そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

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SORACHI WINERY BOOK 

2012年03月30日 | 空知のワイン
北海道教育大学岩見沢キャンパス
音楽・美術・芸術文化の3コースを有する芸術課程と
専門的スポーツ指導者などを育成するスポーツ教育課程を持つ
芸術とスポーツの北の拠点です。

この芸術課程美術コースの学生さん達との協働プロジェクトととして、
空知のワインをテーマにしたポスターを作成したことは
以前のブログでもお知らせしましたよね。

その第二弾として、管内のワイナリーとヴィンヤードを紹介する
「SORACHI WINERY BOOK」が完成しました。




A5判12頁、表紙はポスターのデザインを生かし、
管内9つのワイナリーとヴィンヤードについて、
ワイナリー設立の経緯や醸造の考え方、こだわりのワイン、
ピックアップ情報など、それぞれ1頁で紹介しています。
ワイナリーに足を運んでいただく際のアクセスマップも。




制作してくれた学生さん達によると、
それぞれのワイナリーの特徴が表現されるように、
また、全体が単調なイメージにならないように気を配ったとのこと。
これはTAKIZAWAヴィンヤードさんのページですが、
あえて畑の写真は使わずにワインの写真を大きく使って、
レイアウトに変化を持たせたそうです。




裏表紙は「WINERY ROUTE MAP」、
ワイン色の背景にワイナリーとヴィンヤードが星の形で記されていて、
何だか夜空に浮かぶ星座のようですね。




先日、制作に関わってくれた美術コース3年の大内さんと廣瀬さん、
卒業生で編集の管理をしてくださった金子さん、
指導に当たってくださった映像研究室の伊藤隆介教授が、
総合振興局に来てくださいました。
空知でワインが造られていることは知っていたけれど、
こんなにたくさんのワイナリーがあることや、
多彩なワインがあることは初めて知ったのだそう。
今回のプロジェクトが、彼女たちがより深く地域を知ることに繋がり、
将来に向けて少しでもキャリアとして生かされていくのなら、
とてもうれしいことです。
皆さん、本当にありがとうございました。




このパンフレットは1万部作成し、
管内のワイナリー・ヴィンヤードはもちろん、ワインの販売店やレストラン、
観光情報コーナーなど、幅広く配付する予定です。
空知産のワインを知っていただくとともに、
空知という地域をPRするツールとしても、
どんどん活用していきたいと思います。


空知総合振興局地域政策部(特定課題)
TEL 0126-20-0147

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  E-mail:sorachi.chisei1@pref.hokkaido.lg.jp

野菜がたっぷりの「広東メン」 ~ 岩見沢「仙龍」

2012年03月27日 | 空知の食
すっかり春めいてきましたが、突然に吹雪いたりしてなかなか気が抜けません。
まだまだ、熱々メニューが恋しいこの頃ですね。
さて岩見沢の「仙龍」は、老舗のラーメン屋さんで超人気店です。
お昼時を外してきましたが、駐車場は車でいっぱい。
一台が出たところで、やっと停まれました。




明るい店内には、4人掛けのテーブルが4つと、5人掛けのカウンターが2台。
ピークを過ぎてもまだこんな感じです。




ここの一番人気は「広東メン」(900円)。
醤油味のラーメンの上に塩味で熱々のあんがトロ~リ。
あんは、海老、豚肉、白菜、タケノコ、ニンジン、
タマネギ、ピーマン、キクラゲ、シイタケと具だくさん、
てっぺんにはゆで卵のトッピングも。
トロトロのあんの中で野菜がシャキッと存在感を主張していて
とってもおいしい、クセになります。
また、醤油味のスープと塩味のあん、食べているうちに2つが混ざり合って、
都合3種類の味が楽しめますよ。でも、潔く「塩」という方のために、
メニューには載っていませんが「塩広東」というのもあるようです。




この「広東メン」、最後まで熱々でいただけますが猫舌さんにはちと辛い。
そういう方は、是非この「タンメン」(800円)をお試しください。
トンコツと鶏ガラ、野菜などからとった透明でコクのある塩味スープに、
これも炒めた野菜類がどっさり。白菜、ピーマン、モヤシ、ニンジン、
タマネギ、タケノコ、キクラゲ、シイタケに豚肉、
一日分の野菜がこの一杯で充分という感じです。
野菜それぞれが絶妙な火の通り具合で、特に白菜やモヤシ、
キクラゲのシャキシャキした歯ごたえが最高♪




どれもボリューム一杯ですが、まだいける!という方のためには、
こんな「半チャーハン」(350円)はいかがでしょう。
チャーシュー、卵のほかに、ピーマン、タマネギ、ニンジンなども入って、
これも野菜たっぷりのヘルシーメニューです。
普通の「チャーハン」(700円)と「半ラーメン」(400円)という組み合わせも良いですね。




この他にも、ラーメン類、ヤキソバ、ご飯もの、餃子などなど豊富に揃っていますよ。
まだまだ底冷えのするこの季節、「仙龍」さんで熱々のメニューを是非どうぞ。


仙龍
岩見沢市7条西21丁目2-3
TEL 0126-25-0128
11:00~16:00/17:00~20:00
月曜定休


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しあわせのパン ~ 月形町「萌木」

2012年03月22日 | 空知の食
洞爺湖畔にある「月浦」、そこに東京から移り住んで
「カフェ・マーニ」という小さなパンカフェを営んでいる夫婦と、
そこを訪れる人々が織りなすお話「しあわせのパン」。
月浦の美しい風景、温かなパンと珈琲の香り、
心のこもったおいしい料理が訪れる人の心を癒して幸せにしていく、
そしてそのお客さんの幸せがオーナー夫妻にも幸せをもたらしていくというストーリーで、
大泉洋さんと原田知世さんの主演で映画化され今年の1月末から
公開されていますので、ご覧になった方も多いと思います。




小説版の最後に「月とマーニ」という小さな青い絵本が付いています。
その中で、いつも自転車のカゴに月を乗せて東の空から西の空に走る
少年マーニが、太陽を嫌がる月に、「大切なのは、君が照らされていて、
君が照らしている、ということなんだよ」と語りかける、その言葉が心に残りました。
また、小説全体に流れているどこか「もの悲しさ」のようなもの、
生きることの悲しみが、まるでスパイスのように生きる喜びを際立たせて、
読む人にしみじみとした感動を与えてくれます。

  


さて今回は、「月浦」ならぬ「月形」にあるパン屋さん「萌木(もえぎ)」のお話です。
社会福祉法人「札親会(さつおやかい)」が経営する「萌木」のパンは、
北海道産の小麦や月形産の地鶏の卵を使うなど素材にこだわって、一つ一つが手作りです。
こちらは萌木のパンを販売している「カフェ萌木」、街中の道銀さんの隣にありますよ。




たくさんの種類のパンが販売されていますが、
季節限定の商品もあってパンを通じて四季を感じることができるのも魅力です。




こちらは、今の季節限定の「うぐいすあんぱん」と「さくらあんぱん」(各110円)。
春を感じさせてくれる「あんぱん」たち、熱々のほうじ茶と一緒にいかがでしょう?




店内には喫茶コーナーもあって、ここで買ったパンをいただくこともできます。
ホットコーヒー(ストロング)をオーダーして、オーブントースターで温めてくれた
「月見ベーコンパン」(150円)と一緒にいただきま~す。
新鮮で味の濃い卵がまるまる1個入ってボリュームいっぱい♪
この卵は「札親会」が経営する「昭栄の里」で生産された
地鶏の有精卵「ゆめたまご」、店内でも販売しています。






そうこうしているうちに、お店にはひっきりなしにお客さんが来て、
本当に楽しそうにパンを選んでいます。
お店の方によると、人気なのは「アップルパイ」(120円)、「角食」(260円)、
「ミニクロワッサン」(一袋180円)などなど。
のんびりコーヒーを飲んでいるうちに、「アップルパイ」が売り切れてしまいました。
ゲットしておいて良かった…。この「アップルパイ」は、誰にでもおいしく
食べていただけるように、シナモンを入れない優しい味なのだそうです。
そうかぁ、スパイス苦手な人って結構いるんですね。
自分はどちらかというと、何にでもスパイス入れ過ぎ系なので、ちょっと反省です。




食パンは、道産小麦の「はるゆたか」を使用した「角食」(260円)と、
それにかぼちゃをたっぷり練り込んだ「かぼちゃの食ぱん」(270円)、
もう一つは希少な月形産小麦「春よ恋」を使った「まんまる食ぱん」(260円)の3種類。
「はるゆたか」の「角食」は、しっとりとして絹のような滑らかさ、
きれいな水分をいっぱいに抱き込んでいるような感じがします。
トーストにしてみるとこの通り。しっとり、ふわっふわ、ついでにバターがジュワッ。




一方、「まんまる食ぱん」に使っている「春よ恋」という小麦はグルテンの含有量が少ないそうで、
フランスパンのようなザクッとした軽~い焼き上がり。
こちらには、バターよりもオリーブオイルをつけていただく方が良い感じ。




かつて札幌のパン屋さんで働いていたという若きパン職人の
與那嶺(よなみね)さんによると「ここの水は札幌とは全然違う」とのこと。
これを単にPH(ペーハー)などの違いと言ってしまっては身もフタもありませんが、
ここの水はいわば月形の森の精霊からいただいた水、
この水が小麦の中に閉じこめられているんですね。
「森の精霊のしずくを閉じこめたパン」って、何だかとても素敵な響きだと思いませんか?




札幌のお店では、忙しすぎてパンを買ってくれるお客さんとの対話が
なくなってしまったという與那嶺さん、
3年前からここ月形に来ておいしいパンを焼いています。
與那嶺さんは、「石狩月形駅」の裏に最近増設されたパン工房「べーカリー萌木」のほうで
パンを製造しながら、併設の店舗で接客もしています。
昨年からは札幌の製菓学校を卒業した女性が2人パン職人として加わり、
こちらの工房では全部で10名のスタッフが一緒に働いています。
この月形の美しい自然の中で、これからもおいしいパンを焼き続けていただきたいですね。

最後に、小説の中の「カフェ・マーニ」に届いたお客さんからの手紙、その一文をご紹介しましょう。
「あそこには、自分たちの信じることを、心を込めてやっていく、
そんな地に足の着いた人間らしい暮らしが、ありました。カンパニオ、仲間と一緒に。
それにこそ、しあわせがあるような気がいたします。」


カフェ萌木
月形町1069番地21
TEL 0126-53-3241
10:00~17:00/土日祝休

ベーカリー萌木
月形町1048番地
TEL 0126-53-3181
11:00~18:00/土日祝休


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あの「キタノカオリ」で、ピッツァを焼いてみた♪

2012年03月16日 | 空知の食
先にご紹介した地域限定の小麦「キタノカオリ」は、製パンには最適な品種。
これで食パンを焼いてみると、皮はパリッと香ばしく、
中身はしっとりもっちり香り豊かに焼き上がります。
せっかくの美味しい小麦ですから、これを使ってピッツァを焼いてみましょう。




いつもピザ生地用には、クラストをパリッとさせるために、
強力粉と薄力粉をブレンドするかフランスパン用の準強力粉を使っていましたが、
今回は強力粉「キタノカオリ」のストレート使い。
「キタノカオリ」は保水率が高いので水の量は気持ち多め、
これにお塩とイーストを溶かしてオリーブオイルも加えて発酵・熟成。
「キタノカオリ」特有のクリーム色がかった生地が出来上がりました。
後でやり方をご紹介しますが、オーブンではなくてフライパンで焼くので、
一枚分の生地を手で薄~く伸ばしてフライパンの底に貼り付けます。




上にはあの南幌産「キャベツキムチ」をたっぷり、
ピザ用のシュレッドチーズもたっぷり、こんがりと焼きあげます。
底の部分はこんがりパリッと香ばしく、やや厚めになった耳の部分はモッチリ、
これはまさに韓流のナポリピッツァ?




キムチとチーズってホントに良く合いますね~。
これに韓国海苔を乗せていただくと、より一層美味しい。
韓国海苔じゃなくても普通の浅草海苔(写真)でOKですが、
この場合は好みでゴマ油を数滴たらすと、香りが良くて美味しいですよ。




もう一つ、バジルソース(ジェノベーゼソース)を使ったものも作ってみましょう。
今回は、道の駅「ハウスヤルビ」で購入した奈井江の江口農園さんのものを使いました。
普通バジルソースは、パルメザンチーズや松の実などのナッツ類も入って濃厚な味わいですが、
これは新鮮なバジル、ニンニク、オリーブオイルにお塩だけというシンプルなもので、さっぱりとした味わい。




薄く伸ばした生地にバジルソースをたっぷり塗って、
トッピングはオーソドックスにベーコンとタマネギ。
その上にチーズをのせて焼きあげます。
焼き上がりを頬張ってみると、クラストはザクッ、カリッ、モチッ、
香り高いバジルソースにチーズがトロ~リ。あ~、おいしい♪




ホントに「キタノカオリ」で作ったクラストは、
簡単にとっても美味しく出来上がりました。
いったい今までのは何だったんだぁ、という感じ。
皆さんも是非是非お試しくださいね。
「キタノカオリ」は、岩見沢市内のAコープ5店舗と三笠のAコープ、
札幌ではJR札幌駅北口の「どさんこプラザ」、
北広島のホクレン「くるるの杜」などで販売されています。

ところで、皆さんお家でピザを焼くときはどうしてますか?
オーブンで焼くとかなり時間がかかりますよね。
家族が多い場合には一枚焼いてもアッという間になくなってしまうし、
次の焼き上がりまでには時間がかかりすぎ。
ということで、短時間で焼きあがる方法をご紹介しましょう。
まず、大きな厚手のテフロン加工のフライパンの底に生地を手で伸ばして敷き詰めます。
生地にオリーブオイルが入っているので油は引きませんよ。
ソースやトッピングを乗せてフタをして、強火で1~2分フライパンを熱します。
そこから弱火にして8分、火を止めてから1分蒸らして出来上がりっ。
10分たらずで焼き上がります。さすがに表面に焦げ目はつきませんが、充分美味しく出来上がります。




お家のフライパンの厚さや大きさ、調理台などにもよっても違いますから、
底の焦げ目やチーズの溶け具合などを確認しながら、火加減や時間を調整してくださいね。
たくさん作りたい時には、二つのフライパンを使って時間差で作っていくと
どんどんピッツァが焼き上がりますが、
二枚目以降はフライパンが熱くなっているので火傷には要注意です。

このように熱したフライパンで生地の底に軽く焦げ目がつくくらいに焼いてから、
極強火で熱しておいた魚焼きグリル(網には4枚重ねのアルミホイルを敷いておきます)に移し、
チーズがフツフツいってクラストの表面に焦げ目がつくくらいまで焼きあげると、
よりいっそう本場の石窯焼ピッツァに近くなるそうです。
魚焼グリルは、家庭用では一番火力が強い調理器具なのだとか。
こちらのやり方も是非お試しください。

では、Buon appetito!


「食クラスターフォーラムin空知」&「そらち食のフェスティバル」

2012年03月15日 | 日記
「食クラスター」は、北海道の食に関わる幅広い産業(産)と関連機関(学官金)が
オール北海道で今まで以上に連携・協働し、北海道ならではの食の総合産業を構築しようとする取組。
1600余りの個人や団体などが参画し、魚醤油や鮭ぶしの開発といった様々な成果が生まれています。
お米や大豆、野菜、ワインなど、豊かな食に恵まれた空知でも
食クラスターの取組をさらに盛り上げて行こうと、
明日3月16日、「食クラスターフォーラムin空知」が開催されます。




B級グルメの祭典「B-1グランプリ」で2010年に入賞を果たした
「オホーツク北見塩やきそば」推進協議会の抜山嘉友(ぬきやまよしとも)さんを
講師にお迎えした基調講演の他、北海道大学観光学高等研究センター 内田准教授の
コーディネートによるパネルディスカッション、
パネラーには、地元岩見沢で農産物を利用した特産品の開発などに取り組む西方洋昭さん、
健康玉ねぎ「さらさらレッド」で知られる(有)植物育種研究所の岡本大作さん、
ワインソムリエとして活躍中の池田卓矢さんが参加、どんなお話が聞けるか楽しみですね。

さらに、このフォーラムに合わせて開催される「そらち食のフェスティバル」では、
岩見沢バーガーや中村のとりめし、赤平のがんがん鍋、砂川のスイーツなど、
空知の美味しいものを味わっていただくことができます。




オホーツク北見塩やきそばも特別出展、ワインやお酒の販売コーナーもあり、
空知の食を存分に楽しんでいただけますよ。
皆さん、是非お越しください!

○食クラスターフォーラムin空知
 と き:3月16日(金) 14:00~16:30
 ところ:ホテルサンプラザ 3階 金鶏の間
     (岩見沢市4条東1丁目6-1)
○そらち食のフェスティバル
 と き:3月16日(金) 11:00~20:00
 ところ:ホテルサンプラザ 2階

 ※フォーラムに参加ご希望の方は、氏名、連絡先を明記の上、
  ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
  (株)北海道二十一世紀総合研究所「食クラスターフォーラムin空知」
    FAX   011-231-3143
    E-mail  forum@htri.co.jp