に登り窯から出る土灰を掛けているそう。
何ともいえない深い色合い、手に取ると意外に軽くて使いやすそう。
適度に深さもあるので汁気のあるものも大丈夫。
今回はメロンを盛ってみました。緑色も映えそうですね。




こちらはニセコ町の「ATELiER SiMASiMA」。器の形がお洒落~、絵がかわいい~。
オーブンフリーの黄色っぽい土ものと、白い磁器の2種類。
どっちも欲しいけど、今回は磁器の小さな角皿(6×10センチ)を購入、この形はなかなかありません。
薬味入れとしてやお醤油を入れたり、使い途はたくさんありそうです。
絵柄は、上から「グスベリー」、「ロングビーンズ」、「ラ・フランス」。

  


このポップな絵柄は、札幌の「しろくま陶遊舎」。
「のんべ猫のおつまみ小皿」シリーズも、一枚ずつ絵が違っていて 猫の表情とセリフが何とも面白い。






まだまだありますが、この辺で。
今回出品の皆さんは、これから今月の25・26日の「全十勝清水やきもの市」、
7月9・10日にJR江別駅前で開催される「えべつやきもの市」にも出品されますよ。
もちろん来年の「新十津川陶芸まつり」にも。
焼きもの好きな方は、是非のぞいてみてくださいね。

ここでは陶芸創作体験もでき、家族連れが陶芸にチャレンジしていました。
できた作品は、町の「文化伝習館」で焼きあげて郵送してくれるそうです。




会場には出店もたくさん出ていましたよ。
新十津川といえばこれも前にご紹介した「ヴルストよしだ」さん、
町の「農産物ブランド化推進室」など、皆さん頑張ってますね!






新十津川町観光協会(町役場内)
新十津川町字中央301-1
TEL 0125-76-2134


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