そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

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野菜のおいしさが凝縮 ~ 美唄「つむぎ屋」さんの干し野菜

2013年02月27日 | 空知の食
空知管内は野菜の一大産地、それはもうたくさんの安全でおいしい野菜が穫れるのです。
単一の種類が大量に生産されるというのももちろん強みではありますが、
一方で、珍しい野菜や同じ野菜でもいろんな品種がそろっているというのは
とっても魅力的ですよね。
でも今は冬場、いつもそんなに変わった野菜を入手できる訳ではありません。
そんな時に見つけたのがこれ! おなじみ美唄の「アンテナショップPiPa」
入り口に掲示されていた「本日のオススメ」、その中にあった「干し野菜」です。






最近は、保存性が良いうえに野菜の旨味が凝縮しておいしくなる
という「干し野菜」が、ちょっとしたブームになっています。
テレビや雑誌などでもよく取り上げられていますよね。
そこに着目したのが、美唄市内の農家の主婦の皆さんで作る「つむぎ屋」です。
昨年の春に発足、自分たちで育てた様々な野菜を活用した
「干し野菜」の製造、販売を開始しました。
いろんな野菜を乾燥して、使いやすい少量ずつのパックにしてありますよ。
価格はどれも200~300円。
大根、じゃがいも、ゴボウなどの定番野菜から、
コリンキーやズッキーニなどの最近の野菜まで、品揃えは豊富です。

  


今回は、8種類の大根が入った「干しだいこん」、
7種類のじゃがいものミックス「干しじゃがいも」、
それに「干しミニトマト」と黄色が鮮やかな
「干しコリンキー」の4種類をいただきました。
とってもカラフルできれいな色合い♪
こうして並べてみるとまるでお花畑のようですね。




「干しだいこん」のパックには、「白大根」、「黒大根」、
「味いちばん紫」、「赤大根もみじ」、「カザフ辛味大根」、
「紅くるり」、「紅心大根」「紅総太り」の8種類が入っていますが、
こんな大根ってご存じでしたか?
白・赤・紫・緑のパステルカラーが春らしいですね。




軽く水戻しして使いますが、大根の種類ごとに戻る時間が
ビミョーに違うのも面白いところ。
きれいな色を活かしてこのままサラダや漬物、
あえ物などにしても良いですし、甘酢漬けやピクルスにも最適。
酢に漬けると赤い色素が出てきて、全体がこんなに鮮やか色になりました。
干すことによって野菜の旨味がギュッと凝縮されているようで、
さらに歯ごたえも良くておいし~。




7種の「干しじゃがいも」は、白いおいものベースに、
黄色い「インカのめざめ」や紫色の「シャドークイーン」、
赤い「ノーザンルビー」なども入って美しい。
濃い鮮やかな色合いで、何だか果汁入りのゼリーみたいにも見えますね。
でもしっかり乾燥されていてカッチカチ。




これは塩茹でしてから干してあるので、
スープなどには戻さないでこのまま使えるそうですが、
やはりしっかり水戻ししてからの方が早く煮えると思います。
キャベツなどともにコンソメで煮込んでみると、
何ともカラフルでおいしいポトフになりました。
干すことによってやや粘りのようなものが出るせいか、煮くずれもしにくいようです。
「干しじゃがいも」、今後はより使いやすいように
単品のじゃがいもでパックにしていく予定だそうです。




コリンキーは生でも食べられるカボチャの仲間、
サクサクした食感が特徴のお野菜です。
薄切りになった「干しコリンキー」を、お水でよく戻してから炒め物に。
下味を付けた豚肉やブロッコリー(固めに茹でたもの)、
菜の花などとともにサッと炒めてから中華スープを加え、
水溶き片栗粉でトロミをつけたら出来上がりです。

  


コリンキーは生のものと遜色ない味わい、残りはお味噌汁に入れました。




この「干しミニトマト」は、かなりしっかりと乾燥されています。
お水でよく戻してから、ニンニクや赤トウガラシ、
お塩を加えたオリーブオイルに漬け込んでマリネにしてみました。
軽く焼いてからニンニクの切り口をこすりつけて香りを移したバケットに、
クリームチーズなどと一緒に乗せて黒コショウを挽けば、
簡単「ブルスケッタ」の出来上がり。ワインのお供にいかがでしょう。

  


商品の棚の下に、野菜の種類を書いた紙が貼ってありましたが、
これに記載されていないものも随分と並んでいます。
メニュー表の記載も間に合わないくらい、どんどん品数が増えているのだそうです。
やっぱり主婦の皆さんはエネルギッシュだなぁ。




「つむぎ屋」さんの「干し野菜」は、
JAコープ美唄本店でも購入することができますよ。
新鮮な地物の野菜たちが出回るのはもう少し先のこと。
春を待ちわびるこんな季節には特に、
手軽に使えておいしい「干し野菜」が便利ですね。


冬の夜を彩るわずか3時間の灯火 ~ 第11回たきかわ紙袋ランターンフェスティバル

2013年02月25日 | 日記
「たきかわ紙袋ランターンフェスティバル」
切込み模様や絵などで装飾した紙袋に灯りを点し、
滝川駅前から商店街にかけて飾っていくという、
たった一日だけの、しかも3時間で終わってしまうフェスティバルです。
開催を呼びかけたのは、滝川市出身の彫刻家で、
多摩美術大学の五十嵐威暢学長、今年で11回目を迎えます。
最初はわずか3千個だったランターンは回を重ねる毎に数が増え、
今年は約1万4千個の紙袋ランターンが滝川の街中を彩りました。








このランターンは、市民の皆さんが思い思いに作ったもの。
作り方は簡単で、用意するのはクラフトの紙袋2枚、片方の紙袋に切込みを入れたり
絵を描いたり、セロファンを貼ったりして、もう一枚の紙袋に重ねます。
当日袋の中に雪を入れ、そこにロウソクを立てて出来上がり。
ちなみに袋の中はこんな感じです。




小さな子どもでも、身体の不自由な方でも、お年寄りでも、
自宅でランターンを作ることなら誰でも出来ます。
街中まで出てこられないなら自宅の前に飾ったっていいんです。
市内には駅前のアーケード街の他にも、
幼稚園や市役所などあちらこちらに会場が広がっています。
こちらは願成寺・滝川幼稚園会場。
雪山に登って会場全体が見渡せるようになっています。
素晴らしい眺め!




こちらはお店のウィンドウの中に設置されたランタン、
凝ってますね。




滝川市応援大使を務める日本ハムファイターズの
斎藤佑樹選手と乾真大選手のサイン入りランターンも。




おひな様のように団飾りになっている場所や、こんなユニークなランタンもありましたよ。






提唱者の五十嵐先生は、このイベントを、一部の人が頑張ってランターンを制作し、
それを第三者が鑑賞するというものではなく、幼稚園児からお年寄りまで、
普通の人々が世代も性別も技術も経験も乗り越えて、誰もが楽しみとして
ランターンをつくり、そのランターンが街の風景を楽しく美しく一変させる、
その感動をみんなが共有できるものにしたい、とおっしゃっています
11回目にしてその思いは見事に花開いているような気がします。

このランターンフェスティバル、まだまだ盛り上がっていきそうな予感、
それに伴って訪れる人もどんどん増えてくることでしょう。
この素晴らしい取組を多くの方々に知っていただきたいと思うと同時に、
人混みで身動きが取れないほどのイベントにはなって欲しくないなぁと思うのは、
私だけでしょうか。
しっとりとした幻想的な雰囲気を残しつつ、
末永く市民の皆さんに愛される取組になりますように。


たきかわ紙袋ランターンフェスティバル事務局
(NPO法人アートチャレンジ滝川)
滝川市栄町2-8-9
TEL 0125-22-7337

エゾシカ肉で「コンビーフ」? ~ 新十津川「ヴルストよしだ」

2013年02月22日 | 空知の食
新十津川町にある手作りハム・ソーセージの店「ヴルストよしだ」
素材にこだわって作られたドイツ風のハム・ソーセージ類は、
本格的な味わいで本当においしく、最近は東京や札幌のデパートの催事に引っ張りだこ、
管内のイベントなどにも積極的に出展しています。




オーナーの吉田さんはとっても研究熱心、
いつも新しい製品に思いを馳せながらチャレンジを続けています。
その吉田さんが、2年間構想を温めてきたエゾシカ肉の新製品があるそうです。
これまでも、グリーンペッパーを効かせた「エゾ鹿狩人のソーセージ」や
「エゾ鹿ジャーキー」など、エゾシカを使った商品はいくつかありましたが、
さてさて今度はどんな商品を開発したんでしょう。

  


「わかりやすく言うとエゾシカのコンビーフです」と吉田さん。
そもそも「コンビーフ」というのは「コーンド・ビーフ(塩漬け牛肉)」のことですが、
それをいつでも食べることができるように缶詰にしたものが一般的。
鍵のようなネジのような道具で、くるくると巻き取って開けていくのですが、
これがけっこう難しくてよく失敗していました。
最近では、懐かしい台形の形はそのままに、開けやすいプラスティックの容器に入ったものも。
やっぱり失敗していたのは私だけじゃなかったんだ…。




その細かな牛肉の繊維の間を埋めているのは白く固まった脂。
そのまま食べても炒め物などに使ってもおいしいけれど、ちょっぴり脂が気になりますね。




「ヴルストよしだ」では、これとはまったく違ったタイプのコンビーフを製造、
昨年から販売を開始していました。素材にもこだわった「和牛コンビーフ」です。
牛脂の代わりにお肉の繊維の間をつないでいるのは主にゼラチン質。
舌に触る脂も殆どなくて、滑らかな口溶けでおいしいんです。
スパイスは控えめでまろやかなお味、ほどよい塩分でお肉の旨味が凝縮しています。
ほぐしてサンドウィッチなどに入れても良し、
角切りにしてそのままいただいても良し。
おいしくて、いったん食べ出すと止まらなくなります。

  


で、この和牛をエゾシカ肉に変えて作ったのが
今回の新製品「エゾシカ肉のゼリー寄せ」だそうです。
これまでほとんど使われていなかった肩の肉を
1週間ほど塩と香辛料で漬け込んでから煮込み、
細かく砕いてゼリーで固めることでコンビーフのような食感に仕上げました。
脂身を使っていないので女性にもうれしいヘルシーな商品になりましたよ。




アップで見てみると、本当に脂分がないですね。
比較的大きなゼラチン質のスジのような部分があったので、拡大してみましたよ。
プルプルと適度に歯ごたえもあって、牛スジ(鹿スジ?)好きにはたまりません。




この「エゾシカ肉のゼリー寄せ」、去る2月15日に開催された
「2013食クラ・フェスタ」で初めてお披露目されました。

  




薄く輪切りにしたものをドイツ風パンの上に乗せて提供されていましたが、
エゾシカ特有の臭みも全く感じられず、ワインや日本酒にも相性抜群と、
来場者からもとっても好評でしたよ。

  


「ブルストよしだ」は、現在総合振興局が取り組む「空知肉三昧プロジェクト」にも、
空知のおいしい肉製品のお店として参加しています。
新十津川の店舗には、合鴨のレバーパテや、地元産椎茸を練り込んだリヨナーなど、
吉田さんが工夫と研究を重ねたおいしい商品がずらりと並んでいますよ。
皆さん、是非お店の方にも足を運んでみてくださいね。




ところで、取りあえず「エゾシカ肉のゼリー寄せ」と呼んでいるこの商品、
何かもっと良い名前がないかと思案中だそうです。
え~と、鹿だから「ディア・○○」?
それとも鹿肉はベニソンだから「ベニソン・○○」? みたいな。
どなたか商品イメージにピッタリの良い名前が浮かんだら教えてあげてくださいね。


ヴルストよしだ
新十津川町字中央6-99
TEL 0125-72-2525
10:00~19:00/月休

地元「空知の地酒」を知る ~ 「プティ・ラパン」×「KONDOヴィンヤード」

2013年02月20日 | 空知のワイン
滝川市内にあるフレンチをベースにした欧風料理のお店「プティ・ラパン」
このブログでも何回かご紹介をしてきましたが、
若きシェフの老田さんは、地元産・北海道産の食材にこだわった
とってもレベルの高いおいしいお料理を提供してくださるのです。

  


その「プティ・ラパン」からこんなご案内が届きました。
空知には、たくさんのワイナリーやヴィンヤード、そして日本酒の蔵元があります。
そんな空知のお酒とフレンチを楽しむ集い「ヴァン・ド・ソラチ ~ そらちの地酒」
第1回目は、昨年から本格的に自前のワインの販売を開始した
「KONDOヴィンヤード」の近藤良介さんをお招きしてお話を伺うとのこと。
これは是非とも行かなくては!




近藤さんは、2010年から三笠の「タプ・コプ農場」と
岩見沢市栗沢地区の「モセウシ農場」の、
健康で快適な環境で育てられたぶどうをメインにして、
札幌市南区にある「さっぽろ藤野ワイナリー」の醸造施設を借りて醸造しています。
(2012産からは岩見沢の「10Rワイナリー」で醸造)
醸造法はぶどうを天然酵母で発酵させて無濾過で瓶詰めにするという
ごく自然に近いやり方で、本当に少量のワインを製造しているのです。
すでに近藤さんのワインは殆どが完売、もう一般では入手することが困難ですが、
今回は滝川市にある酒販店「小林酒店」さんのご協力でこの会が実現しました。
とっても楽しみです。




まず最初のワインはスパークリングの「タプ・コプ ペティアン 2011」
66本しか作られなかったというレアものワインですが、
それもそのはず、2011年は三笠のタプ・コプ農場のぶどうが
スズメバチにやられてしまったため、全滅する前に急遽
赤ワインになるはずのピノ・ノワールを早摘みして
スパークリングに仕込んだそうです。
スズメバチのお好みは、まず黒いブドウ、
そして糖度の高いものだそうで、ハチもなかなかワイン通ですね。
早詰みで酸が充分に落ちる前に収穫しているため、
ワイン自体の味わいもかなり酸が強く感じられます。
色合いは濃いめの黄金色、若干ハチミツのような香りもあって、
口に含むとリンゴのような香りやほのかな苦みも感じられます。
スパークリングとしては濃厚な仕上がりになっているようです。

  


この強めの酸味が、エシャロットとワインビネガーを添えた
「厚岸産生ガキ」に合わせると、ウソのようにまろやかになるのが不思議なところ。




生ガキの他には、プティ・ラパンの看板メニューでもある「道内産SPF豚のリエット」、
フワっとした食感で柔らかい「道内産リ・ド・ヴォー(仔牛の胸腺肉)のポワレ」。
これに、滝川江部乙産のニンジンと山イモのピュレが添えられています。
どれも素材のおいしさを最大限に引き出した絶品のお料理。
このお料理がまた次のワインも引き立ててくれます。

2番目のワインは「タプ・コプ ブラン 2011」
これも324本しか生産されなかった希少なワインです。
三笠タプ・コプ農場のソーヴィニヨン・ブラン100%、
天然酵母により発酵させた無濾過・無補糖の自然派ワイン。
ビンの中で発酵させているためにワインのエッジには気泡、
また無濾過のためか薄く濁ったような仕上がりになっています。
近藤さんがおっしゃるには、澱(おり)も味のうち!だそう。
ソーヴィニヨン・ブラン特有のハーブっぽい香りはしませんが、
これもややハチミツのような香りで、甘みやほのかな苦みも感じられます。
「SPF豚のリエット」や「リ・ド・ヴォーのポワレ」などのお料理に良く合います。
このワインは、開けたてよりも2~3日おいたほうが厚みも増しておいしくなるそうですよ。

  


お次のお料理は、「羽幌産真かすべのほっぺの白ワイン蒸し」と
「函館産ヤリイカと標津産ホタテのポワレ」。
添えてある十勝産ユリネと江部乙産ポロネギのソテーがトロリとして甘い。




これに合わせるのは、近藤さんが醸造に関わっている「さっぽろ藤野ワイナリー」の
「セパージュ ケルナー 2011」「セパージュ シャルドネ 2010」
これは二つとも市場ではもう完売しているワインです。

  


「ケルナー 2011」は、余市の農場で貴腐になりかかったブドウから作られたもの。
フルーティーで華やかな香りがします。酸は少なめでバランスの良いワインです。
一般的なケルナーで作られたワインとはまた違った味わいですが、
これがヤリイカやホタテのポワレに良く合います
「シャルドネ 2010」は乙部の富岡農場産シャルドネ100%で、
天候に恵まれて良く熟したブドウから作られています。
3ヶ月の樽熟を経て、色合いは濃いめの黄色でややトロっとした飲み口です。
甘いユリネとポロネギのソテーにもピッタリ。

次は「湧別産牛バラ肉とビーツの赤ワイン煮込み」と、
これも「湧別産牛カイノミのロティ」がサービスされました。
添えられた「ジャガイモのミルフィーユ」には、
根セロリの香りがしのばせてあってとても美味。
「牛カイノミ」は初めて食べましたが、とても柔らかくて繊細な脂が含まれているようなお肉。
「牛バラ肉の赤ワイン煮込み」ともども、これには是非とも赤ワインが欲しいですね。




ということで、これに合わせるワインは「メルロー 2011」
142本だけ生産されたワインで、ラベルには何故か「ブタ」。
色はメルローにしては薄め、グラスに注ぐとこれも微発泡しています。
酸は強めでやや独特の香りがしますが、この香りは発酵の過程で出る還元香だそうです。
しばらく時間をおくか、グラスを回転させてよくスワリングしていると薄くなってきます。
そこで、牛肉の脂分を流すようにしながらいただくと、どちらもおいしい!

  


さて、おいしいワインとお料理ももう最後のデザートになりました。
デザートは、フランスはボルドー地域の焼き菓子「カヌレ」、
これは「プティ・ラパン」のお得意の一品でもあります。
外側はカリっと香ばしく、中はしっとり。
軽やかなアングレーズソースと大粒のイチゴが添えられていて、
何とも言えないおいしさです。
合わせるデザートワインは、「さっぽろ藤野ワイナリー」の
「キャンベル サン・スーフル 2012」
余市の登地区のブドウから作られています。
グラスから溢れるようなキャンベルブドウの香り、
飲む前にはこれはかなり甘口のワインかなと思いましたが、
味わいは意外にすっきりと辛口。デザートのおいしさを引き立てていました。

  


デザートまでいただいて今日のコースは終わりですが、
まだまだ皆さん余韻がさめやらぬ様子。
残ったワインなどをいただきながら、
近藤さんや老田シェフにお食事の間に聞けなかったことをお聞きしたりしていました。
本当にお名残惜しいですが、もう帰らなくてはなりません。
それではまたの機会を楽しみに。

さて、これからの“地元「空知の地酒」を知る”シリーズですが、
そろそろ雪解けが始まってくるとワイン醸造家は大忙しになってきます。
なかなか時間を取ってもらうのも厳しそうで、次回のセレクトは悩ましいところ。
そこで、冬の間はとっても忙しくて春になると暇になってくる醸造家といえば?
そう、あの人ですね。皆さん、もうおわかりでしょうか?
もしかすると、フレンチと日本酒の意外なマリアージュが実現するかもしれませんよ。
「プティ・ラパン」の“地元「空知の地酒」を知る”、
この新しい試みからはもう眼が離せませんね。


プティ・ラパン
滝川市本町2丁目2-5
TEL 0125-23-1477
11:00~14:00/17:30~21:00
定休:日曜、第1・第2月曜


いちごの甘い香りに春の気配 ~ 「北菓楼」砂川本店

2013年02月15日 | 空知の食
砂川といえば有名なのが「砂川スイートロード」
たくさんの個性的なお菓子屋さんやパン屋さんなどが、
国道12号線を中心にして集まっています。
ナカヤの「アップルパイ」、ほんだの「林檎ロマン」、
岩瀬牧場の「イタリアン・ジェラート」、…。
ところで「スイート」という言葉には、「甘い」という意味の他にも「心地よい」、
「うれしい」さらには「美しい」という意味さえもあるのだそう。
確かに、ふんわりと甘いお菓子たちは、私たちをとっても幸せで優しい気持ちにしてくれますね。

さて、この「砂川スイートロード」の中でも中心的な存在
になっているのはやっぱり「北菓楼(きたかろう)」
今や、新千歳空港や札幌市内のデパートにも必ず店舗があって、
お土産などを買い求めるお客さんでいつも賑わっています。




その「北菓楼」のお菓子の中でも人気ナンバー1なのは、
北海道の海の幸の風味を活かした「北海道開拓おかき」。
えりも昆布味、標津秋鮭味、松前イカ味、枝幸帆立味、
増毛甘エビ味、野付産北海シマエビ味の6種類。
モチ米や塩も北海道産にこだわって丁寧に作られています。
これをいったん食べ出すと、おいしくて止まらなくなってしまいますよね。

  


人気ナンバー2は、ふんわりしっとりのバウムクーヘン「妖精の森」。
ふわっとほどけるような口溶けでしっとり、そして爽やかな甘さが広がります。
これも北海道の最高の食材から生まれた「日本一のしっとりクーヘン」なのだそうです。




最近はシュークリームも大人気。
中でも「ちぎりシュー」、手でちぎって食べるという
「ビスコット」はモッチリした皮がユニークですね。
この他にも人気の商品がたくさん販売されています。




さて、ここまでは道内の各店舗でも購入することが出来ますが、
今日は地元砂川でしか入手できないという商品を求めて、
国道12号線沿いにある砂川本店にやって来ました。
駐車場は車でいっぱい、何だかすごい人ですね。




明るい店内に漂う甘~い香り、たくさんのお菓子が並んでいます。
おなじみの商品はもちろん、ケーキ類など生クリームを使ったお菓子など
ここでしか販売されていない商品がいっぱいです。もう目移りしてしまいます。

さらに砂川本店では、季節ごとに期間限定商品が売り出されますが、
今日は2月8日から4日間開催されている「いちご祭」の最終日、ラッキーです。
かわいい真っ赤ないちごを見ると、何だか春の気配が感じられて気持ちがウキウキしてしまいます♪

  


ショウケースには、いちごを使ったケーキ類がずらり。




ホールものでは、「あまおうロール」、「たっぷりいちごのしっとりショコラ」、
「ベリーベリータルト」、「いちごシフォン」。
中でも「あまおうロール」は、もうあと残りわずか!
地域限定、期間限定、限定何個…、とにかく「限定」という言葉に弱い私、
さっそく「あまおうロール」お買い上げ。
でも、このフランボワーズクリームといちごの
「ベリーベリータルト」もおいしそう、これも追加します。




こちらにも限定商品、まるごといちごの入った「いちごおはぎ」に
「まるごといちごの桜餅」、「ちょこかけおかき(いちご)」などの和菓子類が並んでいます。
ひな祭りが待ち遠しい今の気分はやっぱり「桜餅」、これもくださ~い。
もう誰か私を止めて~。




う~、こんなに買ってしまってどうしよう…、おまけに生菓子だし。
まあ、ここはご近所にお裾分けするということにして、
取りあえずお腹が空きました。
気を取り直して店舗内のカフェに行きましょう。
お昼近くだったので名簿に名前を書いて順番待ち、待つこと20分ほど、やっと入れました。

  


パスタやカレー、デザートなどたくさんあるメニューの中から、
オムライスをオーダーしました。
卵は砂川産の自然有精卵、堅めと半熟が選べるそうなので半熟をお願いしました。
ほどなくして出てきた「オムトロ」の中には、
角切りの道産牛肉とキノコがたっぷり入ったお醤油で味付けしたライス。
ドミグラスソースが入っているかのような仕上がりで、これは大人のオムライス、おいしー。

  


せっかくですから、デザートにソフトクリームも食べなくっちゃ。
今の季節限定の「いちごのソフトクリーム」、
カップに山盛りになってきましたがかなりの高さがあります。
ほのかなピンク色で、甘酸っぱいいちごの香りがいっぱい、あ~幸せ。




すっかりお腹も満足して帰途についたはずですが、
お家に帰る頃には別腹がしっかりと空いています。
え~い、さっき買った「あまおうロール」も食べちゃえ。
優しい甘さで大粒のいちごがおいしいケーキです。




こうなったら、お煎茶を入れて「まるごといちごの桜餅」もいただいてしまいます。
これもあっさり爽やかな味わいの和菓子です。
さすがに「ベリーベリータルト」までは思いとどまりましたが、
あ~、もう明日からダイエットです。




砂川本店の限定商品、「いちご祭」はこの日までで、
12日からは定番のショートケーキ類やチーズケーキなどが並びますが、
また「ひな祭り」のころには期間限定商品が売り出されるそうですよ。
きっとまた春を告げるいちごのお菓子もありそうな予感、
これは絶対ホームページを要チェックですね。



「北菓楼」 砂川本店
砂川市西1条北19丁目2番1号
TEL 0125-53-1515
9:00~19:00/元旦休